<<< 前 2008年度 | 2009年度 | 2010年度
 薬学部 薬剤学教室
 Department of Pharmaceutics

教授:
  寺田 勝英
准教授:
  米持 悦生
助教:
  吉橋 泰生
■ 概要
固体医薬品の有効性と安定性に直接関係するプレフォーミュレーションに関する研究と製剤設計に関する研究が中心となっている。
1.固体医薬品のキャラクタリゼーションに関する研究
X線回折、X線-DSC、熱分析(DSC,DTA,TMA,微少熱量計)、固体NMR、等温水蒸気吸着装置、原子間力顕微鏡(AFM)、赤外吸収スペクトル、ラマンスペクトルなどにより、非晶質医薬品の物理化学的性質、結晶化度の評価、結晶多形、水和物のキャラクタリゼーション、非晶質や結晶多形の転移、溶解性予測などについて研究を行っている。
2. 原体や添加剤の表面自由エネルギーに関する研究
原薬や添加剤の固体表面物性を自動表面張力計、IGC(Inverse Gas Chromatograph)ならびに接触角計などを用いて定量的に評価する方法について検討を行っている。結晶形態(晶癖)と溶解性、原薬や添加剤の粉砕による溶解性、表面修飾による物性変化、臼の表面物性と打錠障害、滑沢剤の物性と製剤の溶解性などについて表面自由エネルギーという観点から検討を行っている。
3. 近赤外スペクトルの物性評価への応用に関する研究
近赤外スペクトルを用いて非破壊分析により混合、造粒、打錠などの製剤工程中での製剤の品質管理、品質保証への応用について検討を行なっている。
4. 経肺投与用微粒子に関する研究
経肺投与製剤として表面改質したキャリア粒子の設計、またキャリア粒子を用いないで直接経肺投与を目指した薬物粒子としての設計について検討を行っている。
5. 固体分散体中の非晶質医薬品の安定性に関する研究
PVP、HPMCなどを用いた固体分散体中での非晶質医薬品の物理的安定性を予測する方法について行っている。すなわち、医薬品の分子構造、分子間相互作用の仕方などと物理的安定性との関係、さらには、熱分析による固体分散体の物理的安定性予測に関する研究を行なっている。
6. 凍結乾燥製剤の最適製法に関する研究
凍結乾燥製剤は、予備凍結、一次乾燥、二次乾燥を経て製剤が得られるが、製法により著しく化学的安定性の異なる製剤が得られる。X線-DSC同時測定、さらには低温顕微鏡観察などを用い、最適な凍結乾燥の製法ならびに新規の安定化剤の検討を行っている。
7. 大型放射光施設を利用した製剤研究
大型放射光施設SPring-8を利用して、粉末X線回折からの結晶構造解析、製剤中の原薬の状態を測定、また顕微分光により製剤中の医薬品の微視的状態を評価する方法に関する検討を行っている。
8. 結晶のスクリーニングに関する研究
ハイスループットスクリーニング装置を用いた、結晶多形のスクリーニングやco-crystalのスクリーニングを行い、原薬として最適な結晶形態の検討を行っている。
9. 計算化学による結晶形態と物性との関係に関する研究
医薬品結晶の形態と各結晶面の性質を計算化学により求め、結晶のパッキングエネルギーと濡れ性や溶解性との関係に関する研究を行なっている。
10. 製剤中の医薬品や添加剤の分散状態のマッピングに関する研究
製剤中の医薬品の分散状態は、医薬品性剤の品質に影響するため、NIRやRamanによるイメージングにより、製剤中の医薬品や添加剤の分散状態の解析に関する研究を行なっている。
■ Keywords
Polymorphs, Amorphous, X-ray diffraction, Thermal analysis, Solid state NMR, Atomic force microscopy, Surface free energy, Near infrared spectroscopy, MRI imaging, Drug delivery system, Drug stability, Compatibility, Solid dispersion, Formulation, Freeze drying, Drug screening
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  平成21年度学術研究振興基金
 研究課題:高齢者に高発する筋疾患に対する治療戦略  (研究代表者:寺田勝英)
 研究補助金:4100000円  (代表)
2.  平成22年度厚生労働科学研究費補助金政策創薬総合研究事業
 研究課題:医薬品製剤及び製造工程の科学的開発戦略を実現させるための製剤評価及び製造工程評価法の開発研究  (研究分担者:寺田勝英)
 研究補助金:1500000円  (分担)
■ 教授・准教授・講師の公的役職
1.  寺田勝英 :(社)国際厚生事業団研修事業部, 必須医薬品製造品質管理研修(GMPコース)運営委員, 薬事行政官研修運営委員, 財団法人高輝度光科学研究センター (JASRI)利用研究課題審査委員会分科会レフェリー, 日本薬学会役員等候補者選考委員会委員,薬学教育6年制に対応した国家試験の円滑な実施のための問題作成のあり方に関する研究研究協力者, 薬剤師国家試験問題出題基準改定部会委員, 千葉大学大学院学位論文審査委員, 薬学共用試験CBT問題管理委員, 平成22年度大学評価委員会大学評価分科会委員, 明治薬科大学大学院非常勤講師製剤学特論,独立行政法人医薬品医療機器総合機構専門委員, 日本薬局方原案審議委員会製剤委員
2.  米持悦生 :(独)医薬品医療機器総合機構物性試験法委員会委員, (財)医薬情報担当者教育センター試験委員会委員
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  製剤機械技術研究会平成22年度第9期 教育研修会 物性測定  (教育研修会員 : 製剤機械技術研究会 )  ,千葉  2010/05
