<<< 前 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 次 >>>
 医学部 医学科 産科婦人科学講座(大橋)
 Department of Obstetrics and Gynecology (Ohashi)

教授:
  久布白 兼行
助教:
  田岡 英樹
助教:
  山本 泰弘
助教:
  櫻井 信行
助教:
  福田 麻実
レジデント:
  倉崎 昭子
■ 概要
医療センター大橋病院産婦人科は、平成19年5月に教授・診療部長の久布白が就任後、3年目を迎えた。現在は、19年度に着手した婦人科腫瘍、内視鏡手術をはじめとする診療や研究をさらに発展させ、診療に関しては症例数を増加させると同時に新しい子宮温存治療について先進医療にも着手した。また研究に関しては、前年度の婦人科悪性腫瘍や内視鏡をはじめとする研究を継続・発展させるとともに、新たに婦人科腫瘍に対する画像検査に関して臨床研究を開始した。
以下、平成21年度の内視鏡、婦人科腫瘍、周産期、生殖医療、抗加齢医学の各分野について診療・研究成果の概要を述べる。
1.内視鏡手術
①腹腔鏡手術
 子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍、子宮外妊娠などの良性疾患を中心に腹腔鏡下手術の症例数が増加した。現在、大橋病院産婦人科では3名が日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医の資格を有しているが、さらに1名が本技術認定医の資格取得に向けて修練中であり、手術チーム全体として技術の向上を図った。また「婦人科悪性腫瘍に対する腹腔鏡下手術」を倫理委員会に申請し承認された。一方平成21年3月、外科系保険連合(外保連)手術委員会において外保連試案(第8版)(平成22年発刊予定)に向けて「腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術」が新たに新術式として承認された。
以上を踏まえて平成22年度は子宮がんに対する腹腔鏡下手術の実施に向けてさらに準備を行う予定である。

②子宮鏡手術
 子宮筋腫などが原因となる過多月経に対して、新しい診療技術としてマイクロ波を用いた子宮内膜焼灼術を開始した。なお本手術は厚生労働省の先進医療に認定されている。平成22年度は本手術の症例数を増加させるとともに適応症例の抽出や術後の治療効果の評価に関する検討を行う予定である。
2.婦人科腫瘍
①子宮頸がんに対する新しい診断法に関する検討
 細胞診の新しい方法として液状処理細胞診の精度に関する検討、またヒトパピローマウイルス(HPV)タイピング検査に関する検討を発展させた。液状処理細胞診については、従来法と同等以上の精度であることを明らかにした。また液状処理細胞診の検体を用いてHPVタイピング検査の解析可能な条件を検討した。

②子宮体癌に対する術後化学療法の検討
 子宮体癌術後の再発高危険群を対象として補助化学療法の第Ⅲ相ランダム化比較試験に参加、症例を登録し治療を行った(婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構)。本試験の登録期間が延長され、目標症例数が780症例となり、平成22年度も引き続き適応症例に対して積極的に症例登録ならびに治療を実施する予定である。

③卵巣癌に対する組織型に特化した化学療法ならびに再発卵巣癌に対する化学療法の検討
 上皮性悪性卵巣腫瘍のうち標準化学療法に抵抗性である明細胞腺癌を対象に、初回化学療法の第Ⅲ相ランダム化比較試験に参加、症例を登録し治療を行った(婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構)。また再発卵巣癌を対象として、関東婦人科化学療法研究グループの第Ⅲ相比較試験に参加し、レジメの検討を行った。ひき続き再発卵巣癌の症例に対して本臨床試験に登録して治療を行う予定である。

