2008年度
 医学部 医学科 放射線医学講座(佐倉)
 Department of Radiology (Sakura)

教授:
  寺田 一志
講師:
  長谷部 光泉
■ 概要
1.神経放射線診断学
神経放射線診断学はCT、MRI、核医学を主体とした今日の放射線診断学において非常に大きな部分を占めている。当院には3T (テスラー) MRI、テンソルイメージング、MRS、PET-CT などといった話題の最先端装置および付随ソフトウェアが設置されていないため、必然的に臨床研究が中心になっている。特に、一例一例を大事にした報告を心がけており、それらの評価が非常に臨床的なテーマでの教育講演の依頼に繫がっているものと思われる。臨床に基づいたアカデミックなテーマとしては、一般的なMRI装置を用いたアルツハイマー病早期診断法の開発と臨床応用がある。これに関しては当科の寺田教授、長谷部講師を中心として、大学および診療科を超えた複数の他施設との共同研究が進行している。神経病理と画像の対比についても、他施設との共同研究を行っている。同様に学内では、MRI磁化率強調画像の有用性を探る研究やCTアンギオの画質向上に向けての研究など、一般的な装置を用いてその性能を最大限に引き出すような研究が多施設共同で進行している。
2.腹部画像診断、胸部画像診断、心臓画像診断
腹部、胸部CTおよびMRIは、どの診療科においても重要な診断ツールとなっており、現在は、長谷部講師、栁平助教、北村大学院生を中心に、マルチスライスCT(64列および16列MSCT)を用い、詳細な画像情報を収集し診断を行っている。現在は、軸状断以外に、矢状断、冠状断など任意断面の画像を短時間で再構成することが可能となっており診断の精度の向上に役立っている。また、臨床医師が患者にわかりやすい説明をするための3D画像の有用性も明白である。腹部画像診断では、消化器外科、消化器内科(消化器センター)を始めとする診療科との協力により、手術や治療に直接役立つ画像の提供および研究を始めている。また、新しいMRIの造影剤を用いた肝腫瘍の診断および病理との対比や早期胃癌におけるバーチャルCTの深達度診断などの研究を行っている、
 胸部画像診断に関しても、必要に応じて冠状断や矢状断の詳細画像を作成し、その有用性についての臨床研究を行っている。特に肺の領域では、CTガイド下生検なども積極的に行っている。
 心臓領域についても、循環器センターの医師の密接な協力の下、冠動脈CTについて詳細画像を提供することができているが、さらなる画像表示法の向上や、今後はそれらの蓄積されたデータを他の診療科との共同研究としてまとめていく方向となっている。下肢末梢領域についても、とくに閉塞性動脈硬化症を有する患者に対しては、治療方針決定のため3D画像を作成し、血管解析の新たな表示法を提案し、循環器センターカンファレンスで検討を行い、当科にて血管内治療(IVR)を施行している。
3.血管内治療および画像支援下低侵襲治療(インターベンショナルラジオロジー:IVR)
近年、IVR治療法は,従来の手術に比べて患者への負担が非常に少ないため、世界中で広く普及し、術式・手技の改善改良のみならず、カテーテル、ガイドワイヤー、ステント自体の開発・研究も行われている。佐倉放射線科では、臨床面でもIVR治療を全身の分野で他科との密接な協力の下、積極的に行っている。症例は昨年度に比して倍増している。
 ステントの初期血管開存率は非常に良い成績を示すものの、中〜長期時期におこる血管の再狭窄が大きな問題となっている。ステント周囲においては最初に、血栓形成が起こり、それを引き金として血管平滑筋細胞の増殖・遊走、血管内膜の過剰な新生が起こってくる。ステント留置後の再狭窄防止法として、様々な局所及び経静脈的な薬物投与(遺伝子治療等を含む)の試みがなされてきているが、いまだ最適な薬物が確定されていない。そのため、血液や血管と接触するステントの表面形質の改良,改質のために様々な金属表面へのコーティングが試されている。
当科では、その中でも、炭素系薄膜(ダイヤモンドライクカーボン(Diamond-like carbon : 以下DLC))に注目し、当医療センターの長谷部講師が中心となって、慶應義塾大学理工学部、東京大学付属病院輸血部、脳外科、小児外科、横浜市立大学輸血部、欧米や韓国の研究施設との医工連携により、抗血栓性、生体適合性の高いコーティングの開発を進めている。DLCはダイヤモンドとグラファイトの中間の特性を有し、ガラスと同様に非晶質無機物である。DLC膜は炭素から構成され、優れた機械的特性および化学的特性を有することは幅広く知られている。また近年では、DLCの優れた特性を医療に応用することが注目されつつある。我々は既存のDLCの更なる生体適合性向上を目指し、フッ素を膜中にドーピングしたF-DLCの開発・実用化を行っている。血管内治療を要する病気の増加は今後も増加の一途をたどると考えられ、一刻も早く確実な留置器具を開発することが望まれる。これに対し、産業、医療、科学の各分野が一体となって取り組むことが必要である。現在我々は、F-DLCの生体適合性材料としての実用化をめざし、平成19年度より「独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)」のバックアップをうけ、産官学連携プロジェクト(ナノテクノロジープログラム「ナノテク・先端部材実用化研究開発」「ボトムアップ構造制御ナノカーボン・ポリマー複合化薄膜を用いた抗血栓性医療機器の開発」を推進している。
