2008年度
 医学部 医学科 内科学講座 消化器内科学分野(大橋)
 Division of Gastroenterology and Hepatology, Department of Internal Medicine (Ohashi)
■ 概要
1.消化管
上部,下部消化管は内視鏡を中心とした検査を行っており,X 線透視や内視鏡的超音波,拡大内視鏡を組み合わせた診断・治療を中心に行っている。腫瘍性病変は上皮性,非上皮性を問わず的確な診断を目指している。治療としては胃腺腫,早期胃癌に対する内視鏡治療として切開剥離法(ESD)を導入し,症例が増加している。炎症性腸疾患では潰瘍性大腸炎,虚血性腸炎,出血性直腸潰瘍などの疾患を,さまざまな要因で検討している。また内視鏡挿入の際の諸問題である患者背景や,内視鏡挿入形状観測装置(UPD)の検討も行っている。炭酸ガス送気を用い苦痛のない検査法を目指している。
2.膵・胆道系
年間約500 件の内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を行っているが,現在はその70%以上が治療目的である。なかでも総胆管結石の治療を対象としたものが最も多く,それに関連した臨床的研究を行っている。ERCP は有用な検査であるが,膵炎などの偶発症をきたす点が問題である。Trainee に対しては手技の系統的教育を行っており,さらに膵炎の発生に関する因子を検討することによりその防止に努めている。悪性胆道狭窄は切除不能なことが多く,その場合self-expandable metallic stent 留置に加えて,放射線化学療法の併用を行っているが,併用治療がステントの開存期間や生存期間の延長に寄与することを報告している。膵頭周囲の腫瘍では胆管狭窄に加えて十二指腸狭窄をきたすことがまれでない。その際十二指腸ステンティングを行っており,その有用性を報告している。
 膵疾患においては,特に慢性膵炎の膵管狭窄に対するステンティングや膵石に対する体外衝撃波結石破砕術を積極的に行い,それらに関連した研究を中心に行っている。
3.EUS
内視鏡を用いた体腔内超音波内視鏡断層法(endoscopic ultrasonography:EUS)として積極的に活用され,年間500 件(消化管320 件,胆膵180 件)を施行している。消化管領域では専用機および超音波プローブの開発,臨床研究を当初より継続,報告し,さらには3 次元超音波診断システムの開発,virtual endoscopy への応用といった先駆的な活動を常に展開している。胆膵疾患においても超音波プローブを用いた管腔内超音波断層法(intraductal ultrasnography)やEUS 下の針生検など診断に応用している。
4.肝臓
C 型慢性肝炎に対しペグインターフェロン,リバビリン併用療法やインターフェロン単独療法を行っている。B 型慢性肝炎に対し抗ウイルス療法を行っている。肝細胞癌,転移性肝癌には経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)を施行している。局所治療困難な肝細胞癌,転移性肝癌には経カテーテル的肝動脈塞栓術(TACE)を施行している。食道静脈瘤には内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)を施行し症例を重ねている。
■ Keywords
上部消化管疾患, 大腸疾患, 膵疾患, 胆道疾患, 肝疾患, ESD, ERCP, EUS, RFA, ステント
■ 教授・准教授・講師の公的役職
1.  藤沼澄夫 :東京都社会保険診療報酬請求書審査委員会審査委員, 目黒区胃がん検診委員会委員
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  Asia Endoscopy Future Forum 2009  ( 前谷 容 )  ,箱根  2009/02
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  前谷 容 :日本内科学会評議員, 日本腹部救急医学会理事・評議員・財務委員・利益相反検討委員, 日本消化器内視鏡学会学術評議員, 日本消化器病学会評議員, 日本胆道学会評議員・学会賞選考委員・評議員選考委員・在り方委員会委員, 日本画像医学会評議員, 日本Microwave Surgery 研究会評議員, HEQ 研究会世話人, Society of Gastrointestinal Intervention(SGI)Scientific Program Committee Member, 肝胆膵画像編集委員, NPO法人PEG ドクターズネットワーク理事
2.  藤沼澄夫 :日本消化器内視鏡学会評議員・認定医試験問題作成委員, 日本消化器病学会評議員, 日本大腸肛門病学会評議員, 日本消化管学会評議員, 日本大腸検査法学会評議員
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















