教員情報 | 東邦大学

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医学部　医学科　微生物・感染症学講座
Department of Microbiology and Infectious Diseases

教授：
　　山口　惠三
准教授：
　　舘田　一博
　　宮崎　修一

■ 概要

１．感染症の発症機序の解明

現在臨床の場で最も難治性と考えられている菌種にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）、ペニシリン耐性肺炎球菌（PRSP）、バンコマイシン耐性腸球菌（VRE）、多剤耐性緑膿菌、などがある。当教室では、これらの菌種による実験感染モデルを開発しつつ、宿主の生体防御能に対する細菌の抵抗性メカニズムの解析、宿主粘膜細胞に対する細菌の付着能の研究、細菌の産生毒素や宿主サイトカインと感染成立との関係に関する検討など、あらゆる角度からこれらの感染症の発症メカニズムを追及し、その原因を明らかにするとともに、その治療面への応用を実験的に試みている。とくに、私どもによって確立されたPRSPやヘモフィルスによるマウス肺炎モデルや顆粒球減少マウスを用いた緑膿菌性内因性感染症モデルは実際の臨床でみられるものと極めて類似しており、肺炎や院内発症型敗血症の解明に役立っている。

２．感染症における治療法および抗菌薬投与法に関する研究

緑膿菌慢性気道感染に対するエリスロマイシン少量長期投与やフォスミシンの有効性メカニズムの解析、PRSP肺炎に対する治療法、非特異的感染防御因子と抗菌薬との併用療法などに関して、感染実験モデルを用いた検討を行っている。また、一方では新規抗菌薬について、in vitroおよびin vivoにおける抗菌力の評価、および小動物実験モデルを用いた感染防御および治療効果に関する研究などを行っている。

３．耐性菌に関する研究

院内感染症の起炎菌としては耐性菌が重要で、MRSA（メチシリン耐性黄色ブドウ球菌）、PRSP（ペニシリン耐性肺炎球菌）、VRE（バンコマイシン耐性腸球菌）、MDRP（多剤耐性緑膿菌）、さらには第三世代セフェムあるいは第四世代セフェム系薬を分解する基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ (extended spectrum β-lactamase: ESBL)産生菌の増加が問題となっている。全国規模で行われている耐性菌サーベイランスの責任者として複数の研究に携わっており、耐性菌に関する疫学情報を提供している。β-ラクタマーゼに関する研究では、Toho-1（現CTX-M-44)およびToho-2（現CTX-M-45)などの新規酵素を報告している。さらに、日本で見出されていないクラスAに属するカルバペネム系薬分解型酵素、極めて稀であるが欧米や韓国で問題となっているクラスCに属するプラスミド性酵素、さらにMDRPの問題とも相俟って日本で問題視されているクラスBに属する酵素の性質を詳細に解明して報告している。さらに、欧米の研究者とも共同でβ-ラクタマーゼ阻害剤の研究も開始している。

４．院内感染症とその疫学

院内感染症は、その予後が極めて悪いことから臨床的には最も問題のある感染症である。大森病院の臨床検査部微生物検査室の責任者として、検査内容をより充実させ、精度の高い結果をより迅速に臨床に報告するよう改善を続けている。また、大森病院感染管理部部長として院内感染症の実態把握に力を注ぐとともに、その情報を迅速に臨床の場にフィードバックし院内感染の早期発見、予防に役立てるよう努力している。

５．感染症コンサルテーション

東邦大学医学部総合診療・急病科学講座感染症科に専任・兼任医師として勤務し、定期的に感染症カンファランス（原則として毎週月曜日午後）を開くとともに、難治感染症や各種耐性菌による感染症を対象としたコンサルテーションに応じている。また，当付属病院がAIDS受け入れ拠点病院に指定されたことから，週１回感染症外来（AIDS診療・感染症コンサルテーションが中心）を受け持つようになっている．臨床で得られた情報をもとに基礎的研究を進展させる反面、基礎的研究の情報を臨床にフィードバックすることで、基礎と臨床の融合を図っている。

