理学部 教養科 教育学教室
Education Section(Course of Teacher Education)
教授:
板橋 文夫
新保 幸洋
准教授:
畑中 敏伸
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■ 概要
1.中等学校史に関する研究(板橋)
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1.実業補習学校・青年学校・定時制通信制高等学校という勤労青少年教育の系譜を中心として、戦前戦後の学校教育と社会教育との関係についての研究を行っている。
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2.田中正造と足尾銅山鉱毒事件に関する研究(板橋)
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2.社会教育・生涯学習的観点から田中正造と足尾銅山鉱毒事件の教育における位相について研究を行っている。
また、小中高校教科書における記述内容の変遷を通して学習指導要領に関する研究を行っている。
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3.統合的心理療法の理論的探究(新保)
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村瀬嘉代子氏(大正大学名誉教授、北翔大学大学院客員教授)が長年に渡り提唱してこられた統合的心理療法(IA)に関して、主として理論的側面に注目し、その特質の解明に本格的に取り組んできた。今年度はこれまで筆者が心理臨床学会自主シンポジウム、大正大学カウンセリング研究所主催地域保健研究会、大正大学大学院臨床心理学専攻における特別講義などの場において発表をしてきた研究内容をまとめ、整理し、単行本化を目指した。その成果は金剛出版から2011年にも出版される書籍に示される予定となっている。。
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4.介護等体験における事前・事後指導プログラムの開発と充実化に関する実践的研究(新保)
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今年度を含めて5年余り、主として2年次生を対象として実施している介護等体験の事前・事後指導プログラムの内容面の充実化に取り組んできた。今年度もKJ法を用いながら、スモールグループでの体験の分かち合いを行った。介護等体験が教職課程の授業の一環として行われており、そこで学んだことが教職課程のこれまで、そしてこれからの学習に連結できるためには、かなり強引にでも、彼らの体験内容を教職課程での学びと繋げるようなインストラクションが必要であることがかなり重要であることが判明した。ただ、今年度は、体験開始直後から体験生と受け入れ先の社会福祉施設との間で、近年になく多くのトラブルが発生し、対応に追われるという事態を招いた。次年度はその反省を生かして、新しいプログラムづくりに取り組みたいと考えている。
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5.科学教育における国際教育協力に関する研究(畑中)
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科学教育における国際教育協力について研究を行っている。ウガンダ、ケニア、ザンビアの科学教育に関する国際教育協力プロジェクト調査と、ウガンダ、ケニア、ザンビア科学教員のフィリピン及びマレーシアにおける研修について調査研究を行っている。
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6.理科教師教育に関する研究(畑中)
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千葉県教育委員会との連携し、理科の教員養成及び教員研修に関する調査研究を進めている。
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■ Keywords
国際教育協力,理科教育,エネルギー環境教育, 勤労青少年, 住民運動、統合的心理療法、介護等体験(事前・事後指導)
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■ 当該年度の研究費受入状況
1.
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平成22年度科学研究費補助金(若手研究(B))
(研究課題番号:21700792)
研究課題:アフリカ科学現職教員の研修受け入れ国に関する比較研究
(研究代表者:畑中敏伸)
研究補助金:700000円 (代表)
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2.
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平成22年度科学研究費補助金(基盤研究(B))
(研究課題番号:20330191)
研究課題:エネルギー環境リテラシー育成のカリキュラム開発研究
(研究分担者:畑中敏伸)
研究補助金:150000円 (分担)
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その他
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1.
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理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー)養成拠点構築事業
研究課題:地域の拠点校構築によるコア・サイエンス・ティーチャー養成システムの検討
(研究代表者:畑中敏伸)
研究補助金:10648000円 (代表)
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■ 教授・准教授・講師の公的役職
1.
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畑中敏伸
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:千葉県総合教育センター「エコスクールちば」審査委員
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■ 当該年度の主催学会・研究会
1.
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日本科学教育学会・平成22年度第3回日本科学教育学会研究会
(
日本科学教育学会,日本科学教育学会南関東支部 )
,東邦大学
2011/03
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■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.
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畑中敏伸
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:日本エネルギー環境教育学会編集委員
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2.