前谷 容   教授
医学博士
 9 11 2 5  5 1       4
(2)
 23
(2)
 1
 9
 5
(5)
 2
藤沼 澄夫   准教授
 3 4  3          2
 10
 1
 5
 5
(5)
 
飯田 努   助教
  6  3          2
 8
 1
 4
 
 
池田 真幸   助教
医学博士
 1             
 
 
 
 
 
浮田 雄生   助教
医学博士
 2 5  1  1 1       4
 9
 
 3
 
 
掛村 忠義   助教
 1 5  1          
 13
 
 6
 
 
佐藤 浩一郎   助教
  7            10
 
 1
 1
 1
 
新後閑 弘章   助教
 1 5            4
(1)
 6
 
 3
 
 
須田 浩晃   助教
  1            1
 
 1
 
 
 
富永 健司   助教
医学博士
  2 3           
 2
 
 1
 
 
南部 知子   助教
  6  1   2       2
 8
 1
 2
 
 
吉田 光宏   助教
              
 
 
 
 
 
 17 5  6 0  0  29
(3)
 6
(0)
 11
(10)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














前谷 容   教授
医学博士
 9 2  5     4
(2)
 1
 5
(5)
藤沼 澄夫   准教授
 3        2
 1
 5
(5)
飯田 努   助教
         2
 1
 
池田 真幸   助教
医学博士
 1        
 
 
浮田 雄生   助教
医学博士
 2   1     4
 
 
掛村 忠義   助教
 1        
 
 
佐藤 浩一郎   助教
         10
 1
 1
新後閑 弘章   助教
 1        4
(1)
 
 
須田 浩晃   助教
         1
 1
 
富永 健司   助教
医学博士
  3       
 
 
南部 知子   助教
         2
 1
 
吉田 光宏   助教
         
 
 