④婦人科悪性腫瘍に対するMRI拡散強調画像(MRIDWI)を用いた画像解析法の開発
 子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌などの婦人科悪性腫瘍を対象に、病変の広がりや腫瘍の質的診断を目的としてMRIDWIを基に新たに画像解析システムのプロトタイプを確立した。本システムは造影MRIやMRIDWIの情報に加えて病変の広がりなどをより明瞭に可視化したシステムとして有用となる可能性を秘めている。平成22年度は本画像システムについて、さらに症例数を集積して検討を進める予定である。
3.周産期
平成21年度に引き続いて小児科と共同研究で、「アレルゲンに対する臍帯血単核球の応答の特徴とアレルギー発症との関連性」について検討を行った。本研究の目的は食物による乳児期アトピー性皮膚炎の発症を予測可能な方法を明らかにすることである。方法としては分娩時臍帯血を採取検体として血液よりリンパ球を分離し解析を行うコホート研究である。分娩時に臍帯血から検体採取を行っており、平成22年度はさらに症例を集積する予定である。
4.生殖・内分泌医療
おもに子宮内膜症、卵巣子宮内膜症嚢胞の症例を対象に、腹腔鏡下手術を施行後の卵巣機能に関する検討を着手した。本年度はおもに卵巣嚢胞摘出術や嚢胞摘出術後の凝固・焼灼などの術式と卵巣機能に関する解析を行った。平成22年度は卵巣のagingの観点から内分泌環境の検討を行う予定である。
5.抗加齢医学
閉経期あるいは婦人科悪性腫瘍手術後の患者を対象に卵巣機能を評価する目的で各種性ホルモンやアンチミューラー管ホルモンに関する検討を開始した。大橋病院産婦人科では平成20年度、1名が抗加齢医学会専門医の資格を取得している。今後はアンチミューラー管ホルモンの解析をはじめとして卵巣機能とagingに関する評価項目を設定し検討を進める予定である
■ Keywords
腹腔鏡下手術,TLM,TLH,婦人科悪性腫瘍,卵巣チョレート嚢腫,婦人科手術療法,化学療法,臨床試験,液状処理細胞診,HPV(ヒトパピローマウィルス),妊孕性温存治療,糖鎖生物学
■ 特許
1.  浅川恭行 :第10類鉗子商標 浅川式AYH鉗子  ―5360151  (2010/10/15登録)
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  第4回城南・多摩婦人科腫瘍講演会  ,東京  2010/11
2.  第3回城南・多摩婦人科腫瘍講演会    2010/06
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  久布白 兼行 :日本産科婦人科学会代議員, 日本産科婦人科学会社会保険委員,日本産科婦人科内視鏡学会理事,日本婦人科腫瘍学会理事, 日本婦人科腫瘍学会専門医制度試験作成委員,日本臨床細胞学会評議員,日本臨床細胞学会渉外委員会委員,日本臨床細胞学会施設認定小委員会委員, 日本臨床細胞学会外部精度管理WG委員,日本レーザー治療学会評議員,外科系保険連合手術委員会WG委員,細胞診断学推進協会・「子宮がん検診とHPV」委員会委員,婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構施設認定委員
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















久布白 兼行   教授
医学博士
 6 6  4          2
(2)
 22
(8)
 
 1
 
 1
(1)
櫻井 信行   助教
医学博士
 1 4 2 2          5
 13
(7)
 
 
 3
(3)
 1
(1)
田岡 英樹   助教
 1 5 1 2          1
 17
(7)
 
 1
 
 1
(1)
福田 麻実   助教
学士(医学)
  5 1 1          
 18
(7)
 
 
 
 1
(1)
山本 泰弘   助教
 1 5  3          4
(4)
 15
(4)
 
 1
 1
(1)
 1
(1)
 9 4  0 0  0  12
(6)
 0
(0)
 4
(4)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














久布白 兼行   教授
医学博士
 6        2
(2)
 
 
櫻井 信行   助教
医学博士
 1 2       5
 
 3
(3)
田岡 英樹   助教
 1 1       1
 
 
福田 麻実   助教
学士(医学)
  1       
 
 
山本 泰弘   助教
 1        4
(4)
 
