<<< 前 2008年度 | 2009年度
 医学部 医学科 内科学講座 消化器内科学分野(大橋)
 Division of Gastroenterology and Hepatology, Department of Internal Medicine (Ohashi)
■ 概要
1.消化管疾患
消化管疾患では内視鏡を中心とした検査を行っており,即時性をモットーに空腹状態で来院された患者様には出来る限り上部消化管内視鏡は同日に施行することに努めています。初診時に施行できなくとも上部、下部内視鏡ともに1週間以内には検査を施行する体制をとっています。腫瘍性病変は上皮性,非上皮性を問わず的確な診断を目指しており、X線透視や内視鏡的超音波断層法,拡大内視鏡を組み合わせています。治療としては腺腫、早期癌に対する内視鏡治療として上部、下部ともに粘膜下層切開剥離術(ESD)を導入しています。進行癌に対しては、切除可能例は外科との連携にて速やかな対応を、また切除不能例については化学療法とともに狭窄に対する拡張、ステント治療を積極的に行いQOLの向上を目指しています。炎症性腸疾患では潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎、出血性直腸潰瘍などの疾患に対し、腹部超音波、CT、レントゲン検査、内視鏡検査による総合的な診断を行っています。治療においては栄養療法、薬物療法に加え、血管造影による動注療法、地域連携による血液浄化療法を組み入れて早期の寛解導入を心がけています。
2.肝臓疾患
肝臓疾患では主に肝内悪性腫瘍(肝細胞癌、転移性肝癌)に対し経皮的ラジオ波焼灼療法を積極的に行っています。肝細胞癌の標準的治療として位置づけられているラジオ波治療ですが、他の治療法が奏功しない場合の転移性肝癌に対しても、腫瘍の個数や大きさにとらわれず、腫瘍減量療法も取りいれ治療を展開しています。肝細胞癌に対しては肝動脈塞栓術、肝動注療法なども施行しています。また、C型慢性肝炎に対するインターフェロン治療や、B型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法も行っています。肝硬変に対しても、内服治療やインターフェロン治療などの慢性期の治療も積極的に行っています。肝硬変に伴う腹水や食道静脈瘤、肝性脳症に対しても、内服・点滴治療や内視鏡的静脈瘤硬化療法、内視鏡的静脈瘤結紮術、カテーテルによる側副血行路閉塞術などを施行しています。
3.胆道・膵臓疾患
胆道・膵臓疾患は内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)により精密診断し、それに基づき経乳頭的処置(乳頭切開、膵液採取、結石除去、経口胆道鏡、膵管鏡等)を実施し、現在ERCPの多くは治療目的で施行されています。また、病態よっては経皮経肝的なルートからの減黄、胆管鏡、胆嚢鏡を先行させることもあり、最適なアプローチを考慮して結石除去、癌の診断と治療を行っています。体外衝撃波結石破砕術を積極的に組み入れた治療を展開しています。悪性胆道狭窄は切除不能なことが多く、ステント留置に加えて、放射線化学療法の併用を行っており、切除可能例においては外科との連携をとって速やかな診療を進めています。
■ Keywords
上部消化管疾患, 大腸疾患, 膵疾患, 胆道疾患, 肝疾患, ESD, ERCP, EUS, RFA,TAE, ステント
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  前谷 容 :日本内科学会評議員, 日本腹部救急医学会理事・評議員・財務委員・利益相反検討委員, 日本消化器内視鏡学会学術評議員, 日本消化器病学会評議員, 日本胆道学会評議員・学会賞選考委員・評議員選考委員・在り方委員会委員, 日本画像医学会評議員, 日本Microwave Surgery 研究会評議員, HEQ 研究会世話人, Society of Gastrointestinal Intervention(SGI)Scientific Program Committee Member, 肝胆膵画像編集委員, NPO法人PEG ドクターズネットワーク理事
2.  浮田雄生 :日本消化器内視鏡学会評議員, 日本消化器内視鏡学会関東支部評議員, 日本消化器病学会関東支部評議員, 東京ERCP勉強会監事
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