 17 5  6 0  0  29
(3)
 6
(0)
 11
(10)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. 浮田雄生, 前谷容:  高齢者に対する経鼻胆道ドレナージチューブの自己抜去に関する検討.  日高齢消会誌 (日本高齢消化器医学会雑誌)  11 (2) :65-68 , 2009
2. Tominaga K, Shigiyama F, Ito S, Iida T, Fujinuma S, Maetani I:  Reply to Baudet et al.  Endoscopy  40 (10) :879 , 2008
3. Tominaga K, Shigiyama F, Ito S, Iida T, Fujinuma S, Maetani I:  Emergence of "cat scratch colon" during a colonoscopy.  Endoscopy  40 (4) :353 , 2008
4. Maetani I:  Unresolved questions of chromocholangioscopy with methylene blue.  Endoscopy  40 (9) :786 , 2008
5. Tominaga K, Iida T, Nakamura Y, Nagao J, Yokouchi Y, Maetani I:  Small intestinal perforation of endoscopically unrecognized lesions during peroral single balloon enteroscopy.  Endoscopy  40 (suppl 2:E) :213-214 , 2008
6. Tominaga K, Hirahata K, Maetani I, Kowazaki H, Tamura K, Matsubayasi J:  A puzzling cause of melaena.  Gut  57 (4) :474 , 2008
7. Maetani I, Ukita T, Tada T, Ikeda M, Seike M, Terada H, Kohda E:  Gastric emptying in patients with palliative stenting for malignant gastric outlet obstruction.  Hepato-gastroenterology  55 (81) :298-302 , 2008
8. Hiki N, Maetani I, Suzuki Y, Washizawa N, Fukuda T, Yamaguchi T:  Reduced risk of peristomal infection of direct percutaneous endoscopic gastrostomy in cancer patients: comparison with the pull percutaneous endoscopic gastrostomy procedure.  Journal of the American College of Surgeons  207 (5) :737-744 , 2008
9. Shiozawa K, Watanabe M, Wakui N, Ikehara T, Iida K, Sumino Y:  Risk factors for the local recurrence of hepatocellular carcinoma after single-session percutaneous radiofrequency ablation with a single electrode insertion.  Molecular Medicine Reports  2 (1) :89 -95 , 2009
10. Abe T, Kakemura T, Fujinuma S, Maetani I,:  Successful outcomes of EMR-L with 3D-EUS for rectal carcinoids compared with historical controls.  World journal of gastroenterology : WJG  14 (25) :4054-4058 , 2008
総説及び解説
1. 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 飯田努, 三枝善伯, 平畑光一, 鴫山文子, 古畑司, 前谷容:  直腸粘膜脱症候群(mucosal prolapes syndrome)の診断と治療.  Gastroenterological Endoscopy  50 (12) :3010-3017 , 2008
2. 浮田雄生, 前谷容, 南部知子, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 大牟田繁文:  当科における総胆管結石の治療戦略と6線バスケットの有用性.  HIRATA NEWS LETTER  8 (3) :1-7 , 2008
3. 掛村忠義, 根本夕夏子, 藤沼澄夫, 佐藤浩一郎, 太田昭彦, 飯田努, 伊藤紗代, 平畑光一, 鴫山文子, 古畑司, 横内幸, 前谷容:  三次元内視鏡的超音波断層法.  胃と腸  43 (6) :929-938 , 2008
4. 前谷容, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗:  経皮経肝的アプローチー経皮的胆嚢ドレナージ.  肝胆膵画像  11 (2) :135-141 , 2009
5. 前谷容:  消化管ステント.  治療学  42 (9) :55-60 , 2008
