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 医学部 医学科 放射線医学講座(佐倉)
 Department of Radiology (Sakura)

教授:
  寺田 一志
准教授:
  長谷部 光泉
講師:
  森田 英夫
助教: 
  黒土 衛
  角尾 美果
■ 概要
1.神経放射線診断学
神経放射線診断学はCT、MRI、核医学を主体とした今日の放射線診断学において非常に大きな部分を占めている。当院には3T (テスラー) MRI、テンソルイメージング、MRS、PET-CT などといった話題の最先端装置および付随ソフトウェアが設置されていないため、必然的に臨床研究が中心になっている。特に、一例一例を大事にした報告を心がけており、それらの評価が非常に臨床的なテーマでの教育講演の依頼に繫がっているものと思われる。臨床に基づいたアカデミックなテーマとしては、一般的なMRI装置を用いたアルツハイマー病早期診断法の開発と臨床応用がある。これに関しては当科の寺田教授、長谷部准教授を中心として、大学および診療科を超えた複数の他施設との共同研究が進行している。神経病理と画像の対比についても、他施設との共同研究を行っている。同様に学内では、MRI磁化率強調画像の有用性を探る研究やCTアンギオの画質向上に向けての研究など、一般的な装置を用いてその性能を最大限に引き出すような研究が多施設共同で進行している。
2010年には、3T MRIが当院に導入されることが既に決定しており、さらなる神経放射線領域での臨床的・基礎的な研究が発展的に行われることが期待される。
2.腹部画像診断、胸部画像診断、心臓画像診断
腹部、胸部CTおよびMRIは、どの診療科においても重要な診断ツールとなっており、現在は、長谷部准教授、森田講師、黒土助教、および5人の大学院生を中心に、マルチスライスCT(64列および16列MSCT)を用い、詳細な画像情報を収集し診断を行っている。現在は、軸状断以外に、矢状断、冠状断など任意断面の画像を短時間で再構成することが可能となっており診断の精度の向上に役立っている。また、臨床医師が患者にわかりやすい説明をするための3D画像の有用性も明白である。腹部画像診断では、消化器外科、消化器内科(消化器センター)を始めとする診療科との協力により、手術や治療に直接役立つ画像の提供および研究を始めている。また、新しいMRIの造影剤を用いた肝腫瘍の診断および病理との対比や早期胃癌におけるバーチャルCTの深達度診断などの研究を行っている、
 胸部画像診断に関しても、必要に応じて冠状断や矢状断の詳細画像を作成し、その有用性についての臨床研究を行っている。特に肺の領域では、CTガイド下生検なども積極的に行っている。
 心臓領域についても、循環器センターの医師の密接な協力の下、冠動脈CTについて詳細画像を提供することができているが、さらなる画像表示法の向上や、今後はそれらの蓄積されたデータを他の診療科との共同研究としてまとめていく方向となっている。下肢末梢領域についても、とくに閉塞性動脈硬化症を有する患者に対しては、治療方針決定のため3D画像を作成し、血管解析の新たな表示法を提案し、循環器センターカンファレンスで検討を行い、当科にて血管内治療(IVR)を施行している。
3.血管内治療および画像支援下低侵襲治療(インターベンショナルラジオロジー:IVR)
近年、IVR治療法は,従来の手術に比べて患者への負担が非常に少ないため、世界中で広く普及し、術式・手技の改善改良のみならず、カテーテル、ガイドワイヤー、ステント自体の開発・研究も行われている。佐倉放射線科では、臨床面でもIVR治療を全身の分野で他科との密接な協力の下、積極的に行っている。症例は昨年度に比して倍増している。
 ステントの初期血管開存率は非常に良い成績を示すものの、中〜長期時期におこる血管の再狭窄が大きな問題となっている。ステント周囲においては最初に、血栓形成が起こり、それを引き金として血管平滑筋細胞の増殖・遊走、血管内膜の過剰な新生が起こってくる。ステント留置後の再狭窄防止法として、様々な局所及び経静脈的な薬物投与(遺伝子治療等を含む)の試みがなされてきているが、いまだ最適な薬物が確定されていない。そのため、血液や血管と接触するステントの表面形質の改良,改質のために様々な金属表面へのコーティングが試されている。
当科では、その中でも、炭素系薄膜(ダイヤモンドライクカーボン(Diamond-like carbon : 以下DLC))に注目し、当医療センターの長谷部准教授が中心となって、慶應義塾大学理工学部、東京大学付属病院輸血部、脳外科、小児外科、横浜市立大学輸血部、欧米や韓国の研究施設との医工連携により、抗血栓性、生体適合性の高いコーティングの開発を進めている。DLCはダイヤモンドとグラファイトの中間の特性を有し、ガラスと同様に非晶質無機物である。DLC膜は炭素から構成され、優れた機械的特性および化学的特性を有することは幅広く知られている。また近年では、DLCの優れた特性を医療に応用することが注目されつつある。我々は既存のDLCの更なる生体適合性向上を目指し、フッ素を膜中にドーピングしたF-DLCの開発・実用化を行っている。血管内治療を要する病気の増加は今後も増加の一途をたどると考えられ、一刻も早く確実な留置器具を開発することが望まれる。これに対し、産業、医療、科学の各分野が一体となって取り組むことが必要である。現在我々は、F-DLCの生体適合性材料としての実用化をめざし、平成19年度より「独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)」のバックアップをうけ、産官学連携プロジェクト(ナノテクノロジープログラム「ナノテク・先端部材実用化研究開発」「ボトムアップ構造制御ナノカーボン・ポリマー複合化薄膜を用いた抗血栓性医療機器の開発」を推進している。
