2008年度
 医学部 医学科 社会医学講座/衛生学
 Division of Environmental and Occupational Health, Department of Social Medicine

教授:
  杉田 稔
講師:
  今井 常彦
■ 概要
1. 疫学的研究
a. 日本産米摂取と腎機能・骨密度の関係
カドミウムの環境汚染と腎機能障害・骨密度低下の量反応関係の疫学研究で、量として米中カドミウム濃度の意義が問われている。日本産でややカドミウム濃度の高めの米は一般市場に流通している。そのような米を摂取することが腎機能障害・骨密度低下のリスクになるかという問題に対して、一般住民を対象に疫学研究を実施中である。この研究結果がWHOによる食品中カドミウム濃度の許容値設定の基礎になる。

b. リスクやクライシス管理
高病原性鳥インフルエンザが中国南部・東南アジアではその流行鎮静化の気配もなく、ヒトにも少人数ながら感染して死亡例も少数報告されている。現在そのウィルスはヒトに容易に感染しないが、高病原性を保持したままヒトへの大流行がいつ起こるか分からない。その時の管理・対応に関し研究している。

c. 臨床試験
確率化臨床試験研究を最良の治療方針の選択可能性を目的として、多岐にわたる疾患・障害が対象で、全国の臨床各科と協力して実施している。特に、その計画・解析面の支援に重点が置かれている。現在、胸部外科領域の肺癌や耳鼻咽喉科領域の癌の補助化学療法の投与について中心に研究している。

d. 難病
厚生労働科学研究の難治性疾患克服研究事業の疫学班として、その臨床の血液領域の研究班と連携で全国規模の疫学研究を実施している。

e. 日本社会における格差に起因する健康障害
日本において最近、格差に関する議論が沸騰している。そこで、その経済格差の実状の本質を客観的に把握するとともに、それに起因する健康障害という実害の有無・大きさを推定した。その結果、格差に起因する健康障害の顕在化が検出され、その放置は亡国に直結する程度の大問題であると警告した。

f. 勃起不全の疫学
勃起不全(ED)に関する記述疫学研究をアジア諸国と共同で実施した。その研究で日本のED有病率が他のアジア諸国と比較してかなり高いという結果を得た。その差の原因を理科系の自然科学的手法から検証することはほとんど不可能なので、文科系の帰納法的手法から考察している。また、EDの増悪因子に関する分析疫学研究を学内で実施する計画をしている。

g. 偽造薬の健康リスク
偽造薬の市場流通による健康リスクを、社会問題解決の観点から、研究している。具体的には、そのリスクに関し、その確率と被害の大きさを推定することと、リスクの発生する要因を研究している。また、偽造薬市場をを経済学的に分析して、そこでの健康被害リスクの過小評価と入手簡便性の過大評価が指摘された。


2. 予防医学的実験研究
a. エタノールの影響
飲酒に関する妥当なバイオマーカーの研究、エタノール長期投与による骨への影響や若年層のアルコール摂取を実験的に研究している。
■ Keywords
カドミウム、米飯摂取、腎機能障害、リスクマネージメント、確率化臨床試験、難病、健康格差、勃起不全、偽造薬、エタノール
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  平成20年度厚生労働科学研究費 難治性疾患克服研究事業  (研究課題番号:200834052A)
 研究課題:特定疾患の疫学に関する研究  (研究分担者:研究代表者: 永井正規, 分担研究者: 杉田稔)
 研究補助金:1500000円  (分担)
2.  平成20年度厚生労働科学研究費 難治性疾患克服研究事業  (研究課題番号:200834016A)
 研究課題:特発性造血障害に関する調査研究  (研究分担者:研究代表者: 小澤敬也, 分担研究者: 杉田稔)
 研究補助金:500000円  (分担)
その他
1.  2008年度 未成年者飲酒予防基金
 研究課題:飲酒開始時期の飲酒量および健康への影響について  (研究代表者:今井常彦)
 研究補助金:1000000円  (代表)
■ 教授・准教授・講師の公的役職
1.  杉田稔 :目黒区地域保健協議会会長
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  今井常彦 :日本衛生学会評議員, 日本産業衛生学会評議員・産業衛生技術部会幹事・教育研修委員長・関東地方会幹事, 日本アルコール・薬物医学会評議員, 日本行動医学会評議員
2.  杉田稔 :日本衛生学会評議員, 日本産業衛生学会評議員, 日本疫学会評議員, 日本産業精神保健学会評議員, 日本癌病態治療学会世話人, 日本予防医学リスクマネージメント学会評議員
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















