シラガ ノブユキ
Shiraga Nobuyuki
白神 伸之 所属 東邦大学 医学部 医学科 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | パラメトリックイメージによる乳腺造影超音波の解析 |
会議名 | 第17回日本乳癌学会 |
学会区分 | 国内学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎金澤真作†, 緒方秀昭†, 馬越俊輔†, 齊藤芙美†, 大久保陽一郎†, 密田亜希†, 羽鳥努†, 三塚幸夫†, 丸山憲一†, 八鍬恒芳†, 工藤岳秀†, 安部信行†, 白神伸之†, 澁谷和俊†, 金子弘真† |
発表年月日 | 2009/07/04 |
開催地 (都市, 国名) |
東京 |
学会抄録 | 第17回日本乳癌学会学術総会 プログラム抄録集 459 2009 |
概要 | 組織学的に診断のついた硬癌、乳頭腺管癌、粘液癌および線維腺腫に施行したソナゾイド造影超音波をパラメトリックイメージで解析した。パラメトリックイメージはコンピューターソフトウェア“コミューン”が流入するソナゾイドを時間ごとに色分けして描出した画像で、術前に腫瘍の形態を観察する上で有用であると考えられる。ソナドイド注入から5秒毎に灰、赤、黄、緑、青および紫に色分けし30秒まで解析した。
粘液癌は赤、乳頭腺管癌は赤~黄、線維腺腫は黄そして硬癌は黄~緑に染められた。減衰の強い硬癌においても腫瘍内部構造や周囲への腫瘍の広がりを観察することが可能であった。またソナゾイドの流入時間は、腫瘍の組織型により異なるように思われた。 乳腺疾患の診断においてソナゾイド造影超音波は有用と考えられた。パラメトリックイメージでの解析でさらに詳細な観察が可能だった。組織型推定にも利用できる可能性があると思われた。 |