■ Keywords
放射線診断学, 核医学, 神経放射線, 血管内治療(interventional radiology:IVR), ステント
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  科学研究費補助金 若手研究B  (研究課題番号:21760561)
 研究課題:炭素系薄膜マイクロ・ナノパターニング構造制御による薬剤徐放性ステントシステム構築  (研究代表者:長谷部 光泉)
 研究補助金:2340000円  (代表)
2.  独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構) ナノテク・先端部財実用化研究開発補助金
 研究課題:ボトムアップ構造制御ナノカーボン・ポリマー複合化薄膜を用いた抗血栓性医療機器の開発  (研究協力者:長谷部 光泉)
 研究補助金:3000000円  (協力)
その他
1.  平成21年度東邦大学医学研究科推進研究費:  受給代表者:長谷部 光泉   候補者の役割:研究チーム統括および開発   2009  (研究課題番号:第09−01号)
 研究課題:炭素系薄膜マイクロ・ナノパターニング構造制御による薬剤徐放性ステントシステムの構築  (研究代表者:長谷部 光泉)
 研究補助金:2500000円  (代表)
■ 教授・准教授・講師の公的役職
1.  長谷部 光泉 :ナノメディカルデバイス委員会委員(経済産業省および独立行政法人産業技術総合研究所), 独立行政法人日本学術振興会マイクロビームアナリシス第141委員会委員
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  第1回IVR技術交流会  ,東京  2010/01
2.  第65回印旛画像診断研究会  ,佐倉  2010/03
3.  第48回千葉核医学研究会  ,千葉  2010/06
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  寺田 一志 :日本神経放射線学会評議員,頭頸部放射線研究会世話,NR懇話会世話人,神経放射線カンファレンス世話人,東京臨床脳画像解析研究会幹事,千葉北総神経放射線研究会幹事,脳核画像解析研究会世話人,関東脳核医学研究会世話人,千葉核医学研究会世話人,日本画像医学会評議員,日本医学放射線学会地方会世話人,印旛フィルムカンファレンス世話人,関東臨床神経病理懇話会コンサルタント, 千葉ベイシティカンファランス 世話人, 千葉MR研究会 世話人 小児神経放射線研究会世話人
2.  長谷部 光泉 :日本血管内治療学会 評議員, 日本学術振興会 マイクロビームアナリシス第141委員会 委員, 末梢血管画像・血管内治療研究会 世話人, 日本IVR学会関東地方会 世話人, 多摩画像カンファレンス 世話人, ニューダイヤモンドフォーラム バイオ化学部門ワーキンググループ委員, ナノメディカルデバイス委員会委員委託(兼任)(経済産業省及び独立行政法人 産業総合研究所), Interventional Radiology Case Club(国際)幹事 IVR技術交流会代表幹事
3.  森田 英夫 :印旛フィルム・カンファレンス 世話人
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















寺田 一志   教授
医学博士
  2  8  2        4
(4)
 24
(8)
 
 9
(1)
 3
(3)
 5
(2)
長谷部 光泉   講師
博士(医学)、博士(工学)
  4  1          5
(4)
 20
(6)
 3
(2)
 9
 2
(2)
 6
(1)
森田 英夫   講師
医学博士
              4
(2)
 13
(4)
 
 4
(1)
 
 5
(2)
角尾 美果   助教
              
 
 
 
 
 
 0 0  2 0  0  13
(10)
 3
(2)
 5
(5)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














寺田 一志   教授
医学博士
    2     4
(4)
 
 3
(3)
長谷部 光泉   講師
博士(医学)、博士(工学)
         5
(4)
 3
(2)
 2
(2)