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  寺田勝英 :日本薬学会幹事, 日本薬剤学会理事, 製剤機械技術研究会顧問,日本PDA製薬学会会長
2.  米持悦生 :日本薬学会・ファルマシア編集委員, 製剤機械技術研究会・HP委員会委員長, PAT委員会委員, 日本薬剤学会・評議員,編集委員会アドバイザー, 日本熱測定学会・幹事
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















寺田 勝英   教授
博士(薬学)
 5   11   1       8
(6)
 33
(18)
 4
(3)
 10
(7)
 5
(5)
 
米持 悦生   准教授
博士(薬学)
 1 4  7          5
(4)
 29
(16)
 3
(2)
 9
(6)
 7
(7)
 2
(2)
吉橋 泰生   助教
博士(薬学)
    3          2
(1)
 28
(16)
 1
 9
(6)
 
 1
(1)
 6 0  0 0  0  15
(11)
 8
(5)
 12
(12)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














寺田 勝英   教授
博士(薬学)
 5        8
(6)
 4
(3)
 5
(5)
米持 悦生   准教授
博士(薬学)
 1        5
(4)
 3
(2)
 7
(7)
吉橋 泰生   助教
博士(薬学)
         2
(1)
 1
 
 6 0  0 0  0  15
(11)
 8
(5)
 12
(12)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Yonemochi E.:  Estimation of physicochemical stability of the formulation using solid dispersion technique and its application for formulation design.  PHARM TECH JAPAN  26 (4) :661-666 , 2010
2. 寺田勝英,米持悦生:  メカノフュージョン処理による医薬品原薬の成形性改善効果のテラヘルツ放射光を用いた顕微マッピング測定による解明.  SPring8一般課題実施報告書 [課題番号: 2010A1357]  :A1357 , 2010
3. 寺田勝英,米持悦生:  赤外-遠赤外領域の放射光を用いた顕微赤外マッピング測定による経皮吸収型製剤の分子状態評価.  SPring8一般課題実施報告書 [課題番号: 2010B1212]  2010B1212 :1212 , 2010
4. 米持悦生:  色材サロン.  色材協会誌  83 :95-96 , 2010
5. 寺田勝英:  新たな薬学教育制度と研究展開.  熱測定  37 (2) :57 , 2010
6. 米持悦生:  Crystal properties important in formulation of pharmaceuticals.  分離技術  41 (1) :16-20 , 2011
7. Jin H, Tatsuya S, Hiroaki N, Katsuhide Terada:  Quantification of pharmaceutical polymorphs and prediction of dissolution rate using theophylline tablet by terahertz spectroscopy.  Chemical & Pharmaceutical Bulletin  59 :442-446 , 2011
8. Masuda K, Ishige T, Yamada H, Fujii K, Uekusa H,Miura K, Yonemochi E,Terada K:  Study of the Pseudo-Crystalline Transformation from Form I to Form II of Thiamine Hydrochloride (Vitamin B1).  Chemical & pharmaceutical bulletin  59 (1) :57-62 , 2011
9. Takata N, Takano R, Uekusa H, Hayashi Y, Terada K:  A Spironolactone-Saccharin 1:1 cocrystal hemihydrate.  Crystal Growth & Design  10 (5) :2116-2122 , 2010
10. Miura H, Kanebako M, Shirai H, Nakao H, Inagi T, Terada K:  Enhancement of dissolution rate and oral absorption of a poorly water-soluble drug, K-832, by adsorption onto porous silica using supercritical carbon dioxide.  European journal of pharmaceutics and biopharmaceutics  76 (2) :215-221 , 2010
