教員情報 | 東邦大学

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医学部　医学科　麻酔科学講座（佐倉）
Department of Anesthesiology (Sakura)

教授：
　　　田上　惠
准教授：
　　　井手　康雄
助教：
　　佐藤　泰雄
　　菅野　敬之
　　原田　雅樹
　　三部　徳恵
レジデント：
　　甲田　賢一郎
　　鵜澤　將
客員教授：
　　花岡　一雄
客員講師：
　　津高　省三
　　北村　享之

■ 概要

プロポフォール麻酔の臨床研究

a.プロポフォール麻酔からの回復経過を自律神経機能を中心に他の麻酔薬と比較し、日帰り手術に応用するため、どの時点で帰宅可能になるか検討を行っている。
b.プロポフォール麻酔における血糖値の変動。

ペインクリニックで疼痛治療として用いられているスーパーライザーの検討

主にスーパーライザーの血流変動に及ぼす影響を調べている。

遺伝子多型検査によるテーラーメイド疼痛治療法の開発

東京都精神医学研究所との共同研究で、疼痛に対する反応の個人差が遺伝子多型によるものと考えられ遺伝子解析を行っている。

局所麻酔薬の作用機序および毒性発現に関する研究

東邦大学薬学部との共同研究で、ロピバカインの心毒性の作用機序に関して遊離心筋細胞を用いて研究している。

■ Keywords

プロポフォール, 血糖変動, 直線偏光近赤外線, 血流変動, 遺伝子多型

■ 教授・准教授・講師の公的役職

田上　惠

：印旛地域救急業務メディカルコントロール協議会委員

■ 当該年度の主催学会・研究会

1.	第４回救命と安全の連鎖研究会 ( 東邦大学医療センター佐倉病院　麻酔科, 佐倉市八街市酒々井町消防組合 ) ,佐倉 2010/10

■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員

1.	田上惠	：日本麻酔科学会理事・日本麻酔科学会関東甲信越支部支部長, 日本老年麻酔学会会長, 日本臨床麻酔学会評議員, 日本ペインクリニック学会評議員, 日本疼痛学会評議員, 千葉麻酔医会世話人
2.	井手康雄	：日本レーザー治療学会理事, 日本老年麻酔学会　評議員

■ 当該年度研究業績数一覧表

研究者名

刊行論文

著書

その他

学会発表

その他
発表

和文

英文

和文

英文

国内

国際

筆
頭

共
著

筆
頭

共
著

筆
頭

共
著

筆
頭

共
著

筆
頭

共
著

演
者

共
演

演
者

共
演

演
者

共
演

田上　惠教授

医学博士

井手　康雄准教授

医学博士

佐藤　泰雄助教

博士（医学）

三部　徳恵助教

原田　雅樹助教

菅野　敬之助教

甲田　賢一郎

大高　利人

朝元　雅明

計

／

1
(0)

／

0
(0)

／

0
(0)

／

研究者名	刊行論文		著書		その他	学会発表		その他発表
	和文	英文	和文	英文	その他	国内	国際	その他発表
	筆頭	筆頭	筆頭	筆頭	筆頭	演者	演者	演者
田上　惠教授医学博士
井手　康雄准教授医学博士	2
佐藤　泰雄助教博士（医学）
三部　徳恵助教
原田　雅樹助教						1
菅野　敬之助教
甲田　賢一郎
大高　利人
朝元　雅明
計	2	0	0	0	0	1 (0)	0 (0)	0 (0)

