<<< 前 2021年度 | 2022年度 | 2023年度
 薬学部 生化学教室
 Department of Biochemistry

教授:
  高橋 良哉
准教授:
  土屋 勇一
■ 概要
老化および老化関連疾患の発症メカニズムとその制御
「老化および老化関連疾患の発症メカニズムとその制御」を主テーマとし、老化促進モデルマウス(SAM)の加齢速度に与える内外因子(栄養、遺伝子多型など)の解析、中高齢動物に対する食餌制限の有益性とリスクに関する研究を行っている。
1.老化促進モデルマウス(SAM)の肥満モデル動物としての有用性
老化促進モデルマウス(SAM)の促進老化型(SAMP8)は高脂肪餌により肥満、高血糖をを示すようになることを明らかにした。脂質代謝に関連する遺伝子の遺伝子多型が存在することが分かり、脂質の吸収・代謝への影響について調べている。
2.中高齢期からの食餌制限の有益性とリスク
中高齢期の食餌制限は、加齢に伴う筋肉量低下(サルコペニア)を加速させる危険がある。ところが、実際に食餌制限老齢ラットの後肢筋重量や線維構成を調べると食餌制限による影響は殆ど認められなかった。食餌制限に対する感受性が加齢に伴い変化している可能性があり、エネルギー代謝関連遺伝子発現について調べている。
一方、中高齢動物に対する食事制限の有益作用に、アルブミン尿症改善があることを明らかにした。腎尿細管におけるアルブミン再吸収活性化が関わっている可能性があり、現在、アルブミン再利用系に関わる分子機構についての研究を進めている。
■ Keywords
老化関連疾患, 食事制限, サルコペニア, 脂質代謝, 高脂肪食, 老化促進モデルマウス
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  第38回 老化促進モデルマウス(SAM)学会学術大会  (大会長 : 髙橋良哉 )  ,船橋  2023/08
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  髙橋良哉 :日本薬学会 代議員, 老化促進モデルマウス(SAM)学会 幹事, 日本基礎老化学会 評議員, 日本微量元素学会 評議員, Editorial Advisory Board Member of Journal of Scientific Research (JSR), Subject Editors of Indian Journal of Biochemistry &Biophysics
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















高橋 良哉   教授
              1
(1)
 3
 1
 1
 
 
土屋 勇一   准教授
   2           
 1
 
 
 
 
大寺 恵子   助教
              3
(1)
 2
(1)
 1
 1
 
 
 0 2  0 0  0  4
(2)
 2
(0)
 0
(0)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














高橋 良哉   教授
         1
(1)
 1
 
土屋 勇一   准教授
  2       
 
 
大寺 恵子   助教
         3
(1)
 1
 
 0 2  0 0  0  4
(2)
 2
(0)
 0
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Tsuchiya Y, Komazawa-Sakon S, Tanaka M, Kanokogi T, Moriwaki K, Akiba H, Yagita H, Okumura K, Entzminger KC, Okumura CJ, Maruyama T, Nakano H:  A high-sensitivity ELISA for detection of human FGF18 in culture supernatants from tumor cell lines.  Biochemical and biophysical research communications  675 :71 -77 , 2023
■ 学会発表
国内学会
1. ◎大寺恵子: 卒業研究:教える側と教わる側の相互理解を深めるために.  日本薬学会 第144年会,  横浜,  2024/03
2. ◎髙橋良哉, 大寺恵子: タンパク質と老化.  第96回 日本生化学会大会,  福岡,  2023/11
3. ◎大寺恵子, Richa Y, Abhishek R, 野口明実, Lallan M, 高橋良哉: 生細胞内で発生する次亜塩素酸イオンの検出と可視化.  第96回 日本生化学会大会,  福岡,  2023/11
4. ◎本浪梨紗, 大寺恵子, 髙橋良哉: 老化促進モデルマウス(SAM)P8とR1の前肢・後肢の筋肉の加齢変化.  第38回 老化促進モデルマウス(SAM)学会学術大会,  船橋,  2023/08
5. ◎大寺恵子, 髙橋良哉: 近位尿細管細胞におけるアルブミンの再吸収と分解に対する加齢変化.  第46回 日本基礎老化学会大会,  横浜,  2023/06
国際学会
1. ◎Odera K, Takahashi R: Uptake and degradation of fluorescent dye-labeled albumin in the renal proximal tubular cells of young and old rats.  IAGG Asia/Oceania Regional Congress 2023,  Yokohama,  2023/06
2. ◎Takahashi R, Odera K: Dysfunction of protein homeostasis with age: Alteration of proteasomes in rat liver.  IAGG Asia/Oceania Regional Congress 2023,  Yokohama,  2023/06
  :Corresponding Author
  :本学研究者