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 医学部 医学科 病院病理学講座(大森)
 Department of Surgical Pathology (Omori)

教授:
  渋谷 和俊
准教授:
  栃木 直文
講師:
  若山 恵
助教:
  密田 亜希
  江嶋 梢
■ 概要
臨床医学としての病理学との立場から、日常の病理診断検体を対象とした人体病理学研究、臨床各科と共同の臨床病理学研究、これらを補完する疾患モデル動物研究を3つの柱として研究を行っている。医療の現場から新たな研究が生まれ、その成果が医療に還元されることが理想と考える。
1.深在性真菌症に関する病理学的研究:
臓器移植における免疫抑制や HIV 感染等,感染防御能の撹乱状態の中で,致死的な感染症として発症する深在性真菌症に関する病態解析や形態・分子生物学的診断法についての研究を行っている。また、いまだ不明な点の多い真菌に由来する生物活性物質の構造と生体活性について、難治性疾患との関連を中心として研究を行っている。
2.腫瘍病理学に関する研究:
消化管癌を中心とした腫瘍病理学研究を今後推進する計画である。1)早期食道癌における血管形態解析、2)食道癌発生に関与するエピジェネティック変化の解析、3)胃癌におけるHER2関連分子発現解析が進行中である。
3.稀少人体例に関する病理学的解析
■ Keywords
深在性真菌症, 肺高血圧症, 消化器癌, 外科病理, 侵襲性糸状菌症, In Situ Hybridazation, マイコトキシン
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  日本医療研究開発機構 感染症実用化研究事業 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業  (研究課題番号:19fk0108045h0303)
 研究課題:侵襲性酵母感染症病原性解明と疫学・診断法・制御法の研究  (研究分担者:澁谷和俊)
 研究補助金:1800000円  (分担)
2.  日本医療研究開発機構 感染症実用化研究事業 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業  (研究課題番号:19fk0108094h0001)
 研究課題:薬剤耐性真菌対策を含めた侵襲性真菌症の革新的検査と治療法に関する研究開発  (研究分担者:澁谷和俊)
 研究補助金:600000円  (分担)
■ 教授・准教授・講師の公的役職
1.  澁谷和俊 :北京大学第一医院客員教授, 上海中医薬大学客員教授, 国立感染症研究所客員研究員, 千葉大学真菌医学研究センター非常勤講師, 東京医薬専門学校教育課程編成委員
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  関東深在性真菌症研究会  ,経団連会館  2019/11
2.  第5回研究倫理を語る会(中止)  ,大田区産業プラザPio  2020/02
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  澁谷和俊 :医学系大学倫理委員会連絡会議理事, 研究倫理を語る会世話人, 日本医真菌学会理事長, 日本病理学会評議員・コンサルテーションシステムにおけるコンサルタント・Pathology International 副編集長, 日本感染症学会評議員, 日本環境感染症学会評議員, 日本画像医学会評議員, Medical Mycology editor, 関東医真菌懇話会事務局長, 関東呼吸器真菌症研究会代表世話人, 肺真菌症研究会世話人, 関東深在性真菌症研究会世話人, アスペルギルス研究会世話人, 真菌症フォーラム世話人
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















渋谷 和俊   教授
  4  10          
 44
(8)
 
 1
 3
(3)
 7
(1)
栃木 直文   准教授
 1 1 1 6          1
 23
(4)
 
 1
 
 4
(1)
若山 恵   講師
    2          3
 15
(5)
 1
 
 
 3
(1)
密田 亜希   助教
    1          
 9
(1)
 
 1
 
 1
江嶋 梢   助教
    1          1
 7
(2)
 
 
 
 1
大久保 陽一郎   講師
   1           
 
 
 
 
 
定本聡太
              
 
 
 
 
 
二本柳 康博
              
 
 
 
 
 
 1 2  0 0  0  5
(0)
 1
(0)
 3
(3)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














渋谷 和俊   教授
         
 
 3
(3)
栃木 直文   准教授
 1 1       1
 
 
若山 恵   講師
         3
 1
 
密田 亜希   助教
         
 
 
江嶋 梢   助教
         1
 
 
大久保 陽一郎   講師
  1       
 
 
定本聡太
         
 
 
二本柳 康博
         
 
 
