フセヤ ケイコ   Fuseya Keiko
  伏屋 恵子
   所属   東邦大学  医学部 医学科(大森病院)
   職種   院内助教
言語種別 日本語
発表タイトル 3歳児健診に行われたSpotTM Vision Screener検査で検出できなかった内斜視の2症例
会議名 第81回日本弱視斜視学会総会 第50回日本小児眼科学会総会 共同主催
学会区分 国内学会
発表形式 ポスター掲示
講演区分 一般
発表者・共同発表者伏屋恵子、松本 直、川上桃子、千葉絵理香、富田匡彦、功刀葉子、松村沙衣子、堀 裕一
発表年月日 2025/06/06
開催地
(都市, 国名)
ロームシアター京都
開催期間 2025/06/06~2025/06/07
概要 【諸言】近年では、3歳児健診に眼位、屈折検査が可能なSpotTM Vision Screener(SVS)が導入されている。さらに、SVS
が普及し小児科、眼科にて三歳児健診前にもSVSを施行される症例が増加している。3歳未満では遠視の弱視リスクにつ
いてはSVSでは3.0D以上、AAPOS基準では4.0D以上とされている。以前我々は、3歳児健診におけるSVSでは正常と判定
された調節性内斜視の症例を発表した。今回は3歳児健診前に施行されたSVSにて軽度の遠視のみを指摘され眼位異常
が検出されなかった症例を経験したので報告する。【症例】症例は3歳児健診前に小児科や近医眼科にてSVS検査を行っ
た2例。SVS検査の結果で眼位異常は認めず、+3.5D以下の遠視を認め紹介受診となった。診察上、近見眼位で内斜視を
認め、調節麻痺下の屈折検査で+4.5D以上の遠視を認めた。完全矯正眼鏡で正位となり、屈折性調節性内斜視と診断さ
れた。【考察】AAPOSの基準以下でも眼位異常を認める場合、治療が必要と考える。今回の症例で眼位異常が検出され
なかった原因としては1mの距離で検査するため、調節が関連する内斜視の眼位異常が検出されなかったと考える。【結
論】SVSで検出できなかった調節性内斜視の症例を経験した。SVSは簡便で感度の高い検査であるが、問診や適切な眼
位検査も併用する必要がある。