テラハラ アツロウ   Terahara Atsuro
  寺原 敦朗
   所属   東邦大学  医学部 医学科(大森病院)
   職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル JROD(Japanese Radiation Oncology Database)の取り組み
会議名 第27回電子情報研究会学術集会
学会区分 国内学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎寺原敦朗†, JASTRO データベース委員会
発表年月日 2014/09/27
開催地
(都市, 国名)
神戸
学会抄録 第 50 回日本医学放射線学会秋季臨床大会抄録集 S702-S702 2014
概要 JASTRO では,会員が所属している各施設の情報系整 備を支援するとともに,「診療の質」評価を可能にし,放射 線治療の現状把握等の学会機能を強化するために JAS- TRO症例登録事業Japanese Radiation Oncology Data- base(JROD)を開始する予定である.本事業は,厚生労 働省の「良質な医療の提供に資する情報基盤の整備」事業 に学会として申請し,平成 26 年度事業として採択され た.本年度中に登録システムを整備し,症例データ収集 を開始する.各施設には登録の負担をかけることとなる が,上記趣旨を理解の上で,可能な範囲の協力を得られ ればと考えている.
本事業は本年10月からの登録開始を予定しており, 現在準備を進めている.データベース委員会で,データ 項目の検討を行い,改訂を重ねてきた.JASTRO HP上 でその案を公開し,パブリックコメントを募集する.会 員から集まった意見も参考に最終決定した項目につい て,データの提出を求めていく.
データの提出については,ファイルメーカーで作成さ れたデータベースソフトを用意し,それを利用すること により,個人情報を削除して連結可能匿名化した後に, そのまま提出可能とする.すでに RIS 等でデータを入力 している施設では,そこから出力したデータを入力用の エクセルファイルに移すことでの提出も可能とする.
将来的には RIS ベンダーにも協力を依頼し,RIS の入 力項目を JROD に合わせていくことなどにより,各施設 が少ない負担でデータ登録が可能になるようなシステム の構築を目指して行く.