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 医学部 医学科 内科学講座 消化器内科学分野(大橋)
 Division of Gastroenterology and Hepatology, Department of Internal Medicine (Ohashi)

教授:
  前谷 容
講師:
  浮田 雄生
■ 概要
1.消化管疾患
消化管疾患では内視鏡を中心とした検査を行っており,特に空腹状態で来院された患者様には,出来る限り上部消化管内視鏡は同日に施行することに努めています。初診時に施行できなくとも上部,下部消化管内視鏡ともに1週間以内には検査を施行する体制をとっています。腫瘍性病変は上皮性,非上皮性を問わず的確な診断を目指しており,X線透視や内視鏡的超音波断層法(EUS),拡大内視鏡,特殊光を用いた内視鏡を組み合わせ診断能の向上に努めています。食道・胃・大腸の早期悪性腫瘍に対する内視鏡治療として,従来の内視鏡的粘膜切除術(EMR),吸引結紮による粘膜切除術(EMRC)に加え,内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)を年間約100例程度行っており高い完全切除率を達成しております。偶発症率は低く,安全な手技を目指しており,年間の紹介患者様も増加しております。大腸腫瘍に対するESDは厚生労働省に承認され,高度先進医療として行っております。進行癌に対しては、切除可能例は外科との連携にて速やかな対応を、また切除不能例については化学療法とともに狭窄に対する拡張、ステント治療を積極的に行いQOLの向上を目指しています。胃・十二指腸潰瘍や胃食道静脈瘤などの出血性病変に対する緊急内視鏡的止血術にも積極的に取り組んでいます。潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患では,腹部超音波検査,レントゲン,CT,内視鏡検査による総合的な診断を行っており,治療においては,栄養療法,薬物療法に加え,血球成分除去療法を組み入れて早期の寛解導入を心がけています。
2.肝臓疾患
肝臓疾患では主に肝内悪性腫瘍(肝細胞癌、転移性肝癌)に対し経皮的ラジオ波焼灼療法を積極的に行っています。肝細胞癌の標準的治療として位置づけられているラジオ波治療ですが、他の治療法が奏功しない場合の転移性肝癌に対しても、腫瘍の個数や大きさにとらわれず、腫瘍減量療法も取りいれ治療を展開しています。肝細胞癌に対しては肝動脈塞栓術、肝動注療法なども施行しています。また、C型慢性肝炎に対するインターフェロン治療や、B型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法も行っています。肝硬変に対しても、内服治療やインターフェロン治療などの慢性期の治療も積極的に行っています。肝硬変に伴う腹水や食道静脈瘤、肝性脳症に対しても、内服・点滴治療や内視鏡的静脈瘤硬化療法、内視鏡的静脈瘤結紮術、カテーテルによる側副血行路閉塞術などを施行しています。
3.胆道・膵臓疾患
胆道・膵臓疾患は内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)により精密診断し、それに基づき経乳頭的処置(乳頭切開、膵液採取、結石除去、経口胆道鏡、膵管鏡等)を実施し、現在ERCPの多くは治療目的で施行されています。また、病態よっては経皮経肝的なルートからの減黄、胆管鏡、胆嚢鏡を先行させることもあり、最適なアプローチを考慮して結石除去、癌の診断と治療を行っています。体外衝撃波結石破砕術を積極的に組み入れた治療を展開しています。悪性胆道狭窄は切除不能なことが多く、ステント留置に加えて、放射線化学療法の併用を行っており、切除可能例においては外科との連携をとって速やかな診療を進めています。
■ Keywords
上部消化管疾患, 大腸疾患, 膵疾患, 胆道疾患, 肝疾患, ESD, ERCP, EUS, RFA,TAE, ステント
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  第54回日本消化器画像診断研究会  ( 前谷容 )  ,東京  2011/02
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  前谷 容 :日本内科学会評議員, 日本腹部救急医学会理事・評議員・財務委員・利益相反検討委員, 日本消化器内視鏡学会学術評議員, 日本消化器病学会評議員, 日本胆道学会評議員・学会賞選考委員・評議員選考委員・在り方委員会委員, 日本画像医学会評議員, 日本Microwave Surgery 研究会評議員, HEQ 研究会世話人, Society of Gastrointestinal Intervention(SGI)Scientific Program Committee Member, 肝胆膵画像編集委員, NPO法人PEG ドクターズネットワーク理事
2.  浮田 雄生 :日本消化器内視鏡学会評議員, 日本消化器内視鏡学会関東支部評議員, 日本消化器病学会関東支部評議員, 東京ERCP勉強会監事
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