前谷 容   教授
医学博士
 5 9 1 3   3  1     1
 27
(5)
 1
 4
 6
 4
藤沼 澄夫   准教授
  4  1   3       
 5
(2)
 
 
 4
 1
浮田 雄生   講師
医学博士
 3 3  1          5
(1)
 9
(2)
 
 2
 
 1
飯田 努   助教
  2            
 
 
 
 
 
池田 真幸   助教
医学博士
              
 
 
 
 
 
掛村 忠義   助教
 3 2 1           1
 5
(2)
 
 
 
 5
佐藤 浩一郎   助教
医学博士
 1 4            
 6
(1)
 
 
 2
 5
新後閑 弘章   助教
  5  2          3
(2)
 11
 
 2
 
 1
須田 浩晃   助教
              
 
 
 
 
 
富永 健司   助教
医学博士
   2           
 
 
 
 
 
南部 知子   助教
  7  1          2
 11
(2)
 1
 1
 
 1
根本 夕夏子   助教
医学博士
  2            1
(1)
 4
(1)
 
 
 
 2
吉田 光宏   助教
              
 
 
 
 
 
大牟田繁文
 5   2          3
 10
(1)
 1
 1
 
 
 17 4  0 0  0  16
(4)
 3
(0)
 12
(0)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














前谷 容   教授
医学博士
 5 1       1
 1
 6
藤沼 澄夫   准教授
         
 
 4
浮田 雄生   講師
医学博士
 3        5
(1)
 
 
飯田 努   助教
         
 
 
池田 真幸   助教
医学博士
         
 
 
掛村 忠義   助教
 3 1       1
 
 
佐藤 浩一郎   助教
医学博士
 1        
 
 2
新後閑 弘章   助教
         3
(2)
 
 
須田 浩晃   助教
         
 
 
富永 健司   助教
医学博士
  2       
 
 
南部 知子   助教
         2
 1
 
根本 夕夏子   助教
医学博士
         1
(1)
 
 
吉田 光宏   助教
         
 
 
