ヤマザキ ケイスケ
Yamazaki Keisuke
山﨑 惠介 所属 東邦大学 医学部 医学科(佐倉病院) 職種 院内講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 透析患者におけるNT-proBNPとQOLの関係 |
会議名 | 第67回日本透析医学会学術集会・総会 |
学会区分 | 国内学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎山﨑恵介†, 吉田規人†, 石井信伍†, 日高 舞†, 大橋 靖†, 正井基之, 永川 修, 坂井健彦, 村上康一 |
発表年月日 | 2022/07/03 |
開催地 (都市, 国名) |
パシフィコ横浜 |
開催期間 | 2022/07/01~2022/07/03 |
概要 | 【背景と目的】慢性維持血液透析患者におけるQOL維持向上は喫緊の課題であり、心不全の重症度は患者QOLに関係しうる。今回我々は患者QOLとNT-proBNPの関係について調査した。
【方法】慢性維持血液透析患者268名を透析前NT-proBNPの4分位数で群別化し、各臨床データおよび体組成検査と比較し、KDQOL‒SF を用いアンケート調査を行った。 【結果】NT-proBNP値と糖尿病、透析歴、CRP、ECW/ICW比と正の相関を示し、NT-proBNP値高値群 [Q4群 (n=74) ≧9,300 pg/ml] は健康関連QOL全項目が高度に低下していた。 【考察】維持透析環境では栄養障害および慢性炎症は細胞内外の水分バランス異常をきたし、心負荷を増悪する可能性がある。NT-proBNP上昇は全体的な健康観を損い、患者QOLを低下させる。 |