■ Keywords

薬剤耐性菌, 院内感染, quorum-sensing, 多剤耐性緑膿菌, レジオネラ, 肺炎球菌, サーベイランス, 迅速診断, 敗血症, ラクタマーゼ

■ 当該年度の研究費受入状況

1.	厚生労働科学研究費補助金 (研究課題番号：H21-新興-一般-008) 研究課題：新型薬剤耐性菌等に関する研究 (研究分担者：山口惠三) 研究補助金：3000000円 (分担)
2.	平成21年度　科学研究費補助金 (研究課題番号：18390294) 研究課題：細菌間情報伝達機構の分子メカニズムの解明と感染症治療への応用に関する研究 (研究代表者：舘田一博) 研究補助金：1690000円 (代表)
3.	平成21年度　科学研究費補助金 (研究課題番号：20659160) 研究課題：細菌間情報伝達物質を用いた新しい感染症治療に関する研究 (研究代表者：舘田一博) 研究補助金：1500000円 (代表)
4.	平成21年度　科学研究費補助金 (研究課題番号：21560573) 研究課題：市中レジオネラ感染対策に向けた水系環境温度でのレジオネラとアメーバ相互作用の解明 (研究代表者：大野章) 研究補助金：1300000円 (代表)
5.	平成21年度　科学研究費補助金 (研究課題番号：21651015) 研究課題：パルサー法による温泉水中のレジオネラ属菌の検出に対する検討 (研究分担者：大野章) 研究補助金：200000円 (分担)
6.	平成21年度　科学研究費補助金研究課題：臨床材料から分離される各種β-ラクタマーゼ産生菌に関する包括的研究 (研究代表者：石井良和) 研究補助金：1560000円 (代表)
7.	平成21年度　文部科学省科学研究費補助金 (研究課題番号：20790577) 研究課題：肺炎球菌性肺炎の重症化に関わる新規疾患感受性遺伝子の探索と解析 (研究代表者：木村聡一郎) 研究補助金：1200000円 (代表)
8.	平成21年度　文部科学省科学研究費補助金 (研究課題番号：20790712) 研究課題：伝達性キノロン耐性遺伝子の分布とその伝播過程に関する研究 (研究代表者：嵯峨知生) 研究補助金：1400000円 (代表)
9.	平成21年度　文部科学省科学研究費補助金研究課題：鶏肉由来ESBLの分布と遺伝子の伝播過程に関する研究 (研究代表者：江藤麻希) 研究補助金：1000000円 (代表)
その他
1.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：500000円 (代表)
2.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：1000000円 (代表)
3.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：700000円 (代表)
4.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：2500000円 (代表)
5.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：2000000円 (代表)
6.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：1500000円 (代表)
7.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：500000円 (代表)
8.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：2000000円 (代表)
9.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：2000000円 (代表)
10.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：2000000円 (代表)
11.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：1000000円 (代表)
12.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：500000円 (代表)
13.	研究寄付金研究課題：基礎研究助成 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：100000円 (代表)
14.	受託研究費研究課題：<i>Lactobacillus pentosus</i> ONRIC b0240 による緑膿菌の内因性感染防御に関する検討 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：2000000円 (代表)
15.	受託研究費研究課題：環境水のためのレジオネラ属菌検査試薬の効果 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：2000000円 (代表)
16.	受託研究費研究課題：薬剤感受性の調査 (研究代表者：山口惠三) 研究補助金：3150000円 (代表)

■ 教授・准教授・講師の公的役職

山口惠三

：厚生労働省医療技術参与，厚生労働省薬事・食品衛生審議会臨時委員，厚生労働省新興・再興感染症研究中間・事後評価委員会委員，東京都衛生検査所精度管理（監視指導）専門委員，（財）ヒューマンサイエンス振興財団新興・再興感染症研究推進委員，国際健康危機管理ネットワーク強化研究推進委員会委員，（社）日本動物薬事協会動物用医薬品承認基準国際化対応研究委員会（抗菌剤耐性専門委員会）委員，（財）日本抗生物質学術協議会理事，（財）黒住医学研究振興財団評議員・研究助成金審査委員，（財）大山健康財団評議員，（独）医薬品医療機器総合機構専門委員，（社）東京都病院薬剤師会顧問，内閣府食品安全委員会検討会委員，（財）予防接種リサーチセンター理事

■ 当該年度の主催学会・研究会

1.	第５７回日本化学療法学会総会 (教授・会長：山口惠三 ) ,東京都 2009/06
2.	第４４回緑膿菌感染症研究会 (教授・会長：山口惠三 ) ,東京都 2010/02

■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員

1.	山口惠三	：日本熱帯医学会評議員，日本呼吸器学会ガイドライン作成委員，日本臨床検査医学会評議員，日本環境感染学会理事・評議員・用語委員・院内感染対策マニュアル検討委員，日本感染症学会理事・評議員・感染症専門医制度審議委員・抗MRSA薬適正使用委員会ガイドライン作成委員，日本化学療法学会幹事・評議員・編集委員・英文誌発行委員・国際渉外委員会委員・抗菌薬感受性測定法検討委員会委員・臨床試験委員会委員，日本臨床微生物学会評議員・感染症検査検討委員会委員，緑膿菌感染症研究会本部会長，Journal of Microbiology, Immunology, and Infection 　国際編集顧問，The Japanese Journal of Antibiotics編集委員，日本化学療法学会レジオネラ治療薬評価委員会委員
2.	宮崎修一	：日本化学療法学会評議員・編集委員長・会則検討委員会委員・PK/PD検討委員会委員・用語委員会委員，日本環境感染学会評議員・編集委員会委員，日本感染症学会評議員，日本腸内微生物学会評議員，日本医学会用語委員会委員
3.	舘田一博	：日本感染症学会理事・評議員・編集委員，日本化学療法学会東日本幹事・評議員，日本臨床微生物学会理事・評議員，Ammbasodor of Japan (American Society for Microbiology) (2006-)

