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 医学部 医学科 麻酔科学講座(大橋)
 Department of Anesthesiology (Ohashi)

教授:
  大江 容子
准教授:
  志賀 俊哉
講師:
  荒川 真之
助教:
  篠田重男
■ 概要
臨床研究を中心とした研究を行っている。周術期の患者管理から麻酔法,麻酔薬,検査法等に関する研究を重点に行っている。ペインクリニック領域としては慢性疼痛患者の全人的管理に関した研究を行っている。本年度術中の体温保持についての研究,脊髄くも膜下および硬膜外麻酔における麻酔効果の研究。肺外科手術における片肺換気時の手技的研究,大血管疾患における検査の評価法についての研究,鍼治療の効果についての研究,慢性治療薬の薬理学的動態の研究など各分野ごとに臨床データを中心に進めている。
■ Keywords
全身麻酔, 硬膜外麻酔, 脊髄くも膜下麻酔, 神経ブロック, 難治性治療, 鍼治療, 全人的医療, 心身医療
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  第1回Evidence-based Anesthsia研究会  ( 志賀俊哉 )  ,松本  2009/09
2.  (社)日本麻酔科学会 関東甲信越・東京支部 第48回合同学術集会  (会長 : 大江容子 )  ,東京  2008/09
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  大江容子 :日本麻酔科学会代議員・東京支部監事,日本麻酔薬理学会理事,日本心臓血管麻酔学会理事,日本モニター学会評議員,日本手術医学会評議員
2.  荒川真之 :東京麻酔専門医会学術委員
3.  志賀俊哉 :Evidence-based Anesthesia研究会世話人
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















大江 容子   教授
医学博士
              
 4
 
 
 
 
志賀 俊哉   准教授
    1  2        1
 4
 
 
 
 
荒川 真之   講師
医学博士
              
 4
 
 
 
 
篠田 重男   助教
   1           1
 4
 
 
 
 
前川 衛   助教
              
 
 
 
 
 
 0 1  2 0  0  2
(0)
 0
(0)
 0
(0)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














大江 容子   教授
医学博士
         
 
 
志賀 俊哉   准教授
    2     1
 
 
荒川 真之   講師
医学博士
         
 
 
篠田 重男   助教
  1       1
 
 
前川 衛   助教
         
 
 