 1 2  0 0  0  5
(0)
 1
(0)
 3
(3)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. 大平真也, 本間尚子, 松浦賢太郎, 松井秀仁, 梶原理子, 古谷花絵, 澁谷和俊, 和田弘太:  神経鞘腫と鑑別を要した耳後部結節性筋膜炎の1例.  耳喉頭頸  91 (7) :600 -604 , 2019
2. Igarashi H, Shigiyama F, Wakui N, Nagai H, Shibuya K, Shiraga N, Hirose T, Kumashiro N:  Whole hepatic lipid volume quantification and color mapping by multi-slice and multi-point magnetic resonance imaging.  Hepatology Research  49 (12) :1374 -1385 , 2019
3. Nakano Y, Isobe K, Kobayashi H, Kaburaki K, Isshiki T, Sakamoto S, Takai Y, Tochigi N, Mikami T, Iyoda A, Homma S, Kishi K:  Contributions of airway stent for long-term outcome in patients with malignant central airway stenosis or obstruction.  International journal of oncology  56 (1) :243 -257 , 2020
4. Nagai Y, Yamabe F, Sasaki Y, Ishii T, Nakanishi K, Nakajima K, Shibuya K, Mikami T, Akasaka Y, Urita Y, Yamanaka N.:  A Study of Morphological Changes in Renal Afferent Arterioles induced by Angiotensin II Type 1 Receptor Blockers in Hypertensive Patients.  Kidney & blood pressure research  16 :1 -15 , 2020
5. Koezuka S, Mikami T, Tochigi N, Sano A, Azuma Y, Makino T, Otsuka H, Matsumoto K, Shiraga N, Iyoda A:  Toward improving prognosis prediction in patients undergoing small
lung adenocarcinoma resection: Radiological and pathological
assessment of diversity and intratumor heterogeneity.  Lung cancer (Amsterdam, Netherlands)  10.1016 (135) :40 -46 , 2019
6. Naobumi Tochigi, Sota Sadamoto, Minoru Shinozaki, Megumi Wakayama, Kazutoshi Shibuya:  Comparison in Quantities From Including Angles Comprising Lines of Hypha Themselves in Histological Images Between Mucorales and Aspergillus.  Medical Mycology Journal  60 (4) :85 -89 , 2019
7. Ito K, Ogata H, Honma N, Shibuya K, Mikami T:  Expression of mTOR signaling pathway molecules in triple-negative breast cancer.  Pathobiology : journal of immunopathology, molecular and cellular biology  86 (5-6) :315 -321 , 2019