 1
(1)
 9 4  0 0  0  12
(6)
 0
(0)
 4
(4)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. 久布白兼行, 田岡英樹, 浅川恭行, 山本泰弘, 櫻井信行, 福田麻実, 倉崎昭子:  妊娠を考慮した子宮頸部初期病変への対応 円錐切除術 LEEP法を中心に.  産科と婦人科  77 (4) :385-390 , 2010
2. 久布白兼行, 山本泰弘, 田岡英樹, 五味達哉, 甲田英一:  婦人科領域における画像診断の最新情報 婦人科腫瘍と拡散強調画像.  産婦人科治療  101 (1) :41-48 , 2010
3. 田岡英樹, 山本泰弘, 倉崎昭子, 福田麻実, 櫻井信行, 浅川恭行, 久布白兼行, 大村 剛, 森田峰人:  広汎子宮全摘術における基靱帯処理の一工夫 -二弁(直腸)鈎の作製と使用経験-.  日本産科婦人科学会東京地方部会会誌  59 (2) :173-176 , 2010
4. 山本泰弘, 倉崎昭子, 福田麻実, 田岡英樹, 櫻井信行, 浅川恭行, 久布白兼行:  開腹子宮筋腫核出術におけるMegaPowerの高機能切開モードの使用経験.  日本産科婦人科学会東京地方部会会誌  59 (3) :345-349 , 2010
5. 櫻井信行,山本泰弘,倉﨑昭子,田岡英樹,福田麻実,浅川恭行,横内 幸,大原関利章,高橋 啓,久布白兼行:  皮膚筋炎を発症した低分化な骨盤内悪性腫瘍の1例.  日本産科婦人科学会東京地方部会会誌  59 (4) :582-588 , 2010
6. 藤田正志,大原関利章,安田 貢,久布白兼行,高橋 啓:  子宮腟部細胞診採取器具による頸管腺細胞の出現差について.  日本臨床細胞学会雑誌  50 (2) :134-135 , 2011
7. Taoka H, Yamamoto Y, Sakurai N, Fukuda M, Asakawa Y, Kurasaki A, Oharaseki T, Kubushiro K:  Comaparison of conventional andliquid-based cytology, and human papillomavirus testing using SurePath preparation in Japan.  Human Cell  23 (4) :126-133 , 2010
8. Fukuda M, Sakurai N, Yamamoto Y, Taoka H ,Asakawa Y, Kurasaki A, Oharaseki T, Takahashi K ,Kubushiro, K:  A case of atypical polypoid adenomyoma that possibly underwent a serial progression from endometrialhyperplasia to carcinoma.  Journal Obstet Gynaecol Res.  37 (5) :468-471 , 2011
症例報告
1. 倉﨑昭子,福田麻実,山本泰弘,櫻井信行,田岡英樹,浅川恭行,横内幸,大原関利章,高橋啓,久布白兼行:  ラマン分光法を用いた婦人科腫瘍組織の解析.  日本産科婦人科学会関東連合地方部会誌  48 (1) :57-61 , 2011
2. Sakurai N, Yamamoto Y, Asakawa Y, Taoka H, Takahashi K, Kubushiro K:  Laparoscopically Resected Uterine Adenomatoid Tumor with Coexisting Endometriosis: Case Report.  The Journal of Minimarry Invasive Gynecology  18 (2) :258-261 , 2011
その他
1. 久布白兼行:  子宮頸がんの最新治療 子宮頸がんの診断と治療.  Animus  15 (3) :32-36 , 2010
2. 久布白兼行:  子宮頸部液状検体細胞診Liquid-based cytologyの現状と展望(TACASへの期待).  MBL BIOTOVO  :1 , 2010
