理学部 大型プロジェクト 先進フォトポリマー研究部門
Center of Advanced Photopolymers
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■ 概要
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デンドリマー系および水分散系フォトポリマーの創製と特性評価
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光反応性高分子であるフォトポリマーの格段の高性能化および環境適合性という2つの課題を克服すべく次世代型先進フォトポリマー材料の創製に関する研究を行っている。高性能化に関しては，市販の原料のみを用いる新規なデンドリマー合成法を開拓し、分子鎖末端に多数のアクリレート基をもつデンドリマーを得た。また，有機溶媒を一切用いない環境低負荷型のフォトリソグラフィー工程を提案するために，光反応性超微粒子を水に分散したフォトポリマーについて検討し、増感剤と光酸発生剤を水中にミリング分散し、これをポリビニルアルコール中に分散させた新たな水系フォトポリマーのプロトタイプを開発した。
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■ Keywords
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球状ナノ集積体, シリカ微粒子, 乾式ミリング, デンドリマー, 多段階交互付加 (AMA) 法, ポリオール, ポリアクリレート
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■ 特許
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1.
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青木健一、市村國宏、竹辻耕治、平岡亜希子
：重合性多分岐化合物及びその製造方法
―特願2008-189215
(2008/06登録)
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2.
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青木健一、市村國宏、竹辻耕治、平岡亜希子
：多分枝化合物及びその製造方法並びに感光性樹脂組成物
―特願2008-163463
(2008/07登録)
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■ 当該年度の研究費受入状況
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その他
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1.
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日新製鋼株式会社・寄付金
研究課題：有機無機ナノハイブリッドの創製
(研究代表者：市村國宏)
研究補助金：500000円 (代表)
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2.
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伯東株式会社・共同研究費
研究課題：分岐型不飽和化合物を用いた感光性樹脂組成物の創製
(研究代表者：市村國宏)
研究補助金：1000000円 (代表)
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■ 当該年度の主催学会・研究会
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1.
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光配向テクノロジーシンポジウム--液晶の新領域へチャレンジ--
(特任教授・運営委員長
：
市村國宏 )
,東京
2008/11
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■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
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1.
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市村國宏
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：液晶化学研究会会長、ラドテック研究会評議員
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■ 当該年度研究業績数一覧表
| 研究者名 |
刊行論文 |
著書 |
その他 |
学会発表 |
その他
発表 |
| 和文 | 英文 |
和文 | 英文 |
国内 | 国際 |
筆
頭 | 共
著 | 筆
頭 | 共
著 |
筆
頭 | 共
著 | 筆
頭 | 共
著 |
筆
頭 | 共
著 |
演
者 | 共
演 | 演
者 | 共
演 |
演
者 | 共
演 |
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市村 國宏
教授
理学博士
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| | 2 | 2 |
3 | 1 | | 1 |
| |
4
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9
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青木 健一
講師
工学博士
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| | 1 | 1 |
1 | | | |
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6
|
4
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| 計 |
0 | ／ | 3 | ／ |
4 | ／ | 0 | ／ |
0 | ／ |
10
(0) | ／ |
0
(0) | ／ |
0
(0) | ／ |
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| 研究者名 |
刊行論文 |
著書 |
その他 |
学会発表 |
その他
発表 |
和
文 | 英
文 |
和
文 | 英
文 |
国
内 | 国
際 |
筆
頭 | 筆
頭
| 筆
頭 | 筆
頭
| 筆
頭 |
演
者 | 演
者
| 演
者 |
|
市村 國宏
教授
理学博士
|
| 2 |
3 | |
|
4
|
|
|
|
青木 健一
講師
工学博士
|
| 1 |
1 | |
|
6
|
|
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| 計 |
0 | 3 |
4 | 0 |
0 |
10
(0) |
0
(0) |
0
(0) |
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( )：発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
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( )：発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
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■ 刊行論文
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原著
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1.
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Horiuchi S, Horie S, Ichimura K＊†：
Core-Shell Structures of Silica-Organic Pigment Nanohybrids Visualized by Electron Spectroscopic Imaging.
ACS Applied Materials and Interfaces
1
(5)
：977-981
, 2009
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2.
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Ichimura K＊†：
Reversible photoisomerisability and particle size changes of azobenzene crystals mill-dispersed in water.