6. 前谷容, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗:  カテーテルの種類,挿管法,挿入困難例での工夫【膵管・胆管への挿管法】.  消化器内視鏡  20 (12) :1806-1813 , 2008
7. 前谷容, 森山和博, 佐藤浩一郎, 飯田努, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 富永健司, 平畑光一, 鴫山文子:  イレウスの診断と治療:特に腸管減圧法について.  消化器内視鏡  20 (6) :905-911 , 2008
8. 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 飯田努, 平畑光一, 鴫山文子, 古畑司, 前谷容:  虚血性大腸炎.  消化器内視鏡  20 (8) :1277-1281 , 2008
9. 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 前谷容:  吐血,黒色便,血便.  診断と治療  96 (増刊号) :320-326 , 2008
10. 前谷容, 浮田雄生, 多田知子, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗:  膵癌における消化管ステンティング- Chemotherapyの役割と問題点-.  胆と膵  29 (5) :445-450 , 2008
11. 前谷容:  PTCDを極めるーデバイスの選択から達人のテクニックまでー〈第2回〉穿刺のテクニックとコツ.  胆と膵  30 (3) :291-296 , 2009
12. 前谷容:  悪性消化管狭窄に対するStentingの現況.  東邦医学会雑誌  55 (3) :209-217 , 2008
13. 前谷容:  GOO(gastric outlet obstruction)に対するmetallic stenting.  内科  102 (4) :679-682 , 2008
14. 前谷容:  高齢認知症患者に対する経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の意義.  日本高齢消化器医学会雑誌(日高齢消会誌 )  11 (2) :7-12 , 2009
症例報告
1. 平畑光一, 掛村忠義, 阿部 剛, 根本夕夏子, 飯田努, 藤沼澄夫, 佐藤浩一郎, 伊藤紗代, 鴫山文子, 古畑司, 前谷容:  3D EUSを併用しダブルスコープで摘除した直腸カルチノイドの1例.  Progress of Digestive Endoscopy  72 (2) :110-111 , 2008
2. 鴫山文子, 藤沼澄夫, 飯田努, 伊藤紗代, 平畑光一, 根本夕夏子, 佐藤浩一郎, 富永健司, 須田浩晃, 掛村忠義, 横内幸, 前谷容:  病原性大腸菌(O157, O25)による出血性腸炎の1例.  Progress of Digestive Endoscopy  72 (2) :96-97 , 2008
3. 池田真幸, 遠藤琢朗, 大牟田繁文, 新後閑弘章, 多田知子, 浮田雄生, 前谷容, 松清大, 大沢晃弘, 田中英則, 渡邉学, 横内幸, 高橋啓:  膵腫瘍との鑑別が困難であった膵炎の1例.  肝胆膵画像  10 (3) :271-274 , 2008
4. 太田昭彦, 剛崎寛徳, 佐藤晋, 松林純, 前谷容:  8㎜Ⅱa+Ⅱcリンパ節転移例.  早期大腸癌  12 (5) :478-479 , 2008
5. 新後閑弘章, 浮田雄生, 南部知子, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 前谷容:  全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除術(PpPD)4年後に繰り返す膵炎に対して膵管チューブ抜去が奏功した1例.  日本消化器病学会雑誌  106 (2) :52-56 , 2009
6. 塩澤一恵, 渡邉 学, 生馬 晶子, 永井 英成, 飯田 和成, 石井 耕司, 五十嵐 良典, 住野 泰清, 三木 一正:  下咽頭膿瘍から波及した食道胃蜂窩織炎の1例.  日本消化器病学会雑誌  106 (3) :370 -376 , 2009
7. 齋藤智明, 渡邉学, 浅井浩司, 田中英則, 大沢晃弘, 松清大, 長尾二郎, 前谷容:  Segmental arterial mediolysisが疑われた腹部内臓動脈瘤の1例.  日本腹部救急医学会雑誌  29 (3) :543-547 , 2009
■ 著書
1. 前谷 容:  東邦大学医療センター大橋病院 消化器内科.  医者がすすめる専門病院東京都版 全面改定2009-'12  67.  ライフ企画,  神奈川, 2009
2. 浮田雄生, 南部知子, 前谷 容:  カニュレーションの基本:遠望,近望,中間長.  胆膵内視鏡の診断・治療の基本手技  118-123.  羊土社,  東京, 2008
3. 前谷 容:  経皮的インターベンション A. PTCD・経皮的内瘻術.  肝胆膵 診療エキスパートマニュアル  135-142.  羊土社,  東京, 2008
4. 前谷 容:  経皮的インターベンション B. 経皮胆嚢ドレナージ術(PTGBDとPTGBA).  肝胆膵 診療エキスパートマニュアル  143-148.  羊土社,  東京, 2008
5. 前谷 容:  日常臨床のポイント 9.経皮的インターベンションの合併症の予防と対策(胆道出血).  肝胆膵 診療エキスパートマニュアル  149.  羊土社,  東京, 2008
6. 前谷 容, 浮田雄生, 南部知子:  胆膵内視鏡に必要なスタンダードプリコーションと処置具の滅菌,消毒.  胆膵内視鏡の診断・治療の基本手技  29-32.  羊土社,  東京, 2008
■ 学会発表
国内学会