森田 英夫   講師
医学博士
         4
(2)
 
 
角尾 美果   助教
         
 
 
 0 0  2 0  0  13
(10)
 3
(2)
 5
(5)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. 長谷部光泉,北村範子,粕谷秀輔,笠井ルミ子,工藤秀康,中塚智也,森田英夫,寺田一志:  Interlocking Detachable Coil (IDC)のトラブルシューティング.  Interventional Radiology  25 (85) :89 , 2010
2. 中野正剛,長谷部光泉,寺田一志:  アルツハイマー型認知症の画像診断法はどこまで進歩したか.  成人病と生活習慣病  40 :158-164 , 2010
3. 伊藤祐二郎, 西本紘嗣郎, 緒方謙太郎, 長谷部光泉, 内田厚:  精巣上体平滑筋腫の1例.  泌尿器科紀要  55 (651) :653 , 2009
4. A M Tokumaru、Y.Sato、S.Murayama、K.Kazutomi、Y.Sakiyama、M.Toyoda、M.Yamakawa、H.Terada:  Imaging-Pathologic Correlaion in Corticobasal Degeneration.  AJNR30.Nov-Dec 2009  :1884-1892 , 2009
5. Yamagami T, Osuga K, Yoshimatsu R, Matsumoto T, Miura H, Terayama K, Anai H, Takahashi M, Hasebe T, Nishimura:  Development of a portable training tool for simulating visceral angiographic procedures for beginners.  Cardiovasc Intervent Radiol 2009  32 :412-416 , 2009
6. Hasebe T, Nagashima S, Kamijo A, Yoshimoto Y, Hotta A, Morita H, Terada H, Tanaka M, Takahashi K, Suzuki T:  Effect of oxygen plasma treatment on non-thrombogenicity of diamond-like carbon.  Diam Relat Mater 2010 (accepted and in press)  1 :1 , 2010
7. Hasebe T, Enomoto E, Asakawa R, Kamijo A, Yoshimoto Y, Suzuki T, Takahashi K, Hotta A:  Controlling the drug release rate from biocompatible polymers with micro-patterned diamond-like carbon (DLC) coating.  Diamond Relat Mater 2010 (accepted and in press)  1 (1) :1 , 2010
8. Imamura T, Takanashi J, Yasugi J, Terada H, Nishimura A:  Sisters with clinically mild encephalopathy with a reversible splenial lesion (MERS)-like features; Familial MERS?.  Journal of the Neurological Sciences 2010 Mar 15  290 (1-2) :153-6 , 2010
9. 杉山祐公, 長谷部光泉:  左上大静脈遺残症の診断に静脈相三次元CT画像が有用であった1例.  内科  104 :746 , 2009
総説及び解説
1. 山上卓士, 大須賀慶悟, 穴井洋, 高橋正秀, 長谷部光泉:  IVR Today 2009 IVRの可能性と限界-見えない壁を越えて II  IVRデバイスの最新動向と教育 2.IVRにおけるシミュレーション教育の重要性と工夫.  INNERVISION  24 :45-48 , 2009
2. 長谷部光泉, 浅川玲奈, 榎本圭祐, 上條亜紀, 鈴木哲也, 堀田篤:  DLC薄膜とポリマー複合化材料を用いた薬剤溶出性システムの研究.  New Diamond 25:26-27, 2009  25 :26-27 , 2009
3. 堀正明, 寺田一志, 荒木力:  腰椎・腰筋, CT・MRI アトラスUpdate. , 2009.11.  medicina 2009増刊号  1 :1 , 2009
4. 稲岡 努、高橋康二、油野民雄:  正常胸線と胸腺過形成.  画像診断  29 (13) :1516-1523 , 2009
5. 稲岡 努、高田陽子、高橋康二、大橋健二郎、村上 昇、油野民雄:  その他の靭帯:手関節の靭帯.  画像診断  29 (7) :720-729 , 2009
