タカハシ リョウヤ   Takahashi Ryoya
  高橋 良哉
   所属   東邦大学  薬学部 薬学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル 高脂肪食の生体への影響:SAMとKKAyマウスの比較.
会議名 第52回日本薬学会関東支部会
学会区分 国内学会
発表形式 ポスター掲示
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎田中(福井)ゆか, 高橋良哉†
発表年月日 2008/10/04
開催地
(都市, 国名)
野田
概要 【目的】加齢に伴う肥満等の生活習慣病が社会問題となっている。本研究では老化促進モデルマウス(SAM)の食事に起因する老化関連疾患研究における有用性を明らかにする研究の一環として、高脂肪食が生体に与える影響を調べた。
【結果・考察】促進老化型(SAMP8)、正常老化型(SAMR1)、糖尿病モデル (KKAy)および野生型 (C57BL/6J)の4系統のマウスを用い、15%ラードをコントロール餌(CRF1)に添加した高脂肪食を約3ヶ月間与え、体重変化および各組織重量、血清パラメータについて調べた。高脂肪食による体重増加率は、4系統の中でSAMP8が最も顕著であった。肝重量増加と肝脂肪蓄積はKKAy以外にSAMP8でも認められた。しかし、血清TG値に有意な変化はなかった。血糖値はSAMP8で高脂肪食により有意に上昇したが、血中インスリン値の変化はKKAy以外の他のマウスとほぼ同じであった。現在、SAMP8に対する高脂肪食の影響を更に詳細に調べている。