大牟田繁文
 5        3
 1
 
 17 4  0 0  0  16
(4)
 3
(0)
 12
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. 三枝善伯, 寺谷卓馬, 竹内卓, 松橋信行:  化学療法後の大腸癌肝移転に対する経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA).  Journal of Microwave Surgery  27 :93-97 , 2009
2. 中澤三郎, 小林隆, 菅野健太郎, 関根忠一, 高橋信一, 徳永健吾, 多田知子, 丹藤雄介, 辻川知之, 中村光男, 長谷川範幸, 原澤茂, 馬場忠雄, 藤山佳秀, 前谷容, 松井輝明, 森山光彦, 芳野純治, 鈴木裕子, 伊東史弘, 野澤歩, 堤坂裕子, 角田隆巳:  茶カテキンのfunctional dyspepsiaに対する有用性の検討.  Progress in Medicine  30 (1) :211-218 , 2010
3. 斉田芳久, 榎本俊行, 柴山明子, 長尾さやか, 中村陽一, 高林一浩, 草地信也, 長尾二郎, 佐藤浩一郎:  NOTES(natural orifice translumenal endoscopic surgery)への応用を目的とした既存の機器を用いた安全な胃壁切開および全層胃壁閉鎖術の開発.  東邦医学会雑誌  57 (3) :224-229 , 2010
4. Tominaga K, Shigoka H, Omuta S, Endo T, Saegusa Y, Maetani I:  Left renal pseudocyst associated with alcoholic pancreatitis.  BMJ Case Reports  10 (pii: bcr08.2008.0608) :? , 2009
5. Sasaki T, Isayama H, Nakai Y, Ito Y, Kogure H, Togawa O, Toda N, Yasuda I, Hasebe O, Maetani I, Sasahira N, Hirano K, Tsujino T, Tada M, Omata M:  Multicenter, phase II study of gemcitabine and S-1 combination chemotherapy in patients with advanced biliary tract cancer.  Cancer chemotherapy and pharmacology  65 (6) :1101–1107 , 2010
6. Maetani I, Ukita T, Tada T, Shigoka H, Omuta S, Endo T:  Metallic stents for gastric outlet obstruction: reintervention rate is lower with uncovered versus covered stents, despite similar outcomes.  Gastrointestinal endoscopy  69 (4) :806-812 , 2009
7. Tominaga K, Fujinuma S, Endo T, Saida Y, Takahashi K, Maetani I:  Efficacy of the revised vienna classification for diagnosing colorectal epithelial neoplasias.  World journal of gastroenterology : WJG  15 (19) :2351-2356 , 2009
総説及び解説
1. 浮田雄生, 南部知子, 前谷容:  胆道系および膵酵素の異常と診療の進めかた.  Medical Practice  26 (8) :1279-1282 , 2009
2. 前谷容:  上部・下部消化管狭窄に対するバルーン拡張術とステント留置術.  Medicina  46 (7) :1101-1104 , 2009
3. 浮田雄生, 前谷容, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 横内幸, 高橋啓:  胆管癌の内視鏡診断ーとくに胆道鏡の意義についてー.  消化器外科  32 (11) :1707-1714 , 2009
4. 掛村忠義, 藤沼澄夫, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 古畑司, 前谷容:  大腸粘膜下腫瘍の画像診断とEUS-FNA.  消化器内視鏡  21 (11) :1739-1748 , 2009
5. 掛村忠義, 藤沼澄夫, 佐藤浩一郎, 鴫山文子, 古畑司, 前谷容:  EUS像の線引き.  消化器内視鏡  21 (4) :633-639 , 2009
6. 掛村忠義, 藤沼澄夫, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 古畑司, 横内幸, 前谷容:  [こんな病変にであったら]亜有茎性の15㎜-わずかなくびれを持つ病変.  消化器内視鏡  21 (9) :1298-1305 , 2009