杉田 稔   教授
医学博士
 4  1 2  1     3 3  3
 1
 
 
 4
 2
今井 常彦   講師
医学博士
 3     1   2  1   3
 6
 
 8
 1
 
清水 由美   助教
              
 
 
 
 
 
 7 1  2 0  4  6
(0)
 0
(0)
 5
(0)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














杉田 稔   教授
医学博士
 4 1  1   3  3
 
 4
今井 常彦   講師
医学博士
 3   1   1  3
 
 1
清水 由美   助教
         
 
 
 7 1  2 0  4  6
(0)
 0
(0)
 5
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. 瓜田純久、渡辺利泰、今井常彦、内田勝幸、山地健人、佐々木一、日毛和男、杉本元信、三木一正:  長期飲酒卵巣摘出ラットにおける酢酸代謝に関する影響.  13C医学  18 :18 19 , 2008
2. 瓜田純久, 渡辺利泰, 今井常彦, 内田勝幸, 山地健人, 佐々木一, 日毛和男, 杉本元信, 三木一正:  長期飲酒卵巣摘出ラットにおける酢酸代謝に関する影響.  13C医学  (18) :18-19 , 2008
3. 杉田稔+, 島田直樹:  産業医の職場巡視による事業所内外の健康リスクの把握とその低減対策.  健康開発  11 (3) :35-40 , 2008
4. 藤村欣吾, 池田康夫, 桑名正隆,倉田義之, 冨山佳昭, 野村昌作, 降旗謙一, 宮川義隆, 佐藤隆司, 西本哲也, 杉田稔+, 島田直樹:  平成20年度ITPサブグループ研究報告.  厚労科研難治性疾患克服研究事業20年度研報「血液凝固異常症に関する調査研究」  :15-22 , 2009
5. 藤村吉博, 宮田敏行, 和田英夫, 森木隆典, 日笠聡, 小亀浩市, 松本雅則, 杉田稔+, 島田直樹:  平成20年度TMA研究班サブグループ研究報告.  厚労科研難治性疾患克服研究事業20年度研報「血液凝固異常症に関する調査研究」  :49-59 , 2009
6. 小嶋哲人, 坂田洋一, 宮田敏行, 川崎富夫, 辻肇, 横山健次, 杉田稔+, 島田直樹:  平成20年度特発性血栓症サブグループ研究報告.  厚労科研難治性疾患克服研究事業20年度研報「血液凝固異常症に関する調査研究」  :77-94 , 2009
7. 杉田稔+, 島田直樹, 中尾眞二, 小澤敬也, 永井正規:  再生不良性貧血の新規申請患者における臨床的特徴: 認定基準の観点から.  厚労科研難治性疾患克服研究事業20年度研報「特定疾患の疫学に関する研究」  :P62-69 , 2009
8. 渡辺利泰、瓜田純久、前田 正、佐々木陽典、日毛和男、今井常彦、三浦康之、鷲沢尚宏、杉本元信、三木一正:  アルコール摂取、卵巣摘出による酢酸吸収・代謝への影響.  消化と吸収  31 (2) :14 19 , 2008
9. 瓜田純久、今井常彦、渡辺利泰、三浦康之、鷲沢尚宏、日毛和男、佐仲雅樹、中嶋 均、杉本元信:  水の硬度による酢酸吸収の変化.  消化と吸収  31 (2) :60 64 , 2008
10. 瓜田純久, 今井常彦, 渡辺利泰, 三浦康之, 鷲沢尚宏, 日毛和男, 佐仲雅樹, 中嶋 均, 杉本元信:  水の硬度による酢酸吸収の変化.  消化と吸収  (30) :60-64 , 2008
11. 杉田稔+, 石井延久+, 丸茂健:  日本人男性の高い勃起障害有病率に関する帰納法的考察.  日本性機能学会雑誌  23 (3) :275-282 , 2008
12. 杉田稔+:  日本における偽造医薬品の使用による健康障害リスクアナリシス: phosphodiesterase type 5 inhibitor(PDE5I)を例として.  日本性機能学会雑誌  23 (3) :299-309 , 2008
13. 杉田稔+, 大田原由美:  喫煙者と非喫煙者の医療費の比較: 喫煙者と非喫煙者の実測医療費の比に関するメタアナリシスの厳蜜な方法の開発(第3報).  平成19年度喫煙科学研究財団研究年報  :717 722 , 2008
14. Inada S, Tomidokoro T, Fukunari H, Sato T, Hatano T, Nishimura A, Kawauchi Y, Nikkuni, K, Shimizu T, Sato T, Yanagi M, Takahashi S, Yoshida H, Sugita M+, Hayashi T:  Phase Ⅰ/Ⅱ trial of combination therapy with S-1 and weekly paclitaxel in patients with unresectable or recurrent gastric cancer.  Cancer Chemotherapy and Pharmacology  63 (2) :267-273 , 2009
15. Sugita M+, Miyakawa M, Shimada N:  Preventive countermeasures against a pandemic of a new highly pathogenic influenza: rapid mass production and stockpiling of a newly developed long-acting neuraminidase inhibitor.  Journal of the Medical Society of Toho University  56 (2) :143-152 , 2009