■ 当該年度研究業績数一覧表

研究者名	刊行論文				著書				その他		学会発表				その他発表
	和文		英文		和文		英文		その他		国内		国際		その他発表
	筆頭	共著	筆頭	共著	筆頭	共著	筆頭	共著	筆頭	共著	演者	共演	演者	共演	演者	共演
山口　惠三教授医学博士	2	5		11	6	2	1					27	1	8	1
舘田　一博准教授医学博士	4	5	1	7	6	2	1				7 (6)	18	1	5	5 (5)
宮崎　修一准教授医学博士				1			1	1				1
石井　良和助教医学博士	2	6		5			1				4 (2)	7	1	5
大野　章助教医学博士		1		2			1				2 (1)	2	2	2		1
木村　聡一郎助教博士（農学）	3	1	1	4			1				3		1	2
嵯峨　知生助教医学博士	2	1	1	1		1					2		1
計	13	／	3	／	12	／	6	／	0	／	18 (9)	／	7 (0)	／	6 (5)	／

研究者名	刊行論文		著書		その他	学会発表		その他発表
	和文	英文	和文	英文	その他	国内	国際	その他発表
	筆頭	筆頭	筆頭	筆頭	筆頭	演者	演者	演者
山口　惠三教授医学博士	2		6	1			1	1
舘田　一博准教授医学博士	4	1	6	1		7 (6)	1	5 (5)
宮崎　修一准教授医学博士				1
石井　良和助教医学博士	2			1		4 (2)	1
大野　章助教医学博士				1		2 (1)	2
木村　聡一郎助教博士（農学）	3	1		1		3	1
嵯峨　知生助教医学博士	2	1				2	1
計	13	3	12	6	0	18 (9)	7 (0)	6 (5)

