オオシロ タカシ
Ooshiro Takashi
大城 崇司 所属 東邦大学 医学部 医学科(佐倉病院) 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | MD-CT診断および鏡視下手術の導入による腹部救急疾患外科治療の成績 |
会議名 | 第110回日本外科学会定期学術集会 |
学会区分 | 国内学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎高木隆一†, 岡住慎一†, 北原知晃†, 森山彩子†, 瓜田祐†, 吉田豊†, 田中宏†, 二本柳康博, 杉下雄為, 大城崇司†, 大城充†, 木下敬弘†, 長島誠†, 加藤良二† |
発表年月日 | 2010/04/09 |
開催地 (都市, 国名) |
名古屋 |
学会抄録 | 日本外科学会雑誌 111(臨時増刊),476 2010 |
概要 | [目的]MD-CTによる診断技術向上と鏡視下手術導入による低侵襲化の成績を検討する.
[対象]2008年から2009年までにおける,MD-CT診断および鏡視下手術を施行した急性腹症症例29例 内訳:穿孔性腹膜炎2例,腸閉塞5例,虫垂炎23例.また,同時期に開腹手術を施行した穿孔性腹膜炎14例,腸閉塞16例,虫垂炎22例を比較対象として検討した. [方法]MD-CTは,東芝64列aquilionにて1mmスライスにて撮影.腎機能を考慮し,原則として造影剤を不使用とした単純CTとし,評価はMPR像冠状断およびVolume renderingによる3D像にて施行した.3D画像再構築は,腸管,血管,腹水を選択的に抽出・強調する条件を考案し判定画像とした [結論]MD-CTによる3D解析により腹腔内状態の詳細な把握が可能となり,急性腹症における正診率が向上して鏡視下手術の適応判断が容易となり,術式の低侵襲化および術後合併症の改善が示され成績向上が得られた. |