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 医学部 医学科 放射線医学講座(大橋)
 Department of Radiology (Ohashi)

■ 概要
CT
CT で使用される造影剤の副作用に関して継続して研究を行っている.造影剤の副作用はおもに非腎性のアレルギー性副作用および腎性である造影剤腎症に分けられる.特に造影剤腎症に関してはクレアチニンをその指標として用いつつ,新たにバイオマーカーを用いて早期発見が可能であるか検討を行っている.また脱水の有無における造影剤腎症の発現に関して検討を行っている.
MRI
MRI は CT に比べ時間のかかる検査であり,特に腹部領域では比較的長い時間の息止めが必要になる.しかし高齢者では息止めが困難であることが多く,不十分な検査になることが多い.このため T1 強調画像でも T2 強調画像でも息止めなしに検査ができるシーケンスの検討を行い,実際の撮像に応用している.
■ Keywords
放射線診断学,造影剤,MRI
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  五味達哉 :日本医学放射線学会代議員,日本磁気共鳴医学会代議員,日本画像医学会評議員,日本腹部放射線学会世話人,日本救急放射線研究会世話人,日本医学放射線学会関東地方会世話人,こまばイメージング代表世話人,TCEL MR meeting世話人, 泌尿器画像診断研究会世話人,東京泌尿器放射線勉強会世話人,Radiology Update世話人
2.  関口隆三 :日本超音波医学会 超音波検査士認定試験委員会 委員, 日本超音波医学会 乳房造影超音波診断基準検討小委員会 委員, 日本消化器がん検診学会関東甲信越支部 超音波研修委員会 世話人, 全国労働衛生団体連合会 腹部超音波検査専門委員会 委員, 日本乳腺甲状腺超音波医学会 幹事, 超音波ドプラ研究会 幹事, 日本腹部造影エコー・ドプラ診断研究会 世話人, Radiology Ultrasound研究会 世話人, 超音波スクリーニングネットワーク 副理事長, 国立がん研究センター がん対策情報センター がん医療支援研究部 画像診断コンサルテーション推進室 コンサルタント
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















五味 達哉   教授
  1     1  1     2
(2)
 4
 
 2
(1)
 2
(2)
 1
関口 隆三   臨床教授
 1 1    1 1       3
(1)
 2
 
 2
(1)
 
 
長基 雅司   講師
  1     1       
 3
 
 2
(1)
 
 
江戸 博美   助教
       1       3
 3
 1
 1
(1)
 
 
角尾 美果   助教
       1       
 2
 
 2
(1)
 
 
長谷川 誠   助教
 1      1 1      
 3
 
 2
(1)
 
 
村田 望   助教
   2           
 1
 
 
 
 
 2 2  1 1  0  8
(3)
 1
(0)
 2
(2)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














五味 達哉   教授
         2
(2)
 
 2
(2)
関口 隆三   臨床教授
 1   1     3
(1)
 
 
長基 雅司   講師
         
 
 
江戸 博美   助教
         3
 1
 
角尾 美果   助教
         
 
 
