|
タケバヤシ チアキ
Takebayashi Chiaki
竹林 ちあき 所属 東邦大学 医学部 医学科(大森病院) 職種 臨床准教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発表タイトル | Pola-R-CHP療法中に大網裂孔ヘルニアを合併したDLBCLの1例 |
| 会議名 | 第704回日本内科学会関東地方会 |
| 学会区分 | 国内学会 |
| 発表形式 | 口頭 |
| 講演区分 | 一般 |
| 発表者・共同発表者 | ◎新原 純子†, 長瀬 大輔†, 吉川 愛†, 入田 博史†, 木村 祐介†, 石原 晋†, 鈴木 孝之†, 鏡哲†, 三上 哲夫†, 竹林 ちあき† |
| 発表年月日 | 2025/05/10 |
| 開催地 (都市, 国名) |
東京 |
| 開催期間 | 2025/05/10~2025/05/10 |
| 概要 | 症例 60代,女性。頸部リンパ節腫脹、心窩部痛を主訴に受診した。内視鏡検査で胃に潰瘍性病変を認め、生検にてDLBCLと診断した。また同時に頸部リンパ節生検も行い、同一の診断であった。FDG-PET上、頚部から縦隔、腸間膜内の多発性リンパ節腫脹と、同部位および胃、小腸へのFDGの異常集積を認めた。Pola-R-CHP療法を開始後、リンパ節は縮小したが、腹痛や嘔吐を繰り返した。CT上、小腸が拡張し、closed loopを呈していたため、小腸狭窄による絞扼性イレウスが疑われた。保存的治療で症状が改善しないため、開腹による小腸切除術を行った。手術時、絞扼小腸が大網に陥入し、3つのloopを形成していたことより、大網裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスと診断した。切除した小腸は狭窄し、病理学的に線維化を認めるもDLBCLは消失していた。【考察】本例は、化学療法中に大網裂孔ヘルニアを合併した非常にまれな症例である。小腸DLBCLでは、化学療法後の腸管穿孔や穿通、狭窄によるイレウスが危惧される。大網裂孔ヘルニアは非常にまれな疾患であるが、緊急手術を要するため、慎重にCT所見を読影し、外科医と速やかに連携し積極的に手術を行うべきと考えられた。 |