前谷 容   教授
医学博士
 10 7 3 6  2        2
 22
(1)
 1
 1
 2
 5
(1)
浮田 雄生   講師
医学博士
 2 4 1 5          
 5
 
 1
 
 
池田 真幸   助教
医学博士
   1 1          
 
 
 
 
 
伊藤 紗代   助教
  2  1          1
 13
(1)
 
 
 
 1
大牟田 繁文   助教
 1 6  6          1
 2
 1
 
 
 
掛村 忠義   助教
  2  1          
 12
(1)
 
 
 
 1
三枝 善伯   助教
              2
(1)
 1
 
 
 
 
佐藤 浩一郎   助教
医学博士
 2 1  1          3
 13
(1)
 
 
 
 1
新後閑 弘章   助教
  7  6          
 5
 
 1
 
 
須田 浩晃   助教
              1
 
 
 
 
 
富永 健司   助教
医学博士
  1            1
 2
 
 
 
 
根本 夕夏子   助教
医学博士
  1  1          
 15
(1)
 
 
 
 1
 15 5  2 0  0  11
(1)
 2
(0)
 2
(0)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














前谷 容   教授
医学博士
 10 3  2     2
 1
 2
浮田 雄生   講師
医学博士
 2 1       
 
 
池田 真幸   助教
医学博士
  1       
 
 
伊藤 紗代   助教
         1
 
 
大牟田 繁文   助教
 1        1
 1
 
掛村 忠義   助教
         
 
 
三枝 善伯   助教
         2
(1)
 
 
佐藤 浩一郎   助教
医学博士
 2        3
 
 
新後閑 弘章   助教
         
 
 
須田 浩晃   助教
         1
 
 
富永 健司   助教
医学博士
         1
 
 
根本 夕夏子   助教
医学博士
         
 
 