16. Shimizu H, Shimada N, Otahara Y, Minowa H, Hattori Y, Sugita M+:  Relationship between low evaluation by recipients under 40 years old of health interviews by occupational health nurses and deterioration in health checkup results over one year.  The Keio Journal of Medicine  57 (2) :90-98 , 2008
総説及び解説
1. 杉田稔+:  ジニ係数の上昇と青年の死亡率の上昇との関係: リスク対策の社会化を充実させる必要性.  産業衛生学雑誌  51 (2) :22 , 2009
その他
1. 杉田稔+:  再生不良性貧血の新規申請患者における臨床的特徴: 認定基準の観点から.  厚労科研難治性疾患克服研究事業20年度研報「特発性造血障害に関する研究」  :45-46 , 2009
2. 渡辺利泰, 瓜田純久, 前田 正, 佐々木陽典, 日毛和男, 今井常彦, 三浦康之, 鷲沢尚宏, 杉本元信, 三木一正:  アルコール摂取、卵巣摘出による酢酸吸収・代謝への影響.  消化と吸収  30 :14-19 , 2008
3. 瓜田純久、渡邊利泰、今井常彦、前田 正、佐々木陽典、日毛和男、佐仲雅樹、中島 均、杉本元信:  胃食道逆流症状とアルコール摂取に関する検討
第43回日本アルコール・薬物医学会総会.  日本アルコール・薬物医学会雑誌  43 (4) :538 539 , 2008
4. 今井常彦、鐘ヶ江 孝、大本美彌子:  長期飲酒の骨影響について
第43回日本アルコール・薬物医学会総会.  日本アルコール・薬物医学会雑誌  43 (4) :544 545 , 2008
5. 瓜田純久、渡邊利泰、杉本元信、今井常彦:  Ethanol-feedingラット、卵巣摘出ラット  における酢酸代謝の変化
第43回日本アルコール・薬物医学会総会.  日本アルコール・薬物医学会雑誌  43 (4) :570 571 , 2008
■ 著書
1. 杉田稔+:  衛生統計.  日本大百科全書(電子出版)  0.  小学館,  東京, 2009
2. 今井常彦:  柔道整復師国家試験傾向と対策.  衛生学・公衆衛生学  249 290.  南江堂,  東京, 2008
3. 今井常彦:  若齢期からのアルコール摂取の健康影響 - 雌雄差の研究 -.  2007年度 未成年者飲酒予防基金成果報告書  1 12.  未成年者飲酒予防基金,  東京, 2008
■ 学会発表
国内学会
1. ◎今井常彦、大本美彌子: 飲酒量に及ぼす卵巣摘出影響について.  第79回日本衛生学会総会,  東京,  2009/03
2. ◎瓜田純久, 三浦康之, 今井常彦, 渡辺利泰, 鷲澤尚宏, 日毛和男, 佐仲雅樹, 中嶋 均, 杉本元信: 女性ホルモンが酢酸代謝に及ぼす影響.  第11回日本呼気病態生化学研究会,  東京,  2008/10
3. 瓜田純久、三浦康之、今井常彦、渡辺利泰、鷲沢尚宏、日毛和男、佐仲雅樹、中嶋 均、杉本元信: 女性ホルモンが酢酸代謝に及ぼす影響。、、..  第11回日本呼気病態生化学研究会,  東京,  2008/10
4. ◎瓜田純久、渡辺利泰、三浦康之、鷲沢尚宏、今井常彦、日毛和男、杉本元信、三木一正: 超硬水飼育ラットにおける吸収能の検討.  第16会JDDW,  東京,  2008/10
5. ◎瓜田純久, 渡辺利泰, 三浦康之, 鷲澤尚宏, 今井常彦, 日毛和男, 杉本元信, 三木一正: 超硬水飼育ラットにおける吸収能の検討.  第16回JDDW,  東京,  2008/10
6. ◎瓜田純久、渡邊利泰、今井常彦、前田 正、佐々木陽典、日毛和男、佐仲雅樹、中島 均、杉本元信: 胃食道逆流症状とアルコール摂取に関する検討
   ..  第43回日本アルコール・薬物医学会総会,  横浜,  2008/09
7. ◎瓜田純久、渡邊利泰、今井常彦、前田 正、佐々木陽典、日毛和男、佐仲雅樹、中島 均、杉本元信: 乾杯酒の代謝は5分後に摂取する食事に影響を受ける?.  第43回日本アルコール・薬物医学会総会,  横浜,  2008/09
8. ◎瓜田純久、渡邊利泰、杉本元信、今井常彦: Ethanol-feedingラット、卵巣摘出ラット  における酢酸代謝の変化.  第43回日本アルコール・薬物医学会総会,  横浜,  2008/09
9. ◎今井常彦、鐘ヶ江 孝、大本美彌子: 長期飲酒の骨影響について.  第43回日本アルコール・薬物医学会総会,  横浜,  2008/09
10. 杉田稔+: ジニ係数の上昇と青年の死亡率の上昇との関係: リスク対策の社会化を充実させる必要性.  第1回非正規雇用研究会,  東京,  2008/09
11. ◎瓜田純久, 渡邉利泰, 今井常彦, 佐々木陽典, 前田 正, 日毛和男, 佐仲雅樹, 中島 均, 杉本元信: 乾杯酒の代謝は5分後に摂取する食事の影響を受けるか?.  第43回日本アルコール・薬物医学会,  東京,  2008/09
12. ◎瓜田純久, 渡辺利泰, 今井常彦, 前田 正, 佐々木陽典, 日毛和男, 佐仲雅樹, 中嶋 均, 杉本元信: 胃食道逆流症とアルコール摂取に関する検討.  第43回日本アルコール・薬物医学会、シンポジウム1,  横浜,  2008/09
13. ◎瓜田純久, 渡辺利泰, 杉本元信, 今井常彦: ethanol-feeding ラット、卵巣摘出ラットにおける酢酸代謝の変化.  第43回日本アルコール・薬物医学会、シンポジウム3,  横浜,  2008/09