( )：発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会

■ 刊行論文

原著
1.	山口惠三^†, 大野章^†, 石井良和^†, 舘田一博^†, 岩田守弘^†, 他： 2007年に全国72施設から分離された臨床分離株12,919株の各種抗菌薬に対する感受性サーベイランス. The Japanese Journal of Antibiotics 62 (4) ：346-370 , 2009
2.	樫本佳典、黒坂勇一、苅部幸江、魚山里織、難波憲司、大谷　剛、山口惠三^†： Legionella pneumophila によるDBA/2系マウス肺炎モデル. The Japanese Journal of Antibiotics 62 (5) ：445-451 , 2009
3.	樫本佳典、黒坂勇一、苅部幸江、魚山里織、藤川香津子、難波憲司、大谷　剛、山口惠三^†： DBA/2系マウスのLegionella pneumophila 肺炎モデルにおけるLevofloxacin の治療効果. The Japanese Journal of Antibiotics 62 (5) ：452-459 , 2009
4.	田代将人、村上日奈子^†、吉澤定子^†、舘田一博^＊^†、山口惠三^†：血液・血管カテーテル・尿・便からのCandida属菌分離状況と抗真菌薬感受性. 感染症学雑誌 84 (2) ：187-192 , 2010
5.	眞野容子, 石井良和^†, 古谷信彦, 山口惠三^†：市販鶏肉由来菌が保有する基質特異性拡張型βラクタマーゼ遺伝子に関する研究. 日本臨床腸内微生物学会誌 11 (1) ：59-61 , 2009
6.	Hirakata Y^＊, Ohmori K, Mikuriya M, Saika T, Matsuzaki K, Hasegawa M, Hatta M, Yamamoto N, Kunishima H, Yano H, Kitagawa M, Arai K, Kawakami K, Kobayashi I^†, Jones R-N, Kohno S, Yamaguchi K^†, Kaku M： Antimicrobial Activities of Piperacillin-Tazobactam against Haemophilus influenzae Isolates, Including β-Lactamase-Negative Ampicillin-Resistant and β-Lactamase-Positive Amoxicillin-Clavulanate-Resistant Isolates, and Mutations in Their Quinolone Resistance-Determining Regions. Antimicrobial agents and chemotherapy 53 (10) ：4225-4230 , 2009
7.	Ueda C, Tateda K^＊^†, Horikawa M, Kimura S^†, Ishii Y^†, Nomura K, Yamada K, Suematsu T, Inoue Y, Ishiguro M, Miyairi S, Yamaguchi K^†： Anti-Clostridium difficile potential of tetramic acid derivatives from Pseudomonas quorum-sensing autoinducer. Antimicrobial agents and chemotherapy 54 ：683-688 , 2010
8.	Chen Y, Tateda K^＊^†, Fujita K, Ishii T, Ishii Y^†, Kimura S^†, Saga T^†, Annaka T, Yamada S, Zhao L, Li S, Azuma A, Gemma A, Kudoh S, Yamaguchi K^†： Sequential changes of Legionella antigens and bacterial load in the lungs and urines of a mouse model of pneumonia. Diagnostic microbiology and infectious disease 66 ：253-260 , 2010
9.	Sakamoto R. Ohno A^＊^†, Nakahara T, Satomura K, Iwanaga S, Kouyama Y, Kura F, Kato N^†, Matsubayashi K, Okumiya K, Yamaguchi K^†： Legionella pneumophila in rainwater on roads. Emerging infectious diseases 15 (8) ：1295-1297 , 2009
10.	Sakamoto R, Ohno A^†, Nakahara T, Satomura K, Iwanaga S, Kouyama Y, Fura F, Noami M, Kusaka K, Funato T, Takeda M, Matsubayashi K, Okumiya K, Kato N^†, Yamaguchi K^†： Is driving a car a risk for Legionnaires' disease?. Epidemiology and infection 137 ：1615-1622 , 2009
11.	Tasaka S, Tokuda H, Sakai F, Fujii T, Tateda K^†, Johkoh T, Ohmagari N, Ohta H, Araoka H, Kikuchi Y, Yasui M, Inuzuka K, Goto H： Comparison of clinical and radiological features of pneumocystis pneumonia between malignancy cases and acquired immunodeficiency syndrome cases: a multicenter study. Internal medicine 49 ：273-281 , 2010
12.	Yamada Y, Ishii Y^†, Kouyama Y, Katho M, Odashiro R, Yamahata K, Tateda K^†, Yamaguchi K^†, Suwabe A： Characterization of Klebsiella pneumoniae Producing SHV-12 and DHA-1 β-Lactamases Accompanied by Carbapenem Resistance During Hospitalization in a Chronic Care Ward in Japan. Journal of Chemotherapy 21 (4) ：445-447 , 2009
13.	Horino T^†, Matsumoto T^†, Ishikawa H^†, Kimura S^†, Uramatsu M^†, Tanabe M^†, Tateda K^†, Miyazaki S^†, Aramaki Y^†, Iwakura Y^†, Yoshida M^†, Onodera S^†, Yamaguchi K^†： Interleukin-1 deficiency in combination with macrophage depletion increases susceptibility to Pseudomonas aeruginosa bacteremia. Microbiol Immunol 53 (9) ：502-11 , 2009