3. 久布白兼行:  子宮頸癌の発癌機構とヒトパピローマウイルス(HPV).  東邦医学会雑誌  57 (5) :330-334 , 2010
4. 久布白兼行:  液状検体細胞診.  日本産科婦人科学会雑誌  62 (9) :194-199 , 2010
5. 久布白兼行:  子宮内膜症と悪性化.  富士製薬FUJI Infertility News  :1 , 2010
6. Sakurai N, Tateoka K, Fukaya K, Terada T, Kubushiro K.:  Supraclavicular lymph node metastasis as the initial presentation of primary fallopian tube carcinoma.  International Journal of Clinical Oncology  15 (3) :301-304 , 2010
■ 学会発表
国内学会
1. ◎櫻井信行, 山本泰弘, 福田麻実, 倉崎昭子, 浅川恭行, 田岡英樹, 久布白兼行: 子宮頸部細胞診を契機に発見された性器結核の1例.  第357回日本産科婦人科学会東京地方部会例会,  東京,  2011/02
2. ◎山本泰弘,浅川恭行,倉﨑昭子,福田麻実,櫻井信行,田岡英樹,川又靖貴,久布白兼行: 腹腔鏡手術におけるセプラフィルム体腔内搬入方法の工夫.  第33回日本婦人科腫瘍学会,  岡山,  2011/02
3. ◎浅川恭行,山本泰弘,田岡英樹,福田麻実,櫻井信行,倉﨑昭子,久布白兼行: 当院にて作製子宮腟部鉗子の使用経験.  第356回日本産科婦人科学会東京地方部会例会,  東京,  2010/12
4. ◎川畑智子, 村石佳恵, 藤田正志, 岩原実, 田口勝二, 横内幸, 大原関利章, 久布白兼行, 安田貢, 高橋啓: 子宮頚部擦過細胞診にみられる腺上皮細胞像について ~良性腺系細胞の異型の検討~.  第49回日本臨床細胞学会秋期大会,  神戸,  2010/11
5. ◎櫻井信行,倉崎昭子,福田麻実,山本泰弘,田岡英樹,浅川恭行,久布白兼行: Trousseau 症候群と考えられる卵巣癌の4 例.  第120回日本産科婦人科学会関東連合地方部会総会,  筑波,  2010/11
6. ◎田岡英樹,山本泰弘,倉崎昭子,福田麻実,櫻井信行,浅川恭行,田口勝二,安田貢,高橋啓,久布白兼行: 液状処理細胞診を用いたHPV genotyping検査の解析.  第49回日本臨床細胞学会秋期大会,  神戸,  2010/11
7. ◎久布白兼行: 子宮頸部液状検体細胞診の精度と液状検体を用いたHPV検査に関する検討.  第48回日本癌治療学会学術集会,  京都,  2010/10
8. ◎山本泰弘,日野亜紀子,細田彩,伊藤郁美,倉﨑昭子,福田麻実,櫻井信行,田岡英樹,浅川恭行,久布白兼行: 当科におけるリンパ浮腫管理への取り組み.  第48回日本癌治療学会学術集会,  京都,  2010/10
9. ◎倉崎昭子,山本泰弘,福田麻実,櫻井信行,田岡英樹,浅川恭行,藤田正志,横内幸,高橋啓,久布白兼行: TC療法が奏効したと考えられる卵巣原発神経内分泌癌の一例.  第48回日本癌治療学会学術集会,  京都,  2010/10
10. 久布白兼行田岡英樹浅川恭行,山本泰弘櫻井伸行福田麻美倉崎昭子,横内幸大原関利章田口勝二,岩原実,高橋啓: 子宮頚がんの予防, 診断, そして治療 cure and care 子宮頚部液状検体細胞診の精度と液状検体を用いたHPV検査に関する検討.  日本癌治療学会,  京都,  2010/09
11. ◎櫻井信行, 山本泰弘, 浅川恭行, 田岡英樹, 福田麻実, 倉崎昭子, 久布白兼行, 高橋啓: 子宮内膜症と共存し腹腔鏡下に切除した子宮adenomatoid tumorの1例.  第50回日本産科婦人科内視鏡学会,  東京,  2010/07
12. ◎櫻井信行, 山本泰弘, 田岡英樹, 倉崎昭子, 福田麻実, 浅川恭行, 大原関利章, 高橋啓, 久布白兼行: 上肢の血栓症を伴った進行卵巣明細胞癌の1例.  第22回婦人科Oncology研究会,  東京,  2010/07
13. ◎倉崎昭子,田岡英樹,浅川恭行,山本泰弘,櫻井信行,福田麻実,横内 幸,大原関利章,閔 英根,高橋 啓,甲田英一,濱口宏夫,久布白兼行: 近赤外線励起ラマン分光手法を用いた婦人科腫瘍の解析.  第48回日本婦人科腫瘍学,  筑波,  2010/07
