オオカワ ミズホ
Okawa Mizuho
大川 瑞穂 所属 東邦大学 医学部 医学科(大森病院) 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 当科におけるCGP検査と遺伝子プロファイルに基づく推奨治療到達率の現状 |
会議名 | 第88回日本泌尿器科学会東部総会 |
学会区分 | 国内学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎大川瑞穂†、若井未央†、主原翠†、加藤彰悟†、幸田尚也†、長濱佑佳†、岩本れい美†、星野織絵†、青木洋†、氏家真二†、三井要造†、栃木直文†、島正則、野澤英雄、中島耕一† |
発表年月日 | 2023/10/07 |
開催地 (都市, 国名) |
札幌 |
開催期間 | 2023/10/05~2023/10/07 |
概要 | 当科におけるCGP検査の現状と治療到達率について検討した。対象は、2021年3月~2023年3月に当科で施行したCGP検査60件。検査成功率はF1CDx60.8%、F1LCDx100%。検査成功例ではActionable遺伝子変異を97.5%、Druggable遺伝子変異を75%の症例に認め、推奨治療を認めた症例は72.5%。実際に遺伝子プロファイルに基づく推奨治療に到達した症例は24%。F1LCDxでは9例中8例に推奨治療を認め、5例は受け皿試験の組み入れ基準を満たすも、組織を用いた検査ではない点で受け皿試験に参加できなかった。このため組織での検査を試み、適切なアーカイブ検体がない11例に対し再生検を施行。検査成功率は、原発巣生検28.6%、転移巣生検100%と転移巣生検で検査成功率が高かった。当科における推奨治療到達率は24%と本邦の既存データと比較し高値であるが、推奨治療に到達できなかった症例の17.2%はF1CDxであれば受け皿試験に参加できた可能性があり、今後も転移巣生検等を積極的に検討したい。 |