ゴロウマル(シンカイ) ミチコ
Goromaru(Shinkai) Michiko
五郎丸(新海) 美智子 所属 東邦大学 薬学部 薬学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 学校薬剤師としての活動報告と今後の展望 |
会議名 | 第140回日本薬学会学術集会 |
学会区分 | 国内学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | 木下雅子, 五郎丸(新海)美智子, 一場秀章, 黒田潤, 清水真紀, 武藤里志, 成末憲治, 中沢克江, 石川稚佳子, 岩佐澄子 |
発表年月日 | 2020/03/28 |
開催地 (都市, 国名) |
京都, 日本 |
概要 | 学校薬剤師(学薬)は、大学を除く幼稚園、小学校、中学校、高等学校のすべての国立・公立・私立の学校に置くことが定められている非常勤の学校職員で、多くの場合、薬局をはじめ病院その他の職業に就いている薬剤師が兼任しているとされる(全国学校薬剤師調査より)。現在のところ東邦大学薬学部からは、千葉県船橋市内の公立学校の学薬として教員5名、および退職教員3名のあわせて8名が委嘱されている。1つの事業所関係者から一時に8名もの派遣が行われているのは珍しいケースといわれているが、それぞれが定期検査を行っているほか、「薬物乱用教室」・「痛み止めの使い方」・「スポーツと薬」などの講義や、複数の学薬や他の教員が協力して理科教室を催すなど、色々なことを学薬活動の一環として行っている。今回これらの活動について、内容を紹介するとともに法律に示されている学薬の具体的な業務と比較しながら、問題点や今後の展望とともに報告する。
学薬の活動を続けている中で、一定の実績だけでなく問題点が浮かび上がった。 学薬の絶対的不足、薬学教育内容との不一致、私立学校のデータ不足などにも気づくことができた。今後はこれらの問題の因子を分析する方法について検討したい。また、薬局などに勤務する他の学薬同様、我々も普段は大学の教育・研究活動に従事しながら、できる限り学薬の活動を続けることで、その経験を教育・研究活動へ還元していきたいと考えている。 |