7. 前谷容, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗:  Wire-guided cannulationの実際とGuidewireの最新情報.  胆と膵  30 (5) :429-435 , 2009
8. 前谷容, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗:  悪性胆管・十二指腸狭窄に対するダブル・メタリックステンティング.  胆と膵  30 (臨時増刊特大号) :1161-1167 , 2009
9. 前谷容, 新後閑弘章, 浮田雄生, 南部知子, 大牟田繁文, 遠藤琢朗:  胆道癌における経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の役割.  胆と膵  31 (1) :75-80 , 2010
10. 安田一朗, 藤田直孝, 真口宏介, 小松裕, 長谷部修, 五十嵐良典, 村上晶彦, 向井秀一, 藤井常志, 山雄健次,眞栄城兼清, 多田知子:  胆管結石に対する内視鏡的治療(EST、EPBD)の短期、長期成績 JESED studyの結果.  胆と膵  31 (3) :259-261 , 2010
11. 前谷容:  イレウス.  内科  103 (6) :1254-1260 , 2009
症例報告
1. 梅田純子, 吉田光宏, 小林博之, 伊吹重雄, 若山恵, 根本夕夏子, 掛村忠義, 前谷容:  Necrotizing sialometaplasia様所見を呈した食道病変の1例.  Progress of Digestive Endoscopy  74 (2) :40-41 , 2009
2. 佐藤浩一郎, 古畑司, 飯田努, 鴫山文子, 掛村忠義, 藤沼澄夫, 前谷容:  発症初期に内視鏡観察しえたCronkhite-Canada症候群の1例.  臨床消化器内科  24 (4) :489-493 , 2009
3. 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 大牟田繁文, 横内幸, 高橋啓, 前谷容:  口側隆起に露呈した十二指腸乳頭部癌の1例.  臨床消化器内科  24 (5) :623-627 , 2009
4. 掛村忠義, 藤沼澄夫, 佐藤浩一郎, 飯田努, 鴫山文子, 古畑司, 前谷容:  腸管嚢腫様気腫症の1例.  臨床消化器内科  24 (6) :749-752 , 2009
その他
1. 掛村忠義:  日本消化器内視鏡学会専門医学術試験問題とその解説第140回問題1.  日本消化器内視鏡学会雑誌  51 :2951-2952 , 2009
■ 著書
1. 藤沼澄夫:  大腸内視鏡像を示す(別図)。この疾患について正しいのはどれか。.  日本消化器内視鏡学会専門医学術試験問題解答と解説 第3版  158-159.  医学書院,  東京, 2009
2. 藤沼澄夫:  大腸の表面型腫瘍のEMRに関する記載で正しいのはどれか。.  日本消化器内視鏡学会専門医学術試験問題解答と解説 第3版  204.  医学書院,  東京, 2009
3. 藤沼澄夫:  大腸内視鏡像を示す(別図)。この疾患について正しいのはどれか。.  日本消化器内視鏡学会専門医学術試験問題解答と解説 第3版  220-221.  医学書院,  東京, 2009
4. 前谷容:  内視鏡的乳頭括約筋切除術(EST)の切開手技について正しいのはどれか。.  日本消化器内視鏡学会専門医学術試験問題解答と解説 第3版  243-244.  医学書院,  東京, 2009
5. 前谷 容:  胆嚢結石症(内科).  今日の治療指針  455-456.  医学書院,  東京, 2010
6. 三枝善伯:  劇症肝炎.  消化器疾患ビジュアルブック  172-175.  学習研究社,  東京, 2009
7. 三枝善伯:  肝膿瘍.  消化器疾患ビジュアルブック  206-209.  学習研究社,  東京, 2009
8. 前谷容:  X線検査  胆・膵.  消化器研修ノート  118-120.  診断と治療社,  東京, 2009
9. 前谷容:  60歳の女性。黄疸と肝機能障害を認め入院。腹部超音波検査で胆管拡張があり、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を施行した。十二指腸乳頭部の内視鏡像を示す(別図a,b)。その後の処置として正しいのはどれか。.  日本消化器内視鏡学会専門医学術試験問題解答と解説 第3版  276-277.  医学書院,  東京, 2009
■ 学会発表
国内学会
1. ◎角田隆巳, 中澤三郎, 小林隆, 菅野健太郎, 関根忠一, 高橋信一, 徳永健吾, 多田知子, 丹藤雄介, 辻川知之, 中村光男, 長谷川範幸, 原澤茂, 馬場忠雄, 藤山佳秀, 前谷容, 松井輝明, 森山光彦, 芳野純治, 鈴木裕子, 伊東史弘, 野澤歩, 提坂裕子: 茶カテキンの機能性胃腸症に対する有用性の検討.  日本農芸化学会,  東京,  2010/03
2. ◎新後閑弘章: 当科におけるPTBD後肝動脈出血の検討.  第46回日本腹部救急医学会総会,  富山,  2010/03
3. ◎浮田雄生: 総胆管結石の内視鏡治療成績.  第46回日本腹部救急医学会総会,  富山,  2010/03
4. ◎中村良一, 伊藤真智子, 佐藤明美, 伊藤富士子, 前谷容, 岩崎泰雄: 寝たきり状態の多系統萎縮症患者に対してキレーション治療を実施した1例.  第12回日本在宅医学会大会,  千葉,  2010/02