6. 長谷部光泉, 吉本幸洋, 上條亜紀, 堀田 篤, 児玉英之, 田中 実, 石川 治, 今野謙次郎, 北村範子, 寺田一志, 斉藤延人, 高橋孝喜, 鈴木哲也:  ダイヤモンドライクカーボン膜を被覆したメディカルデバイスの開発.  工業材料  57 :42-47 , 2009
症例報告
1. Kano O, Iwamoto K, Nakamura Y, Kakisu K, Hori M, Terada H, Ikeda K, Fujioka T, Iwasaki Y.:  Transient restricted diffusion of whole corpus callosum and symmetrical white matter in epilepsy.  Internal Medicine  48 (7) :583-4 , 2009
その他
1. 寺田一志:  地域医療連携に欠かせないCD入力システム.  Innervision 2010  :0 , 2010
■ 著書
1. 寺田一志:  外傷.  脳脊髄のMRI 第二版  279-296.  メディカル・サイエンス・インターナショナル,  東京, 日本, 2009
2. 寺田一志, 堤義之:  髄膜炎、脳炎.  臨床研修医のための画像医学教室 小児科領域  37-43.  医学科学社,  東京, 日本, 2009
■ 学会発表
国内学会
1. 中塚智也,長谷部光泉,笠井ルミ子,工藤秀康,北村範子,粕谷秀輔,黒土衛,森田英夫,寺田一志: 肺動静脈瘻2例のIVR治療:GDCによるanchoring法..  第65回 印旛画像診断研究会,  佐倉, 日本,  2010/03
2. 長谷部光泉,森田英夫,北村範子,粕谷秀輔,笠井ルミ子,中塚智也,工藤秀康,寺田一志: 生体適合性・抗血栓性ステントの開発: IVR Research Work,.  第1回九州IVRリサーチミーティング,  福岡, 日本,  2010/03
3. ◎長谷部光泉 ,北村範子,蛭田啓之 ,岩下洋一,: フッ素添加diamond-like carbon(F-dlc)の実用化に向けた血管壁細胞適合性評価.  第135回東邦医学会例会,  東京,  2010/02
4. ◎細江伸央, 菊地秀昌, 清川甫, 山田哲弘, 曽野浩治, 長村愛作, 青木博, 中村健太郎, 吉松安嗣, 津田裕紀子, 高田伸夫, 北村範子, 粕谷秀輔, 森田英夫, 長谷部光泉, 笹井大督, 蛭田啓之, 亀田典章, 鈴木康夫, 白井厚治: 虚血性十二指腸炎と考えられた1例.  第6回日本消化管学会総会学術集会,  福岡,  2010/02
5. 長尾建樹,黒木貴夫,宮崎親男,羽賀大輔,寺田一志,榊原隆次,岸雅彦: 低髄液圧症候群の画像経過.  第33回日本脳神経CI学会総会,  東京, 日本,  2010/02
6. ◎平田容子, 岩渕聡, 寺田一志, 青木和哉, 伊藤圭介, 齋藤紀彦, 佐藤健一郎, 原科純一, 赤畑正樹, 千葉利昭, 田村百合子: 海馬の萎縮と糖尿病.  第39回日本神経放射線学会,  東京,  2010/02
7. 北村 範子,長谷部光泉,森田 英夫,堀田篤,上條亜紀,鈴木哲也,高橋 孝喜,寺田 一志: 優れた抗血栓性を持つ生体細胞膜模倣構造 MPC コーティングの血管内治療用デバイスへの応用.  第39回日本神経放射線学会総会,  東京, 日本,  2010/02
8. 細江伸央,菊地秀昌,清川甫,山田哲弘,曽野浩治,長村愛作,青木 博,中村健太郎,吉松 安嗣,津田裕紀子,高田伸夫,北村範子,粕谷秀輔,森田英夫,長谷部光泉,笹井大督,蛭田啓之,亀田典章,鈴木康夫,白井厚治: 虚血性十二指腸炎と考えられた1例.  第6回日本消化管学会総会学術集会,  福岡, 日本,  2010/02
9. 渡辺佳明,長谷部光泉,森田英夫,寺田一志: 肝静脈バルーン閉塞下でRFA施行した転移性肝腫瘍の一例..  第1回IVR技術交流会,  東京, 日本,  2010/01
10. 渡辺佳明,長谷部光泉,森田英夫,寺田一志: Guidewire pull-through法が有効であった静脈高度屈曲を示す透析シャントPTA症例.  第1回IVR技術交流会,  東京, 日本,  2010/01
11. 森田英夫,長谷部光泉,中塚智也,工藤秀康,笠井ルミ子,粕谷秀輔,北村範子,黒土衛,寺田一志: NBCA-lipiodolを用いて止血を試みた外傷性大動脈損傷の一例.  第1回IVR技術交流会,東京,2010.1,  東京, 日本,  2010/01
12. 森田英夫,長谷部光泉,寺田一志: 腹部領域の動脈塞栓術(外傷,出血を中心に).  東京アンギオ・IVR会,  東京, 日本,  2010/01
13. 森田英夫, 長谷部光泉, 寺田一志: 当院でのIVR(interventional radiology)~緊急を中心に~.  第1回緊急診療カンファレンス,  佐倉,日本,  2009/12
14. 大竹正頼,長谷部光泉,永島壮,上田芳人,吉本幸洋,上條亜紀,髙橋考喜,堀田篤,鈴木哲也: 多層性ダイヤモンドライクカーボンの機械的特性の解析..  第23回ダイヤモンドシンポジウム,習志野,2009.11,  習志野, 日本,  2009/11