11. Huanbutta K, Sriamornsak P, Limmatvapirat S, Luangtana-anan M, Yoshihashi Y, Yonemochi E, Terada K:  Swelling kinetics of spray-dried chitosan acetate assessed by magnetic resonance imaging and their relation to drug release kinetics of chitosan matrix tablets.  European journal of pharmaceutics and biopharmaceutics : official journal of Arbeitsgemeinschaft für Pharmazeutische Verfahrenstechnik e.V  77 (2) :320-326 , 2011
12. Kadoya S, Fujii K, Izutsu K, Yonemochi E, Terada K, Yomota C, Kawanishi T.:  Freeze-drying of proteins with glass-forming oligosaccharide-derived sugar alcohols.  International journal of pharmaceutics  389 (1-2) :107-113 , 2010
13. Kawakami K, Sumitani C, Yoshihashi Y, Yonemochi E, Terada K.:  Investigation of the dynamic process during spray-drying to improve aerodynamic performance of inhalation particles.  International journal of pharmaceutics  390 (2) :250-259 , 2010
14. Suzuki T, Araki T, Kitaoka H, Terada K:  Studies on mechanism of thermal crystal transformation of sitafloxacin hydrates through melting and recrystallization, yielding different anhydrates depending on initial crystalline forms.  International journal of pharmaceutics  402 (1-2) :110-116 , 2010
15. Miura H, Kanebako M, Shirai H, Nakao H, Inagi T, Terada K:  Stability of amorphous drug, 2-benzyl-5-(4-chlorophenyl)-6-[4-(methylthio)phenyl]-2H-pyridazin-3-one, in silica mesopores and measurement of its molecular mobility by solid-state 13C NMR spectroscopy.  International journal of pharmaceutics  410 (1-2) :61-67 , 2011
16. Ito M, Suzuki T, Yada S, Nakagami H, Teramoto H, Yonemochi E, Terada K:  Development of a method for nondestructive NIR transmittance spectroscopic analysis of acetaminophen and caffeine anhydrate in intact bilayer tablets.  Journal of pharmaceutical and biomedical analysis  53 (3) :396-402 , 2010
17. Izutsu K, Fujii K, Katori C, Yomota C, Kawanishi T, Yoshihashi Y, Yonemochi E, Terada K:  Effects of solute miscibility on the micro- and macroscopic structural integrity of freeze-dried solids.  Journal of pharmaceutical sciences  99 (11) :4710-4719 , 2010
18. Momose W, Imai K, Yokota S, Yonemochi E, Terada K:  Process analytical technology applied for end-point detection of pharmaceutical blending by combining two calibration-free methods: Simultaneously monitoring specific near-infrared peak intensity and moving block standard deviation.  Powder Technology  210 (2) :122-131 , 2011
総説及び解説
1. 寺田勝英:  製剤機械技術の将来展望.  Pharm Tech Japan  27 (2) :223-233 , 2011
その他
1. 寺田勝英, 米持悦生:  政策創薬総合研究事業 先端技術を応用した製剤の品質確保と評価に関する研究 原薬及び製品の品質に影響する物性評価法の開発 熱浸透率センサーによるステアリン酸マグネシウムの滑沢剤効果の研究.  製剤開発および製造工程管理研究グループ 平成21年度研究報告書  :9-14 , 2010
