理学部 教養科 教育学教室
Education Section(Course of Teacher Education)
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■ 概要
1.カウンセラーの職業的転機に関する研究(新保)
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臨床心理士の職業的発達並びに教育訓練の効果に関する研究の一環として、心理カウンセラー10名(臨床心理士の有資格者)に対して、その職業的転機に関するインタビュー調査を行った。そしてどのような要因が、彼らの職業的な発達や成長に影響を与えているのかを昨年度に引き続き分析を行った。
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2.教員免許更新制講習会(予備講習)実施に関する実践的研究(新保)
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本年度は文部科学省の委託助成を受け、次年度より本格実施される教員免許更新制講習会の予備講習を本学で実施した。筆者のその責任者&コーディネーターとして、講習会の企画・運営・実施・評価全てに関わり、次年度以降の実施に伴って起きうる様々問題点の発見や今後の改善点に関する課題を実践的に明らかにした。
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3.介護等体験に関する事後指導プログラムの充実化に関する研究(新保)
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今年度を含めて3年余り、主として2年次生を対象として実施している介護等体験の事後指導プログラムの内容面の充実化に取り組んできた。今年度もKJ法を用いながら、スモールグループでの体験の分かち合いを行った。その際に、学生達が介護等体験で学んだことを教職課程のねらいに照らして、再度意識化を図る関わりを行うことが極めて重要であることが判明した。
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4.科学教育における国際教育協力に関する研究(畑中)
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科学教育における国際教育協力について研究を行っている。ウガンダ、ケニアの科学教育に関する国際教育協力プロジェクト調査と、ウガンダ、ケニア科学教員のフィリピンにおける研修について調査研究を行っている。
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5.地域連携に基づくエネルギー環境教育に関する研究(畑中)
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千葉県の地域のリソースを生かして見学や体験を通してエネルギーや環境について学ぶため,県内の学校,企業,社会教育施設と連携を取りエネルギー環境教育を推進する教育プログラムを開発し,実践する研究を行っている。
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■ Keywords
カウンセラーの成長と発達、職業的転機、介護等体験事後指導、国際教育協力,理科教育,エネルギー環境教育
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■ 当該年度の研究費受入状況
1.
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平成20年度科学研究費補助金 基盤研究(c)
(研究課題番号:20530643)
研究課題:日本における臨床心理士の教育訓練と職業的発達の課題について
(研究分担者:金沢吉展、岩壁 茂、下山晴彦、新保幸洋)
研究補助金:260000円 (分担)
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2.
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平成20年度科学研究費補助金(基盤研究(A))
(研究課題番号:19252007)
研究課題:南南教育協力の必要性と可能性―環インド洋地域協力に留意して―
(研究分担者:畑中敏伸)
研究補助金:590000円 (分担)
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3.
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平成20年度科学研究費補助金(基盤研究(B))
(研究課題番号:20330191)
研究課題:エネルギー環境リテラシー育成のカリキュラム開発研究
(研究分担者:畑中敏伸)
研究補助金:500000円 (分担)
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4.
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平成20年度免許状更新講習プログラム開発委託事業
(研究課題番号:18)
研究課題:教員免許更新制講習会
(研究代表者:新保幸洋)
研究補助金:1867299円 (代表)
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その他
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1.
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エネルギー教育調査普及事業「先行拠点大学」
研究課題:エネルギー環境教育リソースセンターの構築と地域普及のための実践活用 ―地域のネットワークの活用と大学教育の充実に基づいて―
(研究代表者:畑中敏伸)
研究補助金:1570000円 (代表)
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■ 教授・准教授・講師の公的役職
1.
