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 医学部 医学科 内科学講座 膠原病学分野(大森)
 Division of Rheumatology, Department of Internal Medicine (Omori)

教授:
  川合 眞一
准教授:
  遠藤 平仁
■ 概要
1. 臨床研究
1) 関節リウマチの薬物療法
近年の関節リウマチの薬物療法は、抗リウマチ薬が中心的治療となるなど大きく変化した。生物学的製剤の有効性および副作用に関連したいくつかの論文を発表した。また、わが国で開発された免疫抑制薬であるタクロリムスの関節リウマチにおける有用性について発表した。 さらに、非ステロイド性抗炎症薬の外用剤に関する臨床研究をまとめた。
2) 膠原病疾患の症例研究
教室で経験した症例を学会で発表した。
3) リウマチ膠原病データベースの構築とコホート研究
平成16年度より、リウマチ膠原病患者のデータベース構築とコホート研究を計画し、倫理委員会の承認の下で、平成17年度よりインターネットを利用した患者登録を開始した。現在も継続中である。
4) リウマチ膠原病疾患とアディポカイン
アディポカインまたはアディポサイトカインは脂肪細胞が産生する生理活性物質で、エネルギーバランスの調節のみならず、免疫機能や炎症にかかわる作用が注目されている。その結果、関節リウマチでは一部のアディポカイン濃度が増加し、局所での作用機序に関連して基礎研究を発表した。また、小児科との共同研究で川崎病におけるアディポカインの役割について研究している。
5) 強皮症の難治性病態に関する研究
消化管病変について総合診療内科との共同研究を行っている。また、厚生労働省の班研究に関連して東京大学皮膚科などとの共同研究を行っている。さらに他大学との強皮症のデータベースを構築している。
6) 医薬品の国際共同臨床研究
医薬品の有効性や安全性は遺伝などの内的要因以外にも、環境などの外的要因が影響する可能性がある。これらの要因が薬物動態や薬力学に影響する程度を評価するには、同じプロトコルで多国間における臨床試験を行って比較する必要がある。この主旨による国際共同臨床研究を厚生労働科学研究費補助金により行っている。
2. 基礎研究
1) 関節リウマチ患者の滑膜細胞におけるアディポカインの作用
関節リウマチ患者の滑膜細胞の培養系におけるアディポカインの作用機序に関する基礎的検討を行った。
2) 他大学との共同研究
北里大学、国立成育医療センター、国立医薬品食品衛生研究所、東京大学などとの共同研究を行っている。
■ Keywords
rheumatic diseases, clinical trial, database, adipokines, synovial fbloblasts
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
 研究課題:感染症・免疫難病における治療技術の開発 (代表:宮﨑修一)  (研究分担者:川合眞一)
 研究補助金:1900000円  (分担)
2.  厚生労働科学研究費補助金 (地球規模保健課題推進研究事業)  (研究課題番号:H21-地球規模-指定-01)
 研究課題:日中韓大臣声明に基づく医薬品の民族差に関する国際共同臨床研究  (研究代表者:川合眞一)
 研究補助金:218297000円  (代表)
3.  厚生労働科学研究費補助金 (成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)  (研究課題番号:H20-子ども-一般-005)
 研究課題:成育疾患における診断技術、治療法開発を目的としたポストゲノムプラットフォームの構築と応用-小児リウマチ性疾患、自己免疫疾患におけるマイクロRNAの機能解析と診断、治療への応用-  (研究分担者:川合眞一)
 研究補助金:2000000円  (分担)
4.  厚生労働科学研究費補助金 (難治性疾患克服研究事業)  (研究課題番号:H20-難治-一般-042)
 研究課題:難治性疾患の医療費構造に関する研究  (研究分担者:川合眞一)
 研究補助金:1000000円  (分担)
5.  厚生労働科学研究費補助金 (難治性疾患克服研究事業)  (研究課題番号:H23-難治-一般-029)
 研究課題:強皮症における病因解明と根治的治療法の開発  (研究分担者:遠藤平仁)
 研究補助金:900000円  (分担)
6.  日本学術振興会科学研究費補助金  (研究課題番号:20591177)
 研究課題:関節リウマチにおけるアディポサイトカインの臨床的意義  (研究代表者:川合眞一)
 研究補助金:700000円  (代表)
その他
1.  東邦大学医学部医学科プロジェクト研究費  (研究課題番号:22-13)
 研究課題:炎症性サイトカインとしてのアディポネクチンの作用機序に関する研究  (研究代表者:楠 夏子)
 研究補助金:500000円  (代表)
2.  東邦大学医学部医学科プロジェクト研究費  (研究課題番号:22-33)