 15 5  2 0  0  11
(1)
 2
(0)
 2
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Maetani I, Ukita T, Nambu T, Shigoka H, Omuta S, Endo T, Takahashi K:  Comparison of ultraflex and NITI-S stents for palliation of unresectable malignant gastroduodenal obstruction.  Digestive Endoscopy  22 (2) :83-89 , 2010
2. Ikeda M, Maetani I, Terada K, Ukita T, Tada T, Shigoka H, Omuta S, Takahashi K:  Usefulness of endoscopic retrograde biliary biopsy using large-capacity forceps for extrahepatic biliary strictures: a prospective randomized study.  Endoscopy  42 (10) :837-841 , 2010
3. Nambu T, Ukita T, Shigoka H, Omuta S, Maetani I:  Endoscopic retrieval of a disrupted pancreatic stent using a nasopancreatic drainage tube.  Endoscopy  42 (Suppl 2) :E308-9 , 2010
4. Ikeda M, Maetani I:  Reply to ustundag et al.  Endoscopy  43 :79 , 2011
5. Yasuda I, Fujita N, Maguchi H, Hasebe O, Igarashi Y, Murakami A, Mukai H, Fujii T, Yamao K, Maeshiro K, TadaT, Tsujino T, Komatsu Y:  Long-term outcomes after endoscopic sphincterotomy versus endoscopic papillary balloon dilation for bile duct stones.  Gastrointestinal endoscopy  72 (6) :1185-1191 , 2010
6. Nambu T, Ukita T, Shigoka H, Omuta S, Maetani I:  Wire-guided selective cannulation of the bile duct with asphincterotome: a prospective randomized.  Scandinavian journal of gastroenterology  46 (1) :109-15 , 2010
7. 北川智之, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 加藤充, 権勉成, 重歳正和, 竹中由希夫, 大原関利章, 前谷容:  留置スネア補助下に内視鏡的に完全摘除し得た直腸平滑筋腫の1例.  Progress of Digestive Endoscopy  77 (2) :136-137 , 2010
8. 前谷容:  マイクロ波凝固治療の胆管への使用における安全性.  胆道  24 (2) :251-252 , 2010
総説及び解説
1. 大牟田繁文, 前谷容, 高橋啓,:  Challenge QUIZ 貴方も名医.  Clinic Magazine  497 (12) :365-366 , 2010
2. 前谷容:  胃・十二指腸狭窄に対するMetallic stenting.  Gastroenterological Endoscopy  53 (3) :1124-1133 , 2011
3. 前谷容, 新後閑弘章, 富永健司 :  PEGによる長期的な予後やQOLへの効果.  Progress in Medicine  30 (10) :2525-2529 , 2010
4. 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 権勉成, 前谷容, 大原関利章, 高橋啓:  腹部腫瘤-問題.  肝胆膵画像  12 (6) :678-679 , 2010
5. 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 権勉成, 前谷容, 大原関利章, 高橋啓:  腹部腫瘤-前号の問題と解答.  肝胆膵画像  13 (1) :100-104 , 2011
6. 前谷容, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文:  上部消化管狭窄に対するステント留置術の基本.  消化器内視鏡  22 (4) :551-553 , 2010
7. 佐藤浩一郎, 藤沼澄夫, 横内幸, 津戸直樹, 前谷容:  直腸粘膜脱症候群(診断と治療).  消化器内視鏡  22 (8) :1285-1289 , 2010
8. 佐藤浩一郎, 前谷 容, 掛村忠義, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 北川智之, 重歳正和, 加藤充:  腸閉塞(消化管狭窄)に対する内視鏡の役割.  消化器内視鏡  22 (9) :1471-1477 , 2010