■ Keywords
放射線診断学, 核医学, 神経放射線, 血管内治療(interventional radiology:IVR), ステント
■ 特許
1.  Terumitsu Hasebe, Tetsuya Suzuki :Method of producing esthetically pleasing ornaments from bone components  ―No. 06112905.2-
2.  堀田篤,長谷部光泉,榎本圭佑 :薬剤徐放部材  ―出願番号 :特願2008-232950(2008.9.11出願)
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  テルモ・クリニカルサプライ共同研究契約
 研究課題:X透視下における新規開発カテーテル視認性評価  (研究代表者:長谷部光泉)
 研究補助金:1000000円  (代表)
2.  独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構) ナノテク・先端部財実用化研究開発補助金
 研究課題:ボトムアップ構造制御ナノカーボン・ポリマー複合化薄膜を用いた抗血栓性医療機器の開発  (研究協力者:長谷部光泉)
 研究補助金:30000000円  (協力)
3.  平成20年度東邦大学医学部医学科プロジェクト研究費  (研究課題番号:20-6)
 研究課題:フッ素添加Diamond-likecarbon(F-DLC)の実応用に向けた血管壁細胞適合性評価  (研究代表者:長谷部光泉)
 研究補助金:500000円  (代表)
その他
1.  平成20年度エーザイ株式会社研究助成金
 研究課題:海馬の萎縮とびまん性白質病変との関連についての研究  (研究代表者:寺田一志)
 研究補助金:500000円  (代表)
2.  平成20年度タイコヘルスケアジャパン株式会社研究助成金
 研究課題:小児神経放射線領域におけるCT造影剤に関する研究  (研究代表者:寺田一志)
 研究補助金:1000000円  (代表)
3.  平成20年度バイエル薬品株式会社研究助成金
 研究課題:心臓CTにおける画像構成法の研究  (研究代表者:寺田一志)
 研究補助金:1000000円  (代表)
4.  平成20年度第一三共株式会社研究助成金
 研究課題:頭部CT造影剤に関する研究  (研究代表者:寺田一志)
 研究補助金:500000円  (代表)
5.  平成20年度日本メジフィジックス株式会社研究助成金
 研究課題:認知症における脳血流SPECTに関する研究  (研究代表者:寺田一志)
 研究補助金:1000000円  (代表)
6.  平成20年度富士フィルムRIファーマ株式会社研究助成金
 研究課題:脳神経核医学の研究助成  (研究代表者:寺田一志)
 研究補助金:1000000円  (代表)
■ 教授・准教授・講師の公的役職
1.  長谷部 光泉 :ナノメディカルデバイス委員会委員(経済産業省および独立行政法人産業技術総合研究所), 独立行政法人日本学術振興会マイクロビームアナリシス第141委員会委員
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  第62回 印旛フィルム・カンファランス  (世話人 : 寺田一志 )  ,佐倉  2009/01
2.  第34回千葉ベイシティカンファランス  (世話人 : 寺田一志 )  ,浦安  2009/02
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  寺田一志 :日本神経放射線学会評議員,頭頸部放射線研究会世話,NR懇話会世話人,神経放射線カンファレンス世話人,東京臨床脳画像解析研究会幹事,千葉北総神経放射線研究会幹事,脳核画像解析研究会世話人,関東脳核医学研究会世話人,千葉核医学研究会世話人,日本画像医学会評議員,日本医学放射線学会地方会世話人,印旛フィルムカンファレンス世話人,関東臨床神経病理懇話会コンサルタント, 千葉ベイシティカンファランス 世話人, 千葉MR研究会 世話人
2.  長谷部 光泉 :日本血管内治療学会 評議員, 日本学術振興会 マイクロビームアナリシス第141委員会 委員, 末梢血管画像・血管内治療研究会 世話人, 日本IVR学会関東地方会 世話人, 多摩画像カンファレンス 世話人, ニューダイヤモンドフォーラム バイオ化学部門ワーキンググループ委員, ナノメディカルデバイス委員会委員委託(兼任)(経済産業省及び独立行政法人 産業総合研究所), Interventional Radiology Case Club(国際)幹事
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