 研究課題:全身性強皮症患者の消化管線維化による機能障害に関する臨床研究  (研究代表者:山本竜大)
 研究補助金:400000円  (代表)
3.  東邦大学医学部医学科プロジェクト研究費  (研究課題番号:22-18)
 研究課題:膠原病の病態形成におけるアディポカインの役割とステロイド治療による影響  (研究代表者:田中菜穂子)
 研究補助金:400000円  (代表)
4.  中富健康科学振興財団研究助成
 研究課題:炎症性サイトカインとしてのアディポネクチンの作用機序に関する研究  (研究代表者:楠 夏子)
 研究補助金:1000000円  (代表)
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  川合眞一 :日本リウマチ学会理事・評議員, 日本炎症再生医学会理事・評議員, 日本臨床リウマチ学会評議員, 日本リウマチ財団評議員, 日本臨床薬理学会評議員, 日本DDS学会評議員, 日本臨床免疫学会評議員, 日本内分泌学会代議員, リウマチ膠原病セミナー世話人, 難治性免疫疾患先端治療開発研究会世話人, Japanese Conference of Bone and Joint Diseases (JCBJD)世話人, リウマチフロンティア世話人, 臨海リウマチ懇話会世話人, 大田区リウマチ膠原病研究会世話人, 大田・川崎リウマチ懇話会世話人代表, 城南リウマチ懇話会世話人, 臨海リウマチ性疾患談話会世話人, 臨床と疾患のプロテオミクス研究会幹事, 薬物性消化管病変研究会世話人
2.  遠藤平仁 :日本リウマチ学会評議員, 日本臨床免疫学会評議員, 日本炎症再生学会評議員, 日本臨床リウマチ学会評議員, 城南リウマチ懇話会世話人, 臨海リウマチ性疾患談話会世話人
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















川合 眞一   教授
医学博士
 10 6 1 8   17       1
(1)
 19
(17)
 1
(1)
 4
(4)
 6
(6)
 4
(4)
遠藤 平仁   准教授
医学博士
 3 1  4   2       2
(1)
 12
(11)
 2
(2)
 2
(2)
 2
(2)
 1
(1)
阿部 治男   助教
医学博士
              
 
 
 
 
 
楠 芳恵   助教
医学博士
 1   3   1       1
 12
(12)
 1
(1)
 3
(3)
 
 1
(1)
 14 1  0 0  0  4
(2)
 4
(4)
 8
(8)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














川合 眞一   教授
医学博士
 10 1       1
(1)
 1
(1)
 6
(6)
遠藤 平仁   准教授
医学博士
 3        2
(1)
 2
(2)
 2
(2)
阿部 治男   助教
医学博士
         
 
 
楠 芳恵   助教
医学博士
 1        1
 1
(1)
 
 14 1  0 0  0  4
(2)
 4
(4)
 8
(8)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Kusunoki N, Kitahara K, Kojima F, Tanaka N, Kaneko K, Endo H, Suguro T, Kawai S:  Adiponectin stimulates prostaglandin E2 production in rheumatoid synovial fibroblasts.  Arthritis and rheumatism  62 (6) :1641 , 2010
2. Yoshino T, Kusunoki N, Tanaka N, Kaneko K, Kusunoki Y, Endo H, Hasunuma T, Kawai S:  Elevated serum levels of resistin, leptin, and adiponectin are associated with C-reactive protein and also other clinical conditions in rheumatoid arthritis.  Internal Medicine  50 (4) :269-275 , 2011