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畑中敏伸
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:日本理科教育学会国際交流委員
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■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 |
刊行論文 |
著書 |
その他 |
学会発表 |
その他 発表 |
和文 | 英文 |
和文 | 英文 |
国内 | 国際 |
筆 頭 | 共 著 | 筆 頭 | 共 著 |
筆 頭 | 共 著 | 筆 頭 | 共 著 |
筆 頭 | 共 著 |
演 者 | 共 演 | 演 者 | 共 演 |
演 者 | 共 演 |
板橋 文夫
教授
文学修士
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| | | |
| | | |
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新保 幸洋
教授
文学博士
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1 | 2 | | |
| 1 | | |
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1
(1)
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畑中 敏伸
准教授
教育学修士
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| | 2 | |
1 | | | |
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5
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計 |
1 | / | 2 | / |
1 | / | 0 | / |
0 | / |
5 (0) | / |
0 (0) | / |
0 (0) | / |
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研究者名 |
刊行論文 |
著書 |
その他 |
学会発表 |
その他 発表 |
和 文 | 英 文 |
和 文 | 英 文 |
国 内 | 国 際 |
筆 頭 | 筆 頭
| 筆 頭 | 筆 頭
| 筆 頭 |
演 者 | 演 者
| 演 者 |
板橋 文夫
教授
文学修士
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新保 幸洋
教授
文学博士
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1 | |
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畑中 敏伸
准教授
教育学修士
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| 2 |
1 | |
|
5
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計 |
1 | 2 |
1 | 0 |
0 |
5 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
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( ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
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( ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
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■ 刊行論文
原著
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1.
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新保幸洋:
教養としての教育学の位置づけ 特集:学生に本当に必要な教育学を探して.
看護教育
51
(9)
:758-764
, 2010
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2.
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新保 幸洋:
関私教協創立30周年に寄せて思う2つの事柄.
関東地区私立大学教職課程研究連絡協議会設立30周年記念誌紀要論文集 関私教協30年の歩み
:46-47
, 2010
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3.
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畑中敏伸:
理科の国際教育協力のアフリカでの拡がり、アフリカと東南アジアのつながり.
理科の教育
:20-22
, 2010
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4.
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畑中敏伸:
国際協力による理科教員の第3国研修に関する研究-フィリピンにおけるケニア理科教員研修指導者対象の研修調査より-.
理科教育学研究
51
(22)
:66-75
, 2010
|
その他
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1.
|
新保幸洋:
書評特集 今年の注目!私のBooks&Papers 5 特集 今、臨床心理学に求められていること.
臨床心理学
11
(1)
:143-144
, 2011
|
2.
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新保幸洋:
書評特集 今年の注目!私のBooks&Papers 5 特集 今、臨床心理学に求められていること.
臨床心理学
11
(1)
:143-144
, 2011
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■ 著書
1.
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村瀬嘉代子、青木省三、中井久夫、田中康雄、村山正治、滝川一廣、新保幸洋:
心理臨床家の成長と発達 統合的心理療法と熟達化研究の関係性.
統合的心理援助への道
173-219.
金剛出版,
東京都,
2010
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2.
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畑中敏伸,長洲南海男:
第Ⅶ章4理科.
バイリンガルテキスト 現代日本の教育—制度と内容
422−445.
東信堂,
日本,
2010
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■ 学会発表
国内学会
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1.
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新保幸洋:
時間の構造化の観点から見る統合的心理療法の特質~主として加藤周一日本文化論の枠組みを援用して~.
日本心理臨床学会第29回大会,
日本 仙台市,
2010/09
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2.
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栗山武夫、畑中敏伸、大山光晴、平石武、鈴木康治、高野義幸:
地域と連携した理科教員養成―千葉県におけるCST養成プロジェクトの実践を通して―.
日本理科教育学会,
甲府市、日本,
2010/08
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3.
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畑中敏伸:
アフリカ理科教員の第3国研修に関する比較-フィリピンUP-NISMEDとマレーシアRECSAMの研修調査より-.
日本理科教育学会,
甲府市、日本,
2010/08
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4.
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長洲南海男,内ノ倉真吾,畑中敏伸,安藤雅之、出口憲,熊野善介,丹沢哲郎:
エネルギー環境リテラシー育成のためのカリキュラム開発へのアプローチ(3)−基本的な考え方-.
日本エネルギー環境教育学会,
長崎市、日本,
2010/08
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5.
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畑中敏伸,八田章光:
エネルギー環境リテラシー育成のためのカリキュラム開発へのアプローチ(4)−英国調査報告(1)エコスクールとナショナルカリキュラムを中心に-.
日本エネルギー環境教育学会,
長崎市、日本,
2010/08
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6.
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畑中敏伸,八田章光:
エネルギー環境リテラシー育成のためのカリキュラム開発へのアプローチ(5)−英国調査報告(2)代替エネルギーセンターにおける教育活動-.
日本エネルギー環境教育学会,
長崎市、日本,
2010/08
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