14.	Horino T, Matsumoto T, Ishikawa H, Kimura S^†, Uramatsu M^†, Tanabe M^†, Tateda K, Miyazaki S, Aramaki Y, Iwakura Y, Yoshida M, Onodera S, Yamaguchi K.： Interleukin-1 deficiency in combination with macrophage depletion increases susceptibility to Pseudomonas aeruginosa bacteremia. Microbiology & Immunology 53 ：502-11 , 2009
15.	Kimura S^＊^†, Tateda K^†, Ishii Y^†, Horikawa M, Miyairi S, Gotoh N, Ishiguro M, Yamaguchi K^†： Pseudomonas aeruginosa Las quorum-sensing autoinducer suppresses the growth and biofilm production in Legionella species. Microbiology SGM 155 ：1934-1939 , 2009
16.	Kai T, Tateda K^†, Kimura S^†, Ishii Y^†, Kimura T, Yamaguchi K^†： A Low Concentration of Azithromycin Suppresses the mRNA Expression of N-Acyl Homoserine Lactone Synthesis Enzymes, Upstream of lasI or rhlI, in Pseudomonas aeruginosa. Pulmonary Pharmacology and Therapeutics 22 ：483-486 , 2009
17.	Kikuchi Y, Tateda K^＊^†, Fuse TE, Matsumoto T, Gotoh N, Fukushima J, Takizawa H, Nagase T, Standiford TJ, Yamaguchi K^†.： Hyperoxia exaggerates bacterial dissemination and lethality in Pseudomonas aeruginosa pneumonia. Pulmonary pharmacology & therapeutics 22 ：333-339 , 2009
総説及び解説
1.	江藤麻希, 石井良和^†：食肉を汚染する抗菌薬耐性菌. Modern Media 55 (7) ：179-183 , 2009
2.	舘田一博, 二木芳人, 青木信樹, 砂川慶介, 三鴨廣繁, 山中　昇, 渡辺　彰, 河野　茂：患者アンケートによるアジスロマイシン2g単回投与製剤服薬満足度調査報告. The Japanese Journal of Antibiotics 63（4）：291-298 , 2010
3.	石井良和^†：感染症内科学　急速に拡散する新規カルバペネマーゼKPC型酵素. 医学のあゆみ 230 (6-7) ：482-484 , 2009
4.	木村聡一郎^＊^†、舘田一博^†：細菌Quorum-sensing機構とバイオフィルム形成制御作用. 化学療法の領域 26 ：396-403 , 2010
5.	舘田一博^†：レジオネラ：病因と診断. 化学療法の領域 26 ：80-83 , 2010
6.	舘田一博^†：緑膿菌病原性, 感染病態および抗菌薬療法を中心に. 化学療法の領域（増刊号） 25 ：1058-1065 , 2009
7.	木村聡一郎^＊^†、舘田一博^†：マクロライドによる細菌機能の制御. 呼吸器科 16 ：421-426 , 2009
8.	舘田一博^†：緑膿菌感染症. 治療（４月増刊号） 91 ：1215-1218 , 2009
9.	嵯峨知生^†, 山口惠三^†：【多剤耐性菌感染症】今後注目されうる多剤耐性菌感染症　(1)PRSP感染症、(2)BLNARインフルエンザ桿菌感染症、(3)ESBL産生菌感染症(総説/特集). 侵襲と免疫 19 (1) ：20 -24 , 2010
10.	舘田一博^†：細菌感染症にけるクオラムセンシング機構の役割. 生体の科学 60 ：117-121 , 2009
11.	舘田一博^†：多剤耐性緑膿菌感染症. 日本医事新報 4438 ：49-54 , 2009
12.	山口惠三^†、木村聡一郎^†、森伸晃^†、原田壮平^†、田代将人、嵯峨知生^†：【臨床医学の展望2010　診断および治療上の進歩(1)】感染症および化学療法(解説/特集). 日本医事新報 4476 ：21 -30 , 2010
13.	嵯峨知生^†：【呼吸器病学TOPICS 2009】細胞・分子生物学　新しい細菌耐性メカニズム　Qnr蛋白による作用点の保護(解説/特集). 分子呼吸器病 14 (1) ：8 -10 , 2010
14.	舘田一博^†, 石井良和^†：【今、再びペニシリン系抗菌薬を見直す　TAZ/PIPCをめぐって】抗菌力　耐性菌出現抑制作用を含めて. 臨床と微生物 36 (6) ：663-669 , 2009
15.	木村聡一郎^＊^†、舘田一博^†：バイオフィルム形成とクオラムセンシング. 臨床と微生物 36 ：405-410 , 2009
16.	舘田一博^†：微生物別の種類別にみた施設内感染制御：細菌レジオネラ. 臨床検査 53 ：1360-1365 , 2009
17.	Saga T^†, Yamaguchi K^†： History of Antimicrobial Agents and Resistant Bacteria. Japan Medical Association Journal 52 (2) ：103 -108 , 2009
18.	舘田一博^†：抗緑膿菌感染症薬 −医師の立場から−. 化学療法の領域 25 ：1348−1351 , 2009
19.	森　伸晃、山口惠三^†：抗菌薬適正使用の考え方　米国感染症学会「antimicrobial stewardshipガイドライン」. 綜合臨床 58 (6) ：1346-1351 , 2009
その他
1.	舘田一博^†, Livermore David, 石井良和^†, 村谷哲郎：進化を遂げる抗菌薬耐性菌の世界における最近の傾向と疫学. 化学療法の領域 25 (9) ：1928-1939 , 2009
2.	門田淳一, 石井良和^†, 草地信也^†, 草野展周, 二木芳人, 比嘉太, 平松和史, 堀誠治, 村谷哲郎, 森田邦彦, 日本化学療法学会抗菌薬ブレイクポイント委員会：抗菌薬ブレイクポイント委員会報告　呼吸器感染症、敗血症および尿路感染症におけるブレイクポイント　新規抗菌薬の追加(2009年). 日本化学療法学会雑誌 57 (4) ：343-345 , 2009
3.	石井良和^＊^†：【薬剤感受性測定法と耐性菌】薬剤耐性菌のメカニズム・検出法・疫学　基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生菌、AmpC型β-ラクタマーゼ産生菌、メタロ-β-ラクタマーゼ産生菌. 臨床と微生物 36 (増刊号) ：615-622 , 2009