■ 著書
1. 佐藤清隆,北村光孝,松岡正邦,J.H.ter Horst,久保田徳昭,大嶋寛,髙田則幸,寺田勝英,大澤映二,後藤仁志,田中宏一,山下一夫,加藤喜章,増井義之,間中敦史,加々良耕二,河原史郎,羽田麻衣子:  結晶多形のスクリーニング.  結晶多形の基礎と応用  307.  シーエムシー出版,  東京, 2010
2. 寺田勝英, 高山幸三:    製剤化のサイエンス  127-144, 157-169.  ネオメディカル,  神奈川, 2011
■ 学会発表
国内学会
1. ◎佐野翔平,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: 高分子膜に対する非晶質医薬品分子の拡散速度と温度依存性の検討.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
2. ◎山田裕明,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: MRIを用いたHPMC 錠剤からのニフェジピン放出挙動に及ぼすゲル粘度の影響の評価.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
3. ◎大島悠,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英,大道寺謙悟,白木広治,高田則幸,肥後正一,白鳥康彦: 分子運動性からみた高分子による固体分散体中医薬品の安定化メカニズムの解明.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
4. ◎伊藤雅隆,宮本隆史,藤井孝太郎,植草秀裕,黒部裕之,増田孝明,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: Acyclovirの多形転移と転移メカニズム.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
5. ◎土戸康平,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: 固体NMRによるシクロデキストリンとの混合粉砕物中における有機医薬品の分子状態.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
6. ◎八巻琢哉,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英,森山広思,伊豆津健一,四方田千佳子,川西徹: 凍結乾燥製剤における凍結保護剤のコラプス現象の評価.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
7. ◎吉橋泰生,佐藤正樹,米持悦生,寺田勝英: 熱分析によるステアリン酸マグネシウムの物性評価とロット間差.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
8. ◎佐藤大幹,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: エテンザミド-有機酸Cocrystalの探索及び溶出性改善メカニズムの検討.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
9. ◎寺田勝英,畑中俊亮,吉橋泰生,米持悦生: アスピリン結晶面の分子配列が結晶成長及び溶解性に及ぼす効果.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
10. ◎米持悦生,森井譲治,吉橋泰生,寺田勝英: 医薬品粉体の打錠用杵へのスティッキング特性に及ぼす粉体の表面物性の影響.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
11. ◎李丹瑜,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英,藤井孝太郎,植草秀裕: アシクロビルを用いたcocrystalスクリーニング及び結晶構造解析.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
12. ◎鈴木徹也,新木哲也,北岡宏章,寺田勝英: 合成抗菌薬 シタフロキサシン水和物の熱的結晶転換挙動と結晶構造の相関に関する研究.  日本薬学会第131年会,  静岡,  2011/03
13. ◎寺田勝英: 物性研究者からみた医薬品の品質.  日本PDA製薬学会 電子記録電子署名 第100回記念委員会,  東京,  2011/03
14. ◎米持悦生: 結晶の溶解度を考える.  日本薬剤学会 経口吸収フォーカスグループ第1回合同合宿討論会,  静岡,  2011/02
15. ◎米持悦生: 製剤分野で重要な結晶物性.  分離技術会 第5回晶析操作の基礎と実践 結晶創りのための分析技術から品質制御まで,  東京,  2011/01
16. ◎黒部裕之,藤井孝太郎,植草秀裕,伊藤雅隆,増田孝明,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: 医薬品アシクロビルの多形転移をその単結晶・粉末構造解析.  日本結晶学会年会,  大阪,  2010/12
17. ◎久積仁,鈴木達也,中上博秋,寺田勝英: テラヘルツ分光法を用いた製剤中の結晶多形の定量分析と溶出性予測.  第27回製剤と粒子設計シンポジウム,  石川,  2010/10
18. ◎長谷川悠祐,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英,川上亘作: 低ガラス転移温度を有する希少糖プシコースの噴霧乾燥製剤設計.  第27回製剤と粒子設計シンポジウム,  石川,  2010/10