15. 長谷部光泉,北村範子,粕谷秀輔,笠井ルミ子,工藤秀康,中塚智也,森田英夫,堀田篤,上條亜紀,鈴木哲也,髙橋孝喜,寺田一志: 脳血管内治療用デバイスに対する抗血栓性コーティングの試み:生体細胞膜模倣構造を持つ MPCコーティング.  第25回NPO法人日本脳神経血管内治療学会総会,  富山, 日本,  2009/11
16. 中塚智也,北村範子,粕谷秀輔,笠井ルミ子,工藤秀康,森田英夫,長谷部光泉,寺田一志: GDCを用いた内腸骨動脈瘤IVR治療の初期経験..  第64回印旛画像診断研究会,  成田, 日本,  2009/11
17. 寺田 一志: 認知症の画像診断.  第72回北陸核医学カンファレンス,  金沢,  2009/11
18. 森田英夫,長谷部光泉,北村範子,粕谷秀輔,笠井ルミ子,中塚智也,工藤秀康,寺田一志: CVカテーテル留置手技中の右鎖骨下動脈誤穿刺による大量血胸に対しIVRにて止血した一例 −文献的考察をふまえて−.  第11回末梢血管画像・血管内治療研究会,  東京, 日本,  2009/10
19. 寺田 一志: AIDS・日和見感染.  第45回日本医学放射線学会秋季臨床大会,  和歌山、日本,  2009/10
20. 寺田 一志: 外傷の画像診断 中枢神経. . 和歌山,2009.10.  第45回日本医学放射線学会秋季臨床大会,  和歌山, 日本,  2009/10
21. ◎平田容子, 岩渕聡, 寺田一志, 青木和哉, 伊藤圭介, 林盛人, 齋藤紀彦, 佐藤健一郎, 原科純一, 中山晴雄, 千葉利昭, 田村百合子: 海馬の萎縮と糖尿病.  第68回日本脳神経外科学会総会,  東京,  2009/10
22. 長谷部光泉,柏木洋介,上田芳人,吉本幸洋,永島壮,北村範子,森田英夫,上條亜紀,堀田敦,寺田一志,高橋孝喜,鈴木哲也: DLCの医療分野における応用最前線:心臓血管用デバイスへの応用研究..  第120回表面技術協会講演大会,  千葉,日本,  2009/09
23. 中塚智也,北村範子,粕谷秀輔,髙橋真生,笠井ルミ子,工藤秀康,鈴木理代,平野圭一,清水一寛,飯塚卓夫,杉山祐公,藤井毅郎,德弘圭一,東丸貴信,野池博文,森田英夫,長谷部光泉,寺田一志: 巨大内腸骨瘤のIVR治療.  第2回佐倉学術集会,佐倉,2009.9,  佐倉, 日本,  2009/09
24. 岡瑞紀,長谷部光泉,北村範子,寺田一志: レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies : DLB)が疑われる症例に対するVSRADの臨床的有用性について.  第105回日本精神神経学会学術総会,  神戸, 日本,  2009/08
25. 粕谷秀輔,長谷部光泉,北村範子,吉田豊,岡住慎一,寺田一志: 広基性脾動脈瘤を合併した巨脾に対する部分的脾動脈塞栓および動脈瘤塞栓術:GDCコイルの初期経験..  第38回日本IVR学会総会,  大阪, 日本,  2009/08
26. 笠井ルミ子,長谷部光泉,中塚智也,工藤秀康,粕谷秀輔,北村範子,森田英夫,寺田一志: EOB・プリモビスト肝細胞造影相において一部濃染を呈した肝腫瘍の一例..  第3回千葉EOB・プリモビストセミナー,  千葉, 日本,  2009/06
27. ◎榊原隆次, 岸 雅彦, 小川恵美奈, 寺田一志: MIBG低値を指標としたレヴィー小体病群の臨床スペクトル.  第50回日本神経学会総会,  仙台,  2009/05
28. ◎蛭田啓之,笹井大督,亀田典章,高島明子,川島秀明,深谷暁,山澤功二,木下俊彦,長谷部光泉,北村範子,牧田幸三,寺田一志,: 有茎性に発育した巨大なAngiomyofibroblastomaの1例.  第98回日本病理学会総会,  京都,  2009/05
29. 寺田一志: AIDS・日和見感染の神経放射線診断.  第44回北陸画像診断勉強会 金沢 2009 4,  金沢, 日本,  2009/04
30. 長谷部光泉,北村範子,粕谷秀輔,森田英夫,寺田一志: ボトムアップ構造制御ナノカーボン・ポリマー複合化薄膜を用いた抗血栓性医療機器開発の進捗状況および今後の展望.  第6回第三世代ナノテク・メディカルデバイス研究会,  大分,  2009/04
31. ◎Suzuki M, Moroi M, Kasuya S, Mikamo H, Noike H, Hasebe T: Epicardial Adipose Tissue Volume Measured by 64-slice Computed Tomography is Related to the Extent of Coronary Atherosclerosis.  The 74th Annual Scientific Meeting of the Japanese Circulation Society,  Kyoto,  2010/03