1. ◎佐々木隆, 伊佐山浩通, 八木岡浩, 木暮宏史, 伊藤由紀子, 戸田信夫, 長谷部修 前谷容, 安田一朗, 向井 強, 岡部純弘, 花田敬士, 外川修, 中井陽介, 小俣政男: 非切除および術後再発胆道癌に対するGemcitabine+S-1併用療法の第2相試験(最終結果).  第41回臨床腫瘍学会,  名古屋,  2009/03
2. ◎古畑司, 佐藤浩一郎, 鴫山文子, 平畑光一, 飯田努, 掛村忠義, 藤沼澄夫, 前谷容, 高橋啓: 発症初期に内視鏡観察しえたCronkhite-Canada症候群の1例.  第27回城南地区大腸疾患懇話会,  東京,  2009/03
3. ◎新後閑弘章, 鴫山文子, 遠藤琢朗, 大牟田繁文, 南部知子, 浮田雄生, 前谷容: 動脈塞栓療法にて止血しえた小腸出血の1例.  第45回日本腹部救急医学会総会,  東京,  2009/03
4. ◎大牟田繁文, 遠藤琢朗, 新後閑弘章, 南部知子, 浮田雄生, 前谷容: 急性胆嚢炎に対するENGBDの臨床的有用性.  第45回日本腹部救急医学会総会,  東京,  2009/03
5. ◎浮田雄生, 南部知子, 前谷容: 急性胆嚢炎の腹部超音波所見とmanagement.  第45回日本腹部救急医学会総会,  東京,  2009/03
6. ◎鴫山文子, 飯田努, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 古畑司, 高橋啓, 前谷容: 下血を契機に発見された胃gastrointestinal stromal tumor (GIST) の1例.  第28回日本画像医学会,  東京,  2009/02
7. ◎鴫山文子, 佐藤浩一郎, 伊藤紗代, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 飯田努, 古畑司, 前谷容: 終末回腸の悪性狭窄に対して金属ステント留置が有用であった1例.  第303回日本消化器病学会関東支部例会,  東京,  2009/02
8. ◎鴫山文子, 藤沼澄夫, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 飯田努, 古畑司, 横内幸, 斉田芳久, 前谷容: 内視鏡的超音波断層像(EUS)で病態が把握できた虚血性腸炎の1例.  第5回日本消化管学会総会,  東京,  2009/02
9. ◎伊藤紗代, 山口祐一郎, 池原久朝, 松林宏行, 滝沢耕平, 角嶋直美, 田中雅樹, 小野裕之: 大腸ESD後遅発性穿孔の一例.  第51回日本消化器内視鏡学会東海地方会,  名古屋,  2008/12
10. ◎古畑司, 佐藤浩一郎, 鴫山文子, 平畑光一, 飯田努, 掛村忠義, 藤沼澄夫, 前谷容: 湧出性出血の止血処置中に噴出性出血を来した一例.  第87回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2008/12
11. ◎飯田努, 藤沼澄夫, 古畑司, 鴫山文子, 佐藤浩一郎, 掛村忠義, 前谷容: 特異な病理組織像を呈したmucosal polypの一例.  第87回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2008/12
12. ◎鴫山文子, 藤沼澄夫, 富永健司, 古畑司, 平畑光一, 飯田努, 佐藤浩一郎, 掛村忠義, 高橋啓, 前谷容, 竹中希久夫: 著名なpseudo invasionを伴った大腸腺管腺腫の1例.  第63回日本大腸肛門病学会学術集会,  東京,  2008/10
13. ◎中村良一, 伊藤真智子, 佐藤明美, 前谷容, 盛田俊介, 岩崎泰雄, 梶原伸子, 橋詰直孝: 医療保険適応の経腸栄養剤使用中の寝たきり患者に対するマルチミネラルの投与効果1 爪のミネラル分析から.  第30回日本臨床栄養学会総会,  東京,  2008/10
14. ◎藤沼澄夫, 掛村忠義: 直腸粘膜脱症候群の病態と診断.  第8回SMS臨床消化器病研究会,  東京,  2008/10
15. ◎大牟田繁文, 浮田雄生, 南部知子, 池田真幸, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 前谷容: 選択的胆管挿管困難例におけるprecutの検討.  第76回日本消化器内視鏡学会総会,  東京,  2008/10
16. ◎浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 大牟田繁文, 前谷容: ロジスティック回帰モデルによるERCP後膵炎のリスクファクターの解析.  第76回日本消化器内視鏡学会総会,  東京,  2008/10
17. ◎平畑光一, 深沢祐之, 掛村忠義, 藤沼澄夫, 前谷容: 消化器内視鏡医が開発する内視鏡所見入力システムの可能性.  第76回日本消化器内視鏡学会総会,  東京,  2008/10
18. ◎南部知子, 浮田雄生, 池田真幸, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 前谷容: 膵癌に対する動注化学療法は生存期間やステント開存期間を延長するか?.  第50回日本消化器病学会大会,  東京,  2008/10
19. ◎三枝善伯, 寺谷卓馬, 松橋信行: 化学療法後の大腸癌肝転移に対する経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA).  第12回日本肝臓学会大会,  東京,  2008/10
20. ◎前谷容, 浮田雄生, 南部知子: Gastric outlet obstructionに対するステンティングの工夫と有効性ー留置法やCovered stentの有効性の評価を含めて.  第76回日本消化器内視鏡学会総会・第50回日本消化器病学会大会 合同,  東京,  2008/10