長谷川 誠   助教
 1    1    
 
 
村田 望   助教
  2       
 
 
 2 2  1 1  0  8
(3)
 1
(0)
 2
(2)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Murata N, Murata K,Gonzalez-Cuyar LF,Maravilla K:  Macrocyclic and Other Non–Group 1 Gadolinium Contrast Agents Deposit Low Levels of Gadolinium in Brain and Bone Tissue Preliminary Results From 9 Patients With Normal Renal Function.  Investigative radiology  :447 -453 , 2016
総説及び解説
1. 長谷川誠,五味達哉,長基雅司,関口隆三,大原関利章,高橋啓:  画像で解る胆膵疾患 Q & A (問題1).  胆と膵  37 :933 -936 , 2016
2. ◎関口隆三:  肝腫瘤の診方-CT・MRI-.  超音波検査技術  41 (6) :694 -695 , 2016
3. Murata N, Murata K,Gonzalez-Cuyar LF,Maravilla K:  Gadolinium tissue deposition in brain and bone.  Magnetic resonance imaging  34 (10) :1359 -1365 , 2016
■ 著書
1. 江戸博美, 長谷川誠, 角尾美果, 長基雅司, 関口隆三, 五味達哉:  全身疾患と腎病変.  臨床画像  1262-1275.  メジカルビュー社,  東京, 2016
2. ◎関口隆三, 金澤真作:  術前薬物療法前・中・後の遺残腫瘍の評価.  乳房ソナゾイド造影超音波診断ガイドブック  105-108.  南江堂,  東京、日本, 2016
3. Hasegawa M, Gomi T:  Radiological Contrast Agents and Radiopharmaceuticals.  Side Effects of Drugs Annual 38  493-501.  Elsevier,  Amsterdam, Netherland, 2016
■ 学会発表
国内学会
1. ◎五味達哉: 副腎腫瘍の画像診断.  第28回間脳・下垂体・副腎系研究会,  東京,  2017/03
2. ◎ 江戸博美, 曽我茂義, 堀口明男, 新本弘, 加地辰美, 伊藤敬一, 浅野友彦: 新たな泌尿器造影検査法の提案
—Cone-beam CT を用いた 3D 回転造影の有用性.  第3回 日本泌尿器癌局所療法研究会,  東京,  2017/02
3. ◎林盛人, 岩間淳哉, 伊古田雅史, 藤田聡, 平井希, 青木和哉, 齋藤紀彦, 服部尚史, 中山晴雄, 八木高伸, 岩渕聡: 頚動脈プラーク内出血に関わる血行力学的因子.  第46回日本神経放射線学会,  東京,  2017/02
4. ◎関口隆三: この症例をどう撮るか、どう読むか.  日本超音波医学会第28回関東甲信越地方会学術集会,  東京,  2016/10
5. ◎林盛人, 石井匡, 青木和哉, 伊藤圭介, 齋藤紀彦, 中山晴雄, 岩間淳哉, 藤田聡, 平元侑, 平井希, 伊古田雅史, 櫻井貴敏, 服部尚文, 五味達哉, 岩渕聡: MR plaque imageを用いた頚動脈プラーク性状の経時的変化.  日本脳神経外科学会第75回学術総会,  福岡,  2016/09
6. ◎江戸博美, 曽我茂義, 新本弘, 加地辰美, 堀口明男, 浅野友彦: 新たな泌尿器造影検査
3D回転造影、Cone-beam CTの有用性.  泌尿器画像診断・治療技術研究会(JSURT),  京都,  2016/09
7. ◎五味達哉: ヨード造影剤の副作用 最近の動向・対策を含めて.  第52回日本医学放射線学会秋季臨床大会,  東京,  2016/09
8. ◎梶山亜希子, 江戸博美, 山﨑由貴, 森下紗央里, 岩崎美樹子, 長谷川誠, 角尾美果, 長基雅司, 関口隆三, 五味達哉, 武谷千晶, 久布白兼行, 大原関利章: 破裂した境界悪性傍卵巣腫瘍の一例.  Japanese Society for the Advancement of Women's Imaging 2016,  兵庫県,  2016/09
9. ◎江戸博美: 陰嚢内精巣外病変のMRI.  東京泌尿器放射線勉強会,  東京,  2016/07
10. ◎宇都宮真司, 二瓶浩一, 伊藤智恵子, 小川絢子, 三嶌典子, 中村浩章, 清水教一, 五味達哉, 野坂俊介, 関根孝司: 腸重積症類似の超音波所見を認めたキャンピロバクター腸炎の1例.  第52回日本小児放射線学会学術集会,  東京 日本,  2016/06
11. ◎梶山亜希子, 江戸博美, 山﨑由貴, 森下紗央里, 岩崎美樹子, 長谷川誠, 角尾美果, 長基雅司, 関口隆三, 五味達哉, 森脇宏人, 横内幸: 鼻腔多形腺腫の一例.  第449回 日本医学放射線学会 関東地方会定期大会,  東京,  2016/06
12. ◎関口隆三: カラードプラの使用法のコツ.  日本超音波医学会第89回学術集会,  京都、日本,  2016/05
13. ◎Ryuzo Sekiguchi, Masashi Nagamoto, Tatsuya Gomi, Makoto Hasegawa, Hiromi Edo, Akiko Kajiyama, Mika Tsunoo, Nozomu Murata, Mikiko Iwasaki, Saori Morishita: Ultrasound approaches for the differentiation of autoimmune pancreatitis and pancreatic cancer.  第75回日本医学放射線学会総会,  横浜、日本,  2016/04
国際学会
1. ◎Edo H, Sekiguchi R, Kajiyama A, Iwasaki M, Hasegawa M, Tsunoo M, Nagamoto M, Gomi T: Variations of Biliary Anatomy from the Caudate Lobe by CT Cholangiography – How far can we evaluate?.  European Congress of Radiology,  Vieena, Austria,  2017/03
2. ◎Hasegawa M, Gomi T, Kajiyama A, Edo H, Tsunoo M, Nagamoto M, Sekiguchi R: Injection pressure curves: Can they predict contrast media extravasations?.  European Congress of Radiology 2017,  Vienna, Austria,  2017/03
その他
1. ◎五味達哉: 放射線科医による CT, MRI における読影のポイント.  第33回脳神経外科生涯教育研修会,  東京,  2016/06
2. ◎五味達哉: 腎結石の放射線診断.  第44回 Rad-US 学術講演会,  東京,  2016/05
3. ◎服部尚史, 五味達哉, 岩渕聡: 頸動脈プラーク撮像 カラーマッピングによる性状判定について.  第5回MRI循環器撮影研究会,  横浜,  2016/04
  :Corresponding Author
  :本学研究者