14. 杉田稔+: 日本における偽造医薬品の供給による健康障害リスクアナリシス: phosphodiesteras e type 5 inhibitor(PDE5I)を例として.  日本性機能学会第19回学術総,  秋田,  2008/09
15. ◎三浦康之, 瓜田純久, 鷲澤尚宏, 今井常彦, 渡辺利泰, 名波竜規, 大嶋陽幸, 金子弘真, 杉本元信: 肝切除ラットにおける13C-phenylalanine呼気試験の経時的変化.  第50回日本平滑筋学会総会,  弘前,  2008/07
16. ◎今井常彦、大本美彌子、武田秀勝、大道正義、山田裕一: 飲酒の新しいバイオマーカーについて.  第81回日本産業衛生学会,  札幌,  2008/06
17. ◎大島桐花, 三木明子, 松下義恵, 服部 陽児, 杉田稔+: 厳しいプロジェクトの上司とその部下の健康度の関係.  第81回日本産業衛生学会,  札幌,  2008/06
18. 今井常彦: 若齢期からのアルコール摂取の健康影響 - 雌雄差の研究 -.  2007年度 未成年者飲酒予防基金成果報告会,  東京,  2008/04
19. Urita Y, Watanabe T, Maeda T, Sasaki Y, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Miura Y, Washizawa N, Imai T, Sugimoto M.: Effect of tea beverages on acetate metabolism.  30th Congress of ESPEN,  Florence.,  2008/09
20. ◎杉田稔+, 宮川路子: 偽造財の経済学的分析: phosphodiesterase type 5 inhibitor(PDE5I)の偽造医薬品の消費による健康被害リスクを例として.  第79回日本衛生学会総会,  東京,  2009/03
国際学会
1. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Low glycemic sucrose-Isomer Isomultulose(Palatinose) may delay gastric emptying.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando,  2008/10
2. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Possible relation between fasting breath hydrogen and methane excretion and Helicobacter pylori infection.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando,  2008/10
3. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Influence of chronic ethanol consumption on extra-pancreatic secretory function in rat.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando,  2008/10
4. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: 13C-valine breath test is superior to 13C-phenylalanine breath teset for the assessment of liver function.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando,  2008/10
5. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Influence of chronic ethanol consumption on extra-pancreatic secretory function in rat.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando,  2008/10
6. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Role of 13C-dipeptide breath test in the management of exocrine pancreatic dysfunction.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando,  2008/10
7. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Effect of water hardness on acetate absorption.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando,  2008/10
8. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M.: Effect of water hardness on acetate absorption.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando. USA,  2008/10
9. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M.: 13C-valine breath test is superior to 13C-phenylalanine breath teset for the assessment of liver function.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando. USA,  2008/10
10. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M.: Influence of chronic ethanol consumption on extra-pancreatic secretory function in rat.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando,USA,  2008/10
11. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M.: Possible relation between fasting breath hydrogen and methane excretion and Helicobacter pylori infection.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando. USA,  2008/10
12. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M.: Role of 13C-dipeptide breath test in the management of exocrine pancreatic dysfunction. ..  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando, USA,  2008/10
13. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M.: Influence of chronic ethanol consumption on extra-pancreatic secretory function in rat.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando, USA,  2008/10
14. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Ishiihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M.: Low glycemic sucrose-Isomer Isomultulose(Palatinose) may delay gastric emptying.  73th Annual Scientific Meeting of American College of Gastroenterology,  Orlando, USA,  2008/10
15. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Miura Y, Washizawa N, Uchida K, Yamaji K, Sasaki H, Sugimoto M: Effect of ethanol exposure beginning at an early age of acetate metabolism.  30th Congress of ESPEN,  Florence,  2008/09
16. ◎Urita Y, Watanabe T, Maeda T, Sasaki Y, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Miura Y, Washizawa N, Imai T, Sugimoto M: Effect of tea beverages on acetate metabolism.  30th Congress of ESPEN,  Florence,  2008/09
17. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Miura Y, Washizawa N, Uchida K, Yamaji K, Sasaki H, Sugimoto M.: Effect of ethanol exposure beginning at an early age of acetate metabolism.  30th Congress of ESPEN,  Florence. Italy,  2008/09
18. Urita Y, Watanabe T, Maeda T, Sasaki Y, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Miura Y, Washizawa N, Imai T, Sugimoto M, Miki K, Uchida K, Yamaji K, Sasaki H.: Removalof ovarian hormones affects the ageing process of acetate metabolism.  30th Congress of ESPEN,  Florence. Italy,  2008/09
19. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Nanami M, Ishihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: . Effect of ethanol exposure beginning at an early age on acetate metabolism.  3rd World Congress of Pediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition,  Iguassu Falls. Brazil,  2008/08
20. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Nanami M, Ishihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Effect of ethanol exposure beginning at an early age on acetate metabolism.  3rd World Congress of Pediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition,  Iguassu Falls,  2008/08
21. Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Nanami M, Ishihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M.: Removal of ovarian hormones affects the aging process of acetate metabolism.  3rd World Congress of Pediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition,  Iguassu Falls. Brazil,  2008/08
22. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Nanami M, Ishihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Removal of ovarian hormones affects the aging process of acetate metabolism.  3rd World Congress of Pediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition,  Iguassu Falls. Brazil,  2008/08
23. ◎Urita Y, Watanabe T, Imai T, Maeda T, Sasaki Y, Nanami M, Ishihara S, Hike K, Sanaka M, Nakajima H, Sugimoto M: Removal of ovarian hormones affects the aging process of acetate metabolism.  3rd World Congress of Pediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition,  Iguassu Falls. Brazil,  2008/08
その他
1. ◎藤村欣吾, 倉田義之, 富山佳昭, 桑名正隆, 池田康夫, 降旗謙一, 野村昌作, 杉田稔+, 島田直樹: ITP研究班研究要旨.  厚労科研難治性疾患克服研究事業19年度「血液凝固異常症に関する調査研究」報告会,  東京,  2009/01
2. 杉田稔+, ◎島田直樹, 中尾眞二, 永井正規, 小澤敬也: 再生不良性貧血の新規申請患者における臨床的特徴: 認定基準の観点から.  厚労科研難治性疾患克服研究事業19年度「特発性造血障害に関する調査研究」報告会,  東京,  2009/01
3. ◎杉田稔+, 島田直樹, 中尾眞二, 小澤敬也, 永井正規: 再生不良性貧血の新規申請患者における臨床的特徴: 認定基準の観点から.  厚労科研難治性疾患克服研究事業19年度「特定疾患の疫学に関する研究」報告会,  川越,  2008/12
4. 今井常彦: 飲酒開始時期及び卵巣摘出が飲酒量に与える影響.  第43回日本アルコール・薬物医学会総会,  横浜,  2008/09
5. ◎杉田稔+, 島田直樹, 中尾眞二, 永井正規, 小澤敬也: 再生不良性貧血の臨床調査個人票の解析: 第2報.  厚労科研難治性疾患克服研究事業20年度「特発性造血障害に関する調査研究」報告会,  東京,  2008/08
6. ◎藤村欣吾, 富山佳昭, 桑名正隆, 池田康夫, 降旗謙一, 野村昌作, 倉田義之, 杉田稔+, 島田直樹: 厚労科研難治性疾患克服研究事業19年度「血液凝固異常症に関する調査研究」報告会.  ITP研究班研究計画,  東京,  2008/07
7. ◎三浦康之、瓜田純久、鷲沢尚宏、今井常彦、渡辺利泰、名波竜規、大嶋陽幸、金子弘真、杉本元信: 肝切除ラットにおける13C-phenylalanine呼気試験の経時的変化.  第50回日本平滑筋学会総会,  弘前,  2008/07
8. ◎杉田稔+, 大田原由美: 喫煙者と非喫煙者の医療費の比較: 喫煙者と非喫煙者の実測医療費の比に関するメタアナリシスの厳蜜な方法の開発(第3報).  平成19年度喫煙科学研究財団助成研究発表会,  東京,  2008/07
  :Corresponding Author
  :本学研究者