■ 著書

1.	山口惠三^†, 舘田一博^†, 嵯峨知生^†, 吉澤定子^†, 齋藤昭彦： Ⅳ章　感染症学. ハリソン内科学準拠問題集 123-212. メジカルビュー社, 東京, 2009
2.	山口惠三^†：感染症 3類感染症腸管出血性大腸菌感染症. 今日の治療指針2010年版私はこう治療している 162-163. 医学書院, 東京, 2010
3.	山口惠三^†：グラム陰性好気性桿菌. 標準微生物学 200-213. 医学書院, 東京, 2009
4.	山口惠三^†：グラム陰性球菌および球桿菌. 標準微生物学 222-225. 医学書院, 東京, 2009
5.	山口惠三^†：ニューモシスティス肺炎. 今日の診断指針 933-935. 医学書院, 東京, 2010
6.	舘田一博^†：多剤耐性緑膿菌感染症. 最新感染症治療指針 269-279. 医薬ジャーナル社, 大阪, 2009
7.	舘田一博^†：耐性菌対策. 感染症診療ガイドライン総まとめ 269-272. 総合医学社, 東京, 2010
8.	山口惠三^†：感染性疾患．感染臓器と主な原因菌. 内科学書 7-10. 中山書店, 東京, 2009
9.	原田壮平^†, 山口惠三^†：「抗菌薬」. 呼吸器疾患　最新の治療2010-2012 116-123. 南江堂, 東京, 2010
10.	舘田一博^†：レジオネラ肺炎では抗菌薬はどう使うの？. 抗菌薬のかしこい使い方 207-211. 南江堂, 東京, 2009
11.	舘田一博^†：レジオネラ肺炎. 呼吸器疾患最新の治療2010-2012 247－250. 南江堂, 東京, 2010
12.	舘田一博^†：レジオネラ，緑膿菌，その他のブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌，ヘモフィルス，百日咳. 医科細菌学 369-375. 南江堂, 東京, 2010
13.	舘田一博^†：迅速診断キットの用い方. 呼吸器感染症のすべて 73-78. 南江堂, 東京, 2009
14.	宮﨑修一^†： PK-PD研究の歴史. 日常診療に役立つ抗感染症薬のPK-PD 6-7. 株式会社ユニオンエース, 東京, 2010
15.	五十嵐美絵, 石井良和^†, 石川裕樹, 大野　章^†, 木村聡一郎^†, 小林　了, 角田修次, 舘田一博^†, 朝野和典, 平潟洋一, 古谷信彦, 松本哲哉, 宮﨑修一^†, 山口惠三^†, 吉澤定子^†：イラストレイテッド微生物学[第2版] 1-479. 丸善株式会社, 東京, 2009

