2012年度
 理学部 生物分子科学科 分子生物学部門 藤崎研究室(生物化学)
 Laboratory of Biological Chemistry
■ 概要
大腸菌の脂質代謝の解析および非密封放射性同位元素を用いる高等学校生徒実験の教材化
1.大腸菌のイソプレノイド代謝の解析
 ホスミドマイシンに著しい感受性を示す大腸菌変異株を解析し、pgi変異とzraS変異が超感受性に関わることを見いだした。 プレニル二リン酸の液体クロマトグラフ質量分析による分析条件を検討した。プレニル二リン酸の逆相カラムによる分離条件、プレニル二リン酸とPhos-Tagの複合体イオンの検出条件を決定した。
2.ハーシーとチェイスの実験の教材化
 32P標識バクテリオファージの調製法を検討し、培地に加える無機リン酸の濃度をハーシーらの原報の1/3に制限することにより下限数量の32Pより十分量の標識ファージが調製できることを見いだした。32P, 33P, 35Sの測定に関して市販の簡易測定器の評価を行った。汚染検査用のガイガーカウンターを用いて生徒実験を行う手順書を作成した。
■ Keywords
イソプレノイド, 非密封放射性同位元素, バクテリオファージ
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  基盤研究 (C)  (研究課題番号:22500822)
 研究課題:非密封放射性同位元素を用いた高等学校・中学校生徒実験の教材化  (研究分担者:藤崎真吾)
 研究補助金:1000000円  (分担)
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















藤崎 真吾   准教授
理学博士
              
 3
 
 
 
 
 0 0  0 0  0  0
(0)
 0
(0)
 0
(0)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














藤崎 真吾   准教授
理学博士
         
 
 
 0 0  0 0  0  0
(0)
 0
(0)
 0
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 学会発表
国内学会
1. ◎増尾康朗, 徳元俊哉, 中臺智絵, 高木春奈, 藤崎真吾: 大腸菌ホスミドマイシン超感受性変異株の変異遺伝子解析.  第11回微生物研究会,  東京,  2012/09
2. ◎荒野拓, 藤崎真吾, 池本光志: AddicsinによるTomoregulin-1細胞内輸送の調節.  第35回日本神経科学大会,  名古屋,  2012/09
3. 藤崎真吾,◎藍原雄太,鶴岡睦子,神舎雄人,島田真希,佐藤浩之: ハーシーとチェイスによるバクテリオファージのDNAおよびタンパク質の挙動追跡実験を素材とする高等学校生物の教材作成.  第49回アイソトープ・放射線研究発表会,  東京,  2012/07
  :Corresponding Author
  :本学研究者