9. 前谷容:  上部消化管狭窄に対するStentingのコツ.  消化器内視鏡  23 (1) :140-144 , 2011
10. 前谷容:  これが私の観察法・撮影法 PTCS PTCS所見とその評価.  消化器内視鏡  23 (3) :474-477 , 2011
11. 前谷容, 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 権勉成:  GOOの病態とStent治療.  胆と膵  31 (臨時増刊特大号) :1041-1045 , 2010
12. 前谷容:  内視鏡を用いた消化管減圧術の進歩.  内科  106 (4) :689-692 , 2010
13. 前谷容, 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁, 権勉成:  胆膵悪性腫瘍によるgastric outlet obstruction(GOO)に対する消化管ステントの留置術.  内科  107 (3) :480-484 , 2011
14. 前谷容:  質疑応答:胃十二指腸用ステントの概要と適応.  日本医事新報  4523 :25-26 , 2011
15. 浮田雄生, 前谷容, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文:  PTCSの基本.  消化器内視鏡  22 (4) :693-695 , 2010
症例報告
1. 鴫山文子, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 古畑司, 北川智, 重歳正和, 横内幸, 前谷容:  内視鏡的に切除した粘膜下腫瘍様形態を呈した直腸SM癌の1例.  Progress of Digestive Endoscopy  76 (2) :112-113 , 2010
2. 南部知子, 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 渡辺学, 前谷容:  経口直接胆道鏡下により治療したBillrothⅡ法吻合術後総胆管結石の1例.  胆道  24 (2) :233-238 , 2010
3. Maetani I, Nambu T, Omuta S, Ukita T, Shigoka H:  Treating bilio-duodenal obstruction: combining new endoscopic technique with 6 Fr stent introducer.  World journal of gastroenterology : WJG  16 (22) :2828-2831 , 2010
その他
1. 前谷容:  胃・十二指腸ステント治療.  安心  29 (3) :82-88 , 2011
2. 前谷容:  PTCDを極める -デバイスの選択から達人のテクニックまで- 〈第12回〉誌上討論 -読者からの意見を討議する-.  胆と膵  31 (9) :875-883 , 2010
■ 著書
1. 前谷容:  胆石症診療ガイドライン.  今日の治療指針2011  1807-1812.  医学書院,  東京, 2011
2. 前谷容, 永井裕吾:  PEG造設・管理.  コンセンセス消化器内視鏡 2010~2011  97-108.  日本メディカルセンター,  東京, 2010
■ 学会発表
国内学会
1. ◎加藤充, 佐藤浩一郎, 掛村忠義, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 北川智之, 重歳正和, 齋藤倫寬, 竹中由希夫, 中村陽一, 高橋啓, 前谷容: 内視鏡的に止血しえた十二指腸球部の憩室出血の1例.  第313回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2011/02
2. ◎齋藤倫寛, 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 三枝善伯, 権勉成, 宮内倫沙, 前谷容, 高橋啓: 診断に難渋した肝血管筋脂肪腫の1例.  第313回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2011/02
3. ◎村田望, 五味達哉, 岩崎美樹子, 大岡美奈子, 國弘敏之,長基雅司, 飯塚有応, 甲田英一, 渡邉学, 前谷容, 高橋啓: 増大傾向を示した肝血管筋脂肪腫の一例.  第30回日本画像医学会,  東京,  2011/02
4. ◎鴫山文子, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 加藤充, 北川智之, 重歳正和, 竹中由希夫, 前谷容: 異物、検体回収に対するディスポーザブルスカートの使用経験.  第7回日本消化管学会総会,  京都,  2011/02
5. ◎竹田雅子, 小林康二郎, 宮内倫沙, 原 規子, 竹内 基, 中嶋 均, 中西員茂, 瓜田純久, 麻生敬子, 佐藤真理, 谷口智子, 三浦 健, 坪田貴也, 藤井悠一郎, 吉原克則, 三枝善伯, 前谷 容, 杉本元信: 妊娠初期に意識障害で発症した遅発型オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症の1例.  第2回日本病院総合診療医学会学術総会,  仙台,  2011/02
6. ◎前谷容: 胆道疾患の内視鏡的治療.  第19回日本消化器内視鏡学会北陸セミナー,  福井,  2011/01
7. ◎平山圭穂, 宮内倫沙, 森麻紀子, 齋藤倫寛, 竹中由希夫, 加藤充, 北川智之, 重歳正和, 鴫山文子, 伊藤紗代, 根本夕夏子, 富永健司, 佐藤浩一郎, 掛村忠義, 前谷容, 高林一浩, 大辻絢子, 榎本俊行, 斉田芳久, 五味達哉: 盲腸を先進部とした成人特発性腸重積の1例.  第91回 日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2010/12