3. Kameda H, Tokuda H, Sakai F, Johkoh T, Mori S, Yoshida Y, Takayanagi N, Taki H, Hasegawa Y, Hatta K, Yamanaka H, Dohi M, Hashimoto S, Yamada H, Kawai S, Takeuchi T, Tateda K, Goto H.:  Clinical and radiological features of acute-onset diffuse interstitial lung diseases in patients with rheumatoid arthritis receiving treatment with biological agents: importance of pneumocystis pneumonia in Japan revealed by a multicenter study.  Internal Medicine  50 (4) :305-313 , 2011
4. Hashimoto J, Garnero P, van der Heijde D, Miyasaka N, Yamamoto K, Kawai S, Takeuchi T, Yoshikawa H, Nishimoto N.:  Humanized anti-interleukin-6-receptor antibody (tocilizumab) monotherapy is more effective in slowing radiographic progression in patients with rheumatoid arthritis at high baseline risk for structural damage evaluated with levels of biomarkers, radiography, and BMI: data from the SAMURAI study.  Modern Rheumatology  21 (1) :10-15 , 2011
5. Tanaka N, Kusunoki Y, Kaneko K, Yamamoto T, Kaburaki M, Muraoka S, Abe H, Endo H, Sato D, Homma S, Shibuya K, Kawai S:  Systemic lupus erythematosus complicated by recurrent pneumothorax: case report and literature review.  Nihon Rinshō Men'eki Gakkai kaishi = Japanese journal of clinical immunology  33 (3) :162-168 , 2010
6. Kawai S, Uchida E, Kondo M, Ohno S, Obata J, Nawata Y, Sugimoto K, Oribe M, Nagaya I:  Efficacy and safety of ketoprofen patch in patients with rheumatoid arthritis: a randomized, double-blind, placebo-controlled study.  The Journal of Clinical Pharmacology  50 (10) :1171-1179 , 2010
7. Ichikawa Y, Saito T, Yamanaka H, Akizuki M, Kondo H, Kobayashi S, Oshima H, Kawai S, Hama N, Yamada H, Mimori T, Amano K, Tanaka Y, Matsuoka Y, Yamamoto S, Matsubara T, Murata N, Asai T, Suzuki Y;the Study Group for the Japanese Ministry of Health, Labor and Welfare, Research for establishment of therapeutic guidelines in early rheumatoid arthritis program.:  Clinical activities after 12 weeks of treatment with non-biologics in early rheumatoid arthritis may predict the articular destruction 2 years later.  The Journal of Rheumatology  37 (4) :723-729 , 2010
総説及び解説
1. 楠 夏子, 川合眞一:  Vioxx®の市場からの撤退.  Frontiers in Rheumatology & Clinical Immunology  4 (3) :58-59 , 2010
2. 村岡 成, 川合眞一:  関節リウマチの治療効果判定-現状と将来の新基準-. DAS28による治療評価.  Mebio  28 (2) :14-21 , 2011
3. 川合眞一:  生物学的製剤時代における関節リウマチの治療戦略.  Medical Practice  27 (12) :1998-2007 , 2010
