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 薬学部 医療薬学教育センター/薬事法学研究室
 Department of Pharmaceutical Law and Related Laws

准教授:
  秋本 義雄
■ 概要
研究内容等
1) 司法薬学的観点から見た薬剤師の業務と責任のあり方に関する研究
 医療過誤の裁判記録を精査し、医療に対する教訓を得、薬剤師業務に当てはめることにより、薬剤師が行うべき業務と担うべき法的責任について研究を行っている。
2) 薬剤師が行うべきリスクマネージメントに関する研究
 薬に関わる業務全般におけるリスクマネージャーとしての薬剤師の役割を、薬剤管理に関する医療裁判例を基に法的責任及び医療人としての倫理の側面から研究している。その聖歌を、薬局の機能評価に役立てるよう他大学と協議し、これらをまとめて教科書として出版の準備を行っている。
3) 現場薬剤師に対する支援活動
 現場の薬剤師に何が要求されるかを調査し、法律の知識のみならず、求められる法的責任及び医療人としての倫理教育について研究した。また、得られた結果を現場の薬剤師に伝えることにより、意識の向上及び薬局薬剤師のアイデンティティー確立の手助けをした。
4) 医療薬学教育における薬事関係法規の教授方法の改善とその実践に関する検討
 薬剤師法、薬事法の大改定が続く中、薬剤師業務としての薬事関係法規の実践に関する教育方法の検討及び他大学の科目担当者と共に医療薬学における薬事関係法規の位置づけ及び効果的な教授法の検討を行った。その結果を共同研究者の大学で協同授業を行うことにより、薬事関連法規及び倫理について学生の理解度を高める試みを行っている。
5) 六年制で導入された長期実習に向けた教育内容の検討と実践
 薬剤師教育六年制を迎え長期外部実習が導入されることから、参加するに学生に要求される知識・技能・態度の育成だけでなく倫理・意識教育の充実について、病院及び薬局の薬剤師と意見交換を行い、実践している。
■ Keywords
司法薬学, 医療過誤,調剤過誤,薬剤師の責任,医療倫理,チーム医療, 地域医療
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  秋本義雄 :社会薬学会幹事, 司法薬学研究会幹事
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















秋本 義雄   准教授
博士(薬学)
    1  1 1       3
(1)
 17
 
 
 2
(2)
 
 0 0  1 0  0  3
(1)
 0
(0)
 2
(2)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














秋本 義雄   准教授
博士(薬学)
    1     3
(1)
 