5. ◎中村良一, 伊藤真智子, 佐藤明美, 伊藤富士子, 前谷容, 岩崎泰雄, 上村幾久美, 宮原ちふみ, 辻弘美, 串田安幾子: ねたきり状態の患者に発症した水疱性類天疱瘡の1症例訪問系サービスや専門医との連携.  第12回日本在宅医学会大会,  千葉,  2010/02
6. ◎重歳正和, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 古畑司, 北川智之, 権勉成, 前谷容, 榎本俊行, 横内幸: 急速に増大した小腸平滑筋腫の1例.  第308回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2010/02
7. ◎前谷容: 経皮的胆道鏡を用いた胆道疾患の診断と治療.  第308回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2010/02
8. ◎鴫山文子, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 古畑司, 北川智之, 重歳正和, 横内幸, 前谷容: 病原性大腸菌の重複感染と診断した感染性腸炎の4例.  第6回日本消化管学会総会学術集会,  福岡,  2010/02
9. ◎新後閑弘章, 南部知子, 浮田雄生, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 三枝善伯, 前谷容: 中下部悪性胆道狭窄に対するNiti-S Comvi stentとCovered Wallstentの比較検討.  第89回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2009/12
10. ◎浮田雄生, 南部知子, 前谷容: 急性閉塞性化膿性胆管炎(AOSC)に対する内視鏡的胆道ドレナージ.  第89回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2009/12
11. ◎古畑司, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 鴫山文子, 北川智之, 重歳正和, 前谷容: 下行結腸のInflammatory fibroid polypの一例.  第89回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2009/12
12. ◎鴫山文子, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 古畑司, 北川智之, 重歳正和, 横内幸, 前谷容: 粘膜下腫瘍様の形態を呈し、内視鏡で摘除し得た直腸癌の1例.  第89回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2009/12
13. ◎須田浩晃, 佐々木隼人, 春山晋, 中村文彦, 松浦良徳, 服部克哉, 樋口良太, 剛崎寛徳: 腸管気腫性嚢胞症にS状結腸捻転を合併した1例.  第89回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2009/12
14. ◎権勉成, 三枝善伯, 服部倫紗, 加藤充, 北川智之, 重歳正和, 大牟田繁文, 新後閑弘章, 多田知子, 浮田雄生, 前谷容: Genotype Eの急性B型肝炎の1例.  第307回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2009/12
15. ◎服部倫紗, 三枝善伯, 権勉成, 加藤充, 北川智之, 重歳正和, 大牟田繁文, 新後閑弘章, 南部知子 浮田雄生, 前谷容: インターフェロン治療中に1型糖尿病を発症した慢性C型肝炎の1例.  第307回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2009/12
16. ◎今村宗嗣, 北薗久雄, 紺野晋吾, 根本博, 藤岡俊樹, 前谷容: 神経・筋疾患患者における胃瘻造設後の予後因子に関する検討.  第9回世田谷区医師会医学会,  東京,  2009/12
17. ◎掛村忠義: 超音波内視鏡診断ー最新3D EUSを含めて.  日本消化器内視鏡学会 第26回重点卒後教育セミナー,  東京,  2009/11
18. ◎伊藤紗代, 滝沢耕平, 田中雅樹, 角嶋直美, 池原久朝, 松林宏行, 山口裕一郎, 小野裕之: 胃ESD症例における内視鏡的UL診断脳の検討.  第78回日本消化器内視鏡学会総会,  京都,  2009/10
19. ◎斉田芳久, 榎本俊行, 髙林一浩, 大辻絢子, 長尾さやか, 柴山明子, 中村陽一, 渡辺良平, 草地信也, 渡邉学, 長尾二郎, 佐藤浩一郎: PEG施行時におけるNOTES手技応用の腹腔内観察基礎実験.  第78回日本消化器内視鏡学会総会,  京都,  2009/10
20. ◎大牟田繁文, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 前谷容: 極細径上スコープを用いた経口直接胆道鏡の使用経験の2例.  第78回日本消化器内視鏡学会総会,  京都,  2009/10
21. ◎浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 大牟田繁文, 前谷容: 総胆管結石をコンクェストTTC(Through the Channel Lithotriptor Cable砕石ケーブルとSLH-1 Lithotriptor Handle)で破砕した1例.  第78回日本消化器内視鏡学会総会,  京都,  2009/10
