オオシロ タカシ   Ooshiro Takashi
  大城 崇司
   所属   東邦大学  医学部 医学科(佐倉病院)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発表タイトル 当科での進行・再発大腸癌に対するFOLFOX療法施行症例の検討
会議名 第110回日本外科学会定期学術集会
学会区分 国内学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎大城充†, 北原知晃†, 高木隆一†, 森山彩子†, 瓜田祐† 吉田豊†, 田中宏†, 二本柳康博, 杉下雄為, 大城崇司†, 木下敬弘†, 長島誠†, 朴英進†, 岡住慎一†, 加藤良二†
発表年月日 2010/04/09
開催地
(都市, 国名)
名古屋
学会抄録 日本外科学会雑誌 111(臨時増刊),498 2010
概要 【目的】当科でのm-FOLFOX6療法施行症例の検討【対象】2006年6月から2009年8月までにm-FOLFOX6療法が施行された進行・再発大腸癌50例.評価はRECIST,有害事象はNCI-CTCに準拠【結果】男性35例女性15例年齢中央値61歳,1st.line:2nd.line以降別42例:8例,観察期間27.2月,占拠部位は右/左/直腸 16/14/20.StageIIIa(再)/IIIb(再)/IVは8/10/32,平均投与回数14回,MST 20月,5生率35.8%,奏RR60%,末梢神経障害は26例,これによるl-OHP投与中止2例.過敏反応Grade3/2が1/2【考案】当科ではOxicodon・選択的COX-2阻害薬・gabapentin・clonazepamなどの薬剤は癌性疼痛治療において非常に有用かつl-OHPによる末梢神経障害の対策としても有効であることを報告してきた.今回の検討でも末梢神経障害によるレジメン変更は50例中2例であり有害事象対策として取り入れることが可能と考える【結語】m-6FOLFOX6療法は有害事象対策を十分に行う事で投与継続が期待できる