32. ◎Suzuki M, Moroi M, Kasuya S, Mikamo H, Noike H, Hasebe T: Increased Volume of Epicardial Adipose Tissue is Associated with Coronary Artery Calcification and Stenosis.  The 74th Annual Scientific Meeting of the Japanese Circulation Society,  Kyoto,  2010/03
33. Nakagami T, Shimizu K, Hirano K, Mikamo M, Noike H, Shirai K, Kasuya S, Hasebe T: The WIQ score were improved just after interventional radiology in patients with ASO.  第74回日本循環器病学会総会・学術集会,  京都, 日本,  2010/03
34. 長尾建樹,黒木貴夫,宮崎親男,近藤康介,羽賀大輔,寺田一志,笹井大督,蛭田啓之,亀田典章: Undifferentiated pleomorphic sarcomaの脳転移の一例.  第39回日本神経放射線学会,  東京, 日本,  2010/02
35. 長尾建樹, 黒木貴夫, 宮崎親男, 羽賀大輔, 寺田一志: 急激な経過を示した視床下部腫瘤性病変の一例.  第65回千葉北総神経放射線研究会,  千葉, 日本,  2009/11
36. 山上卓士,寺山耕司,吉松梨香,松本知博,三浦寛司,西村恒彦,大須賀慶悟,穴井洋,高橋正秀,長谷部光泉: 我々が開発した腹部血管モデルの血管造影トレーニングツールとしての有用性についての検討..  第38回日本IVR学会総会,大阪,2009.8,  大阪, 日本,  2009/08
国際学会
1. H. Haradome, L. Grazioli, M. Tsunoo, M. Bondioni: Differentiation of hypervascular benign tumors: Focal nodular hyperplasia, hepatic adenoma, and nodular regenerative hyperplasia with gadoxetic acid-DTPA enhanced MR imaging.  ECR 2010,  ウィーン、オーストリア,  2010/03
2. Kitamura N, Terada H, Hasebe T, Nakano S, Oka M, Sakakibara R, Mirita H: Neuroimaging of semantic dementia.  13th Asian Oceanian Congress of Radiology,  Taipei,  2010/03
3. Suzuki M, ○Hasebe T, Kasuya S, Mikamo H, Iiduka T, Sugiyama Y, Moroi M, Noike H, Terada H: Epicardial adipose tissue volume measured by 64-multislice computed tomography is related to the extent of coronary atherosclerosis.  European Congress of Radiology (ECR),  Vienna, Austria,  2010/03
4. ◎Kasai R, ○Hasebe T, Nakatsuka T, Kitamura N, Kasuya S, Kudo H, Takada N, Morita H, Terada H: Diagnostic efficacy of Gd-EOB-DTPA (Primovist)-enhanced MR imaging and CT for hepatocellular carcinoma.  European Congress of Radiology (ECR),  Vienna, Austria,  2010/03
5. Ueda Y, ○Hasebe T, Kamijo A, Hotta A, Suzuki T: Surface modification by electron-beam lithography and fluorinated diamond-like carbon coatings for blood-contacting devices.  7th International Symposium on Atomic Level Characterizations for New Materials and Devices '09 (Sponsored by The 141 Committee on Microbeam Analysis, Japan Society for the Promotion of Science),  Hawaii USA,  2009/12