8. Sugino K, Otsuka H, Matsumoto Y, Nakamura Y , Matsumoto K, Azuma Y, Makino T, Iyoda A, Shibuya K, Homma S:  The role of video-assisted thoracoscopic surgery in the diagnosis of interstitial lung disease.  Sarcoidosis, vasculitis, and diffuse lung diseases : official journal of WASOG / World Association of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders  36 (2) :148 -156 , 2019
9. Tatsuro Hirayama, Taiga Miyazaki, Yuya Ito, Megumi Wakayama, Kazutoshi Shibuya, Kohei Yamashita, Takahiro Takazono, Tomomi Saijo, Shintaro Shimamura, Kazuko Yamamoto, Yoshifumi Imamura, Koichi Izumikawa, Katsunori Yanagihara, Shigeru Kohno, Hiroshi Mukae:  Virulence assessment of six major pathogenic Candida species in the mouse model of invasive candidiasis caused by fungal translocation.  Sientific reports  12 (1) :DOI: 10.1038/s41598-020-60792-y , 2020
10. Sakai T, Azuma Y, Sano A, Tochigi N, Iyoda A:  Catamenial Pneumothorax with Pulmonary Fistula Identified during Surgery.  The Annals of thoracic surgery  110 (3) :209 -211 , 2020
総説及び解説
1. 栃木直文,澁谷和俊:  深在性真菌症における病理診断の進歩.  最新医学  74 (5) :110 -114 , 2019
症例報告
1. 吉田公彦, 船橋公彦, 三浦康之, 甲田貴丸, 鏡 哲, 金子奉暁, 栗原聰元, 牛込充則, 三上哲夫, 渋谷和俊:  サーベイランスの重要性を再認識させられた潰瘍性大腸炎合併大腸癌の 1 例.  癌と化学療法  46 (13) :1960 -1962 , 2019
2. 山崎信人, 緒方秀昭, 須磨崎真, 高地良介, 斎藤芙美, 黒岩 実, 酒井正人, 船橋公彦, 栃木直文, 渋谷和俊:  14歳女児に発生し再発を繰り返した両側乳腺葉状腫瘍の1例.  日本小児外科学会雑誌  56 (1) :71 -75 , 2020
3. Yoko Ohishi, Aki Mitsuda, Kozue Ejima, Hidetomo Morizono, Tomoyuki Yano, Masahiro Yokoyama, Kengo Takeuchi, Mutsunori Fujiwara, Tetsuo Nemoto & Toshiharu Minabe:  Breast implant-associated anaplastic large-cell lymphoma: first case detected in a Japanese breast cancer patient.  Breast Cancer  27 (3) :499 -504 , 2020
その他
1. Okubo Y:  Gangliocytic paraganglioma: An overview and future perspective.  World Journal of Clinical Oncology  10 (9) :300 -302 , 2019
■ 学会発表
国内学会
1. 肥塚 智、大塚 創、東 陽子、坂井 貴志、佐野 厚、高井 雄二郎、坂本 晋、磯部 和順、栃木 直文、澁谷 和俊、岸 一馬、伊豫田 明: 若年者に発症した同時性多発上皮内腺癌の1切除例.  第172回 日本呼吸器内視鏡学会関東支部会,  東京,  2020/03
2. 上田 波奈、大塚 創、東 陽子、坂井 貴志、肥塚 智、佐野 厚、坂本 晋、岸 一馬、栃木 直文、澁谷 和俊、伊豫田 明: 二期的に切除した間質性肺炎合併両側同時性多発肺癌の1 例.  第182回日本胸部外科学会関東甲信越地方会,  東京,  2020/03