22. ◎南部知子, 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 前谷容, 渡辺学: Billroth-Ⅱ法吻合術後の総胆管結石に対し、経鼻内視鏡を用いた胆道鏡下にEHLを施行した1例.  第45回日本胆道学会学術集会,  千葉,  2009/09
23. ◎新後閑弘章, 前谷容, 浮田雄生: 当科におけるPTCDによる合併症の検討.  第45回日本胆道学会学術集会,  千葉,  2009/09
24. ◎鴫山文子, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 伊藤紗代, 古畑司, 北川智之, 重歳正和, 前谷容, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 高橋啓: 病原性大腸菌(O153, O74)による出血性腸炎の1例.  第306回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2009/09
25. ◎浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 加藤充, 権勉成, 横内幸, 高橋啓,前谷容: 興味あるCT所見を呈した膵腫瘤の2例.  第306回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2009/09
26. ◎藤代健太郎, 高松 研, 坪井康次, 杉薫, 前谷容, 松橋正和: 共用試験OSCEは意義があると考える学生の意向の検討.  第41回日本医学教育学会,  大阪,  2009/07
27. ◎佐藤浩一郎, 古畑司,前谷容: 高齢者における出血性胃十二指腸潰瘍の検討.  第12回日本高齢消化器病学会,  東京,  2009/07
28. ◎三枝善伯, 北川智之, 加藤充, 遠藤琢朗, 大牟田繁文, 新後閑弘章, 南部知子, 浮田雄生, 前谷容: 肺癌肝浸潤症例に対してラジオ波焼灼術を施行した1例.  第45回日本肝癌研究会,  福岡,  2009/07
29. ◎伊藤真智子, 佐藤明美, 川崎恵子, 伊藤冨士子, 原田栄智子, 中村良一, 長谷弘記, 前谷容: 外来透析患者が要介護奴になり胃婁を増設した一症例.  第54回日本透析医学会学術集会,  横浜,  2009/06
30. ◎伊藤紗代, 池原久朝, 山口祐一郎: 側方発育型腫瘍におけるSM浸潤形式の検討-ESDの適応について-.  第77回日本消化器内視鏡学会総会,  名古屋,  2009/05
31. ◎三枝善伯, 須田浩晃, 前谷容: 細径内視鏡でのウーロン茶使用の検討.  第77回日本消化器内視鏡学会総会,  名古屋,  2009/05
32. ◎三枝善伯, 寺谷卓馬, 新後閑弘章, 松橋信行, 前谷容: 肝膿瘍のリスクが高いながら門脈腫瘍塞栓に対し経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)を施行した人工透析中の症例.  第95回日本消化器病学会総会,  北海道,  2009/05
33. ◎大牟田繁文, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 前谷容: 選択的胆管挿管困難例におけるprecutの検討.  第95回日本消化器病学会総会,  北海道,  2009/05
34. ◎斉田芳久, 中村寧, 榎本俊行, 高林一浩, 中村陽一, 片桐美和, 長尾さやか, 渡邊良平, 大辻絢子, 柴山明子, 草地信也, 渡邉学, 岡本康, 長尾二郎, 佐藤浩一郎, 前谷容: NOTESのための既存の機器を用いた安全確実な胃壁切開および全層胃壁閉鎖術.  第109回日本外科学会定期学術集会,  福岡,  2009/04
国際学会
1. ◎Nambu T, Ukita T, Shigoka H, Omuta S, Endo T, Maetani I: Wire-guided selective cannulation of the bile duct with a sphincterotome: a prospective randomized comparative study with the standard method: an interim report.  UEGW2009,  London, UK,  2009/11
2. ◎Omuta S, Ukita T, Nambu T, Shigoka H, Endo T, Maetani I: Usefulness of needle-knife precut for difficult selective biliary cannulation.  SGI 2009 (The 3rd Meeting of the Society of Gastrointestinal Intervention),  Seoul, Korea,  2009/10
3. ◎Saigusa Y , Teratani T, Matsuhashi N, Takeuchi S, Maetani I: Percutaneous radiofreqency ablation for liver metastases of gastric cancer.  SGI 2009 (The 3rd Meeting of the Society of Gastrointestinal Intervention),  Seoul,Korea,  2009/10
