オバラ ケイスケ
Obara Keisuke
小原 圭将 所属 東邦大学 薬学部 薬学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | アセチルコリン(ACh)によって誘発されるモルモット排尿平滑筋の収縮反応に与える各種抗うつ薬の影響 |
会議名 | 第58回日本薬学会関東支部大会 |
主催者 | 第58回日本薬学会関東支部大会組織委員会(昭和薬科大学) |
学会区分 | 国内学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎宮谷理美†, 鈴木寛子†, 小原圭将†, 川端由香†, 辻香澄†, 野村恵子†, 宇野準二†, 茅野大介†, 吉尾隆†, 田中芳夫† |
発表年月日 | 2014/10/04 |
開催地 (都市, 国名) |
昭和薬科大学(町田市、東京) |
学会抄録 | 第58回日本薬学会関東支部大会講演要旨集(K-09) |
概要 | 【目的】現在臨床使用されている抗うつ薬が排尿平滑筋標本のacetylcholine(ACh)による収縮反応に対して与える影響を検討した。【方法】Hartley系雄性モルモットから摘出した膀胱の排尿筋標本を作製し、AChの濃度反応曲線に対する各種抗うつ薬の抑制効果を評価した。【結果】三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、NaSSAは、AChによる収縮反応を競合的に抑制した。SSRIやSNRIのなかにも、高濃度を処置すると、AChの収縮反応を抑制するものが見出された。一方、Trazodone、fluvoxamine、escitalopram、milnacipranは、AChの収縮反応に対して有意な抑制効果を与えなかった。【考察】三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬のほか、NaSSAにも、抗コリン作用に起因した尿排出機能障害を引き起こす可能性があることが見出された。 |