19. ◎畑中俊亮、吉橋泰生、米持悦生、寺田勝英: アスピリン結晶におけるへき開性と溶解性メカニズムの検討.  第27回製剤と粒子設計シンポジウム,  石川,  2010/10
20. ◎森井譲治,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: 粉体の打錠用杵への付着性に及ぼす粉体の表面物性の影響.  第48回粉体に関する討論会,  香川,  2010/10
21. ◎土戸康平,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: シクロデキストリンとの混合粉砕による有機化合物の分子状態の変化.  第48回粉体に関する討論会,  香川,  2010/10
22. ◎藤永真由美,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: メカノフュージョン処理による粒子の表面物性の変化と成形性・溶出性の改善.  第48回粉体に関する討論会,  香川,  2010/10
23. ◎寺田勝英: 医薬品開発と最近の物性評価技術.  物性シンポジウム2010,  東京,  2010/10
24. ◎米持悦生: 微少領域熱分析による医薬品結晶化過程の評価.  物性シンポジウム2010,  東京,  2010/10
25. ◎佐野翔平、吉橋泰生、米持悦生、寺田勝英: EUDRAGIT 固体分散体の医薬品分子拡散挙動の評価に基づいた処方設計.  第54回日本薬学会関東支部大会,  東京,  2010/10
26. ◎寺田勝英: 熱分析の医薬品開発への応用.  第46回熱測定討論会,  津,  2010/09
27. ◎佐藤正樹,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: TG-DTAによるステアリン酸マグネシウムの物性評価と粉体特性に及ぼす影響.  第46回熱測定討論会,  津,  2010/09
28. ◎川上亘作,長谷川悠祐, 吉橋泰生, 米持悦生, 寺田勝英: 薬物と添加剤の相溶性に基づく製剤設計のための熱分析の利用.  第46回熱測定討論会,  津,  2010/09
29. ◎寺田勝英: 医薬品添加剤の物性評価に基づく製剤設計.  第3回 カラコンフォーラム,  東京,  2010/09
30. ◎寺田 勝英: 製剤化のための最適な原薬の結晶形態の設計.  化学工学会 第42回秋季大会,  京都,  2010/09
31. ◎川上亘作, 長谷川悠祐, 吉橋泰生, 米持悦生, 寺田勝英: 第ガラス転移温度が低い希少糖の吸入用噴霧乾燥粒子設計.  第26回日本DDS学会学術集会,  大阪,  2010/06
32. ◎寺田勝英: 熱力学的評価によるアクリノールの結晶転移メカニズムの解析.  日本薬剤学会 第25年会,  徳島,  2010/05
33. ◎吉橋泰生,山根弓佳,米持悦生,寺田勝英: 種々の調製法がHPMCの表面物性に及ぼす効果に関する研究.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
34. ◎佐野翔平,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: ラマン分光計を用いた高分子中の拡散挙動の解析 非晶質薬物の結晶化因子の算出.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
35. ◎寺田勝英,井戸田尚子,吉橋泰生,米持悦生,藤井孝太郎,植草秀裕: 熱力学的評価によるアクリノールの結晶転移メカニズムの解析.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
36. ◎植戸隆充,高田則幸,室山知宏,根津暁充,佐々木明澄,湯山京子,谷田智嗣,肥後正一,寺田勝英: Furosemido Nicotinamido cocrystal 結晶多形キャラクタリゼーション.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
37. ◎池田幸弘,石原揚子,森脇俊哉,加藤英志,寺田勝英: テラヘルツ分光測定法による結晶多形の分析ならびに創薬段階における開発形の選定.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
38. ◎米持悦生,加納健雄,吉橋泰生,寺田勝英: 攪拌造粒における粒子生成メカニズムの研究.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
39. ◎佐藤正樹,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: 熱浸透率センサーによる混合のモニタリングとステアリン酸マグネシウムの物性評価.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
40. ◎山田裕明,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: MRIを用いた水の緩和時間測定によるHPMC成形物膨潤層の分子運動性の評価.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
41. ◎森井譲治,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: 表面自由エネルギーから考察した粉体の打錠用杵への付着現象.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