3. ◎橋本淳也, 小口英世, 三上哲夫, 濱崎祐子, 高橋雄介, 久保田舞, 篠田和伸, 板橋淑裕, 村松真樹, 河村毅, 大橋靖, 渋谷和俊, 山口裕, 宍戸清一郎, 酒井謙: 小児生体腎移植例の1年目プロトコール腎生検における髄放線障害の臨床病理学的検討.  第53回 日本臨床腎移植学会,  東京,  2020/02
4. ◎川田幸太, 大熊新之介, 亀田徹, 原真範, 片山雄三, 益原大志, 塩野則次, 江嶋梢, 白神伸之, 藤井毅郎, 渡邉善則,: 炎症性腹部大動脈瘤に対する人工血管置換術後に出現した乳糜腹水のコントロールに難渋した1例.  第34回 心臓血管外科ウインターセミナー学術集会,  岩手,  2020/02
5. ◎大塚 創,東 陽子,坂井 貴志,肥塚 智,佐野 厚,磯部 和順 , 坂本 晋 ,岸 一馬,栃木 直文,澁谷 和俊,伊豫田 明: 右肺下葉切除+横隔膜・肝合併切除術を 施行した気腫合併肺線維症合併肺癌の1例.  第186回日本肺癌学会関東支部学術集会,  東京都新宿区,  2019/12
6. ◎木村ゆりあ,谷口智子,土屋雄彦,定本聡太,齋藤有沙,井上亜結実,片倉雅文,中岡賢太郎,前村俊満,片桐由起子,中田雅彦,森田峰人: 筋腫核出術後のparasitic leiomyomaの一例.  第392回東京産科婦人科学会例会,  東京都,  2019/12
7. ◎伊藤悠子, 土屋 勝, 岡田 嶺, 松本 悠, 石井 淳, 前田徹也, 大塚由一郎, 定本聡太, 若山 恵, 渋谷和俊, 船橋公彦: 膵内副脾に発生した類表皮嚢胞の1例.  第11回膵臓内視鏡外科研究会,  横浜市,  2019/12
8. ◎牛込充則, 久保田喜久, 鏡 哲, 金子奉暁, 小池淳一, 密田亜希, 栃木直文, 吉田公彦, 三浦康之, 吉野 優, 島田英昭, 船橋公彦: 大腸癌肝転移のRFA治療後に血清p53抗体のサージ現象が見られた1例 .  第17回日本消化器外科学会大会(JDDW2019),  神戸市,  2019/11
9. ◎松本 悠, 大塚由一郎, 岡田 嶺, 伊藤悠子, 木村和孝, 久保田喜久, 前田徹也, 土屋 勝, 定本聡太, 若山 恵, 渋谷和俊, 船橋公彦: 膵内副脾に発生した類皮嚢胞の1例.  第17回日本消化器外科学会大会(JDDW2019),  神戸市,  2019/11
10. ◎肥塚 智, 東 陽子, 佐野 厚, 大塚 創, 坂井 貴志 坂本 晋, 栃木 直文, 岸 一馬, 澁谷 和俊, 伊豫田 明: HOT導入を要する重症度分類IV度の間質性肺炎を合併した肺癌の1切除例.  第181回日本胸部外科学会関東甲信越地方会,  東京都千代田区,  2019/11
11. ◎橋本卓史, 黒岩 実, 酒井正人, 本間尚子, 三上哲夫, 栃木直文, 渋谷和俊, 小原 明, 藤澤知雄: 潰瘍性大腸炎に合併し腫瘤形成を認めた原発性硬化性胆管炎の1 例.  第46回日本小児栄養消化器肝臓学会,  奈良市,  2019/11
12. ◎城戸 秀倫、水村 直、石井 宣友、大久保 卓史、佐々木 陽典、船橋 公彦、澁谷 和俊、堀 正明、加藤 俊介: 大腸がんでの、予後を示唆するMTVやTLGの最適な閾値について.  第59回日本核医学会学術総会,  松山、日本,  2019/11
13. ◎牛込充則, 船橋公彦, 武田篤也, 吉田公彦, 甲田貴丸, 三浦康之, 吉野優, 鏡哲, 金子奉暁, 山川輝記, 島田英昭, 栃木直文, 赤坂喜清: 体幹部定位放射線治療により5 年以上の長期抑制効果が認められた大腸癌術後肝転移の1 例.  第57 回日本癌治療学会学術集会,  福岡市,  2019/10
14. ◎谷口智子,小宮山慎一,長島 克,定本聡太,森田峰人: 小腸癌卵巣転移の一例.  第57回日本癌治療学会学術集会,  福岡,  2019/10
15. ◎島田脩平, 小梛地洋, 酒井正人, 黒岩実, 島田英昭, 船橋公彦, 松岡正樹, 羽賀洋一, 小原明, 本間尚子, 根本哲生, 土屋一晃: 肝脾腫が発見契機となった右鼠径部原発軟部腫瘍の1 例.  第57 回日本癌治療学会学術集会,  福岡市,  2019/10
16. ◎齊藤芙美, 須磨崎真, 馬場加那子, 密田亜希, 渋谷和俊, 石河 晃, 緒方秀昭: 転移性乳癌患者において血尿を初発症状として発症したStevens-Johnson 症候群の1 例.  第57 回日本癌治療学会学術集会,  福岡市,  2019/10
17. ◎掛屋弘, 宮﨑義継, 亀井克彦, 二木芳人, 澁谷和俊: 我が国のカンジダ血症の主要原因カンジダ属の推移(日本医真菌学会疫学調査委員会報告).  第63日本医真菌学会総会・学術集会,  千葉,  2019/10
