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 理学部 生物分子科学科 分子生物学部門 曽根研究室(分子神経生物学)
 Laboratory of Molecular Neurobiology

准教授:
  曽根 雅紀
■ 概要
神経変性と神経発生の分子機構
1. ショウジョウバエモデルを用いた神経変性疾患関連遺伝子の解析
アルツハイマー病、ポリグルタミン病などの関連遺伝子を改変したモデルショウジョウバエの表現型観察から、神経変性が生じる分子機構を明らかにし、神経変性疾患の治療法開発につながる生物学的知見を得ることを目的とし、研究を行った。
2. 脳機能発現のための分子機構
行動に異常を示すショウジョウバエ変異体原因遺伝子の解析から、脳が高度な機能を発揮するために必要な発生期の分子機構を明らかにすることを目指した。特に、細胞内蛋白質小胞輸送の調節機構との関連に着目して分子生物学的研究を行った。
■ Keywords
ショウジョウバエ、神経変性疾患、小胞輸送
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  科学研究費補助金 基盤研究(C)
 研究課題:細胞内蛋白質輸送の異常によって生じる神経変性機構  (研究代表者:曽根雅紀)
 研究補助金:1050000円  (代表)
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















曽根 雅紀   准教授
理学博士
    1          
 4
 
 
 1
(1)
 2
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研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














曽根 雅紀   准教授
理学博士
         
 
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(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Takuya Tamura, Masaki Sone, Yoko Nakamura, Teppei Shimamura, Seiya Imoto, Satoru Miyano, Hitoshi Okazawa:  A restricted level of PQBP1 is needed for the best longevity of Drosophila.  Neurobiology of aging  34 :356.e11 -365.e20 , 2013
■ 学会発表
国内学会
1. ◎田村拓也, 曽根雅紀, 中村蓉子, 島村徹平, 井元清哉, 宮野悟, 岡澤均: 発現量依存的に寿命をコントロールする遺伝子、PQBP1.  第85回日本生化学会大会,  福岡国際会議場・マリンメッセ福岡(福岡市),  2012/12
2. ◎田村拓也, 曽根雅紀, 中村蓉子, 島村徹平, 井元清哉, 宮野悟, 岡澤均: 発現量依存的に寿命をコントロールする遺伝子、PQBP1.  第35回日本分子生物学会年会,  福岡国際会議場・マリンメッセ福岡(福岡市),  2012/12
3. Sam S. Barclay, ◎田村拓也, 伊藤日加瑠, 島村徹平, 勝田明寿香, 曽根雅紀, 塩飽裕紀, 田川一彦, 井元清哉, 宮野悟, 岡澤均: 脊髄小脳変性症1型におけるDNA損傷修復遺伝子の効果:in vivoスクリーニング.  第35回日本神経科学大会,  名古屋国際会議場(名古屋市),  2012/09
4. ◎田村拓也, 曽根雅紀, 岩坪威, 田川一彦, Erich Wanker, 岡澤均: DNA修復タンパク質・Ku70はハンチントン病の神経変性を抑制する.  第53回日本神経学会学術大会,  東京国際フォーラム(東京都千代田区),  2012/05
その他
1. ◎田村拓也, Sam Barclay, 藤田慶大, 伊藤日加瑠, 本木和美, 島村徹平, 勝田明寿香, 塩飽裕紀, 曽根雅紀, 田川一彦, 井元清哉, 宮野悟, 岡澤均: 脊髄小脳変性症1型におけるDNA損傷修復遺伝子の効果;in vivo screeningによる解析.  第5回 東京医科歯科大学 CBIR若手インスパイアシンポジウム,  東京医科歯科大学(東京都文京区),  2013/02
2. ◎田村拓也, Sam Barclay, 藤田慶大, 伊藤日加瑠, 本木和美, 島村徹平, 勝田明寿香, 塩飽裕紀, 曽根雅紀, 田川一彦, 井元清哉, 宮野悟, 岡澤均: SCA1病態におけるDNA損傷修復異常.  第5回分子高次機能研究会,  KKRホテルびわこ(大津市),  2012/08
3. ◎曽根雅紀, 田村拓也, 岩坪威, 岡澤均: 核内・核近傍の分子を標的とした神経変性疾患モデルショウジョウバエ研究.  東京医科歯科大学 第3回難治疾患共同研究拠点シンポジウム,  東京医科歯科大学(東京都文京区),  2012/07
  :Corresponding Author
  :本学研究者