21. ◎新後閑弘章, 南部知子, 浮田雄生, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 前谷容: 75歳以上の高齢者における中下部悪性胆道狭窄に対するNiti-S ComVi stentの使用経験.  第13回HEQ研究会,  東京,  2008/09
22. ◎前谷容: PEGと経腸栄養管理ーその現況と将来ー.  第11回日本高齢消化器病学会,  東京,  2008/07
23. ◎南部知子, 浮田雄生, 新後閑弘章, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 前谷容: 高齢者胆道・膵悪性腫瘍に対する化学放射線療法.  第11回日本高齢消化器病学会,  東京,  2008/07
24. ◎浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 大牟田繁文, 前谷容: 高齢者に対する経鼻胆道ドレナージ.  第11回日本高齢消化器病学会,  東京,  2008/07
25. ◎中村良一, 伊藤真智子, 佐藤明美, 前谷容, 盛田俊介, 岩崎泰雄: 経腸栄養剤のみ使用している長期間寝たきり状態の患者の髪のミネラル分析について.  第19回日本微量元素学会,  東京,  2008/07
26. ◎斉田芳久, 中村寧, 榎本俊行, 高林一浩, 中村陽一, 片桐美和, 長尾さやか, 渡邊良平, 長尾二郎, 炭山嘉伸, 掛村忠義, 佐藤浩一郎, 大原関利章: Ⅱcを含めた大腸平坦・陥凹型sm癌手術症例の検討.  第69回大腸癌研究会,  横浜,  2008/07
27. ◎飯田努, 平畑光一, 伊藤紗代, 鴫山文子, 佐藤浩一郎, 掛村忠義, 藤沼澄夫, 前谷容, 大原関利章: ESD後14日目に後出血をきたした一例.  第86回日本消化器内視鏡学会関東地方会,  東京,  2008/06
28. ◎前谷容: ERCPの理論と実践ーカニュレーションまでー.  第19回肝胆膵症例研究会,  東京,  2008/05
29. ◎伊藤紗代, 須田浩晃, 前谷容: 大腸憩室出血に対し外付け散布型洗滌チューブを利用した内視鏡の有用性の検討.  第75回日本消化器内視鏡学会総会,  東京,  2008/05
30. ◎掛村忠義, 阿部剛, 前谷容: 大腸カルチノイドの診断と治療における内視鏡的超音波断層法の有用性.  第75回日本消化器内視鏡学会総会,  東京,  2008/05
31. ◎新後閑弘章, 浮田雄生, 前谷容: ERCP後膵炎の予防と対策ERCP後膵炎の危険因子に関する検討.  第75回日本消化器内視鏡学会総会,  横浜,  2008/05
32. ◎三枝善伯, 寺谷卓馬, 松橋信行: 大腸癌の肝転移におけるラジオ波焼灼療法.  第44回日本肝癌研究会,  大阪,  2008/05
33. ◎須田浩晃, 伊藤紗代, 平畑光一, 飯田 努, 根本夕夏子, 佐藤浩一郎, 掛村忠義, 藤沼澄夫, 前谷容: 大腸憩室出血に対する緊急内視鏡治療の意義の検討.  第94回日本消化器病学会総会,  福岡,  2008/05
34. ◎新後閑弘章, 浮田雄生, 多田知子, 池田真幸, 大牟田繁文, 遠藤琢朗, 前谷容: ERCP後膵炎の危険因子に関する検討.  第94回日本消化器病学会総会,  福岡,  2008/05
35. ◎田中英則, 炭山嘉伸, 渡邉学, 浅井浩司, 大沢晃弘, 松清大, 長尾二郎, 草地信也, 斉田芳久, 前谷容, 高橋啓: 急速な発育進展を呈した膵腺房細胞癌の1例.  第94回日本消化器病学会総会,  福岡,  2008/05
36. ◎佐藤浩一郎,藤沼澄夫, 前谷容: 当院における内視鏡治療.  第7回SMS臨床消化器病研究会,  東京,  2008/04
37. ◎藤沼澄夫, 鴫山文子, 平畑光一, 飯田努, 富永健司, 佐藤浩一郎, 掛村忠義, 前谷容: 発症を観察しえたCat scratch colonの検討.  第7回SMS臨床消化器病研究会,  東京,  2008/04
国際学会
1. ◎Omuta S, Ukita T, Nambu T, Ikeda M, Shigoka H, Endo T, Maetani I, Watanabe M, Takahashi K: An atypical pancreatic pseudocyst surrounded by contrast-enhanced parenchyma: a case report.  International Pancreatic Research Forum 2009,  Tokyo,  2009/03
2. ◎Iida T, Fujinuma S, Furuhata T, Shigiyama F, Sato K, Kakemura T, Maetani I: A case of mucosal polyp of the colon that showed peculiar histopathological images.  The 8th Korea- Japan joint Symposium on Gastrointestinal Endoscopy,  Seoul, Korea,  2009/03
3. ◎Nambu T, Ukita T, Shigoka H, Omuta S, Endo T, Maetani I: Metallic stenting and chemoradiation for malignant biliary obstruction in pancreatic cancer.  The 8th Korea- Japan joint Symposium on Gastrointestinal Endoscopy,  Seoul, Korea,  2009/03