18. ◎篠崎稔, 若山恵, 栃木直文, 定本聡太, 村山そう明, 澁谷和俊.: 消化管真菌症に関する病理組織学的および疫学的検討第3報.  第63日本医真菌学会総会・学術集会,  千葉,  2019/10
19. ◎中山晴雄, 澁谷和俊.: Google trendsを用いた本邦における真菌感染症の社会的認知度の評価.  第63日本医真菌学会総会・学術集会,  千葉,  2019/10
20. ◎定本聡太, 篠崎稔, 二本柳康博, 江嶋梢, 密田亜希, 若山恵, 栃木直文, 澁谷和俊, 名木稔, 中村茂樹, 宮﨑義継.: In situ hybridization 法等の遺伝子補助診断を用いた酵母血流感染症の後方視的病理疫学研究.  第63日本医真菌学会総会・学術集会,  千葉,  2019/10
21. ◎栃木直文, 定本聡太, 篠崎稔, 若山恵, 澁谷和俊.: 組織切片におけるAI技術を用いた糸状菌鑑別の試み.  第63日本医真菌学会総会・学術集会,  千葉,  2019/10
22. ◎若山 恵, 澁谷和俊.: 原因真菌同定へのチャレンジ:コンサルテーションの現状と新しい視点からの試み.  第63回日本医真菌学会総会・学術集会,  千葉市,  2019/10
23. ◎福島大輔, 近藤康介, 安藤俊平, 池田清延, 佐藤秀次, 渋谷和俊, 周郷延雄: 定量的に測定した頚動脈プラークの硬度と病理組織学的所見との比較検討.  日本脳神経外科学会第78回学術総会,  大阪,  2019/10
24. ◎橋本 淳也、小口 英世、濱崎 祐子、高橋 雄介、久保田 舞、板橋 淑裕、河村 毅、村松 真樹、篠田 和伸、大橋 靖、宍戸 清一郎、酒井 謙、三上 哲夫, 渋谷 和俊, 山口 裕: 小児生体腎移植例の1年目プロトコール腎生検におけるi-IFTAの臨床病理学的検討.  移植腎病理研究会 第23回学術集会,  名古屋,  2019/07
25. ◎平野幸世、卜部尚久、古河まりえ、黒澤武介、小林 紘、仲村泰彦、三好嗣臣、鈴木亜衣香、一色琢磨、磯部和順、坂本 晋、高井雄二郎、定本聡太、若山 恵、二本柳康博、栃木直文、岸 一馬: 診断に苦慮した縦隔・腹腔内リンパ節結核の1例.  第235 回日本呼吸器学会関東地方会,  東京,  2019/07
26. ◎尾作忠知, 齊藤芙美, 須磨崎真, 緒方秀昭, 二本柳康博, 渋谷和俊: 当科で経験した温存乳房放射線治療後血管肉腫の2例.  第27回日本乳癌学会学術総会,  東京都,  2019/07
27. ◎星 健介, 伊藤 謙, 吉本憲介, 岩崎 将, 山田悠人, 渡辺浩二, 原 精一, 宅間健介, 岡野直樹, 五十嵐良典, 伊藤悠子, 岡田 嶺, 松本 悠, 前田徹也, 土屋 勝, 大塚由一郎, 江嶋 梢, 栃木直文, 渋谷和俊: 膵石症内科的治療後に合併した黄色肉芽腫性胆嚢炎の1例.  日本消化器病学会関東支部第355回例会,  東京都,  2019/07
28. ◎肥塚 智、東 陽子、佐野 厚、大塚 創、牧野 崇、坂井 貴志、坂本 晋、定本 聡太、若山 恵、岸 一馬、渋谷 和俊、伊豫田 明: 病勢進行を認めるCombined Pulmonary Fibrosis and Emphysema (CPFE)を合併した肺癌の1切除例.  第185回日本肺癌学会 関東支部学術集会,  東京都,  2019/07
29. ◎島貫結衣、鏑木教平、坂本晋、磯部和順、一色琢磨、卜部尚久、鈴木亜衣香、 仲村泰彦、小林紘、黒澤武介、三好嗣臣、伊橡田明、栃木直文、岸一馬: 小細胞癌、扇平上皮癌、腺癌の各成分を含んだ混合型小細胞癌切除例の1例.  第185回日本肺癌学会関東支部学術集会,  東京,  2019/07
30. ◎力武崇之, 長島 克, 谷口智子,定本聡太, 小宮山慎一, 土屋 雄彦, 前村俊満, 片桐由起子打, 中田雅彦, 森田峰人: 進行胃癌術後7年目に発症したKrukenberg腫瘍の1例.  第61回日本婦人科腫瘍学会学術講演会,  新潟,  2019/07
31. ◎牛込充則, 船橋公彦, 山川輝記, 吉田公彦, 三浦康之, 鏡 哲, 金子奉暁, 栃木直文, 甲田貴丸, 栗原聰元: 術後早期の肝転移に対して病勢コントロールにRFAを施行して肝切除を行った2例.  第91回大腸癌研究会,  東京都,  2019/07
32. ◎坂井 貴志, 東 陽子, 佐野 厚, 肥塚 智, 牧野崇, 大塚 創, 栃木 直文, 伊豫田 明: 術中に肺瘻が指摘され, 責任病変の同定が可能であった月経随伴性気胸の1例.  第169回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会,  東京都千代田区,  2019/06
