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 理学部 情報科学科 通信制御部門
 Communication and Control Section

教授:
  伊藤 登
  佐藤 文明
  山内 長承
准教授:
  日紫喜 光良
講師:
  小田 弘良
■ 概要
1.バイオインフォマティクス分野における大量情報処理技術の研究(山内 長承)
バイオインフォマティクスを応用分野とする大量情報処理技術を研究している。特に、マルチコアやGPGPU、Cellプロセッサによる並列処理を用いた、タンパク構造推定や大量のシーケンスアラインメントの高速化、大量な論文データベースからの文脈アウェアな情報抽出を中心のテーマにして、研究を進めている。
2.モバイルコンピューティング・ユビキタスコンピューティングに関する研究(佐藤 文明)
携帯電話や無線LAN などの無線ネットワークの技術の発展により,モバイルコンピューティングやユビキタスネットワークの研究が盛んになってきている。我々は,携帯端末のみで構成され,災害現場での通信や自動車間の通信に利用されようとしているモバイルアドホックネットワークについての研究を実施している。特に,省電力ルーティング,高信頼ルーティング,アドホックネットワークの特性を利用した応用システム,端末の位置情報検出方式などについての研究を行っている。
3.可変ディジタルフィルタの設計理論に関する研究(伊藤 登(Tian-Bo Deng))
多次元ディジタルフィルタは動画像処理,医用画像処理,地震波,気象データ,レーダー,ソナーのデータ解析などの応用分野でその有効性が注目されている。例えば,動画像は空間2次元と時間1次元の3次元信号としてモデル化でき,3次元ディジタルフィルタを用いれば,雑音除去,画質改善,画像符号化などの処理ができる。また,ディジタル信号処理の過程で,処理の目的に応じて素早くフィルタの周波数特性を変化させる必要がある。このような周波数特性が調整可能なディジタルフィルタは可変ディジタルフィルタと呼ばれる。本研究室では,このような要求を満たす1次元と多次元可変ディジタルフィルタの最適設計理論に関する研究を行っている。
4. 分子医療情報学:分子情報と健康との橋渡しのための情報学的研究(日紫喜 光良)
基礎的な医科学研究、臨床的な医科学研究、臨床の実践、さらには人々の健康増進行動との間で適切な情報の流通と統合がおこなわれるように、情報学的方法論の開発と実践を追求している。例えば、生体内パスウェイ解析とゲノム情報の統合による「重要な遺伝子」の同定、患者が能動的に先進医療を選択できるための情報提供技術の開発、健康増進のための動機づけの方法についての研究などをおこなっている。
5.通信理論とシステム理論に関する研究(小田 弘良)
未知システムの入力を観測せずに,出力のみから,逆システムを推定し,入力を復元するブラインド等化問題について研究している。これは通信の問題では,伝送路通過中に歪みを受けた受信信号から未知である送信信号を復元する問題に応用できる。現在,ブラインド等化アルゴリズムの高速化,多次元化,ブラインドシステム同定の研究を行っている。
■ Keywords
インフォマティクス, 並列処理, テキストマイニング, 大量情報処理, モバイルコンピューティング, ユビキタスネットワーク, 医療情報学, 医学図書館学, 健康科学, パスウェイ解析, 信号処理, 可変フィルタ, ディジタル補聴器, ブラインド等化
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  科学研究費: 基盤研究(C)  (研究課題番号:21560415)
 研究課題:全域通過・多次元・可変非整数遅延フィルタの安定性保証と高精度画像補間  (研究代表者:伊藤 登)
 研究補助金:1100000円  (代表)
2.  科学研究費補助金 基盤研究C  (研究課題番号:22500071)
 研究課題:携帯端末からリアルタイムに更新される情報の検索システムに関する研究  (研究代表者:佐藤 文明)
 研究補助金:800000円  (代表)
3.  学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(B)  (研究課題番号:21310132)
 研究課題:動的な生体内パスウェイモデルの特徴因子と遺伝子多型・機能との関係に関する研究  (研究代表者:日紫喜 光良)
 研究補助金:4160000円  (代表)
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















伊藤 登   教授
工学博士
   3           
 
 3
 
 
 
佐藤 文明   教授
博士(工学)
       1       
 5
 
 3
 
 
山内 長承   教授
工学博士
              
 3
 
 
 
 
日紫喜 光良   准教授
博士(医学)
   1           
 
 1
 
 
 
小田 弘良   講師
工学修士
              
 2
(2)
 