4. 川合眞一:  特集.関節リウマチの治療~ベーシックな治療薬と最新薬のハーモニー~  巻頭言.  Modern Physician  30 (8) :1003-1004 , 2010
5. 遠藤平仁:  C.生物学的製剤 2.エタネルセプト.  Modern Physician  30 (8) :1068-1070 , 2010
6. 遠藤平仁:  3.ボセンタン追加投与が有効であった原発性抗リン脂質抗体症候群に合併した慢性血栓塞栓性肺高血圧症の1例.  Modern Physician  30 (臨増) :10 -13 , 2010
7. 遠藤平仁:  リツキシマブはShort-lived autoreactive plasmablast を特異的標的とする.  リウマチ科  45 (2) :196-202 , 2011
8. 川合眞一:  SLEと動脈硬化・心血管病変.  リウマチ科  45 (3) :227-233 , 2011
9. 川合眞一:  低分子DMARD中止は可能か.  医学のあゆみ  234 (1) :115-119 , 2010
10. 川合眞一:  リウマチ性疾患における免疫抑制療法と感染症-グルココルチコイドから生物学的製剤まで-.  感染症  40 (3) :1-11 , 2010
11. 楠 芳恵, 川合眞一:  膠原病肺における免疫抑制剤の使い方.  呼吸器内科  19 (3) :270-279 , 2011
12. 川合眞一:  JAK-3阻害薬.  最新医学  65 (5) :1024-1030 , 2010
13. 川合眞一:  治療の歴史. 抗リウマチ薬の開発.  治療学  44 (10) :1166-1170 , 2010
14. 川合眞一, 鹿野孝太郎:  実地医家に必要な関節リウマチ治療のロードマップ.  成人病と生活習慣病  41 (1) :54-59 , 2011
15. 川合眞一:  反応性関節炎.  日本内科学会雑誌  99 (10) :2447-2452 , 2010
16. 川合眞一:  内科領域の診療ガイドライン外観. 関節リウマチの診療ガイドライン.  日本内科学会雑誌  99 (12) :3016-3022 , 2010
17. 田中菜穂子, 川合眞一:  薬物療法―有用性と副作用対策を中心に―.非ステロイド系抗炎症薬.  日本臨牀  68 (増刊号5) :361-364 , 2010
18. 橋本篤, 手嶋智子, 田中住明, 廣畑俊成, 遠藤平仁:  肺高血圧症合併膠原病患者における酸化ストレスマーカーの測定.  臨床リウマチ  22 :288-293 , 2010
19. 小林真一, 松本直樹, 中野重行, 川合眞一, 渡邉裕司, 長谷川純一, 藤村昭夫, 木村健二郎, 熊井俊夫:  臨床試験を適正に行える医師養成のための教育システムの構築:日本臨床薬理学会の果たすべき役割-臨床試験を適正に行える医師の教育に関するアンケート調査(その1)-.  臨床薬理  42 (1) :54-59 , 2011
20. 山本竜大, 川合眞一:  ステロイドの種類・使い分け・相互作用.  臨牀と研究  88 (1) :1-5 , 2011
21. Kojima F, Matnani RG, Kawai S, Ushikubi F, Crofford LJ:  Potential roles of microsomal prostaglandin E synthase-1 in rheumatoid arthritis.  Inflammation and Regeneration  31 (2) :157-166 , 2011
症例報告
1. Kaneko K, Kaburaki M, Muraoka S, Tanaka N, Yamamoto T, Kusunoki Y, Abe H, Endo H, Kawai S:  Exacerbation of adult-onset Still's disease, possibly related to elevation of serum tumor necrosis factor-α after etanercept administration.  International Journal of Rheumatic Diseases  13 (4) :e67-e69 , 2010
■ 著書
1. 楠 芳恵, 川合眞一:  内科疾患治療ガイドラインと歯科での対応 ⑦関節リウマチ.  歯科におけるくすりの使い方 2011-2014  22-25.  デンタルダイヤモンド社,  東京, 2010
2. 川合眞一:    自己免疫疾患ポケットガイド-診断基準と関連自己抗体-  64.  ファディア株式会社,  東京, 2010
3. 川合眞一:  45副腎皮質ステロイド 46非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs).  ポケット版「治療薬Up-to-Date 2010」  483, 498.  メディカルレビュー社,  東京, 2011