寺田 一志   教授
医学博士
 2 5  7  3     1   7
(3)
 20
(3)
 
 6
(1)
 3
(3)
 
長谷部 光泉   講師
博士(医学)、博士(工学)
  2  3          9
(6)
 15
(3)
 1
(1)
 4
 
 1
柳平 博文   助教
              
 7
 
 
 
 
角尾 美果   助教
              
 1
 
 
 
 
 2 0  3 0  1  16
(9)
 1
(1)
 3
(3)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














寺田 一志   教授
医学博士
 2   3   1  7
(3)
 
 3
(3)
長谷部 光泉   講師
博士(医学)、博士(工学)
         9
(6)
 1
(1)
 
柳平 博文   助教
         
 
 
角尾 美果   助教
         
 
 
 2 0  3 0  1  16
(9)
 1
(1)
 3
(3)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. 武田利和, 加藤悠太郎, 小津兆一郎, 長谷部光泉, 秋山芳伸, 藤岡俊夫:  下大静脈腫瘍血栓を認めた左腎癌の1例.  手術  62 :1893-1896 , 2008
2. Takananshi J, Tada H, Terada H, A.J.Barkovich:  Excitotoxicity in Acute Encephalopathy with Biphasic Seizures and Late Reduced Diffusion.  AJNR. American journal of neuroradiology  30 :132-135 , 2009
3. Roy RK, Choi HW, Yi JW, Moon MW, Lee KR, Han DK, Shin JH, Kamijo A, Hasebe T:  Hemocompatibility of surface-modified, silicon-incorporated, diamond-like carbon films.  Acta Biomater  5 :249-256 , 2009
4. Samoto A, Ito S, Hotta A, Hasebe T, Ando Y, Sawabe A, Suzuki T:  Investigation of heterostructure between diamond and iridium on sapphire.  Diamond Relat Mater  17 :1039-1044 , 2008
5. Maetani I, Ukita T, Tada T, Ikeda M, Seike M, Terada H, Kohda E:  Gastric emptying in patients with palliative stenting for malignant gastric outlet obstruction.  Hepato-gastroenterology  55 (81) :298-302 , 2008
6. Maetani I, Ukita T,Tada T,Ikeda M,Seike M,Terada H, kohda E:  Gastric Emptying in Patients with Palliative Stenting for Malignant Gastric Outlet Obstruction.  Hepato-gastroenterology  55 :298-302 , 2008
7. Tada H, Takanashi J, Terada H, Tajima K:  Severe Form of Acute Influenza Encephalopathy with Biphasic Seizures and Late Reduced Diffusion.  Neuropediatrics2008  39 :134-135 , 2008
8. Seto M, Bunko H, Shuke N, Takahashi K, Sakaibori Y, Terada H, Imabayashi E, Kuji I, Matuda H, Yokoyama S:  Quantitative regional blood flow Measurements in exercising leg skeletal muscle based on 99mTc-pertechnetate clearance.  Nuclear medicine communications  129 (9) :770-774 , 2008
