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 理学部 教養科 数学教室
 Laboratory of Mathematics
■ 概要
数学教室の担当教育 : 理学部数学の基礎教育ならびに情報処理教育に関する以下の科目の担当・コーディネートをしている : 数学A(微分積分)、数学B(線形代数)、数理科学特論(微分方程式とベクトル解析)、確率と統計、Mathematica数学入門、エンドユーザー情報処理、情報処理資格対策講座。なお2005年度より齋藤純一先生(都立東京高専)の開発した e-learning system を用いて、基礎教育クラスの一部に e-learning を導入した。

志村の研究課題 : 20世紀初頭、A.N.Kolmogorv、N.Wienerらによって創始された確率論(確率過程論)は数学の他の分野や、科学の様々な分野とも結びついて発展を遂げてきた。そのなかで、『確率過程の標本関数の特徴付け』の課題が主要なテーマのひとつとして生まれ、多くの優れた成果が生み出された。志村はその中で、「ランダムウォークとBrown運動の標本関数のcritical behavior」と、「標本関数の動きで条件付けられた分布の漸近挙動」について研究を進めいくつかの成果を得た。

野田の研究課題 : 低次元多様体の微分位相幾何学について研究している。多様体とは各点で局所的な座標系をもつような空間概念であり、低次元多様体は主に3または4次元の多様体をいう。多様体の研究においては、多様体上で記述された微分方程式系をともに考察することがしばしば重要であり、そうした系に付随して現れる特徴的な構造として葉層構造や接触構造がある。葉層構造や接触構造の幾何学的性質を調べることにより、その背景である多様体の位相的性質を理解することを目指している。
■ Keywords
志村 :  random walk, Brownian motion, sample path property, conditioned limit theorem. 野田 : 位相幾何学, 葉層構造, 接触構造, 力学系.
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















志村 道夫   教授
理学博士
              
 
 
 
 
 
野田 健夫   講師
数理科学博士
              
 
 
 
 
 
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研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
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志村 道夫   教授
理学博士
         
 
 
野田 健夫   講師
数理科学博士
         
 
 
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(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会