8. ◎権勉成, 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 齋藤倫寛, 竹中由希夫, 前谷容, 大原関利章, 高橋啓: EUS-FNABで診断した非ホジキンリンパ腫の1例.  第91回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2010/12
9. ◎竹中由希夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 加藤充, 北川智之, 重歳正和, 平山圭穂, 宮内倫沙, 森麻紀子, 前谷容: PTP食道異物に対し内視鏡用透明スカートを用いて安全に摘出し得た1例.  第91回日本消化器内視鏡学会関東地方,  東京,  2010/12
10. ◎加藤充, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 北川智之, 重歳正和, 齋藤倫寛, 竹中由希夫, 平山圭穂, 宮内倫沙, 森麻紀子, 前谷容, 大原関利章, 藤沼澄夫: 有茎性Mucosal polypとの鑑別を要した腺腫の偽浸潤の一例.  第91回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2010/12
11. ◎重歳正和, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 富永健司, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 北川智之, 加藤充, 平山圭穂, 森麻紀子, 前谷容, 大原関利章, 高橋啓: EUSで比較的高エコーとして描出された食道顆粒細胞腫の1例.  第91回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2010/12
12. ◎北川智之, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 加藤充, 重歳正和, 齋藤倫寛, 竹中由希夫, 平山圭穂, 宮内倫沙, 森麻紀子, 前谷容, 高橋啓,: 多発肝転移を伴った9mmの直腸カルチノイド腫瘍の1例.  第91回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2010/12
13. ◎宮内倫沙竹田雅子, 小林康次郎, 原規子, 中嶋均, 中西員茂, 瓜田純久, 麻生敬子, 佐藤真理, 谷口智子, 三浦健, 坪田貴也, 藤井悠一郎, 吉原克則, 三枝善伯, 前谷容, 杉本元信: 妊娠を契機に発症した遅発型オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症の1例.  第38回日本肝臓学会東部会,  東京,  2010/12
14. ◎伊藤紗代, 佐藤浩一郎, 北川智之, 根本夕夏子, 鴫山文子, 重歳正和, 加藤充, 前谷容: 大腸ESDで穿孔し後腹膜気腫、縦隔気腫および皮下気腫を来した1例.  第28回日本大腸検査学会総会,  東京,  2010/11
15. ◎鴫山文子, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 加藤充, 北川智之, 重歳正和, 横内幸, 前谷容: 内視鏡的に完全摘除し得た上行結腸Lymphoid Hyperplasiaの1例.  第65回日本大腸肛門病学会学術集会,  浜松,  2010/11
16. ◎平山圭穂, 加藤充 , 北川智之, 権勉成, 重歳正和, 根本夕夏子, 五味達哉, 前谷容: 体外式超音波検査が診断契機になった成人大腸腫積の1例.  第22回日本超音波医学会関東甲信越地方会,  東京,  2010/10
17. ◎藤崎純, 金子南紀子, 上田真衣子, 石田啓介, 川田吏, 大木晋輔, 伊藤紗代, 浅井浩司, 高橋啓, 鈴木真事: 腹部超音波検査にて発見された十二指腸(水平脚)原発somatostatinomaの1例.  第22回日本超音波検査医学会関東甲信越地方会学術集会,  東京,  2010/10
18. ◎前谷容: 胆膵・十二指腸疾患における内視鏡治療の現況~WGC・十二指腸ステンティングを中心に~.  第8回甲信越胆膵内視鏡フォーラム,  甲府,  2010/10
19. ◎須田浩晃, 剛崎寛徳, 前谷容: 大腸内視鏡の腹臥位挿入の検討.  第80回日本消化器内視鏡学会総会,  横浜,  2010/10
20. ◎佐藤浩一郎, 掛村忠義, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 北川智, 重歳正和, 前谷容: 細径大腸内視鏡(PCF-Y0005)の有用性の検討.  第80回日本消化器内視鏡学会総会,  横浜,  2010/10
21. ◎佐藤浩一郎: 新型細径大腸内視鏡~苦痛なき内視鏡を目指して~.  第80回日本消化器内視鏡学会総会,  横浜,  2010/10
22. ◎大牟田繁文, 権勉成, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 竹中由希夫, 前谷容: ESWL無効例に対してラージバルーン法が有効であった巨大結石の1例.  第46会日本胆道学会学術集会,  広島,  2010/09
23. ◎新後閑弘章, 前谷容, 富永健司, 権勉成, 齋藤倫寬, 竹中由希夫: PEG後の水分補給における固形化の胃食道逆流及び胃排泄能に対する影響.  第15回PEG・在宅医療研究会(HEQ)学術集会,  横浜,  2010/09