4. ◎Shigiyama F, Fujinuma S, Kakemura T, Sato K, Iida T, Furuhata T, Yokouchi Y, Saida Y, Maetani I: Usefulness of endoscopic ultrasonography (EUS) for the management of ischemic colitis: case report.  The 8th Korea- Japan joint Symposium on Gastrointestinal Endoscopy,  Seoul, Korea,  2009/03
5. ◎Maetani I, Ukita T, Nambu T, Shigoka H, Omuta S, Endo T: Stent placement for gastric outlet obstruction: uncovered versus covered metallic stent.  SGI 2008 The 2nd Meeting Society of Gastrointestinal Intervention(SGI) 2008,  Seoul, Korea,  2008/10
6. ◎Fujinuma S, Furuhata T, Shigiyama F, Hirahata K, Ito S, Iida T, Sato K, Kakemura T, Maetani I: Clinical study of acute hemorrhagic rectal ulcer administrated blood transfusion.  The7th Japan-Korea Joint Symposium on Gastrointestinal Endoscopy,  Yokohama,  2008/05
7. ◎Hirahata K, Fujinuma S, Kakemura T, Sato K, Iida T, Ito S, Furuhata T, Shigiyama F, Maetani I, Ogoshi T: A randomized controlled trial comparing famotidine plus mosapride versus rabeprazole for laryngopharyngeal symptoms.  The7th Japan-Korea Joint Symposium on Gastrointestinal Endoscopy,  Yokohama,  2008/05
8. ◎Shigiyama F, Iida T, Fujinuma S, Kakemura T, Suda H, Sato K, Nemoto Y, Ito S, Hirahata K, Maetani I, Takahashi K: A case of gastrointestinal stromal tumor (GIST) of the stomach with tarry stool.  The7th Japan-Korea Joint Symposium on Gastrointestinal Endoscopy,  Yokohama,  2008/05
9. ◎Sato K, Hirahata K, Fujinuma S, Kakemura T, Maetani I: Evaluation of patient pain during colonoscopy for types of looping between hood attached group and non-hood attached group: an analysis using magnetic endoscope imaging (MEI).  DDW 2008,  San Diego, USA,  2008/05
10. ◎Suda H, Ito S, Maetani I: Evaluation of the efficiency of urgent colonoscopy to treat bleeding from a colorectal diverticulum.  DDW 2008,  San Diego, USA,  2008/05
その他
1. ◎藤沼澄夫, 古畑 司, 掛村忠義, 佐藤浩一郎: 消化管ポリポーシスの検討.  第62回世田谷区消化器研究会,  東京,  2009/03
2. ◎前谷容: 閉塞性黄疸の診断と治療について.  第6回メトロポリタン消化器病フォーラム,  東京,  2009/02
3. ◎大牟田繁文, 浮田雄生, 南部知子, 新後閑弘章, 遠藤琢朗, 前谷容: 診断に難渋した膵嚢胞の一例.  第50回日本消化器画像研究会,  沖縄,  2009/01
4. ◎前谷容: PEGと経腸栄養管理.  帝京大ちば総合医療センターNST研究会,  千葉,  2008/11
5. ◎佐藤浩一郎: 当院におけるESDと内視鏡的止血術.  大橋病院消化器疾患ネットワーク,  東京,  2008/11
6. ◎藤沼澄夫: 胃体上部病変の検討.  第58回世田谷区消化器研究会,  東京,  2008/07
7. ◎前谷容: 悪性幽門、大腸狭窄に対するステント治療の現況.  東邦大学医学部薬学部同窓会 山梨県支部総会,  甲府,  2008/07
8. ◎前谷容: PTCSを使った胆道疾患の診断と治療.  第1回山口胆膵ワークショップ,  山口,  2008/06
9. ◎前谷容: 経皮的胆管鏡を使った胆道疾患の診断・治療.  羽根木の会,  東京,  2008/06
10. ◎藤沼澄夫: 胃の粘膜下腫瘍ーその取り扱いと最近の考え方ー.  第122回磯子医学会,  磯子,  2008/05
11. ◎藤沼澄夫: 胃と大腸の粘膜下病変の検討.  第57回世田谷区消化器研究会,  東京,  2008/05
12. ◎前谷容: 悪性幽門・大腸狭窄に対するステント治療の可能性.  玉川消化器内科の会,  東京,  2008/04
13. ◎前谷容: 膵嚢胞性疾患の診断と治療.  大橋病院消化器疾患ネットワーク,  東京,  2008/11
  :Corresponding Author
  :本学研究者