( )：発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会

■ 刊行論文

原著
1.	青木淳, 林田眞和, 田上惠^†, 長島誠^†, 福田謙一, 西澤大輔, 大谷保和, 笠井慎也, 池田和隆, 岩橋和彦^＊：開腹手術の術後鎮痛における鎮痛薬必要量と5-HT2A受容体遺伝子多型との関連研究. 臨床精神薬理 12 (6) ：1159 -1164 , 2009
2.	Nishizawa D, Nagashima M^†, Katoh R^†, Satoh Y^†, Tagami M^†, Kasai S, Ogai Y, Han W, Hasegawa J, Shimoyama N, Sora I, Hayashida M, Ikeda K^＊： Association between KCNJ6 (GIRK2) gene polymorphisms and postoperative analgesic requirements after major abdominal surgery. PLoS ONE 4 (9) ：e7060 , 2009
3.	Fukuda K, Hayashida M, Ide S, Saita N, Kokita Y, Kasai S, Nishizawa D, Ogai Y, Hasegawa J, Nagashima M^†, Tagami M^†, Komatsu H, Sora I, Koga H, Kaneko Y, Ikeda K^＊： Association between OPRM1 gene polymorphisms and fentanyl sensitivity in patients undergoing painful cosmetic surgery. Pain 147 (1-3) ：194 -201 , 2009
総説及び解説
1.	井手康雄：レーザーの原理と疼痛治療への応用. Anesthesia 21 Century 12 (1-36) ：56-59 , 2009
2.	Nishizawa D, Nagashima M^†, Satoh Y^†, Tagami M^†, Ikeda K^＊： Genetic polymorphisms and human sensitivity to pain and opioids. Masui 58 (9) ：1093 -1101 , 2009
3.	井手康雄：光線的神経刺激療法. ペインクリニック 30 (12) ：1693－1699 , 2009
4.	井手康雄：痛みと光線療法. 日本医師会雑誌 138 (7) ：1388－1389 , 2009
5.	井手康雄：光線療法治療器. 麻酔 58 (11) ：1401-1406 , 2009
6.	井手康雄：ケタミンの薬理. 臨床麻酔 33 (9) ：1408－1414 , 2009
症例報告
1.	井手康雄, 佐藤泰雄：光線療法の補助療法としてのリドカイン静脈内点滴投与の有用性について. 日本レーザー治療学会誌 8 (2) ：75-77 , 2009

■ 著書

1.	菅野敬之：鎮痛・鎮静のスコアリング. ICU実践ハンドブック 241-243. 羊土社, 東京, 2009
2.	菅野敬之：術前全身評価. ICU実践ハンドブック 321-322. 羊土社, 東京, 2009
3.	菅野敬之：気管挿管の適応. ICU実践ハンドブック 38-40. 羊土社, 東京, 2009
4.	菅野敬之： ETCO2. ICU実践ハンドブック 57-60. 羊土社, 東京, 2009
5.	Kobayashi D, Nishizawa D, Kasai S, Hasegawa J, Nagashima M^†, Katoh R^†, Satoh Y^†, Tagami M^†, Hayashida M, Fukuda K, Ikeda K*： Association between analgesic requirements after major abdominal surgery and polymorphisms of the opioid metabolism-related gene ABCB1. Acute Pain: Causes, Effects and Treatment 101-110. Nova Science Publishers, New York, USA, 2009

■ 学会発表

国内学会
1.	◎Nishizawa D, Nagashima M^†, Katoh R^†, Satoh Y^†, Tagami M^†, Kasai S, Ogai Y, Han W, Hasegawa J, Shimoyama N, Sora, I, Hayashida M, Ikeda K： GIRKチャネル遺伝子GIRK2の遺伝子多型と開腹術後鎮痛との関連. 第19回日本臨床精神神経薬理学会・第39回日本神経精神薬理学会・合同年会, 京都, 2009/11
2.	◎原田雅樹^†、佐藤泰雄^†、菅野敬之^†、大高利人^†、三部徳恵^†、鵜澤將^†、井手康雄^†、田上惠^†：術中に偏側の瞳孔散大を呈していた症例. 日本臨床麻酔科学会, 浜松, 2009/10
3.	◎鵜澤將^†,菅野敬之^†,原田正樹^†,三部徳恵^†,佐藤泰雄^†,井手康雄^†,田上惠^†：高度両側頸動脈狭窄を合併した症例に対する腹部大動脈置換術の麻酔経験. 関東甲信越・東京支部第49回合同学術集会, 松本, 2009/09
4.	◎三部徳恵^†, 田上恵^†, 井出康雄^†, 佐藤泰雄^†, 菅野敬之^†, 原田雅樹^†：全身麻酔後のシバリング発症にレミフェンタニルは影響する. 日本麻酔科学会第56回学術集会, 神戸, 2009/08
5.	◎井手康雄^†，　佐藤泰雄^†：光線療法の補助療法としてのリドカイン点滴の有用性について. 第21回日本レーザー治療学会学術集会, 神戸, 2009/07
国際学会
1.	◎Yasuo Ide： Clinical practice for Postherpetic neuralgia. 18th Congress of the International Society for Laser and Medicine, Tokyo, 2009/12
2.	◎Hanaoka K^†, Hayashida M,Arita H,Ide Y^†,Tagami M^†,Nagase M： Drug Challenge Tests for Diagnosis and Treatments of Intractable Pain. 10th Asia Oceania Congress of Regional Anesthesia And Pain Medicine, Jina,China, 2009/05
その他
1.	◎菅野敬之^†：東邦大学医療センター佐倉病院における静脈血栓塞栓症予防の取り組み. 医療安全全国共同行動全国フォーラム（第2回）, 東京都, 2009/05

^＊：Corresponding Author
^†：本学研究者