4. 川合眞一:  第5章 抗炎症薬・鎮痛薬・免疫抑制薬 ①抗炎症薬.基本薬58プレドニゾロン, 59アスピリン ③抗リウマチ薬. 基本薬65メトトレキサート.  医学生の基本薬  110, 114, 130.  医学書院,  東京, 2010
5. 川合眞一:  診療ガイドライン.19. 関節リウマチの診療マニュアル 診断のマニュアルとEBMに基づく治療ガイドライン(2004).  今日の治療指針2011年版  1846-1850.  医学書院,  東京, 2011
6. 川合眞一:  膠原病および類縁疾患. リウマチ性多発筋痛症.  今日の治療指針2011年版  743-744.  医学書院,  東京, 2011
7. 川合眞一:  リウマチ性多発筋痛症.  六訂版 家庭医学大百科  2679-2680.  株式会社法研,  東京, 2010
8. 遠藤平仁:  症例77.口腔粘膜アフタを繰り返す40歳女性,症例90.手背、肘、膝に紅斑、四肢脱力をきたした58歳女性,症例91.手指の硬化、こわばり感、潰瘍が出現した50歳女性.  視診・触診でわかる内科疾患の診かた-診断力がアップする厳選症例100問  153, 179, 181.  金原出版,  東京, 2010
9. 川合眞一:  症例84.多関節の腫れ・痛み・こわばりを訴える43歳女性, 症例85.関節リウマチに足趾の壊死病変を合併した62歳女性, 症例94.全身の痛みを訴える42歳女性.  視診・触診でわかる内科疾患の診かた-診断力がアップする厳選症例100問  167, 169, 187.  金原出版,  東京, 2010
10. 川合眞一:  治療薬剤:副腎皮質ステロイド.  新しい診断と治療のABC 67全身性エリテマトーデス 免疫6  142-154.  最新医学社,  東京, 2010
11. 川合眞一:  5. 結節性多発動脈炎.  リウマチ病学テキスト  269-273.  診断と治療社,  東京, 2010
12. 川合眞一:  8.免疫抑制薬 9.副腎皮質ステロイド 10.非ステロイド抗炎症薬,鎮痛・解熱薬,総合感冒薬 11. 抗リウマチ薬 12.抗アレルギー薬.  今日の治療薬 解説と便覧 2011  233, 242, 265, 297, 311.  南江堂,  東京, 2011
13. 川合眞一:  19. 薬の知識. A.非ステロイド消炎鎮痛薬.  整形外科専門医テキスト  867-873.  南江堂,  東京, 2010
14. 田中菜穂子,川合眞一:  混合性結合組織病・Overlap症候群.  病気と薬 パーフェクトBOOK 2011  853-856.  南山堂,  東京, 2011
15. 遠藤平仁:  強皮症.  ガイドライン外来診療2011  468-470.  日経メディカル開発,  東京, 2011
16. 川合眞一:  Ⅱ. 副作用概論 2. 薬効群別副作用 非ステロイド抗炎症薬.  医薬品副作用ハンドブック  130-133.  日本臨牀社,  東京, 2010
17. 山本竜大, 川合眞一:  Ⅴ.合併症の治療・予防. 4.消化性潰瘍.  リウマチ・膠原病内科クリニカルスタンダード  262-266.  文光堂,  東京, 2010
18. 楠 夏子, 川合眞一:  第1部 総論:NSAIDsの基礎知識 3. 各薬剤の分類と特性(アセトアミノフェン含む).  NSAIDsの選び方・使い方ハンドブック  26-31.  羊土社,  東京, 2010
19. 川合眞一:  第3部 薬剤編 4.アセトアミノフェン.  NSAIDsの選び方・使い方ハンドブック  306-311.  羊土社,  東京, 2010
■ 学会発表
国内学会
1. ◎川合眞一: 関節リウマチの診療ガイドラインの使い方.  第11回久留米関節セミナー,  久留米,  2011/02
2. ◎鹿野孝太郎,金子開知,山本竜大,鏑木 誠,村岡 成,楠 芳恵,遠藤平仁,川合眞一,永井立夫,廣畑俊成: シクロスポリンの併用が奏功した高齢発症の成人Still病の2例.  第21回日本リウマチ学会関東支部学術集会,  大宮,  2010/12
3. ◎金子開知,蓮沼智子,川合眞一: ビスホスホネート併用下のステロイド療法による骨形成マーカー変動に関する前向き観察研究.  第31回日本臨床薬理学会年会,  京都,  2010/12
4. ◎村岡 成,川合眞一: TNF阻害薬による好中球減少に関する研究.  第31回日本臨床薬理学会年会,  京都,  2010/12
5. ◎楠 芳恵,村岡 成,鹿野孝太郎、鏑木 誠,田中菜穂子,金子開知,山本竜太,遠藤平仁,川合眞一: 当科外来における膠原病疾患患者の医療費構造.  第25回日本臨床リウマチ学会,  東京,  2010/11
6. ◎遠藤平仁, 山本竜大, 川合眞一, 瓜田純久: 13C呼気試験を用いた全身性強皮症に合併した重症腸管病変の機能評価.  第2回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会総会,  東京,  2010/10