6. ◎Hasebe T, Kamijo A, Nagashima S, Yoshimoto Y, Ueda Y, Kitamura N, Morita H, Tanaka M, Hotta A, Terada H, Takahashi K, Suzuki T: Diamond-like carbon films for blood-contacting medical devices: Plasma-modified biomimetic surface.  7th International Symposium on Atomic Level Characterizations for New Materials and Devices '09 (Sponsored by The 141 Committee on Microbeam Analysis, Japan Society for the Promotion of Science),  Hawaii , USA,  2009/12
7. Kasuya S, ○Hasebe T, Enomoto K, Morita H, Terada H, Hotta A, et al: Next generation drug-eluting stent: Controlling the drug release properties of biocompatible polymer with micro-patterned non-thrombogenic carbon coatings.  Radiological Society of North America (RSNA) 2009,  Chicago USA,  2009/12
8. Tsutomu Inaoka, Nobuhisa Takada, Koji Takahashi, Tamio Aburano, Kenjirou Ohashi: Imaging features of snow sports-related injuries: skiing vs. snowboarding.  RSNA 2009,  Chicago, USA,  2009/11
9. Sakakibara R, Tsunoyama K, Hosoi H, Takahashi O, Sugiyama M, Kishi M, Ogawa E, Terada H, Uchiyama T, Yamanishi T: Influence of body position on defecation in humans.  39th International Continence Society,  Sanfrancisco, USA,  2009/09
10. Enomoto K, Hasebe T, Kamijo A, Suzuki T, Takahashi K, Hotta A, et al: : Controlling the drug release rate from biocompatible polymers with micro-patterned diamond-like carbon (DLC) coating.  20th European Conference on Diamond, Diamond-Like Materials, Carbon Nanotubes, and Nitrides (Diamond 2009),  Athens Greece,  2009/09
11. Nagashima S, Hasebe T, Kamijo A, Yoshimoto Y, Hotta A, Morita H, Terada H, Tanaka M, Takahashi K and Suzuki T: Effect of oxygen plasma treatment on non-thrombogenicity of diamond-like carbon films,.  20th European Conference on Diamond, Diamond-Like Materials, Carbon Nanotubes, and Nitrides (Diamond 2009),  Athens Greece,  2009/09
12. Kitamura N, Oka M, Nakano S, Kasuya S, Kudo H, Kasai R, Nakatsuka T, Morita H, Hasebe T, Terada H: Two cases of semantic dementia.  34th European Society of Neuroradiology Annual Meeting/18th Advanced Course & 2nd Interventional Advanced Course,  Athens Greece,  2009/09
13. Hasebe T: Biomimetic surface modifications for cardiovascular medical devices.  The 3rd Interventional Radiology Case Club (IRCC),  Seoul Korea,  2009/06