9. Tokumaru A.M, Kamakura K, Terada H, Kobayashi O, Kanemaru A, Kato T, Maruyama S,Yamakawa M,Mizuno M:  Asymptomatic Self-Limiting Diffuse White Matter Lesions in Subacute to Chronic Stage of Herpes Simplex Encephalitis.  The Neuroradiology Journal  21 :316-322 , 2008
10. Tokumaru AM, Hasebe T, Terada H, Saito Y, Kanemaru K, Yamakawa M, Mizuno M, Murayama S:  Significance of radio-Pathological correlations: Differentiating severe central nervous system infection from acute embolic infarction.  The Neuroradiology Journal  21 :824-829 , 2008
総説及び解説
1. 鈴木堅一, 堀正明, 寺田一志:  キアリ奇形.  Medical Practice  25 (10) :1- , 2008
2. 鈴木賢一, 堀 正明, 寺田一志:  キアリ奇形..  Medical Practice  25 (10) :1915-1918 , 2008
3. 鈴木賢一, 堀 正明, 寺田一志:  周産期異常..  Medical Practice  25 (5) :911-914 , 2008
4. 鈴木堅一, 堀正明, 寺田一志:  周産期異常.  Medical Practice  25 (5) :911-914 , 2008
5. 五味達哉,加藤麻子,長谷川 誠,村田 望,國弘敏之,長基雅司,甲田英一,寺田一志,中井信彰,大隅千鶴,新木 操:  サブトラクション 3D-CTA の有用性.  映像情報Medical  40 :92-95 , 2008
6. 稲岡 努、大橋健二郎、高橋康二、山本和香子、油野民雄:  スキー、スノーボード:滑走動作と転倒リスク.  画像診断  28 (8) :795-802 , 2008
7. 稲岡 努、高橋康二、村田理恵、油野民雄:  縦隔腫瘤を見たら1-8.  画像診断  28 (9) :898-913 , 2008
8. 稲岡 努、平沼初音、長沢研一、八巻利弘、山田有則、高橋康二、油野民雄、林 秀樹、丹代 晋:  骨・軟部腫瘤診断におけるMRI読影のピットフォール.  関節外科  28 (2) :191-199 , 2009
9. 堀正明, 寺田一志, 白神伸之, 嶋田守男, 山口晶:  磁気共鳴画像検査の基礎と臨床.  検査と技術  36 (10) :1120-1126 , 2008
10. 堀 正明, 寺田一志, 白神伸之, 嶋田守男, 山口 晶:  磁気共鳴画像検査の基礎と臨床..  検査と技術  36 (10) :1120-1126 , 2008
11. 甲田英一, 五味達哉, 長基雅司, 國弘敏之, 加藤麻子, 寺田一志, 白神伸之:  画像診断機器の経営的パフォーマンスと早期減価償却達成術.  新医療  :44-46 , 2008
12. 寺田一志:  AIDS関連・日和見感染の神経放射線診断.  東邦医学会雑誌  56 (2) :153-157 , 2009
13. 吉本幸洋, 永島壮, 鈴木哲也, 長谷部光泉:  Diamond-like Carbon薄膜を応用した次世代血管内留置器具の開発.  表面技術  59 :363-370 , 2008
14. 高橋康二、稲岡 努、山田有則、長沢研一、平沼初音、八巻利弘、渡邊尚史、油野民雄:  胸腺と胸腺腫瘍のMRI.  臨床放射線  54 (1) :9-16 , 2009
15. 寺田一志:  AIDS関連・日和見感染.  臨床放射線 Vol.53 NO.6 2008  53 (6) :743-760 , 2008
その他
1. Takahashi J, Tada H, Maeda M, Suzuki M, Terada H, A.J Barkovich:  Encephalopathy with a reversibie splenial lesion is associated with hyponatremia.  Brain & Development  31 :217-220 , 2009