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畑中敏伸
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:千葉県総合教育センター「千葉県学校版環境マネジメントシステム」調査研究委員
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■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
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■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 |
刊行論文 |
著書 |
その他 |
学会発表 |
その他 発表 |
和文 | 英文 |
和文 | 英文 |
国内 | 国際 |
筆 頭 | 共 著 | 筆 頭 | 共 著 |
筆 頭 | 共 著 | 筆 頭 | 共 著 |
筆 頭 | 共 著 |
演 者 | 共 演 | 演 者 | 共 演 |
演 者 | 共 演 |
新保 幸洋
准教授
文学博士
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4 | 1 | | |
| | | |
1 | 1 |
1
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1
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6
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畑中 敏伸
准教授
教育学修士
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3 | | | |
| | | |
2 | |
2
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計 |
7 | / | 0 | / |
0 | / | 0 | / |
3 | / |
3 (0) | / |
0 (0) | / |
6 (0) | / |
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研究者名 |
刊行論文 |
著書 |
その他 |
学会発表 |
その他 発表 |
和 文 | 英 文 |
和 文 | 英 文 |
国 内 | 国 際 |
筆 頭 | 筆 頭
| 筆 頭 | 筆 頭
| 筆 頭 |
演 者 | 演 者
| 演 者 |
新保 幸洋
准教授
文学博士
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4 | |
| |
1 |
1
|
|
6
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畑中 敏伸
准教授
教育学修士
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3 | |
| |
2 |
2
|
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計 |
7 | 0 |
0 | 0 |
3 |
3 (0) |
0 (0) |
6 (0) |
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( ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
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( ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
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■ 刊行論文
原著
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1.
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畑中 敏伸:
ウガンダ・ケニア理科教育プロジェクトと研修指導員への研修.
研究代表者佐藤眞理子、平成19年度~平成21年度科学研究費補助金基盤研究(A)中間報告書『南南教育協力の必要性と可能性-環インド洋地域協力に留意して-』
:106-124
, 2009
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2.
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畑中 敏伸:
ケニア人研修指導員に対するフィリピンでの理科・数学研修.
研究代表者佐藤眞理子、平成19年度~平成21年度科学研究費補助金基盤研究(A)中間報告書『南南教育協力の必要性と可能性-環インド洋地域協力に留意して-』
:88-105
, 2009
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3.
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渡良瀬川研究会「編」:
「鷗村学社」と栃木県明治期公私立中学.
田中正造と足尾鉱毒事件研究15
(15)
:17-36
, 2009
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4.
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畑中 敏伸:
世界の理科カリキュラムと授業―フィリピンの事例―.
理科の教育
58
(679)
:27-29
, 2009
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5.
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新保幸洋:
臨床心理学における統合と統合的心理療法.
大正大学カウンセリング研究所紀要 31
:42-64
, 2008
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6.
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新保幸洋,金沢吉展,岩壁 茂:
心理面接の基礎的なスキルに関するトレーニング法の効果測定研究?プログラム開発の原理と評価の実際?臨床心理士の職業的発達ならびに教育訓練の効果に関する研究(研究課題番号:18530548).
平成18年度-平成19年度科学研究費補助金(基盤研究(c))研究成果報告書(研究代表者 金沢吉展 明治学院大学心理学部教授)
:65-76
, 2008
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7.
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新保幸洋:
臨床心理士の概念化能力に関する一考察 臨床心理士の職業的発達ならびに教育訓練の効果に関する研究(研究課題番号:18530548).
平成18年度-平成19年度科学研究費補助金(基盤研究(c))研究成果報告書(研究代表者 金沢吉展 明治学院大学心理学部教授)
:77-84
, 2008
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8.
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新保幸洋:
臨床心理士の職業的転機に関する研究 臨床心理士の職業的発達ならびに教育訓練の効果に関する研究(研究課題番号:18530548).
平成18年度-平成19年度科学研究費補助金(基盤研究(c))研究成果報告書(研究代表者 金沢吉展 明治学院大学心理学部教授)
:85-96
, 2008
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9.
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新保幸洋:
統合的アプローチ 心理療法入門-各学派から見た1事例.
臨床心理学 7(5)
:645-649
, 2008
|
その他
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1.
