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 理学部 生物分子科学科 分子生物学部門 渡辺(直)研究室(分子細胞生物学)
 Laboratory of Molecular and Cellular Biology

教授:
  渡辺 直子
■ 概要
細胞の機能制御における分子機構の解析
1. 皮膚炎症反応の発症機構の解析
 耳の肥厚を伴う皮膚炎症反応および接触皮膚炎において、酸化ストレス時に誘導される xCT の関与を解析している。また、炎症に伴って酸化ストレスが誘導されることに注目し、抗酸化作用を示すフラボノイドの炎症に対する影響を調べている。さらに、炎症誘導に関わる薬剤およびフラボノイドが最初に作用するのは表皮のケラチノサイトであることから、マウスケラチノサイト細胞株 PAM212 を用い、これらの薬剤によって活性化されるシグナル伝達経路およびフラボノイドが作用する経路の解析を行っている。
2. 細胞の機能分化制御に関わる転写因子 Dve の解析
 ショウジョウバエの転写因子 Dve タンパク質の DNA との相互作用解析のために、組換え Dve タンパク質を大腸菌で発現し、発現および可溶化条件の検討を行っている。
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
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渡辺 直子   教授
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(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Nishiguchi, Y., Kitamura, K., Watanabe, N., Kozaki, A., Otani, H., Ohashi, H., Kume, M., Haruta, N., Iwasa, S., Fukushima, T.:  An improved quantitative real-time PCR protocol for precisely measuring D-amino acid oxidase mRNA in rat tissues.  International Journal of Analytical Bio-Science  1 (1) :37 -44 , 2013
■ 学会発表
国内学会
1. ◎奥芝 裕子, 岡田 卓己, 佐藤 英世, 渡辺 直子: 皮膚炎症モデルにおけるシスチントランスポーター xCT の役割.  日本動物学会第 66 回関東支部大会,  柏(千葉),  2014/03
2. ◎寺津 聡一郎、矢澤 彌、植村 浩、渡辺 直子: 不飽和脂肪酸摂取によるマウス接触皮膚炎への影響.  日本動物学会第 66 回関東支部大会,  柏(千葉),  2014/03
3. ◎寺津 聡一郎, 伊藤 真希, 矢澤 彌, 植村 浩, 渡辺 直子: 不飽和脂肪酸摂取による皮膚炎症反応の抑制効果.  日本動物学会第 84 回岡山大会,  岡山,  2013/09
4. ◎北條 聖奈, 矢田 和貴, 中越 英樹, 渡辺 直子: 機能分化に関わる転写院試 Dve のドメイン解析.  日本動物学会第 84 回岡山大会,  岡山,  2013/09
  :Corresponding Author
  :本学研究者