Chemical Communications (Cambridge, England)
：1496–1498
, 2008
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3.
|
Igarashi A, Arimitsu K＊, Seki T, Ichimura K†：
Novel base-sensitive polymers generating amino groups from their side chains in a nonlinear manner and their application to photoimaging materials.
Journal of Materials Chemistry
18
：560-566
, 2008
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4.
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Aoki K†, Ichimura K＊†：
Synthesis of polyallyl dendrimers to apply to novel UV curing materials.
Journal of Photopolymer Science and Technology
21
：75-76
, 2008
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5.
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Ichimura K＊†, Funabiki A, Aoki K†, Akiyama H：
Solid phase adsorption of crystal violet lactone on silica nanoparticles to probe mechanochemical surface modification.
Langmuir
24
：6470-6479
, 2008
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■ 著書
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1.
|
市村國宏：
水中ナノ分散結晶の光物理化学とフォトポリマーへの応用.
光機能性材料の新たな潮流
200-212.
シーエムシー出版,
東京,
2008
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2.
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青木健一†、市村國宏†：
塩基増殖性デンドリマーと感光特性.
光機能性材料の新たな潮流
268-277.
シーエムシー出版,
東京,
2008
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■ 学会発表
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国内学会
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1.
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◎青木健一†, 鈴木繭子, 市村國宏†：
ポリアリルおよびポリチオールデンドリマーを用いた紫外線硬化材料の高感度化.
日本化学会,
千葉,
2009/03
|
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2.
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◎市村國宏†, 堀内伸：
有機顔料・有機結晶のコアシェル型ナノハイブリッドの構造と特性.
日本化学会,
千葉,
2009/03
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3.
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◎船曳彰, 青木健一†, 市村國宏†：
有機結晶・シリカナノハイブリッドの最表面層に特異的なフォトクロミズム.
日本化学会,
千葉,
2009/03
|
|
4.
|
◎青木健一†, 市村國宏†, 平岡亜希子, 竹辻耕治：
多段階交互付加 (AMA) 反応を利用したデンドリマーの大量合成と光機能性材料への応用展開.
高分子学会ポリマー材料フォーラム,
広島,
2008/11
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5.
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◎市村國宏：
水中ナノ分散結晶の光物理化学とフォトポリマーへの応用.
ラドテック研究会講演会,
東京,
2008/11
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6.
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◎船曳彰，市村國宏†：
湿度に感応するソルバートクロミック結晶・シリカナノハイブリッド.
第2回東邦大学複合物性研究センターシンポジウム,
千葉,
2008/10
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7.
|
◎市村國宏†：
アゾベンゼンナノ結晶の水分散液中での光異性化挙動.
第２回東邦大学複合物性研究センターシンポジウム,
千葉,
2008/10
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8.
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◎青木健一†：
多段階交互付加 (AMA) 反応による簡便なデンドリマー合成と光機能性材料への応用.
第2回東邦大学複合物性研究センターシンポジウム,
千葉,
2008/10
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9.
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◎青木健一†, 鈴木繭子, 市村國宏†：
新規なポリアリルデンドリマーの合成とエン・チオール系フォトポリマーへの応用.
第57回高分子討論会,
大阪,
2008/09
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10.
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◎船曳彰, 市村國宏†, 青木健一†：
乾式ミリングによるシリカナノ粒子表面のポリエチレングリコール類による被覆.
第57回高分子討論会,
大阪,
2008/09
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11.
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◎市村國宏†, 青木健一†：
コア－シェル型高分子ナノ微粒子の乾式調製と特性.
第57回高分子学会年次大会,
横浜,
2008/05
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12.
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◎船曳彰†, 市村國宏†, 青木健一†：
乾式ミリングによるポリオキシエチレン誘導体のシリカナノ粒子への吸着.
第57回高分子学会年次大会,
横浜,
2008/05
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13.
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◎青木健一†, 市村國宏†：
多段階交互付加反応を利用したポリアクリレートデンドリマーの合成とその構造解析.
第57回高分子学会年次大会,
横浜,
2008/05
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国際学会
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1.
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◎青木健一†、市村國宏†：
ポリアリル系デンドリマーの合成とそれを用いた新規な紫外線硬化材料の構築.
第25回フォトポリマーコンファレンス,
千葉,
2008/06
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