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 医学部 医学科 内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌学分野(大森)
 Division of Diabetes, Metabolism and Endocrinology, Department of Internal Medicine (Omori)

■ 概要
講座概要
当教室は国内有数の糖尿病・代謝・内分泌学の講座施設として、大学病院における臨床講座として重要な診療・研究・教育の三本柱を構築しています。東邦大学の卒業生の先生に加え全国から多くの先生が集まる活気溢れる教室です。教室としては内分泌・糖尿病の2領域を専門とした診療を行っております。病棟業務に関してはチーム制をとっており、若手の先生が孤立することなく、チームで治療法を検討しながら日々診療を行っております。全体カンファレンスを行い、教室内でのディスカッションや治療方針の確認を行っております。外来診療においては、専門医の先生方が中心に診療を行っておりますが、初診外来に関しては、診察や診断が大切な当科において、若手の先生が経験豊富な上級医の指示を仰ぎながら診療を進めております。
研究においては、大学内の教室研究室において糖尿病を主とした高度な臨床研究をメインに展開し、英文誌への報告も含め国内・国際学会でも数多くの研究成果を発信しております。
研究の概要
弘世教授が就任した2012年度から臨床研究・基礎研究ともに糖尿病を主としたプロジェクトを行い、その成果を国内外に報告しております。当科の研究成果を診療に還元し、より患者様に「寄り添う医療」の提供を目指していきます。糖尿病治療は日進月歩であり、新規の治療薬が続々と発売されているため、治療法の変化に対して当教室の治療方針が全国のスタンダードとなることを目指してエビデンスの構築を行っております。教室にいる医局員が平等に携われるように配慮しており、治療薬及び糖尿病抑止に関する臨床研究を積極的に展開しております。SAP療法をはじめ、新規治療についてもいち早く検討を進めています。
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















弘世 貴久   教授
  3  1   2       
 2
(1)
 
 
 
 
内野 泰   准教授
   1           
 1
(1)
 
 
 
 
吉川 芙久美   講師
              
 
 
 
 
 
岩田 葉子   助教
  1            1
(1)
 
 
 
 
 
齋藤 学   助教
 2  1   1        
 
 
 
 
 
佐藤 源記   助教
  1  1          
 
 
 
 
 1
(1)
渕上 彩子   助教
  1  1  1        
 
 
 
 
 
 2 2  2 0  0  1
(1)
 0
(0)
 0
(0)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














弘世 貴久   教授
         
 
 
内野 泰   准教授
  1       
 
 
吉川 芙久美   講師
         
 
 
岩田 葉子   助教
         1
(1)
 
 
齋藤 学   助教
 2 1  1     
 
 
佐藤 源記   助教
         
 
 
渕上 彩子   助教
    1     
 
 
 2 2  2 0  0  1
(1)
 0
(0)
 0
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Saito M, Uchino H, Fuchigami A, Sato G, Miyagi M, Hirose T:  Hypoglycemic timeslots after hospital discharge in patients with diabetes on multiple daily insulin injection: Dose of Insulin CHanged According to the Reported Glucose by Libre Pro (DISCHARGe study).  Joournal of diabetes investigation  : , 2025
総説及び解説
1. 齋藤学, 弘世貴久:  第5章糖尿病・内分泌代謝の薬の使い分け 3.糖尿病の注射薬の使い分け.  レジデントノート増刊  27 (2) :139 -147 , 2025
その他
1. 池原佳世子:  第2章 インスリンの基本と使い方 8.進歩するSAP療法.  レジデントノート増刊 改訂3版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分け 超Update 薬剤・デバイスの特徴を掴み、血糖管理に強くなる!  27 (5) :175 -181 , 2025
2. 佐藤源記:  第2章 インスリンの基本と使い方 9.インスリン療法導入後の退院に向けての他剤併用によるステップダウン.  レジデントノート増刊 改訂3版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分け 超Update 薬剤・デバイスの特徴を掴み、血糖管理に強くなる!  27 (5) :182 -189 , 2025
3. 比嘉眞理子, 後藤彩紀:  第3章 特殊な病態での薬の使い分け 1、妊娠中の糖尿病薬・インスリン治療.  レジデントノート増刊 改訂3版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分け 超Update 薬剤・デバイスの特徴を掴み、血糖管理に強くなる!  27 (5) :190 -197 , 2025
4. 弘世貴久(編):  Column 1.SGL2阻害薬の糖尿病以外での適正な使用を考える
     2.いよいよ使用可能となった週1回基礎インスリンをどう使うのか
     3.経口GLP-1受容体作動薬がオモシロイ.  レジデントノート増刊 改訂3版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分け 超Update 薬剤・デバイスの特徴を掴み、血糖管理に強くなる!  27 (5) :279 -281 , 2025
5. 渕上彩子:  第1章 糖尿病薬の基本と使い分け 8. SGLT2阻害薬.  レジデントノート増刊 改訂3版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分け 超Update 薬剤・デバイスの特徴を掴み、血糖管理に強くなる!  27 (5) :76 -84 , 2025
6. 岩田葉子:  第1章 糖尿病薬の基本と使い分け 9.GLP-1受容体作動薬.  レジデントノート増刊 改訂3版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分け 超Update 薬剤・デバイスの特徴を掴み、血糖管理に強くなる!  27 (5) :85 -94 , 2025
7. 齋藤学, 弘世貴久:  Ⅸ 薬物療法 6.2型糖尿病のインスリン治療.  日本臨牀 増刊号 新時代の臨床糖尿病学 下 診断と治療の進歩  83 (増刊号3) :174 -180 , 2025
■ 著書
1. 渕上彩子, 弘世貴久:  Ⅳ経口薬療法および注射薬療法 E.インスリン療法 2.強化インスリン療法.  糖尿病最新の治療2025-2027  153-154.  南江堂,  東京, 2025
■ 学会発表
国内学会
1. ◎岩田葉子, 吉川芙久美, 内野泰, 大橋忠将, 佐藤信行, 一条貴政, 齋木厚人, 弘世貴久: 持続性GLP-1受容体作動薬セマグルチド週1回投与の有効性と安全性:他施設後ろ向き観察研究(ORIGAMI).  第98回日本内分泌学会学術総会,  幕張,  2025/06
2. ◎吉川芙久美: DPP-4阻害薬併用中の強化インスリン療法からのステップダウンにおけるイメグリミンの有効性の検討.  第68回日本糖尿病学会年次学術集会,  岡山,  2025/05
3. ◎弘世貴久: 教育講演(専門医更新のための指定講演)24 週1回基礎インスリンの夜明け.  第68回日本糖尿病学会年次学術集会,  岡山,  2025/05
4. ◎望月皓平: 日本人2型糖尿病患者におけるベースラインのALTで層別化した際のHbA1cに対するダバグリフロジンとシタグリプチンの効果.  第68回日本糖尿病学会年次学術集会,  岡山,  2025/05
その他
1. ◎佐藤源記: 経口GLP-1受容体作動薬で変わる2型糖尿病治療戦略.  GLP-1 Update Seminar ~糖尿病治療、アップデートしてますか?最新エビデンスと明日からの臨床~,  東京,  2025/04
  :Corresponding Author
  :本学研究者