| ハシモト ユタカ
            Hashimoto Yutaka 橋本 裕 所属 東邦大学 看護学部 看護学科 職種 講師 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発表タイトル | 「看護師の専門性が活きる高齢者看護外来 -急性期病院において認知症高齢者の生活を支えるということ」 | 
| 会議名 | 第15回日本看護評価学会学術集会 | 
| 学会区分 | 国内学会 | 
| 発表形式 | 口頭 | 
| 講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) | 
| 発表者・共同発表者 | 橋本裕 | 
| 発表年月日 | 2025/09/21 | 
| 開催地 (都市, 国名) | 東京 | 
| 開催期間 | 2025/09/21~2025/09/21 | 
| 概要 | 近年、看護師の専門性を活かした「看護外来」が注目されている。看護外来は医師診療とは異なり、生活背景や個別ニーズに応じた継続的支援を提供し、特に急性期病院では退院後の地域生活を支える役割が大きい。当院では認知症高齢者を対象に、高齢者看護外来を通じて服薬管理、生活状況の把握、ADASによる認知機能の定期評価を行い、医師と連携して治療方針や生活支援に反映している。さらに家族には介護方法の助言やサービス利用の提案を行い、負担軽減や「語りの場」として機能している。事例では、アルツハイマー型認知症の80代女性と娘に対し、定期的アセスメントと共感的支援を行い、デイサービス利用につなげて在宅支援体制を整備できた。これらの実践は、看護師の専門性に基づく地域生活支援の重要性を示し、今後の課題と展望を検討する一助となる。 |