ミズノ フヅキ   Mizuno Fuzuki
  水野 文月
   所属   東邦大学  医学部 医学科
   職種   講師
言語種別 日本語
発表タイトル 次世代シーケンサを用いた古代ゲノム - 核ゲノム解析の展望
会議名 第69回日本人類学会大会
学会区分 国内学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎水野文月, 王瀝, 黒崎久仁彦, 大橋順, 中伊津美, 植田信太郎
発表年月日 2015/10/10
開催地
(都市, 国名)
東京
概要 次世代シーケンサ(NGS)を用いた古代ゲノム分析において、現生生物を対象とする解析手法がそのまま適用可能なのは“特別な(極めて保存が良好な)試料”に対してである。しかし、発掘される古人骨試料の多くは内在性DNAの割合が0.1%以下と非常に少量である上、断片化や化学修飾を受けている。このような ”普通の古代試料” を対象としても、ミトコンドリアゲノムにおいては全塩基配列情報を多数個体から得ることが可能になった現在、さらに情報量の多い核ゲノムへとNGS解析を拡大するためには、まだ乗り越えるべき壁は多い。本発表では、様々な遺跡から出土した古人骨の核ゲノム解析の可能性を検討した結果を報告する。