 0 1  2 0  0  2
(0)
 0
(0)
 0
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Masayuki Arakawa, Yoko Ohe:  The relationship between the efficacy of epidural anesthesia and concentration of lidocaine in cerebrospinal fluid.  Medical Science Monitor  15 (3) :CR95-100 , 2009
総説及び解説
1. 小竹良文:  肝保護作用と肝障害.  Anesthesia 21 Century  11 (3) :27-35 , 2009
2. 小竹良文:  心臓手術中における患者のモニタリング.  Circulation-up-to-Date  4 (6) :48-53 , 2009
3. 小竹良文:  画期的で革命的なスガマデクスの作用機序.  LiSA  17 (3) :230-5 , 2010
症例報告
1. 篠田重男, 志賀俊哉, 荒川真之, 大江容子, 青山幸生:  左上肢CRPSの治療経験
―ガバペンチンの有効性とその位置付け.  ペインクリニック  30 (12) :1750-1752 , 2009
■ 著書
1. 小竹良文:  スガマデクスの作用機序.  スガマデクスの基礎と使い方  12-35.  真興交易(株)医書出版部,  東京, 2010
2. 志賀俊哉:  術前評価 気管挿管の予測.麻酔科学レクチャー.  ここがポイント!気道確保Q&A  571-577.  総合医学社,  東京, 2009
3. 志賀俊哉:  骨折の整復に使える局所麻酔法.  整形外科Knack&Pitfalls骨折治療の要点と盲点  77.  文光堂,  東京, 2009
■ 学会発表
国内学会
1. 小竹良文, 山田高成, 長田大雅, 武田純三: 重症患者における酸素消費量の病態別比較.  第37回日本集中治療医学会学術集会,  広島,  2010/03
2. 長田大雅, 山田高成, 小竹良文, 小林直樹, 武田純三: 心臓血管手術術後患者の経皮的ヘモグロビン値とCO-oximeterによるヘモグロビン値の差の推移.  第37回日本集中治療医学会学術集会,  広島,  2010/03
3. 藤井善隆, 高橋伸二, 佐藤暢一, 小竹良文, 落合亮一: コルホルシンダロパートが横隔膜疲労を改善するメカニズム.  第37回日本集中治療医学会学術集会,  広島,  2010/03
4. 小竹良文: 救急患者・重症患者治療における神経筋遮断薬の意義とその選択.  第28回日本蘇生学会,  佐賀,  2009/11
5. ◎岩渕聡, 林盛人, 佐藤健一郎, 原科純一, 齋藤紀彦, 平田容子, 赤畑正樹, 小野剛, 原英彦, 中村正人, 大江容子, 横内哲也: 「合併症のない頚動脈ステント留置術(CAS)をめざして」.  第25回日本脳神経血管内治療学会,  富山,  2009/11
6. 福田光恵, 佐藤暢一, 沖野さやか, 鈴木秀明, 大石衆一, 小竹良文, 藤井善隆, 落合亮一: 婦人科腹腔鏡手術後の肩痛と麻酔法の関連に関する検討.  第29回日本臨床麻酔学会,  浜松,  2009/10
7. 小竹良文: 術中の輸液管理・循環管理とアウトカム.  第29回日本臨床麻酔学会,  浜松,  2009/10
8. 安村理絵, 岩崎理利子, 岩本津和, 小竹良文, 藤井善隆, 落合亮一: 近赤外線時間分解分光法(TRS)を用いた脳酸素化状態.  第29回日本臨床麻酔学会,  浜松,  2009/10
9. 佐藤暢一, 小竹良文, 寺田享志, 岡田美砂, 藤井善隆, 落合亮一: 新型ディスポーザブルラリンジアルマスクの挿入操作に関する検討.  第29回日本臨床麻酔学会,  浜松,  2009/10
10. 鈴木秀明, 寺田享志, 小田富士子, 安村理絵, 岩崎理利子, 岩本津和, 小竹良文, 落合亮一: 婦人科腹腔鏡手術における気腹操作が心臓迷走神経反射感受性に及ぼす影響.  第29回日本臨床麻酔学会,  浜松,  2009/10
11. 佐藤暢一, 小竹良文, 寺田享志, 小田富士子, 梅村直治, 山本理恵, 落合亮一: 超小型画像無線伝送装置を利用したエアウェイスコープの使用経験.  第49回日本麻酔科学会東京関東甲信越支部合同学術集会,  松本,  2009/09
12. 福田光恵, 小竹良文, 寺田享志, 岡田美砂, 高橋玉美, 落合亮一: 胎児心拍モニターを用いた妊娠29週の乳がん手術の麻酔管理.  第49回日本麻酔科学会東京関東甲信越支部合同学術集会,  松本,  2009/09
国際学会
1. Nagata H, Kotake Y, Takeda J: Continuous infusion of lidocaine attenuates hepatic ischemia-reperfusion injury by decreasing endothelin in rabbits.  39th Annual meeting of society of critical care medicine,  Miami, USA,  2010/01
2. Nagata H,Yamada T, Kotake Y, Takeda J: Change of Hemoglobin Concentration at the Finger after Major Cardiovascular Surgery.  Am Society of Anesthesiologists Annual Meeting,  New Orleans, USA,  2009/10
3. Kotake Y, Yamada T, Nagata H, Takeda J: Transient Hemodynamic Change and the Bias of Arterial-Pressure Based Cardiac Output.  Am Society of Anesthesiologists Annual Meeting,  New Orleans, USA,  2009/10
4. Sato N, Kotake Y, Takahashi T, Terada T, Ochiai R: The Feasibility of a Novel Method To Estimate Cardiac Output Using Pulse Wave Transit Time.  Am Society of Anesthesiologists Annual Meeting,  New Orleans, USA,  2009/10
その他
1. ◎岩渕聡, 林盛人, 佐藤健一郎, 原科純一, 中山晴雄, 齋藤紀彦, 平田容子, 赤畑正樹, 伊藤圭介, 青木和哉, 小野剛, 高木拓郎, 原英彦, 中村正人, 大江容子, 横内哲也: 頸動脈内膜剥離術(CEA)に遜色のない頸動脈ステント留置術(CAS)の治療成績をあげるために.  第8回日本頸部脳血管治療学会,  北九州市,  2009/05
  :Corresponding Author
  :本学研究者