アリタ ミチツネ   Arita Michitsune
  有田 通恒
   所属   東邦大学  医学部 医学科
   職種   助教
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 分子標的薬の基礎:DNAミスマッチ修復
掲載誌名 正式名:産科と婦人科
ISSNコード:03869792
掲載区分国内
出版社 診断と治療社
巻・号・頁 87(10),17-21頁
著者・共著者 有田 通恒, 渡部 洋
担当区分 筆頭著者,責任著者
発行年月 2020/10/01
概要 DNAミスマッチ修復 (DNA mismatch repair: MMR) 機構はDNA複製時のミスマッチや挿入・欠失ループを修復する修復する。従って、その破綻は遺伝子変異の蓄積を介して発がんに関与する。挿入・欠失ループは1~数塩基の配列が繰り返すマイクロサテライト領域に生じやすいため、MMR異常はマイクロサテライト不安定性として検出できる。近年、免疫チェックポイント阻害薬が高頻度なマイクロサテライト不安定性を有するがんに奏効することが示され、MMR研究は新たな局面を迎えている。