■ 著書
1. 寺田一志:    ステッドマンポケット医学略語辞典  1-.  メジカルビュー社,  東京, 2009
2. 寺田一志:  核医学検査.  新臨床内科学  1697-1700.  医学書院,  東京, 2009
3. 寺田 一志:  クローズアップ放射線科医.  横浜総合病院広報誌「プロムナード」10月号  3.  横浜総合病院,  横浜, 2008
4. 寺田一志:  両側基底核対称性の病変:成人.  所見からせまる脳MRI  181-199.  秀潤社,  東京, 2008
■ 学会発表
国内学会
1. ◎平田容子, 岩渕聡, 寺田一志, 青木和哉, 林盛人, 齋藤紀彦, 佐藤健一郎, 中山晴雄, 千葉利昭, 田村百合子: アルツハイマー型認知症と糖尿病との関連(ポスター).  第34回日本脳卒中学会総会,  島根,  2009/03
2. ◎長谷部光泉, 上田芳人, 北村範子, 堀田篤, 鈴木哲也, 寺田一志: プラズマが拓く次世代医療・バイオ技術~プロセス・材料・デバイス応用の最先端~;「生体適合膜の医用応用~医師の立場から~」..  第56回応用物理学関係連合講演会,  つくば,日本,  2009/03
3. ◎平田容子, 岩渕聡, 寺田一志, 青木和哉, 林盛人, 齋藤紀彦, 佐藤健一郎, 中山晴雄, 千葉利昭, 田村百合子: アルツハイマー型認知症と糖尿病との関連.  第38回日本神経放射線学会,  水戸,  2009/02
4. ◎北村範子, 岡瑞紀, 中野正剛, 榊原隆次, 長谷部光泉, 寺田一志: Semantic Dementia に於けるVSRAD(特にその脳表表示法の紹介).  第38回日本神経放射線学会,  水戸,日本,  2009/02
5. ◎加藤麻子, 五味達哉, 國弘敏之, 長基雅司, 青木和哉, 齋藤紀彦, 大原関利章, 蛭田啓之, 寺田一志, 甲田英一: 頭蓋底に発生した原発性平滑筋肉腫の一例.  第38回日本神経放射線学会,  水戸,  2009/02
6. ◎長谷部光泉, 北村範子, 粕谷秀輔, 寺田一志: 閉塞性動脈硬化症に対する治療戦略とIVR.  第2回佐倉血管疾患カンファランス,  佐倉,日本,  2009/01
7. ◎長谷部光泉: カーボン系材料のカテーテル医療応用.  第2回独立行政法人物質・材料研究機構 ナノ融合支援センター・セミナー,  つくば,日本,  2009/01
8. ◎粕谷秀輔, 長谷部光泉, 北村範子, 寺田一志: GDCコイルを用いて脾動脈瘤塞栓術を施行した一例.  第62回印旛フィルム・カンファランス,  佐倉,日本,  2009/01
9. ◎長谷部光泉: ボトムアップ構造制御されたナノカーボン・ポリマー複合化薄膜を用いた抗血栓性医療機器の開発.  第16回 エレクトロニクス基礎研究所公開シンポジウム,  大阪,日本,  2008/12
10. ◎寺田一志: AIDS関連・日和見感染の神経放射線診断.  第62回東邦医学会総会 200811東京,  東京, 日本,  2008/11
11. ◎長谷部光泉, 上田芳人: 「DLC基礎講座,DLCのすべてー成膜装置から評価,応用までー」(5)DLCの表面構造の基礎.  ニューダイヤモンドフォーラム平成20年度第一回セミナー,  東京,日本,  2008/10
12. ◎榎本圭佑, 長谷部光泉, 上條亜紀, 吉本幸洋, 髙橋健, 高橋孝喜, 鈴木哲也, 堀田篤: ダイヤモンドライクカーボン薄膜とポリマー複合化材料を用いた薬剤溶出システムの研究.  第22回ダイヤモンドシンポジウム,  東京,日本,  2008/10
13. ◎吉本幸洋, 長谷部光泉, 上條亜紀, 榎本圭祐, 高橋健, 堀田篤, 鈴木哲也, 髙橋孝喜: Diamond-like carbon(DLC)を用いた新規薬剤徐放システムの開発.  第22回ダイヤモンドシンポジウム,  東京,日本,  2008/10
14. ◎真下奈子, 長谷部光泉, 堀田篤, 上條亜紀, 髙橋孝喜, 鈴木哲也: 擬似体液中におけるフッ素添加DLC被覆医療材料からのフッ素溶出試験.  第22回ダイヤモンドシンポジウム,  東京,日本,  2008/10
15. ◎長谷部光泉, 上條亜紀, 石川治, 田中実, 今野兼次郎, 北村範子, 寺田一志, 堀田篤, 鈴木哲也, 髙橋孝喜: 長期留置インプラント治療器具への応用を目指したフッ素添加Diamond-like carbon(F-DLC)の開発.  第22回ダイヤモンドシンポジウム,  東京,日本,  2008/10
