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 理学部 化学科 環境生物化学教室
 Laboratory for Environmental Biological Chemistry

教授:
  戎野 棟一
■ 概要
新規生分解性プラスチックの合成と生分解性についての研究
プラスチックは20世紀の石油文明の申し子ともいわれ、多種多様なプラスチックが大量に生産され、私達の生活の利便性に大きく貢献している。しかし、そのプラスチックも廃棄される段になるとその安定性ゆえにいくつかの難点を有している。埋め立て廃棄してもなかなか減量しないので、跡地利用が制限され、燃焼処分ではダイオキシンなどの有害物質を生じたり、発熱量が大きく旧来の炉を傷める危険があった。最近の新規の焼却炉はこうした問題がある程度解消されているが、資源の有効利用と廃棄の問題は依然としてプラスチックの問題点である。プラスチック廃棄の問題を解決する1つの手段として近年活発に研究開発されているのが生分解性プラスチックで、ポリ乳酸をはじめいくつかの製品が上市されるに至っている。私達の研究室では、植物の肥料成分としても重要な窒素原子を含んだ新規生分解性プラスチックの合成と生分解性について研究している。また、生体内での分解性を有する事から、薬品のデリバティッブや縫合糸として期待されるポリロタキサンの合成と生分解性にも取り組んでいる。
インベルターゼなどの酵素の包括固定化
酵素は温和な条件下で極めて効率よく触媒作用を行い、基質特異性も高い触媒であり、各種工業分野でも大井に利用されている。しかし、酵素はタンパク質であるため、水溶液系で用いると回収再利用がしがたく、また、有機溶媒系での利用が制限されるなどの難点を有している。そのため、酵素を樹脂に化学的に結合させたり、包括固定化する事によってバイオリアクターとして、長期利用しようとする固定化酵素法が我が国の千畑らにより開発され、活用されてきている。私達の研究室では、インベルターゼやアシラーゼといった酵素の包括固定化を試み、その長期反復利用性を高める研究を行っている。
金属担持ゼオライトの抗菌活性
銀や銅といった金属を担持させたゼオライトは無機性抗菌剤として近年注目され、ある化粧品会社の製品として上市されている。私達の研究室では化学科の甲木教授(既に退職)らが温和な条件下で合成したいろいろなゼオライトに銀や銅、亜鉛などを担持させた金属担持ゼオライトの抗菌活性を黄色ブドウ球菌、大腸菌などグラム陽性および陰性細菌を用いて研究している。
■ Keywords
biodegradable plastics, entrapped enzymes, zeolite
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
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戎野 棟一   教授
              
 
 
 
 
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(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 学会発表
その他
1. 岸 太一, 高松 研, 森 秀美, 高橋良哉, 高橋瑞穂, 戎野棟一, 丹羽和紀: 東邦大学における多職種連携教育の試み.  東邦大学3学部合同学術集会,  千葉県習志野市,  2009/10
  :Corresponding Author
  :本学研究者