ハヤシ カリン
Hayashi Karin
林 果林 所属 東邦大学 医学部 医学科(佐倉病院) 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | パニック発作と脳波異常についての調査 |
会議名 | 第38回日本臨床神経生理学会 |
学会区分 | 国内学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎林果林†、菅さくら†、端詰勝敬†、中野弘一†、坪井康次† |
発表年月日 | 2008/11/14 |
開催地 (都市, 国名) |
神戸、日本 |
学会抄録 | 臨床神経生理学 |
概要 | 目的)パニック発作は「他とはっきり区別される強烈な恐怖感や不快感」であり、症状から記述的に診断される。症状に類似点が多いため、てんかん発作との鑑別が必要であり、最近ではcomorbidityであるとの報告が散見される。今回の調査はパニック発作を経験した患者に脳波異常が多く存在するのか、症状に違いはあるのかに関し調査した。対象と方法)東邦大学大森病院心療内科を初診したパニック発作症例の中で、研究参加に同意を得た49名(35.0±10.0歳 男性13人 女性36人)。継続的薬剤内服のない事を確認し、脳波検査と心理テストを行った。脳波判読は正常例は筆者が判読、境界例及び異常例は上級医とダブルチェックをした。結果)脳波異常は全体の22.4%と高値を示した。しかし心理テストでは有意な傾向は認めなられなかった。結語)パニック発作を有する症例は過去の報告による健常者の脳波異常に比べ多く認められた。 |