オオシロ タカシ   Ooshiro Takashi
  大城 崇司
   所属   東邦大学  医学部 医学科(佐倉病院)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発表タイトル クローン病に対する術式判定における造影MD-CTを用いた病変部質的診断の有用性
会議名 第110回日本外科学会定期学術集会
学会区分 国内学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎田中宏†, 岡住慎一†, 北原知晃†, 高木隆一†, 森山彩子†, 瓜田祐†, 吉田豊†, 二本柳康博, 杉下雄為, 大城崇司†, 大城充†, 長島誠†, 木下敬弘†, 朴英進†, 加藤良二†
発表年月日 2010/04/08
開催地
(都市, 国名)
名古屋
学会抄録 日本外科学会雑誌 111(臨時増刊),424 2010
概要 [目的]クローン病手術における術式選択に,造影MD-CTによる質的評価を応用する.[対象]クローン病切除24例[方法]撮影:64列MD-CTを用い,造影剤3ml/sec i.v delay 60secおよびガストログラフィン経口投与にて全腸管を撮影.画像再構築にてvirtual intestinographyによる狭窄部位,内径,瘻孔の有無,full scale volume renderingにて狭窄腸管壁の造影濃染度,膿瘍形成,周囲臓器との相互関係を評価した.[成績]瘻孔(14)穿孔(4)(うち膿瘍5)を正診し,開腹回腸切除(5)回盲部切除(8)右結腸切除(2)左結腸切除(3)を施行,非瘻孔6例には腹腔鏡下切除を適用した.病変部造影CT値は正常部腸管に比して有意な上昇を認めた.[結語]造影MD-CT画像再構築により,炎症部位の質的同定が可能となり,術式選択に有用であった.