16. ◎蛭田啓之, 笹井大督, 亀田典章, 長谷部光泉, 牧田幸三, 北村範子, 寺田一志, 高島明子, 木下俊彦: 有茎性発育を示す巨大な外陰部腫瘍の1例.  第30回日本病理学会関東支部・千葉地区集会,  千葉,日本,  2008/10
17. ◎粕谷秀輔: 中枢型睡眠時無呼吸症候群に対してASV治療を行い、心機能・心房細胞の改善を認めた心原性脳塞栓の1例.  東邦大学医療センター佐倉病院総合診療救急カンファレンス特別講演会,  佐倉市,  2008/09
18. ◎寺田一志: 認知症のMRIとSPECT.  第47回関東核医学画像処理研究会,  東京, 日本,  2008/09
19. ◎寺田一志: AIDS関連・日和見感染画像診断.  第5回千葉北総神経放射線研究会特別講演会,  千葉, 日本,  2008/09
20. ◎北村範子, 柳平博文, 長谷部光泉, 寺田一志: 上腸間膜動脈領域の動脈瘤に対する塞栓術.  第60回印旛フィルム・カンファランス,  印旛村,日本,  2008/07
21. ◎松原健太郎, 秋山芳伸, 長谷部光泉, 尾曲健司, 北郷実, 服部裕昭, 鈴木文雄, 大高均: 腸骨動脈ステント留置術に伴い回腸壊死を生じた1例.  第63回日本消化器外科学会総会,  札幌,日本,  2008/07
22. ◎長谷部光泉: ボトムアップ構造制御ナノカーボン・ポリマー複合化薄膜を用いた抗血栓性医療機器開発の進捗状況.  第5回第三世代ナノテク・メディカルデバイス研究会,  岐阜,日本,  2008/06
23. ◎北村範子, 柳平博文, 長谷部光泉, 寺田一志: フィルム出題:『膠原病の経過中に血管病変を認めた一例』.  第404回東京アンギオ・IVR会 東京 2008.6,  東京,日本,  2008/06
24. ◎笹井大督, 有本昇平, 上條聖子, 徳留隆博, 蛭田啓之, 亀田典章, 佐々木健, 小寺順一, 岡田倫明, 川島辰男, 寺田一志: 本態性血小板血症を伴った慢性血栓塞栓性肺高血圧症の1剖検例.  第97回日本病理学会総会,  金沢,  2008/05
25. 岩ヶ谷千佳, 榊原隆次, 岸雅彦, 館野冬樹, 寺田一志, 小谷野孝, 戸澤光行, 高橋修, 横井郁子, 内山智之: 定量的排便機能検査(QL-GAT).  第21回日本老人泌尿器科学会,  北九州, 日本,  2008/05
26. 青木美憲, 黒木貴夫, 串田剛, 長尾健樹, 寺田一志: 特異なトルコ鞍部腫瘍の一例.  第59回北総神経放射線研究会,  千葉, 日本,  2008/05
27. 長尾健樹, 青木美憲, 黒木貴夫, 串田剛, 寺田一志, 榊原隆次, 岸雅彦: 左内包から拡大する原因不明の病巣を呈した一例.  第59回北総神経放射線研究会,  千葉, 日本,  2008/05
28. ◎笹井大督, 有本昇平, 上條聖子, 徳留隆博, 蛭田啓之, 亀田典章, 佐々木健, 古寺順一, 岡田倫明, 川島辰男, 寺田一志: 本態性血小板血症を伴った慢性血栓塞栓性肺高血圧症の1剖検例.  第97回日本病理学会,  金沢,  2008/05
29. ◎長谷部光泉, 北村範子, 寺田一志, 堀田篤, 鈴木哲也, 上條亜紀, 田中実, 高橋孝喜: ダイアモンド・ライク・カーボンの心臓血管用デバイスへの応用.  独立行政法人 日本学術振興会 マイクロビームアナリシス第141委員会 第132回研究会,  三重,日本,  2008/05
30. ◎五味達哉,加藤麻子,長谷川 誠,長基雅司,甲田英一,角尾美果,寺田一志: サブトラクション法を用いた低管電圧脳 3D-CT angiography の検討.  第 67 回日本医学放射線学会総会,  横浜,  2008/04
31. ◎寺田一志, 長谷部光泉, 柳平博文, 北村範子: 下垂体のneuroblastoma.  第59回 印旛フィルム・カンファランス,  佐倉,日本,  2008/04
32. ◎寺田一志, 北村範子, 柳平博文, 長谷部光泉: 視床下部の過誤腫.  第59回印旛フィルム・カンファランス,  佐倉,日本,  2008/04
33. ◎寺田一志, 北村範子, 柳平博文, 長谷部光泉: 静脈洞血栓症.  第59回印旛フィルム・カンファランス,  佐倉,日本,  2008/04
34. ◎長谷部光泉, 北村範子, 柳平博文, 寺田一志: Von Recklinghausen病に合併した下肢破裂偽動脈瘤に対するTAE.  第59回印旛フィルム・カンファランス,  佐倉,日本,  2008/04
35. ◎北村範子, 柳平博文, 長谷部光泉, 寺田一志: 診断に苦慮したのう胞性脳腫瘍の2例(pilocytic astrocytoma)..  第59回印旛フィルム・カンファランス,  佐倉,日本,  2008/04
