オバラ ケイスケ   Obara Keisuke
  小原 圭将
   所属   東邦大学  薬学部 薬学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発表タイトル キバナオウギ葉部抽出物の血管弛緩作用とその機序に関する研究
会議名 第57回日本薬学会関東支部大会
主催者 第57回日本薬学会関東支部大会組織委員会(帝京大学薬学部)
学会区分 国内学会
発表形式 ポスター掲示
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎倉野 海†, 茅野大介†, 佐藤恭輔†, 小原圭将†, 増田秀樹, 後藤洋子, 西村 修, 田中芳夫†
発表年月日 2013/10/26
開催地
(都市, 国名)
帝京大学板橋キャンパス(板橋、東京)
学会抄録 第57回日本薬学会関東支部大会講演要旨集(P-247) 286-286
概要 【目的】キバナオウギ葉部(AML)は滋養・強壮、健康維持を目的として利用されている。今回、AML熱水抽出物の分画物を作製し、血管弛緩作用とその機序を薬理学的に検討した。
【方法】AML熱水抽出物のカラム分画により水溶出画分(AML-WSF)とエタノール溶出画分(AML-ESF)を作製し、ラット胸部大動脈標本での弛緩作用を評価した。
【結果】①AML-WSFは内皮依存性、AML-ESFは内皮非依存性の弛緩作用を示した。②AML-WSFの弛緩作用は、NO合成酵素阻害薬(L-NNA)あるいは可溶性グアニル酸シクラーゼ阻害薬(メチレンブルー)により有意に抑制された。
【考察】AML熱水抽出物中の血管弛緩作用を示す主成分がAML-WSFに含まれること、AML-WSFの内皮依存性血管弛緩作用の機序にNO-cGMP系が関与すること、が示された。