14. Tsunoo M, Meoded A, Gasparotti R: Metastatic Renal Cell Carcinoma to a Meningioma.  ASNR 2009,  バンクーバー、カナダ,  2009/05
15. Hasebe T, Yoshimoto Y, Ishikawa O, Nagashima S, Ueda Y, Kitamura N, Kasuya S, Terada H, Tanaka M, Suzuki T, Kamijo A, Takahashi K: Challenges in prevention and treatment of late stent thrombosis: Fluorine incorporated diamond-like carbon nano-coatings.  17th Asian Pacific Congress of Cardiology,  Kyoto, Japan,  2009/05
16. Oka M, Hasebe T, Kitamura N, Terada H: Entorhinal cortex volume differentiates Alzheimer disease from dementia with Lewy bodies: MR Imaging with automatic voxel-based morphometry study.  American Society of Neuroradiology (ASNR) 47th Annual Meeting & NER Foundation Symposium 2009,  Vancouver/British Columbia Canada,  2009/05
その他
1. 長谷部光泉,森田英夫,寺田一志: 閉塞性動脈硬化症に対するIVRの現状と未来,.  第4回宮崎血管治療懇話会,宮崎,2010.3,  宮崎,日本,  2010/03
2. 寺田一志: 認知症の画像診断.  第3回認知症専門医療従事者研修(厚労省),  富山, 日本,  2010/03
3. 寺田一志: 神経CT・MRI:撮り方のコツ.  第24回山形県放射線科医の会,  山形, 日本,  2010/02
4. 堀越拓,長谷部光泉,吉本幸洋,永島壮,上田芳人,上條亜紀,髙橋考喜,堀田篤,Moon MW, Lee KR, 鈴木哲也: 血管内皮細胞模擬形状-Diamond Like Carbon複合化表面を用いた新規人工血管用材料の創製..  第23回ダイヤモンドシンポジウム,習志野,2009.11,  習志野, 日本,  2009/11
5. 長尾建樹, 黒木貴夫, 宮崎親男, 羽賀大輔, 寺田一志: 診断に苦慮した下垂体病変の一例.  第65回千葉北総神経放射線研究会,  千葉, 日本,  2009/11
6. ◎菊地秀昌, 細江伸央, 清川甫, 山田哲弘, 曽野浩治, 長村愛作, 青木博, 中村健太郎, 吉松安嗣, 津田裕紀子, 高田伸夫, 北村範子, 粕谷秀輔, 森田英夫, 長谷部光泉, 笹井大督, 蛭田啓之, 亀田典章, 鈴木康夫, 白井厚治: 虚血性十二指腸炎と考えられた1例.  第5回上部消化管ネットワーク,  千葉幕張,  2009/10
7. 寺田一志: 認知症の画像診断.  VSRAD 講演会,  朝日,  2009/10
8. 長谷部光泉,森田英夫,北村範子,粕谷秀輔,笠井ルミ子,中塚智也,工藤秀康,寺田一志: 血管内治療の現状と未来.  第2回みはま・東邦クリニカルミーティング,  佐倉,日本,  2009/10
9. ◎入江珠子, 長村愛作, 高田伸夫, 菊池秀昌, 山田哲弘, 曽野浩治, 中村健太郎, 青木博, 吉松安嗣, 細江伸央, 鈴木康夫, 白井厚治, 田中宏, 大城充, 吉田豊, 岡住慎一, 加藤良二, 森田英夫,長谷部光泉,笹井大督, 蛭田啓之, 亀田典章: 診断に苦慮した胆管細胞癌の一例..  第2回 肝・胆・膵北総トライアングルネットワーク研究会,  佐倉, 日本,  2009/09
10. 高橋孝喜,田中実,鈴木哲也,長谷部光泉: 実験用ブタを用いたステント研究の現況.  自治医科大学先端医療技術開発センターシンポジウム,  栃木,  2009/04
11. Kashiwagi Y, Hasebe T, Tsuya D, Ochiai M, Ikeda N, Sugimoto Y, Koide Y, Terada H, Suzuki T: Fabrication of super-hydrophobic surface for blood-contacting medical device.  International Conference on Plasma Surface Engineering (AEPSE 2009),  Busan Korea,  2009/09
12. 工藤秀康,森田英夫,中塚智也,北村範子,粕谷秀輔,笠井ルミ子,黒土衛,長谷部光泉,寺田一志: 腹部大動脈ステントグラフト周囲膿瘍に対しCTガイド下ドレナージを施行した一例..  第65回印旛画像診断研究会,  佐倉, 日本,  2010/03
  :Corresponding Author
  :本学研究者