■ 学会発表

国内学会
1.	◎嵯峨知生^†, 石井良和^†, 賀来満夫, 山口惠三^†： Citrobacter属菌が保有するqnrB遺伝子の構造と機能に関する解析. 第83回日本細菌学会総会, 横浜, 2010/03
2.	小島泰子、原田涼子、監物靖、羽賀洋一、長谷川慶、佐藤真理、松裏裕行、小原明、佐地勉、本山治、関根孝司、舘野昭彦、石井良和： ESBL（extended-spectrum β-lactamase）産生大腸菌による複雑型尿路感染症の1例. 第573回日本小児科学会東京都地方会講話会, 東京, 2010/03
3.	◎小林正明^†, 細野なつえ^†：カルシウム誘導性神経細胞死の抑制機構の解析と阻害薬開発の基礎研究. 第135回東邦医学会例会, 東京, 2010/02
4.	◎田丸輝也^†, 藤田和恵^†：概日システムの同期／脱同期を制御する体内時計蛋白質修飾機構の解析. 第135回東邦医学会例会, 東京, 2010/02
5.	◎舘田一博^†： MDRP ―基礎から臨床まで―. 第25回日本環境感染学会総会, 東京, 2010/02
6.	◎塚田真弓^†, 吉澤定子^†, 荒木弥生^†, 飯澤若子^†, 村上日奈子^†, 山口惠三^†：職員を対象とした季節性インフルエンザワクチン接種の予防効果に関する検討. 第25回日本環境感染学会総会, 東京, 2010/02
7.	◎松本哲哉, 舘田一博^†, 新居美幸, 定本伸也, 池戸正成, 山口惠三^†： BCプレート変法を用いた耐性度の高い緑膿菌への併用効果の検討. 第44回緑膿菌感染症研究会, 東京, 2010/02
8.	◎木村聡一郎^†，森　伸晃，舘田一博^†，石井良和^†，山口惠三^†：緑膿菌のcyclic di-GMPを介した病原性制御機構に及ぼすマクロライド剤の効果. 第44回緑膿菌感染症研究会, 東京, 2010/02
9.	◎前原千佳子^†, 榎園恭子^†, 福澤　滋^†, 彦坂あゆみ^†, 村上日奈子^†, 安井久美子^†, 湯本重雄^†, 岩田守弘^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†：当院におけるPseudomonas aeruginosaの薬剤耐性状況について. 第21回日本臨床微生物学会, 東京, 2010/01
10.	◎福澤　滋^†, 前原千佳子^†, 彦坂あゆみ^†, 榎園恭子^†, 村上日奈子^†, 安井久美子^†, 湯本重雄^†, 岩田守弘^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†：当院におけるMRSAの現状 VCM2μg/mlの動向を含めて. 第21回日本臨床微生物学会, 東京, 2010/01
11.	◎安井久美子^†, 福澤　滋^†, 前原千佳子^†, 榎園恭子^†, 岩田守弘^†, 吉澤定子^†, 青池　望, 舘田一博^†, 山口惠三^†：腸チフス症例におけるナリジクス酸感受性検査の重要性―シプロキサシン治療抵抗性を示した1例からの考察―. 第21回日本臨床微生物学会総会, 東京, 2010/01
12.	◎舘田一博^†：ガイドラインに込めた検査室への期待. 第21回日本臨床微生物学会総会, 東京, 2010/01
13.	◎湯本重雄^†, 村上日奈子^†, 彦坂あゆみ^†, 榎園恭子^†, 前原千佳子^†, 福澤　滋^†, 安井久美子^†, 岩田守弘^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†：当施設で2008年に分離されたESBLのサーベイランスとその評価. 第21回日本臨床微生物学会総会, 東京, 2010/01
14.	◎宮崎修一^†：多形核白血球サブクラスの機能. 第63回東邦医学会総会, 東京, 2009/11
15.	◎江藤麻希, 石井良和^†, 眞野容子, 原田壮平^†, 山口惠三^†：国産食肉および伴侶動物由来の基質特異性拡張型β-lactamaseおよびプラスミド性AmpC型β-lactamaseの解析. 第58回日本感染症学会/東日本地方会・第56回日本化学療法学会/東日本支部総会　合同学会, 東京, 2009/10
16.	◎加藤尚之^†，大野　章^†，山口惠三^†：温泉水中のレジオネラ属菌の検出におけるパルサー法の有効性についての検討. 第36回日本防菌防黴学会年次大会, 大阪, 2009/09
17.	◎加藤尚之^†，大野　章^†，山口惠三^†：パルサー法による温泉のレジオネラ検出について（2）. 第62回日本温泉科学会大会, 京都, 2009/09
18.	◎大野　章^†：レジオネラから覗く生物進化　環境微生物の世界. 第62回日本温泉科学会大会, 京都, 2009/09
19.	◎舘田一博^†：新規抗菌薬開発の現況： ICAAC情報を中心に（教育セミナ―）. 第16回日本臨床微生物学会, 京都, 2009/08
20.	◎杉野圭史^†, 佐野　剛^†, 阪口真之^†, 佐藤大輔^†, 磯部和順^†, 坂本　晋^†, 高井雄二郎^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†, 本間　栄^†：レジオネラ市中肺炎患者の臨床像ならびに予後の検討. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/08
21.	◎久保田喜久^†, 大塚由一郎^†, 土屋勝^†, 金子弘真^†, 吉澤定子^†, 山口恵三^†：周術期MRSA感染症に対するLinezolid の有効性の検討. 第64回日本消化器外科学会総会, 大阪, 2009/07
22.	◎木村聡一郎^†，舘田一博^†，森　伸晃，甲斐敏裕，石井良和^†，木村　徹，山口惠三^†：緑膿菌のcyclic di-GMPを介した制御機構に及ぼすマクロライド剤の効果. 第16回マクロライド新作用研究会, 東京, 2009/07
23.	◎奥秋　保^†，土谷一晃^†，高橋　寛^†，園部正人^†，櫻井達郎^†，原　学^†，勝呂　徹^†，吉澤定子^†，宮崎泰斗^†，山口恵三^†：右大腿部膿瘍治療中に脳膿瘍を併発したNocardia farcinica感染症の一例. 第32回日本骨・関節感染症学会, 札幌, 2009/06
24.	◎嵯峨知生^†, 石井利明：腸内細菌科シトロバクター属菌の薬剤耐性遺伝子リザーバとしての役割に関する研究. 第134回東邦医学会例会, 東京, 2009/06
25.	◎木村聡一郎^†、田邉雅章^†：肺炎球菌性肺炎の重症化に関わる新規疾患感受性遺伝子の探索. 第134回東邦医学会例会, 東京, 2009/06
26.	◎菊地　直^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†, 阪口真之^†, 佐野　剛^†, 草野英美子, 磯部和順^†, 坂本　晋^†, 高井雄二郎^†, 本間　栄^†： AZT持続投与によるVAP発症予防効果についての検討. 第49回日本呼吸器学会学術講演会, 東京, 2009/06
27.	◎舘田一博^†： Legionella diseases: Japanese Perspective. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
28.	◎舘田一博^†：耐性菌抗菌薬感受性年次推移の検討新薬シンポジウム（レボフロキサシン500mg）. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
29.	◎舘田一博^†：市中感染症診療の基本的考え方と重要な細菌（抗菌薬適正使用セミナー）. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
30.	◎宮崎泰斗^†, 吉澤定子^†, 前田　正^†, 村上日奈子^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†： Mycobacterium xenopiによる脊椎炎の一例. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
31.	◎石井良和^†：耐性菌への総合戦略～Stop!耐性菌～医療だけではできない！市民、企業、行政からの視点と取り組み. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
32.	◎石井良和^†：薬剤耐性菌講座―メカニズムの基本から新知見まで―2.不活化酵素. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
33.	◎石井良和^†、蝶名林直彦、中森祥隆、佐野剛^†、本間栄^†、松原啓太、岩田敏、舘田一博^†、山口惠三^†：呼吸器材料を対象としたLoop-mediated-isothermal amplification法を用いたLegionella属菌による感染症診断に関する検討. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
34.	◎大野　章^†, 山口惠三^†： Pazufloxacin(PZFX)に対する感受性経年調査最終報告. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
35.	◎長沢光章, 賀来満夫, 山口惠三^†, 荒川宜親： LAMP法による16SrRNAメチラーゼ遺伝子（rmtA,rmtB,armA）. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
36.	◎片岡裕史, 井田孝志, 前橋一紀, 小栗豊子, 石井良和^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†：多剤耐性緑膿菌の耐性因子と抗菌薬併用効果の関連性について. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