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新保幸洋, 金沢吉展, 岩壁 茂:
心理面接の基礎的なスキルに関する効果測定研究~プログラム開発の原理と評価の実際~.
日本心理臨床学会第27回大会論文集
:221
, 2008
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2.
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新保幸洋:
成果報告書(東邦大学).
文部科学省初等中等局教職員課免許状更新講習プログラム開発委託事業
:16-21
, 2008
|
3.
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畑中敏伸:
教員養成科目としてのエネルギー環境教育授業開発―エネルギー環境の参加型の授業作りの実習を通して―.
日本エネルギー環境教育学会第3回全国大会論文集
:91-92
, 2008
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4.
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畑中 敏伸:
世界の理科カリキュラムと授業―フィリピンの事例―.
日本理科教育学会全国大会発表論文集第6号
:103
, 2008
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■ 学会発表
国内学会
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1.
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畑中 敏伸:
世界の理科カリキュラムと授業―フィリピンの事例―.
日本理科教育学会,
福井市,
2008/09
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2.
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◎新保幸洋, 金沢吉展, 岩壁 茂:
心理面接の基礎的なスキルに関する効果測定研究~プログラム開発の原理と評価の実際~.
日本心理臨床学会第27回大会,
つくば市 日本,
2008/09
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3.
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新保幸洋:
統合的アプローチにおける戦略的思考について.
日本心理臨床学会第27回大会,
つくば市、日本,
2008/09
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4.
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畑中 敏伸:
教員養成科目としてのエネルギー環境教育授業開発―エネルギー環境の参加型の授業作りの実習を通して―.
日本エネルギー環境教育学会,
静岡市,
2008/08
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5.
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新保幸洋:
統合的心理療法における戦略的思考とは何か.
日本心理臨床学会第27回大会,
つくば市,
2008/09
|
その他
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1.
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新保幸洋:
臨床心理士の職業的転機に関する研究.
心理臨床家の発達と教育・訓練についての研究会,
東京都港区,
2009/03
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2.
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新保幸洋:
2009年教員免許更新制講習会開催に関する東邦大学の取り組み(途中経過報告).
2008年教員免許更新制講習会情報交換会,
千葉市、日本,
2008/12
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3.
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新保幸洋:
教員免許更新講習会開催に関する東邦大学の取り組み(途中経過報告).
千葉大学主催第三回教員免許更新講習会情報交換会,
千葉市,
2008/12
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4.
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新保幸洋:
教員免許更新予備講習の実施状況について.
2008年第二回千葉県・茨城県私立大学教職課程研究連絡協議会,
千葉県市川市、日本,
2008/10
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5.
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新保幸洋:
東邦大学教員養成課程のこれまでの取り組みと今後の課題.
2008年第4回文部科学省主催教員免許更新制講習会実践事例発表会,
北海道札幌市、日本,
2008/09
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6.
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新保幸洋:
東邦大学教員養成課程のこれまでの取り組みと今後の課題.
2008年第四回文部科学省主催教員免許更新制講習会実践事例発表会,
札幌市,
2008/09
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7.
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新保幸洋:
統合的心理療法と心理臨床家の成長・発達-熟達化を切り口として-.
第4回大正大学カウンセリング研究所主催地域精神保健研修会連続講座(統合的アプローチシリーズ「様々な領域での統合的アプローチ」),
東京,
2008/12
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8.
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新保幸洋:
教員免許更新予備講習の実施状況について.
2008年第二回千葉県・茨城県私立大学教職課程研究連絡協議会,
市川市,
2008/10
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9.
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新保幸洋:
東邦大学教員養成課程のこれまでの取り組みと今後の課題.
2008年第二回教員免許更新制講習会情報交換会,
千葉市,
2008/06
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10.
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新保幸洋:
東邦大学教員養成課程のこれまでの取り組みと今後の課題.
2008年第二回教員免許更新制講習会情報交換会,
千葉市、日本,
2008/06
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