36. ◎寺田一志, 北村範子, 柳平博文, 長谷部光泉: 非ヘルペス性辺縁系脳炎の疑い.  第59回印旛フィルム・カンファランス,佐倉,2008.4,  佐倉,日本,  2008/04
37. ◎岡瑞紀, 長谷部光泉, 樋口睦, 中野敬子, 寺田一志: アルツハイマー型認知症における海馬萎縮と白質病変との相関性について:MRIを用いた検討.  第67回日本医学放射線学会総会,  横浜,日本,  2008/04
国際学会
1. Tsutomu Inaoka, Youko Takada, Keigo Kobayashi, Naofumi Watanabe, Rie Murata, Koji Takahashi, Kenjirou Ohashi, Tamio Aburano: MRI fndings of elbow joint injuries in young athlete.  European Congress of Radiology 2009,  Vienna, AUSTRIA,  2009/03
2. Tsutomu Inaoka, Kenjirou Ohashi, Georges Y. El-Khoury, Kevin S. Berbaum: Sagittal-slice fractures (anterior fracture-dislocation) of the thoracic spine: MRI findings and neurologic outcomes.  RSNA 2008,  Chicago, USA,  2008/11
3. Tsutomu Inaoka, Kenjirou Ohashi, Georges Y. El-Khoury, Harnoor Singh, Kevin S. Berbaum: MRI findings of sagittal-slice fractures of the thoracic spine: correlation with the neurologic outcomes.  American Society of Emergency Radiology 2008,  Houston, USA,  2008/10
4. ◎Yoshimoto Y, Hasebe T, Kamijo A, Hotta A, Terada H, Suzuki T, Takahashi K: Fluorinated amorphous carbon coatings with potential for re-endothelialization of intravascular stent platform.  19th European Conference on Diamond, Diamond-Like Materials, Carbon Nanotubes, and Nitrides (Diamond 2008),  Sitges, Spain,  2008/09
5. ◎Kitamura N, Hasebe T, Nakano K, Higuchi M, Tokumaru AM, Hori M, Terada H: Pilocytic astrocytoma in two elderly adults.  33rd European Society of Neuroradiology Annual Meeting (ESNR 2008) and 17th Advanced course & 1st Interventional Advanced course,  Cracow, Poland,  2008/09
6. ◎Hasebe T, Kitamura N, Terada H, Tanishita K: In vitro hemodynamic evaluation of inferior vena cava filters using non-invasive flow visualization technique.  8th Asia Pacific Congress of Cardiovascular & Interventional Radiology (APCCVIR),  Kuala Lumpur, Malasia,  2008/06
7. Matsusima N, Maeda M, Terada H, Sugimoto R, Iwasa M, Takeda K.: Apparent Diffusion Coefficient for Quantification of Low-Grade Hepatic Encephalopathy.  American Society of Neuroradiology (ASNR) 46th Annual Meeting,  New Orleans ,USA,  2008/06