 2
(2)
 0 0  1 0  0  3
(1)
 0
(0)
 2
(2)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Mizuho Takahashi, CHikako Ishikawa, Yoshio Akimoto, Chuji Yanagawa, Kiyomi Sadamoto:  Implementation of Non-traditional Services by Community Pharmacists in Japan.  Primary Care Japan  8 (1) :1-14 , 2010
2. Mizuho Takahashi, CHikako Ishikawa, Yoshio Akimoto, Chuji Yanagawa, Kiyomi Sadamoto:  Implementation of Non-traditional Services by Community Pharmacists in Japan.  Primary Care Japan  8 (1) :1-14 , 2010
■ 著書
1. 宮本法子, 福島紀子, 諏訪俊男, 岸本桂子, 鈴木政雄, 秋本義雄, 鈴木順子, 早瀬幸俊, 飯田耕太郎, 亀井美和子, 岡崎光洋, 恩田光子, 中村武夫:    これからの社会薬学 社会の変化と、対応する薬剤師への期待  67-71.  株式会社 南江堂,  東京, 2009
2. 秋本義雄, 鈴木順子, 鈴木政雄, 中村武夫, 早瀬幸俊, 福島紀子, 宮本法子:    裁判例から学ぶ! 薬剤師と医療コミュニケーション  10-19, 31-58, 66-77, 92-108, 116-129.  株式会社 薬ゼミ情報教育センター,  川越市, 2009
3. 福島紀子, 早瀬幸俊, 宮本法子, 秋本義雄, 他:  Ⅴ医薬品の適正使用 3. 医薬品副作用被害救済制度.  これからの社会薬学―社会の変化と、対応する薬剤師への期待  67-71.  南江堂,  東京, 2009
■ 学会発表
国内学会
1. 海老澤哲, 秋本義雄, 喜来望, 鈴木順子, 鈴木政雄, 福島紀子, 宮本法子: 裁判例から考える薬剤師の疑義照会の意義-4 長期投薬と薬剤師による検査実施勧告.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
2. 宮本法子, 秋本義雄, 喜来望, 鈴木順子, 鈴木政雄, 福島紀子 , 海老澤哲: 裁判例から考える薬剤師の疑義照会の意義- 2 医療チームとして薬剤師の一言の重み.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
3. 秋本 義雄, 海老澤哲, 喜来望, 鈴木順子, 鈴木政雄, 福島紀子, 宮本法子: 裁判例から考える薬剤師の疑義照会の意義- 6 調剤に関わる薬剤師の水準.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
4. 大橋 綾子, 鈴木 博子, 田口 智子, 秋本 義雄: 裁判例から考える薬局薬剤師と医薬品に関わる家庭内危険の回避.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
5. 田口智子, 鈴木博子, 大橋綾子, 秋本義雄: 裁判例からみたアスピリン喘息を疑われる患者からの適切な情報収集のあり方と患者への注意喚起の必要性.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
6. 鈴木順子, 秋本義雄, 海老澤哲, 喜来望, 鈴木政雄, 宮本法子, 福島紀子: 裁判例から考える薬剤師の疑義照会の意義-1 疑問を持つ義務.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
7. 鈴木政雄, 秋本義雄, 海老沢哲, 鈴木順子, 喜来望, 福島紀子, 宮本法子: 裁判例から考える薬剤師の疑義照会の意義- 5 適応外処方せんへの薬剤師の対応.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
8. 鈴木博子, 大橋綾子, 田口智子, 秋本義雄: 裁判例から見る妊婦への薬剤交付と添付文書の記載.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
9. 喜来望, 秋本義雄, 鈴木順子, 鈴木政雄, 福島紀子, 宮本法子: 調剤業務と疑義照会-3 自己研鑽義務違反事件.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
10. 宮本法子, 秋本義雄, 喜来望, 鈴木順子, 鈴木政雄, 福島紀子: 調剤業務と疑義照会-2 薬剤師の一言:薬剤による医療過誤を防止する可能性.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
11. 秋本義雄, 喜来望, 鈴木順子, 鈴木政雄, 福島紀子, 宮本法子: 調剤業務と疑義照会-6 調剤に関わる薬剤師の水準.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
12. 大橋 綾子, 鈴木 博子, 田口 智子, 秋本 義雄: 薬剤師による服薬指導と家庭内での危険防止.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
13. 谷口浩朗, 秋本義雄: 医師創通が困難な患者への対応と人格権.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
14. 福島紀子, 秋本義雄, 喜来望, 鈴木順子, 鈴木政雄, 宮本法子: 調剤業務と疑義照会-4 長期投薬と疑義照会.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
15. 鈴木順子, 秋本義雄, 喜来望, 鈴木政雄, 宮本法子, 福島紀子: 調剤業務と疑義照会-1 疑問を持つ義務.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
16. 鈴木政雄, 秋本義雄, 鈴木順子, 喜来望, 福島紀子, 宮本法子: 調剤業務と疑義照会-5 保険適用外処方せんと薬剤師.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
17. 鈴木博子, 大橋綾子, 田口智子, 秋本義雄: 裁判例から見る妊婦禁忌や慎重投与薬剤に対して必要な知識.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
18. 秋本義雄: スキルミックスを考える 薬剤師のスキルミックスの限界.  日本社会薬学会,  東京,  2009/11
19. ◎渡辺朋子, 串田一樹, 大谷勇作, 山形光正, 秋本義雄, 佐々木英久, 松尾和廣, 篠原悦子, 吉尾隆、BACHYNSHY John: Pharmacy Administration: The economic and social base of Pharmacy.  第130年会日本薬学会,  岡山,  2010/03
その他
1. 喜来望, 秋本義雄, 海老澤哲, 鈴木順子, 鈴木政雄, 福島紀子, 宮本法子: 裁判例から考える薬剤師の疑義照会の意義-3 薬剤師の自己研鑽義務.  日本薬学会,  岡山,  2010/03
  :Corresponding Author
  :本学研究者