 1
 
 
 0 4  0 0  0  0
(0)
 4
(0)
 0
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Hishiki T.:  iPhone Application and Allied Server System for Ubiquitous Learning in Biomedical Sciences.  AMIA ... Annual Symposium proceedings  1 (1) :950 , 2011
2. Tian-Bo Deng:  Decoupling minimax design of low-complexity variable fractional-delay FIR digital filters.  IEEE Transactions on Circuits and Systems I: Regular Papers  58 (10) :2398-2408 , 2011
3. Tian-Bo Deng:  Minimax design of low-complexity even-order variable fractional-delay filters using second-order cone programming.  IEEE Transactions on Circuits and Systems II: Express Briefs  58 (10) :692-696 , 2011
4. Tian-Bo Deng:  Closed-form mixed design of high-accuracy all-pass variable fractional-delay digital filters.  IEEE Transactions on Circuits and Systtems I: Regular Papers  58 (5) :1008-1019 , 2011
■ 著書
1. 宇田隆哉, 岡部寿男, 今野 将, 佐藤文明, 菅沼拓夫, 杉浦茂樹, 村山優子, 渡辺 尚:    情報ネットワーク  191.  共立出版,  日本, 2011
■ 学会発表
国内学会
1. 花神彩香、小林日沙香、伊藤明日香、山内長承、岸本利彦、四方哲也: 大腸菌高温適応進化における中立変異固定メカニズムの解析.  日本動物学会第64回関東支部大会,  船橋,  2012/03
2. ◎安部翔, 小田弘良, 松島俊明: 自動譜めくりシステムのための多重音に対する音高・音源数の高速推定法.  情報処理学会,  名古屋市,  2012/03
3. 花神彩香、小林日沙香、伊藤明日香、山内長承、岸本利彦、四方哲也: 大腸菌耐熱進化における中立変異固定メカニズムの解析.  第34回日本分子生物学会年会,  横浜,  2011/12
4. 小宅綾菜、山内長承、岸本利彦、四方哲也: 大腸菌の耐熱進化時に見られる相互作用の解析.  第34回日本分子生物学会年会,  横浜,  2011/12
5. 佐久間 洋,佐藤 文明: B木構造に基づくBloomフィルタにおけるフィルタの特性に応じた性能評価.  情報処理学会DPSワークショップ2011,  十和田市,  2011/10
6. 嶋野 裕太,佐藤 文明: DHTネットワーク上のID変更による検索時間削減方式の提案.  情報処理学会DPSワークショップ2011,  十和田市,  2011/10
7. ◎豊田慎之介,佐藤文明: 無線センサネットワークにおける隣接ノード集合と残存電力量を考慮した省電力クラスタリング方式.  情報処理学会マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム2011,  京都市,  2011/07
8. ◎堺竜太郎,唐笠良太,佐藤文明: B木構造に基づくBloomフィルタ検索システムの実装と評価.  情報処理学会マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム2011,  京都市,  2011/07
9. 佐藤文明: Bloomフィルタに基づく柔軟な情報検索方式.  情報処理学会マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム2011,  京都市,  2011/07
国際学会
1. Shinnosuke Toyoda, Fumiaki Sato: Energy-Effective Clustering Algorithm Based on Adjacent Nodes
and Residual Electric Power in Wireless Sensor Networks.  IEEE AINA2012,  福岡,  2012/03
2. Tian-Bo Deng: Odd-order variable fractional-delay filters with generalized polygonal constraints.  8th International Conference on Information, Communications and Signal Processing (ICICS 2011),  Singapore,  2011/12
3. ◎Hishiki T,: iPhone Application and Allied Server System for Ubiquitous Learning in Biomedical Sciences.  American Medical Informatics Association,  Washington DC, USA,  2011/11
4. ◎Yuta Shimano, Fumiaki Sato: Reconfiguration of Chord Ring Based on Communication Delay for Lookup Performance Improvement.  The International Conference on Network-Based Information Systems 2011,  アルバニア, ティラナ,  2011/09
5. Tian-Bo Deng: Accurate minimax design of variable fractional-delay filters using linearized octagonal constraints.  19th European Signal Processing Conference (EUSIPCO 2011),  Barcelona, Spain,  2011/09
6. Hiroyoshi Oda, ◎Makoto Tsukada: Blind Equalization, Independent Component Analysis and Minimum Entropy.  International Conference on Nonlinear Mathematics for Uncertainty and its Applications 2011,  Beijing, China,  2011/09
7. Tian-Bo Deng: Hexagonally constrained minimax design of variable fractional-delay digital filters.  2011 International Conference on Circuits, System and Simulation (ICCSS 2011),  Bangkok, Thailand,  2011/05
8. Yoichi Sato, Fumiaki Sato, ◎Tetsuya Higuchi, Masahiro Murakawa, Hiroyuki Matsushima, Takayuki Amatsu: Robust Transmission Method in KHz-band PLC.  IEEE International Symposium on Power Line Communications and Its Applications (ISPLC2011),  イタリア, ウディネ,  2011/04
  :Corresponding Author
  :本学研究者