8. Oba H, Kutomi K, Toyoda K, Furui S, Taoka T, Aoki S, Mori H, Terada H: MR Imaging Demonstrates Differential Atrophy of Tegmentum of Midbrain and Pons in Dentatorubral-Pallidoluysian Atrophy.  American Society of Neuroradiology (ASNR) 46th Annual Meeting,  New Orleans ,USA,  2008/06
9. ◎Oka M, Hasebe T, Kitamura N, Kono H, Terada H: White matter lesions are associated with hippocampal atrophy in Alzheimer's disease: the voxel-based specific regional analysis system (VSRAD) using MR imaging.  American Society of Neuroradiology (ASNR) 46th Annual Meeting,  New Orleans, USA,  2008/06
10. Tomonori Yamada, Koji Takahashi, Kenichi Nagasawa, Tsutomu Inaoka, Hatsune Hiranuma, Akihiro Sakuma, Tomoaki Sasaki, Nobuhisa Takada, Youko Takada, Rie Murata, Keigo Kobayashi, Osamu Funakoshi, Tamio Aburano: Sclerotherapy with ethanolamine oleate for symptomatic oral and perioral vascular malformation: review and reports.  International symposium on IVR & new vascular imaging,  Kanazawa, JAPAN,  2008/06
11. ◎Osuga K, Anai H, Takahashi M, Hasebe T, Yamagami T: A novel training tool for simulating visceral angiographic procedure; concept and design.  Joint Meeting of the 10th International Symposium on Interventional Radiology & New Vascular Imaging and the 37th Annual Meeting of the Japanese Society of Interventional Radiology (ISIR and JSIR 2008),  Karuizawa, Japan,  2008/05
その他
1. ◎菊池秀昌, 高田伸夫, 山田哲弘, 古川竜一, 曽野浩治, 長村愛作, 吉松安嗣, 中村健太郎, 青木 博, 細江伸央, 鈴木康夫, 白井厚治, 大城 充, 岡住慎一, 加藤良二, 長谷部光泉, 蛭田啓之, 亀田典章: 興味ある経過を示した肝細胞癌の2例.  第1回肝・胆・膵北総トライアングルネットワーク研究会,  佐倉,  2009/03
2. ◎菊地秀昌, 髙田伸夫, 山田哲弘, 古川竜一, 曽野浩治, 長村愛作, 吉松安嗣, 中村健太郎, 青木博, 細江伸央, 鈴木康夫, 白井厚治, 大城充, 岡住慎一, 加藤良二, 長谷部光泉, 蛭田啓之, 亀田典章: 興味ある経過を示した肝細胞癌の2例.  肝胆膵北総トライアングルネットワーク研究会,  佐倉,日本,  2009/03
3. ◎寺田一志: AIDS関連・日和見感染.  第24回画像診断の基礎と臨床 学術講演会,  鴨川, 日本,  2009/03
4. ◎寺田一志: 関東の神経放射線科医.  第8回MR Retroscopy 勉強会,  東京, 日本,  2008/10
5. ◎寺田一志: 認知症の画像診断.  鎌ヶ谷総合病院 学術講演会,  鎌ヶ谷, 日本,  2008/09
  :Corresponding Author
  :本学研究者