オバラ ケイスケ
Obara Keisuke
小原 圭将 所属 東邦大学 薬学部 薬学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | エイコサペンタエン酸(EPA)とリノール酸(LA)の静脈内投与が血管収縮薬持続投与高血圧ラットの血圧に及ぼす影響 |
会議名 | 第59回日本薬学会関東支部大会 |
主催者 | 第59回日本薬学会関東支部大会組織委員会(日本大学薬学部) |
学会区分 | 国内学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎鈴木友紀子†, 湯田紗月†, 茅野大介†, 小原圭将†, 田中芳夫† |
発表年月日 | 2015/09/12 |
開催地 (都市, 国名) |
日本大学薬学部(千葉県船橋市) |
概要 | 【目的】我々は、DHA の静脈内投与が、TP 受容体を介した昇圧成分に対して顕著な降圧作用を示すことを報告した。本研究では、静脈内投与したEPA やLA が降圧作用を示す可能性を検討した。【方法】ウレタン麻酔下、血管収縮薬持続投与高血圧ラットと正常血圧ラットにEPA またはLA を静脈内投与し、血圧と心拍数への影響を評価した。【結果】EPA の静脈内投与は、U46619(TP 受容体作動薬)やノルアドレナリンで昇圧させたラット及び正常血圧ラットの血圧を有意に低下させたが、LA の静脈内投与は、有意な影響を与えなかった。【考察】EPA の静脈内投与は、血圧を低下させる可能性が示されたが、DHA のようにTP 受容体を介した血圧上昇を選択的に抑制する効果は認められなかった。但し、LA の静脈内投与が降圧作用を示さなかったことから、EPA の降圧作用はn-3 系多価不飽和脂肪酸に固有の作用を反映したものであると推察された。 |