7. ◎安田裕恵,岩満優美,遠藤平仁,廣畑俊成: 長期罹患関節リウマチ患者における抑うつへの関連要因.  神奈川心身医学会,  横浜,  2010/09
8. ◎楠 夏子,川合眞一: adiponectinは滑膜細胞のCOX-2、PGES発現を介してPGE2産生を増加する.  第31回日本炎症・再生医学会,  東京,  2010/08
9. ◎村岡 成,鏑木 誠,田中菜穂子,金子開知,山本竜大,楠 芳恵,阿部治男,遠藤平仁,川合眞一: たこつぼ型心筋症を合併した限局皮膚硬化型強皮症の1例.  第51回関東リウマチ研究会,  東京,  2010/06
10. ◎澁谷亜紀子,村岡 成,鏑木 誠,田中菜穂子,金子開知,山本竜大,楠 芳恵,阿部治男,遠藤平仁,川合眞一: 広範な血管炎症状を呈した結節性多発動脈炎の1例.  第572回日本内科学会関東地方会,  東京,  2010/06
11. ◎加藤さや香,鏑木 誠,村岡 成,金子開知,田中菜穂子,山本竜大,楠 芳恵,阿部治男,遠藤平仁,川合眞一: ステロイド治療が奏功した肺高血圧を合併した全身性エリテマトーデス・関節リウマチ重複症候群の一例.  第571回日本内科学会関東地方会,  東京,  2010/05
12. ◎阿部治男,鏑木 誠,村岡 成,山本竜大,楠 芳恵,楠 夏子,遠藤平仁,川合眞一: ニューモシスティス肺炎合併膠原病患者におけるニューモシスティスDNA定量的検討.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
13. ◎遠藤平仁,鏑木 誠,村岡 成,山本竜大,田中菜穂子,金子開知,楠 芳恵,阿部治男,楠 夏子,橋本 篤,川合眞一: 強皮症間質性肺病変におけるVisfatin/Namptの解析.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
14. ◎金子開知,田中菜穂子,楠 夏子,山本竜大,鏑木 誠,村岡 成,楠 芳恵,阿部治男,遠藤平仁,川合眞一: Bisphosphonate製剤併用のステロイド療法による骨代謝マーカー変動に関する前向き研究.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
15. ◎山本竜大,遠藤平仁,北原加奈子,鏑木 誠,村岡 成,田中菜穂子,金子開知,楠 芳恵,阿部治男,川合眞一: 13C-呼気試験を用いた全身性強皮症の消化管障害定量的評価.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
16. ◎川合眞一: 全身性エリテマトーデスにおける脂質異常症と動脈硬化.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
17. ◎村岡 成,楠 芳恵,鏑木 誠,田中菜穂子,金子開知,山本竜大,秋元貴美子,吉野 匠,阿部治男,遠藤平仁,川合眞一: 関節リウマチに対するTNF阻害薬治療による好中球減少に関する研究.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
18. ◎鏑木 誠,金子開知,村岡 成,田中菜穂子,山本竜大,楠 芳恵,阿部治男,楠 夏子,遠藤平仁,川合眞一: アザチオプリンによる汎血球減少によるTPMTよりもITPA遺伝子変異が重要である.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
19. ◎鏑木淳一,桑名正隆,川合眞一: 抗リン脂質交代陰性SLE、SLE疑診例における血清Lp(a)濃度測定の臨床的意義.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
20. ◎田中菜穂子,楠 芳恵,楠 夏子,金子開知,山本竜大,鏑木 誠,村岡 成,阿部治男,蓮沼智子,遠藤平仁,川合眞一: adipokineの膠原病疾患の病態への関与とステロイド療法の影響.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
21. ◎柳谷隆宏,楠 芳恵,蓮沼智子,川合眞一,浅原弘嗣: 全身性エリテマトーデスに関連したマイクロRNAの発現解析.  第54回日本リウマチ学会総会・学術集会,  神戸,  2010/04
国際学会
1. ◎Endo H, Yamamoto T, Kaneko K, Kusunoki Y, Kusunoki N, Kawai S: Visfatin/NAMPT in interstitial pneumonia of patients with systemic sclerosis and scleroderma mice model induced by bleomycin.  74th. American College of Rheumatology Annual Scientific Meeting,  Atlanta, USA,  2010/11