14. ◎倉崎昭子,福田麻実,櫻井信行,山本泰弘,田岡英樹,浅川恭行,久布白兼行: ラマン分光を用いた婦人科腫瘍組織の解析-腫瘍の非侵襲的診断に向けて-.  第119回日本産科婦人科学会関東連合地方部会学術集会,  東京,  2010/06
15. ◎岩原実, 田口勝二, 藤田正志, 村石佳重, 川畑智子, 大原関利章, 横内幸, 安田貢, 田岡英樹, 高橋啓: 子宮内膜病変における細胞質内粘液物質の検討.  第51回日本臨床細胞学会総会,  横浜,  2010/05
16. ◎倉崎昭子, 山本泰弘, 福田麻実, 田岡英樹, 櫻井信行, 浅川恭行, 藤田正志, 横内幸, 高橋啓, 久布白兼行: 卵巣原発の神経内分泌腫癌の1例.  第51回日本臨床細胞学会総会,  横浜,  2010/05
17. ◎山本泰弘,倉崎昭子,福田麻実,櫻井信行,田岡英樹,浅川恭行,久布白兼行: 子宮筋腫核出術におけるモノポーラー電気メスの新規切開モードの使用経験.  第354回日本産科婦人科学会東京地方部会例会,  東京,  2010/05
18. ◎久布白兼行: 子宮頸部液状処理細胞診 教育講演.  第51回日本臨床細胞学会総会春期大会,  横浜,  2010/05
19. ◎久布白兼行: 液状処理細胞診 クリニカルカンファレンス子宮頸部細胞診.  第62回日本産科婦人科学会学術集会,  横浜,  2010/04
20. ◎山本泰弘,木村昭子,福田麻実,田岡英樹,櫻井信行,久布白兼行: 卵巣腫瘍の良悪性診断におけるMRI拡散強調画像の有用性に関する検討.  第62回日本産科婦人科学会学術集会,  横浜,  2010/04
21. ◎田岡英樹,山本泰弘,木村昭子,福田麻実,櫻井信行,久布白兼行: 液状処理細胞診の子宮頸部腫瘍に対する検出能に関する検討.  第62回日本産科婦人科学会学術集会,  横浜,  2010/04
22. 太田邦明,小野正徳,鶴賀哲史,山本泰弘: 21世紀を担う産婦人科活性化プロジェクト~ずっと続けていくために~.  第62回日本産科婦人科学会学術集会,  横浜,  2010/04
23. ◎櫻井信行, 山本泰弘, 倉崎昭子, 田岡英樹, 福田麻実, 浅川恭行, 久布白兼行: Trousseau症侯群と考えられる卵巣癌の4例.  第120回日本産科婦人科学会関東連合地方部会学術集会総会,  つくば,  2010/11
24. ◎櫻井信行, 山本泰弘, 倉崎昭子, 田岡英樹, 福田麻実, 浅川恭行, 久布白兼行: 皮膚筋炎を発症した低分化な骨盤内悪性腫瘍の一例.  第355回日本産科婦人科学会 東京地方部会例会,  東京,  2010/09
国際学会
1. ◎Futaya E, Iwahara M, Ozaki S, Furuta N, Taoka H, Takahashi K, Yamamoto Y, Sugiyama Y, Kubushiro K, Hirai Y, Takahashi M.: Utility of new Liquid Based Cytology system TACASTM of cervical cytology.  17th International Congress of Cytology,  Edinburgh, Scotland,  2010/05
その他
1. ◎櫻井信行: 子宮内膜症と共存し腹腔鏡下に切除した子宮 adenomatoid tumorの1例.  GnRH症例検討会,  東京,  2011/02
2. ◎櫻井信行,倉﨑昭子: ラマン医用分光を用いた婦人科腫瘍に対する新しい診断法の確立.  東邦医学会例会,  東京,  2011/02
3. ◎櫻井信行: 子宮体癌 再発高危険群に対する術後化学療法の第二相試験の結果について/JGOG2041.  第4回城南・多摩婦人科腫瘍講演会,  東京,  2010/11
4. ◎山本泰弘: 上肢の血栓症を伴った進行卵巣明細胞癌の1例.  城南地区婦人科がん診療懇話会,  東京,  2010/09
5. ◎山本泰弘,倉﨑昭子,福田麻実,櫻井信行,田岡英樹,浅川恭行,久布白兼行: 子宮頸癌治療におけるMRI拡散強調画像の検討.  第28回大田地区産婦人科研究会,  東京,  2010/06
  :Corresponding Author
  :本学研究者