37.	◎吉澤定子^†, 舘田一博^†, 前田　正, 宮崎泰斗^†, 山口惠三^†：リネゾリド（LZD）の有効性と副作用に関する検討～特にグラム陰性菌による二次感染を中心に～. 第83回日本感染症学会総会, 東京, 2009/04
38.	◎宮崎泰斗^†, 吉澤定子^†, 前田　正, 村上日奈子^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†：多発性に再発を繰り返したST合剤耐性Nocardia farcinica症の1例. 第83回日本感染症学会総会, 東京, 2009/04
39.	◎石井良和^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†：本邦で分離されたイミペネム耐性Acinetobacter baumanniiが保有する耐性因子. 第83回日本感染症学会総会, 東京, 2009/04
40.	◎石川裕樹, 小西佐知子, 沓掛悦子, 福井利江, 石井良和^†, 山口惠三^†, 松本哲哉：咽頭炎症例から分離されたA群レンサ球菌の疫学的解析. 第83回日本感染症学会総会, 東京, 2009/04
41.	◎前田　正^†,吉澤定子^†, 宮崎泰斗^†, 舘田一博^†, 山口惠三^†：グリコペプチド耐性α-Streptococcusと同定されたLeuconostoc属菌による敗血症の一例. 第83回日本感染症学会総会, 東京, 2009/04
42.	◎村上日奈子^†、吉澤定子^†、舘田一博^†、岩田基秀^†、渋谷和俊^†、佐野文子、亀井克彦、山口惠三^†：血液培養よりHistoplasma capsulatumを分離したHIV感染症の1例―細菌学的所見を中心に－. 第83回日本感染症学会総会, 東京, 2009/04
43.	◎舘田一博^†：病院感染防御におけるワクチンへの期待と展望（ICD講習会）. 第83回日本細菌学会総会, 横浜, 2010/03
44.	◎吉野　学, 安中敏光, 小島　禎, 池戸正成, 納富継宣, 舘田一博^†, 山口惠三^†： LAMP法による臨床検体からのMycoplasma pneumoniaeの検出. 日本マイコプラズマ学会第36回学術集会, 札幌市, 2009/06
45.	◎江藤麻希^†, 石井良和^†, 眞野容子^†, 原田壮平^†, 山口惠三^†：国産鶏肉由来気基特異性拡張型βラクタマーゼの解析. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06
国際学会
1.	◎Ohno A^†, Kato N^†, Yamaguchi K^†： Interrelationship between Legionella pneumophila and free-living amoeba at a low temperature. LEGIONELLA2009, Paris, France, 2009/10
2.	◎Yoshizawa S^†, Tateda K^†, Yamaguchi K^†： The novel human pathogen Nesterenkonia sp. causes persistent asymptomatic　bacteremia in an immunocompetent host. IDSA 47th annual meeting, Philadelphia, USA, 2009/10
3.	◎Chen Y, Tateda K^†, Kimura S^†, Ishii Y^†, Yamaguchi K^†： Re-evaluation of diagnosis and host responses of Legionella pneumophila pneumonia in a mouse model. 49th Interscience Conference of Antimicrobial Agents and Chemotherapy, San Francisco, USA, 2009/09
4.	◎S. Kimura^†, K. Tateda^†, N. Mori, Y. Ishii^†, K. Yamaguchi^†： Macrolides modulate virulence factors through an intracellular signaling in Pseudomonas aeruginosa. 49th Interscience Conference of Antimicrobial Agents and Chemotherapy, San Francisco, USA, 2009/09
5.	◎Saga T^†, Sabtcheva S, Ishii Y^†, Kaku M, Yamaguchi K^†： Characterization of qnrB-like Gene in Citrobacter Species of American Type Culture Collection(ATCC) Strains. 49th Interscience Conference of Antimicrobial Agents and Chemotherapy, San Francisco, USA, 2009/09
6.	◎T. Saito^†, K. Tateda^†, N. Hosono^†, S. Kimura^†, Y. Sumiyama^†, S. Kusachi^†, J. Nagao^†, K. Yamaguchi^†： Intravenous immunoglobulin as a critical supportive therapy against Clostridium difficile toxin-mediated lethality in mice. 49th Interscience Conference of Antimicrobial Agents and Chemotherapy, San Francisco, USA, 2009/09
7.	◎Ishii Y^†. Ohno A^†., Tateda K^†., Yamaguchi K^†： Isolation Frequency of Extended-Spectrum Beta-Lactamases Producing E. coli, K. pneumoniae or P. mirabilis and Metallo-Beta-Lactamases Producing P. aeruginosa from 72 Centres in Japan, 2007. 26th International Congress of Chemotherapy and Infection, Toronto, Canada, 2009/06
8.	◎Tateda K^†： Perspectives on macrolides: Quorum-sensing system. 26th International Congress of Chemotherapy and Infection, Toronto, Canada, 2009/06
9.	◎Ohno A^†, Ishii Y^†, Yamaguchi K^†： Molecular characterization of fluoroquinolone resistance in Streptococcus pneumoniae, Streptococcus pyogenes, Haemophilus influenzae and Escherichia coli clinical isolates collected from 72 centres in Japan, 2007. 19th European Congress of Clinical Microbiology and Infectious Diseases (ECCMID), Helsinki, Finland, 2009/05
10.	◎Yamaguchi K^†, Ohno A^†,Ishii Y^†： Susceptibility to levofloxacin-centered fluoroquinolones and other antibiotics of 19 species,12919 clinical isolates collected from 72 centres in Japan, 2007. 19th European Congress of Clinical Microbiology and Infectious Diseases (ECCMID), Helsinki,Finland, 2009/05
その他
1.	舘田　一博：病院感染防御におけるワクチンへの期待と展望. ICD講習会（第83回日本細菌学会総会）, 横浜, 2010/03
2.	◎舘田一博^†：耐性菌・院内感染対策の基本 ―つくらない・広げない・伝播させない―. 第8回日本予防医学リスクマネージメント学会総会, 東京, 2010/03
3.	◎舘田一博^†：耐性菌はなぜ生まれ、増えるのか？. 第96回ICD講習会, 東京, 2010/01
4.	◎舘田一博^†：医療におけるフルオロキノロン耐性菌の現状. 平成21年度獣医師会総会, 宮崎, 2010/01
5.	◎舘田一博^†：臨床上重要な細菌・耐性菌. 第19回日本医療薬学会, 長崎, 2009/10
6.	◎舘田一博^†：臨床的に重要な細菌・耐性菌. 第９回抗菌薬適正使用生涯教育セミナー, 東京, 2009/08
7.	◎山口惠三^†, 大野　章^†, 小林寅喆^†, 平潟洋一, 池戸正成：微量液体希釈法改訂委員会報告. 第57回日本化学療法学会総会, 東京, 2009/06

^＊：Corresponding Author
^†：本学研究者