42. ◎長谷川悠祐,川上亘作,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: ガラス転移温度が低い希少糖の噴霧乾燥製剤設計.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
43. ◎畑中俊亮,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英: アスピリン結晶におけるへき開性と溶解性メカニズムの検討.  日本薬剤学会第25年会,  徳島,  2010/05
44. ◎Izutsu K, Yomota C, Kawanishi T, Fujii K, Yonemochi E, Terada K: Thermal Analysis of Multi-component Frozen Solutions for Lyophilized Formulation Development.  21st IUPAC International Conference on Chemical Thermodynamics ICCT-2010,  Tsukuba, Japan,  2010/08
国際学会
1. ◎八巻琢哉,伊豆津健一,吉橋泰生,米持悦生,寺田勝英,森山廣思: 凍結乾燥顕微鏡を用いた糖と高分子のコラプス現象評価.  第54回日本薬学会関東支部大会,  東京,  2010/10
2. ◎Katsuhide T: Particle Design for the Optimal Performance of Solid Pharmaceuticals.  CNNDD,  Daejeon, South Korea,  2011/01
3. ◎Sayaka I, Akiko S, Hidehiro U, Etsuo Y, Katsuhide T: Hydration and dehydration mechanism and crystal structure of tetracaine hydrochloride.  Pacifichem 2010,  Honolulu,USA,  2010/12
4. ◎Hidehiro U, Etsuo Y, Katsuhide T: Polymorphic transition of pharmaceutical crystals investigated by ab initio structure determination from powder diffraction data.  Pacifichem 2010,  Honolulu,USA,  2010/12
5. ◎Hasegawa Y,Kawakami K,Yoshihashi Y,Yonemochi E,Terada K: Formulation Study of Psicose for Pulmonary Drug Delivery.  2010 AAPS Annual Meeting and Exposition,  New Orleans, LA, USA,  2010/11
6. ◎Kurobe H,Aoki M,Uekusa H,Yoshihashi Y,Yonemochi E,Terada K: The mechanism of hygroscopic improvement of valproic acid based on structure analysis and
Morphology.  2010 AAPS Annual Meeting and Exposition,  New Orleans, LA,USA,  2010/11
7. ◎Morii J,Yoshihashi Y,Yonemochi E,Terada K: New method for the selection of punch on the basis of surface analysis.  2010 AAPS Annual Meeting and Exposition,  New Orleans, LA, USA,  2010/11
8. ◎Terada K: Crystal Design for the Optimal Performance of Solid Pharmaceuticals.  2010 AAPS Annual Meeting and Exposition,  New Orleans, LA, USA,  2010/11
9. ◎Yonemochi E,Yoshihashi Y,Terada K: Prediction methodology for the physical stability of solid dispersion using DSC.  2010 AAPS Annual Meeting and Exposition,  New Orleans, LA, USA,  2010/11
10. ◎Yonemochi E: Imaging Technology for Understanding Process in Pharmaceutical Manufacturing.  2010 AAPS Annual Meeting and Exposition,  New Orleans, LA, USA,  2010/11
11. ◎Yonemochi E,Yoshihashi Y,Terada K: Study of segregation of pharmaceutical ingredients during granulation process by Raman imaging.  7th Joint Academic Meeting of the three Faculties of Toho University,  Funabashi, Japan,  2010/10