33. ◎吉田公彦, 牛込充則, 三浦康之, 甲田貴丸, 鏡 哲, 金子奉暁, 栗原聰元, 小池淳一, 島田英昭, 船橋公彦, 三上哲夫, 本間尚子, 渋谷和俊: 潰瘍性大腸炎に起因するcolitic cancerの1 例.  第41回日本癌局所療法研究会,  岡山市,  2019/06
34. ◎牛込充則, 寺原敦朗, 吉田公彦, 甲田貴丸, 三浦康之, 吉野 優, 鏡 哲, 金子奉暁, 栃木直文, 密田亜希, 島田英昭, 船橋公彦: 体幹部定位放射線治療により長期抑制効果が認められた大腸癌術後肝転移の1 例.  第41回日本癌局所療法研究会,  岡山市,  2019/06
35. ◎安部 来美, 谷口 智子, 定本 聡太, 窪田 麻美, 古守 真由子, 長崎 澄人, 長島 克, 小宮山 慎一, 前村 俊満, 片桐 由起子, 中田 雅彦, 森田 峰人: 妊娠中に子宮頸癌IA期の診断となり2回円錐切除術を施行したが正期産に至った1例.  第137回 関東連合産科婦人科学会 総会・学術集会,  東京都,  2019/06
36. ◎伊藤 貢世、東 陽子、佐野 厚、大塚 創、牧野 崇、定本 聡太、若山 恵、澁谷 和俊、伊豫田 明: 下葉を温存し得た右肺中葉カルチノイドの1 切除例.  第180回日本胸部外科学会 関東甲信越地方会,  東京都,  2019/06
37. ◎三宅洋子, 栃木直文, 篠崎稔, 馬渕弘子, 野村恵利, 二本柳康博, 江嶋梢, 若山恵, 齋藤芙美, 澁谷和俊.: 甲状腺硝子化索上腫瘍の一例.  第60回日本臨床細胞学会総会,  東京,  2019/06
38. ◎根本哲生, 渕之上和弘, 島田英昭, 立石陽子, 門馬久美子: “Seed and Soil” セッション4「臨床医と病理医の接点 ~臨床医に伝えたい食道の病理~」食道ESD 検体の病理組織学的評価の問題点.  第73回日本食道学会学術集会,  福岡市,  2019/06
39. ◎若山 恵, 長瀬大輔: Breakthrough真菌感染症の現状 – 病理の側面から -.  第40回関東医真菌懇話会,  東京,  2019/06
40. ◎山崎信人, 小梛地洋, 渡邊 峻, 酒井正人, 黒岩 実, 山岡達宏, 松岡正樹, 早乙女壮彦, 羽賀洋一, 小原 明, 二本柳康博, 若山 恵, 栃木直文, 渋谷和俊: 胸水貯留を合併しoncologic emergency をきたした腹部原発神経芽腫の2 例.  第56回日本小児外科学会学術集会,  久留米市,  2019/05
41. ◎古谷花絵, 梶原理子, 細野祥子, 井上彰子, 松浦賢太郎, 松島康二, 密田亜希, 栃木直文, 渋谷和俊, 和田弘太: 異所性脳組織と診断された右鼻腔腫瘍の1症例.  第14回日本小児耳鼻咽喉科学会・学術講演会,  福岡,  2019/05
42. ◎肥塚 智、佐野 厚、大塚 創、牧野 崇、東 陽子、秦 美暢、三上 哲夫、栃木 直文、渋谷 和俊、伊豫田 明: 2cm以下の小型肺腺癌におけるSpread Through Air Spaces (STAS)の意義.  第36回日本呼吸器外科学会学術集会,  大阪市,  2019/05
43. ◎江嶋梢、 松本悠、 定本聡太、二本柳康博、密田亜希、若山恵、栃木直文、土屋勝、
船橋公彦、澁谷和俊: Sclerosing angiomatoid nodular transformation(SANT)の 1 例.  第108回日本病理学会総会,  東京都、日本,  2019/05
44. ◎若山 恵, 栃木直文, 定本聡太, 篠崎 稔, 二本柳康博, 江嶋 梢, 密田亜希, 村山そう明, 澁谷和俊: FFPE切片からのPCR法を用いた副鼻腔真菌塊の構成真菌に関する分子生物学的解析.  第108回日本病理学会総会,  東京,  2019/05
45. ◎定本聡太,二本柳康博, 江嶋梢, 密田亜希, 若山恵, 栃木直文, 澁谷和俊: Pulmonary tumor thrombotic microanglopathy(PTTM)を来した膵尾部を原発とする低分化腺癌の一剖検例.  第108回日本病理学会総会,  東京,  2019/05
46. ◎並木萌子, 岡野直樹, 和久井紀貴, 西川雄祐, 岩田俊太朗, 氏田 亙, 鈴木啓太, 副島啓太, 原 健三, 若林宗弘, 久保田喜久, 大塚由一郎, 定本聡太, 若山 恵, 渋谷和俊, 五十嵐良典: 腹部造影超音波検査が術前診断に有用であった左肝内胆管内乳頭状腫瘤の1例.  日本消化器病学会関東支部第354回例会,  東京都,  2019/04