4. ◎Maetani I: The role of SEMS in gastric outlet obstruction.  GIHep Singapore2009,  Singapor,  2009/06
5. ◎Sato K, Hirahata K, Furuhata T, Kakemura T, Fujinuma S, Maetani I: Efficacy of oblique transparent CAP with colonoscope for trainees analyzed with magnetic endoscope imaging(MEI):a preliminary peport.  DDW 2009,  Chicago,USA,  2009/05
6. ◎Sasaki T, Isayama H, Nakai Y, Ito Y, Togawa O, Yagioka H, Kogure H, Yasuda I, Hasebe O, Maetani I: Multicenter phase II study of gemcitabine (GEM) plus S-1 in patients with advanced biliary tract cancer .  2009ASCO Annual Meeting,  Orland, USA,  2009/05
その他
1. ◎北川智之, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 加藤充, 権勉成, 重歳正和, 前谷容, 甲田英一, 五味達哉: Hepatic peribiliary cystsの1例.  第29回日本画像医学会,  東京,  2010/02
2. ◎前谷容: 膵嚢胞(IPMN)をどう扱うか?.  大橋病院消化器疾患ネットワーク「2 月」,  東京,  2010/02
3. ◎佐藤浩一郎: 当院における内視鏡治療.  大橋病院消化器疾患ネットワーク「2月」,  東京,  2010/02
4. ◎大牟田繁文, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 前谷容, 渡邉学, 横内幸: 膵仮性嚢胞との鑑別が困難であった腺癌の1例.  第52回日本消化器画像診断研究会,  東京,  2010/02
5. ◎前谷容: 膵嚢胞(IPMN)をどう扱うか?.  大橋病院消化器疾患ネットワーク「1月」,  東京,  2010/01
6. ◎佐藤浩一郎: 当院における内視鏡治療.  大橋病院消化器疾患ネットワーク「1月」,  東京,  2010/01
7. ◎藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 伊藤紗代: 紹介された胃癌症例の検討.  第66回世田谷区消化器研究会,  東京,  2009/11
8. ◎藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 前谷容: 大腸Mucosal polypとは?.  第10回SMS臨床消化器研究会,  東京,  2009/10
9. ◎前谷容: 最新の内科的胆石治療.  第2回東邦大学医療センター大橋病院医療連携学術セミナー,  東京,  2009/10
10. ◎前谷容: 十二指腸ステンティングの現況と問題点ー保険適応を目の目前に控えてー.  第1回市原消化器疾患フォーラム,  千葉,  2009/10
11. ◎前谷容: PEGと経腸栄養管理ー胃瘻連携を含めてー.  世田谷薬剤師会保険薬局部会9月度(第48会)勉強会,  東京,  2009/09
12. ◎浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 前谷容: 脾破裂で発症した膵腺扁平上皮癌の1例.  第51回日本消化器画像診断研究会,  仙台,  2009/09
13. ◎藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 根本夕夏子, 鴫山文子: 潰瘍性大腸炎に対する白血球除去療法(LCAP)およびcolitic cancer.  第64回世田谷区消化器研究会,  東京,  2009/07
14. ◎前谷容: Boston Scientific社製胆管ステントWaiiFlexの使用経験.  第10回関東胆・膵治療懇話会,  東京,  2009/06
15. ◎三枝善伯, 寺谷卓馬, 竹内 卓, 田部井弘一, 松橋信行: 胃癌の肝転移巣に対するラジオ波焼灼療法(RFA).  第45回日本肝臓学会総会,  神戸,  2009/06
16. ◎藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎: 胃癌生検診断の向上をめざして.  第63回世田谷区消化器研究会,  東京,  2009/05
17. ◎伊佐山浩通, 花田敬士, 安田一朗, 真口宏介, 長谷部修, 岡部純弘, 前谷容, 戸田信夫, 向井強, 佐々木 隆, 伊藤由紀子, 八木岡浩, 外川修, 中井陽介: 非切除胆道癌診療の現状-多施設共同アンケート調査-.  第95回日本消化器病学会総会,  北海道,  2009/05
  :Corresponding Author
  :本学研究者