24. ◎三枝善伯, 新後閑弘章, 前谷容: 肝外門脈体循環短絡による肝性脳症に対し経皮経肝的門脈塞栓術が有効であった1例.  第17回日本門脈圧亢進症学会総会,  富山,  2010/09
25. ◎新後閑弘章, 前谷容, 浮田雄生, 南部知子, 大牟田繁文, 三枝善伯, 加藤充, 北川智之, 権勉成, 重歳正和, 斉藤倫寛, 竹中由希夫: 80歳以上の高齢者におけるPTBDによる合併症の検討.  第13回高齢消化器病学会,  東京,  2010/07
26. ◎三枝善伯, 寺谷卓馬, 竹内卓: 大腸癌肝転移巣に対するラジオ波焼灼療法後化学療法(アブーケモ).  第46回日本肝癌研究会,  大阪,  2010/07
27. ◎鴫山文子, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 加藤充, 北川智之, 重歳正和, 竹中由希夫, 前谷容: 直腸カルチノイドの診断と治療における内視鏡的超音波断層法の有用性.  第90回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2010/06
28. ◎北川智之, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 加藤充, 権勉成, 重歳正和, 竹中由希夫, 前谷容, 大原関利章: 留置スネア補助下に内視鏡的に完全摘除し得た直腸平滑筋腫の1例.  第90回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2010/06
29. ◎佐藤浩一郎, 伊藤紗代, 藤沼澄夫, 古畑司, 鴫山文子, 掛村忠義, 根本夕夏子, 北川智之, 重歳正和, 前谷容: 超細径大腸内視鏡(PCF-Y0005)の使用経験.  第79回日本消化器内視鏡学会総会,  東京,  2010/05
30. ◎伊藤紗代, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 三枝善伯, 鴫山文子, 古畑司, 前谷容, 浅井浩司, 中村陽一, 高橋啓: 十二指腸水平脚ソマトスタチノーマの1例.  第96回日本消化器病学会総会,  新潟,  2010/04
国際学会
1. ◎Shigiyama F, Yokouchi Y, Maetani I, Fujinuma S, Kakemura T, Sato K, Nemoto Y, Ito S, Kato M, Kitagawa T, Takenaka Y: A case of lymphoid hyperplasia of the ascending colon treated by endoscopic mucosal resection.  The 10th Korea-Japan Joint Symposium on Gastrointestinal endoscopy,  Seoul, Korea,  2011/03
2. ◎Maetani I: An alternative procedure of biliary stenting in patients with bilioduodenal obstruction.  Asia Endoscopy Future Forum 2011,  Guangzhou, China,  2011/01
3. ◎Omuta S, Maetani I, Ukita T, Nanbu T, Shigoka H, Gon K, Saito M, Watanabe M: Efficacy of placement of thin nasobiliary drainage catheter without sphincterotomy for treatment of postoperative bile leaks.  SGI 2010 (The 4rd Meeting of the Society of Gastrointestinal Intervention),  Seoul, Korea,  2010/10
その他
1. ◎前谷容: 悪性胃十二指腸患者に対するステント治療.  第22回城北緩和医療研究会(日本医師会生涯教育講座認定),  東京,  2011/03
2. ◎前谷容: 消化管ステント    (仮).  千葉消化器疾患研究会,  千葉,  2011/03
3. ◎角田隆巳, 中澤三郎, 小林隆, 菅野健太郎, 関根忠一, 高橋信一, 徳永健吾, 多田知子, 丹藤雄介, 辻川知之, 中村光男, 長谷川範幸, 原澤茂, 馬場忠雄, 藤山佳秀, 前谷容, 松井輝明, 森山光彦, 芳野純治, 野澤歩, 鈴木裕子, 提坂裕子: 茶カテキン飲料摂取による機能性胃腸症(Functional Dyspepsia)に対する有用性試験.  第26回茶学術研究会総会,  静岡,  2011/03
4. ◎前谷容: 胃十二指腸ステンティングの現状と課題.  第13回さくら消化器内視鏡研究会,  東京,  2011/03
5. ◎前谷容: PEGの現況と課題.  第14回長野県胃ろう研究会,  長野県松本市,  2010/12
6. ◎前谷容: PEGの現状と課題 ~認知症患者に対するPEGの適応も含めて~.  第3回西兵庫PEG・栄養研究会,  兵庫県姫路,  2010/11
7. ◎前谷容: 十二指腸ステント留置術における基本的治療戦略.  DuoNight,  東京,  2010/07
8. ◎前谷容: PEGの現況と課題.  第16回PEGケアカンファレンス熊本,  熊本,  2010/07
9. ◎権勉成: 胆膵の疾患.  第13回鳳友消化器集談会,  東京,  2010/07
  :Corresponding Author
  :本学研究者