2. ◎Yasuda H, Iwamitsu Y, Endo H, Hirohata S: Risk factors of depression in patients with rheumatoid arthritis.  The International Conference of 4th Asian Congress of Health,  Taipei,  2010/08
3. ◎Endo H, Kusunoki Y, Yamamoto T, Kaburaki M, Muraoka S, Abe H, Kawai S, Tanaka S, Hirohata S: Long-term home parenteral nutrition therapy in eleven patients with severe scleroderma bowel disease.  14th Congress of Asia Pacific League of Associations for Rheumatology,  Hong Kong, China,  2010/07
4. ◎Kitahara K, Kusunoki N, Suguro T, Kawai S: Effects of tacrolimus on expression of chemokines in rheumatoid sysnovial fibroblasts screened by a DNA microarray.  14th Congress of Asia Pacific League of Associations for Rheumatology,  Hong Kong, China,  2010/07
5. ◎Kusunoki Y, Tanaka N, Kusunoki N, Kaneko K, Yamamoto T, Kaburaki M, Muraoka S, Abe H, Endo H, Hasunuma T, Kawai S: Increased level of serum resistin, an adipokine, was normalized by glucocorticoid therapy in patients with rheumatic desease.  14th Congress of Asia Pacific League of Associations for Rheumatology,  Hong Kong, China,  2010/07
6. ◎Kawai S: Ethnic Differences in PK and PD of Anti-Rheumatic Drugs.  2010 China-Japan Symposium on Global Clinicai Trials and Ethnic Factors,  Beijing, China,  2010/05
その他
1. ◎川合眞一: 抗リウマチ薬治療の実際.  大田区薬剤師会,  東京,  2011/03
2. ◎金子開知,川合眞一: 骨代謝マーカーに対するステロイド治療の影響:前向き研究による骨形成マーカー変動の重要性.  第9回JCBJD研究講演会,  東京,  2011/02
3. ◎川合眞一: 混合性結合組織病~病気の理解と日常生活の工夫~.  平成22年度南区特定疾患講演会,  横浜,  2011/02
4. ◎遠藤平仁,楠芳恵,村岡成,山本竜大,川合眞一,吉田秀,近藤啓文: 強皮症合併心筋障害への対応と治療に関する検討.  第14回強皮症研究会議,  東京,  2011/01
5. ◎山本竜大,遠藤平仁,川合眞一,瓜田純久: 13C酢酸呼気試験を用いた全身性強皮症の消化管病変の評価と管理.  第14回強皮症研究会議,  東京,  2011/01
6. ◎川合眞一: 診療ガイドライン・推奨(リコメンデーション)はこうして作られる.  平成22年度 医療機関、弁護士会及び裁判所の協議会,  東京,  2010/12
7. ◎川合眞一: 高齢社会における関節リウマチ-新知見と治療の組み立て方-.  第86回福岡リウマチ懇話会,  福岡,  2010/11
8. ◎遠藤平仁: 呼気試験を用いた重症腸管病変合併強皮症患者の消化吸収能評価、ワークショップ13C呼気試験の新たな展開.  JDDW2010,  横浜,  2010/10
9. ◎川合眞一: リウマチ性疾患の診断と治療の最新知見.  松山内科会例会,  松山,  2010/08
10. ◎川合眞一: 関節リウマチの最新治療.  大田区民公開講座,  東京,  2010/05
11. ◎Kemmotsu Y, Saji T, Kusunoki N, Tanaka N, Nishimura C, Ishiguro A, Kawai S: Serum adipokine profiles in kawasaki disease.  The 10th International Kawasaki Disease Symposium,  Kyoto,  2011/02
  :Corresponding Author
  :本学研究者