<<< 前 2016年度 | 2017年度 | 2018年度
 医学部 医学科 社会医学講座/公衆衛生学
 Division of Public Health, Department of Social Medicine

教授:
  長谷川 友紀(兼任)
助教:
  北澤 健文
助教:
  瀬戸 加奈子
助教:
  畠山 洋輔
■ 概要
診療ガイドラインの評価
諸外国で実施されている診療ガイドラインの質を担保する手法について調査し、AGREE日本語版の開発を行った。また、厚生労働省研究班,関連学会によって作成・公表されている診療ガイドラインの評価を行っている。
医療安全
医療機関の医療の質と安全を担保するための体制や活動およびその成果等を評価するための研究を行っている。全国の医療機関の医療従事者を対象とした調査により、日本の医療機関および医療職の医療安全文化の特徴を明らかにしたほか、数年に渡る全国の医療機関を対象とした調査により、医療安全管理体制の変遷や、その課題について明らかにした。
医師需給にかかわる研究
近年の医師不足の状況に関して実証的な研究を行った。特に、小児科、産科・婦人科の不足問題に焦点を当て、需要供給の両側面と地域偏在の観点から分析を行った。
疾病費用に関する研究
がんをはじめとする主要疾患の社会的負担に関して、疾病費用法を用いて部位別に計測し比較した。また、時系列での変化、将来予測も明らかにし、国際比較研究も行った。さらに介護を必要とする疾患に関しても、同様の推計を行った。
医療情報の標準化
IT技術の医療への導入による診療情報標準化の促進によって、医療の透明性・説明貢任・質が確保されることが期待されている。わが国でのIT技術の現状を明らかにし、医療の効率性、質との関連を明らかにした。
末期臓器不全のdisease control
末期臓器不全に対する臓器移植システム構築に関しては、医療政策、医療経済、医療倫理等公衆衛生学の種々の分野が関係する。臓器移植法の成立以降、脳死のあり方、意思表示カード等臓器提供方法についての検討、臓器提供施設の医療機能と整備状況等について研究を行い、研究成果は公衆衛生審議会検討材料として用いられるなどシステム構築に寄与した。
医療倫理学的研究
従来からの医師患者関係に属する研究に加えて,介入研究の倫理的問題に関する臨床的・公衆衛生的な研究を行っている。
うつ病とうつ状態の疫学研究
うつの症候学とその関連要因についての研究(うつ状態と動脈硬化関連指標の相互関係に関する研究など)と地域保健の実践研究(軽症うつ病に対する体操教室の効果検証のための無作為化比較試験)とを行っている。
障害者の自立と生活支援にかかわる地域保健研究
精神病状態にある高齢者を事例に,当事者と介護者双方を支える介入のあり方を検討中である。
■ Keywords
医療政策, 医療経済, 病院経営, 医療安全, 医療倫理, 診療ガイドライン, 医療情報のIT化, 臓器移植, 医師需給, 地域保健, 精神保健, 高齢者保健, 成人保健, ヘルスプロモーション, 公衆衛生学, 疫学
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















北澤 健文   助教
    5          2
 2
 
 
 
 
瀬戸 加奈子   助教
    4          
 4
 
 
 
 
畠山 洋輔   助教
  1            2
(1)
 
 
 
 
 
 0 0  0 0  0  4
(1)
 0
(0)
 0
(0)
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表














北澤 健文   助教
         2
 
 
瀬戸 加奈子   助教
         
 
 
畠山 洋輔   助教
         2
(1)
 
 
 0 0  0 0  0  4
(1)
 0
(0)
 0
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会 (  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. Gochi T, Matsumoto K, Amin R, Kitazawa T, Seto K, Hasegawa T:  Cost of illness of ischemic heart disease in Japan: a time trend and future projections.  Environmental Health and Preventive Medicine  23 (21) :21 , 2018
2. Hanaoka S, Matsumoto K, Kitazawa T, Fujita S, Seto K, Hasegawa T:  Comprehensive cost of illness of dementia in Japan: a time trend analysis based on Japanese official statistics.  International Journal for Quality in Health Care  2018 (9) :1 -7 , 2018
3. Amin R, Matsumoto K, Hosaka H, Kitazawa T, Fujita S, Seto K, Hasegawa T:  Cost of illness of leukemia in Japan - Trend analysis and future projections.  Journal of Chinesae medical association  81 :796 -802 , 2018
4. Matsumoto K, Wu Y, Kitazawa T, Fujita S, Seto K, Hasegawa T:  Cost of illness of hepatocellular carcinoma in Japan: A time trend and future projections.  PLoS One  13 (6) :1 -12 , 2018
5. Hayata E, Matsumoto , Kitazawa T, Seto K, Morita M, Hasegawa T:  Cost of illness of the obstetrical diseases in Japan: a time-trend and future projection analysis.  Toho Journal of Medicine  4 (2) :58 -65 , 2018
その他
1. 孫大輔, 三澤仁平, 牛山美穂, 畠山洋輔, 松繁卓哉:  医療者教育における「患者視点」に付随する諸課題と熟議アプローチの可能性.  保健医療社会学論集  29 (2) :74 -84 , 2019
■ 学会発表
国内学会
1. Rebeka Amin, ◎北澤健文, 藤田茂, 松本邦愛, 瀬戸加奈子, 長谷川友紀: 脳梗塞と肺炎による標準化病院死亡比の特徴 数年間の傾向に関する追跡と比較(Characteristics of Hospital Standardized Mortality Ratio of Cerebral Infarction and Pneumonia: track and compare the trend over years).  第13回医療の質・安全学会学術集会,  名古屋,  2018/11
2. ◎畠山洋輔, 藤田茂, 飯田修平, 永井庸次, 嶋森好子, 鮎澤純子, 平尾智広, 長谷川友紀: 患者安全の世界的目標と日本が果たすべき役割 専門家パネルによる医療安全の向上に向けた施策.  第13回医療の質・安全学会学術集会,  名古屋,  2018/11
3. ◎畠山洋輔, 松本邦愛, 長谷川友紀: 病院に対する信頼の検討.  第56回日本医療・病院管理学会学術総会,  福島,  2018/10
4. 平田幸輝、長濵誉佳、北澤健文、松本邦愛、長谷川友紀: 脳血管疾患の都道府県別疾病負担の算出.  第56回日本医療・病院管理学会,  郡山,  2018/10
5. ◎北澤健文, 長浜誉佳, 平田幸輝, 松本邦愛, 藤田茂, 瀬戸加奈子, 長谷川友紀: 虚血性心疾患の都道府県別社会的負担の推計.  第56回日本医療・病院管理学会学術総会,  福島,  2018/10
6. ◎松本邦愛, 藤田茂, 北澤健文, 瀬戸加奈子, 長谷川友紀: 小児科医師の需給と偏在の現状.  第20回日本医療マネジメント学会学術総会,  札幌,  2018/06
7. ◎花岡晋平, 藤田茂, 松本邦愛, 北澤健文, 瀬戸加奈子, 長谷川友紀: 精神科救急病棟における医療安全文化と精神的ストレス.  第20回日本医療マネジメント学会学術総会,  札幌,  2018/06
  :Corresponding Author
  :本学研究者