47. ◎阿部雅広, 金城雄樹, 上野圭吾, 澁谷和俊, 賀来満夫, 宮﨑義継.: Candida albicans 眼内炎マウスモデルの構築及び同モデルを用いた眼内炎発症機序に関する解析.  第93回日本感染症学会総会・学術講演会.,  名古屋,  2019/04
48. ◎Matsumoto Y, Tsuchiya M, Okada R, Ito Y, Kimura K, Kubota Yoshihisa, Maeda T, Otsuka Y, Ejima K, Shibuya K: Successful outcome of laparoscopic splenectomy in a patient with sclerosing angiomatoid nodular
transformation (SANT).  31st Meeting of Japanese Society of Hepato-Biliary-Pancreatic Surgery(JSHBPS),  Takamatsu,  2019/06
国際学会
1. ◎Megumi Wakayama, Minoru Shinozaki, Naobumi Tochigi, Sota Sadamoto, Yasuhiro Nihon-Yanagi, Aki Mitsuda, Somay Y Murayama, Kazutoshi Shibuya: Molecular analysis of filamentous fungi using formalin-fixed paraffin-embedded sections of fungal sinusitis in Japan.  The 7th Asia Pacific Society for Medical Mycology Congress,  Guangzhou, China,  2019/11
その他
1. ◎澁谷和俊, 若山恵, 栃木直文, 定本聡太, 篠崎稔, 村山琮明, 小浦伸嗣: 糸状菌の病理組織自動診断システムの開発.  第13回アスペルギルス研究会,  東京,  2019/09
2. ◎澁谷和俊: 真菌症:臨床・研究のあゆみ.  東邦大真菌講演会,  東京,  2019/09
3. ◎仁科隆史、出口裕、竹田若水、山﨑創、澁谷 和俊、三上哲夫、中野裕康: インターロイキン(IL)-11は大腸癌形成を促進するstromal fiblobrastのマーカーとなる.  東邦大学研究ブランディング事業 2019 年度 リトリート,  葉山、日本,  2019/08
4. ◎澁谷和俊: 真菌症の病理学的俯瞰.  Infection Symposium in 大阪 2019,  大阪,  2019/08
5. ◎渕之上和弘, 根本哲生, 島田英昭, 鈴木 隆, 大嶋陽幸, 谷島 聡, 五十嵐良典, 栃木直文, 渋谷和俊: 食道表在癌におけるリンパ節転移の予測因子としての滴状浸潤像・簇出の意義に関する検討.  第154回東邦医学会例会,  東京都,  2019/06
6. ◎長谷川奈海, 島村剛, 澁谷和俊: モルモット爪白癬モデルの作成と病態評価.  第40回関東医真菌懇話会,  東京,  2019/06
7. ◎澁谷和俊: 爪白癬の病理学的側面.  第40回関東医真菌懇話会,  東京,  2019/06
8. ◎篠崎稔、若山恵、栃木直文、定本聡太、二本柳康博、江嶋梢、密田亜希、村山そう明、澁谷和俊: 消化管真菌症に関する病理組織学的および疫学的検討.  真菌症フォーラム2019,  大阪,  2019/05
9. ◎栃木直文,定本聡太,篠崎稔,若山恵,澁谷和俊.: AI技術を用いた病理組織切片上での糸状菌鑑別の試み.  真菌症フォーラム2019,  大阪,  2019/05
10. Takashi Nishina, Yutaka Deguchi, Wakami Takeda, Masato Ohtsuka, Daisuke Ohshima, Satomi Adachi-Akahane, Kazutoshi Shibuya, Tetuo Mikami, Naohiro Inohara, Norihiro Tada, ◎Hiroyasu Nakano: Interleukin-11 is a Marker for Both Cancer- and Inflammation-Associated Fibroblasts that Contribute to Colorectal Cancer Progression.  AMED-CREST/PRIME Joint International Symposium,  宮崎市、日本,  2020/02
  :Corresponding Author
  :本学研究者