12. ◎Terada K: Use of NIR and MRI in dissolution testing.  FIP,  Lisbon, Portugal,  2010/08
13. ◎Terada K, Itoda N, Yoshihashi Y, Yonemochi E, Uekusa H: Moisture Adsorption Mechanism of Acrinol Anhydrates by Thermal Analysis.  21st IUPAC International Conference on Chemical Thermodynamics ICCT-2010,  Tsukuba, Japan,  2010/08
14. ◎Yonemochi E, Sato M, Yoshihashi Y, Terada K: Evaluation of Mixing Behavior of Pharmaceutical Powders Containing Magnesium Stearate by Thermal Effusivity Sensor.  21st IUPAC International Conference on Chemical Thermodynamics ICCT-2010,  Tsukuba. Japan,  2010/08
15. ◎Yoshihashi Y, Yonemochi E, Terada K : The Prediction of the Physical Stability of Amorphous Naproxen in Solid Dispersion Using DSC .  21st IUPAC International Conference on Chemical Thermodynamics ICCT-2010,  Tsukuba, Japan,  2010/08
16. ◎Kawakami K, Hasegawa Y, Yoshihashi Y, Yonemochi E, Terada K: Effect of Drug-Excipient Miscibility on Particle Formation in the Spray-Drying Process.  21st IUPAC International Conference on Chemical Thermodynamics ICCT-2010, 2010,  Tsukuba, Japan,  2010/08
17. ◎Terada K: Solid State Phase Transition Process by Powder X-ray Diffraction Structural Analysis.  IWPCPS-12,  Lilli, France,  2010/06
その他
1. ◎米持悦生: 初心者のための熱分析の基礎と応用 基礎と高分子・無機・電子材料・医薬品への応用 医薬品の熱分析.  第66回熱測定講習会,  東京,  2011/03
2. 長谷川悠祐,米持悦生: 噴霧乾燥法による粒子製剤設計と粒子表面形状に関する研究.  スプレードライヤーセミナー2011,  東京,  2011/01
3. ◎米持悦生: DSC及びマイクロカロリメータの活用例 医薬品製剤評価試験を例として.  熱分析スクール,  東京,  2010/10
4. ◎米持悦生: 「熱量測定・熱分析ハンドブック」を有効に活用するために.  日本熱測定学会 基礎セミナー,  東京,  2010/10
5. ◎寺田勝英: 核磁気共鳴法の基礎と製剤研究への応用.  第30回 生命科学シンポジウム,  千葉,  2010/10
6. ◎寺田勝英: 「X線回折」、「各種スペクトル測定」.  明治薬科大学大学院 製剤学特論,  東京,  2010/10
7. ◎米持悦生: 製剤添加剤の物性評価系の構築と製剤設計への応用 固体分散体を例として.  第12回オイドラギットセミナー コントロールリリース製剤への挑戦 理想の製剤開発を目指して,  大阪,  2010/09
8. ◎宮澤純之,山田裕明,米持悦生: 見える化ツールくすりの溶け方のMRIによる可視化.  千葉エリア産官学連携オープンフォーラム 2010 未来を創る/千葉の新時代へ,  千葉,  2010/09
9. ◎藤永真由美,米持悦生: あらゆる医薬品の錠剤化をめざして.  千葉エリア産官学連携オープンフォーラム 2010 未来を創る/千葉の新時代へ,  千葉,  2010/09
10. ◎米持悦生: 製剤添加剤の物性評価系の構築と製剤設計への応用 固体分散体を例として.  第12回オイドラギットセミナー コントロールリリース製剤への挑戦 理想の製剤開発を目指して,  東京,  2010/09
11. ◎米持悦生: 初心者のための熱分析の基礎と応用 熱分析の基礎と高分子・医薬品・生体高分子への応用 医薬品の熱分析.  第65回熱測定講習会,  大阪,  2010/09
12. ◎寺田勝英: 分子製剤学に基づいた医薬品の物性評価.  星薬科大学,  東京,  2010/05
13. Terada K: Crystal Design for the Optimal Performance of Solid Pharmaceuticals.  Silpakorn University,  Bangkok,Thailand,  2010/10
14. ◎寺田勝英: 医薬品製造技術と品質評価 医薬品製造の基礎知識と重要工程のパラメータ-医薬品の物性評価: 粉末X線回折.  第9期内服固形製剤教育研修会,  千葉,  2010/04
15. ◎米持悦生: 医薬品製造技術と品質評価 医薬品製剤の基礎知識と重要工程のパラメータ:比表面績、粒度測定、その他.  第9期内服固形製剤教育研修会,  千葉,  2010/04
  :Corresponding Author
  :本学研究者