イシダ マサヒロ
Ishida Masahiro
石田 政弘 所属 東邦大学 医学部 医学科(大橋病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 漿液性網膜剥離と脈絡膜肥厚が初発所見であった肺腺癌脈絡膜転移の1例 |
掲載誌名 | 正式名:臨床眼科 ISSNコード:03705579 |
出版社 | (株)医学書院 |
巻・号・頁 | 73(5),567-571頁 |
著者・共著者 | 宇井 理人,石田 政弘,小川 旬子,川北 哲也,今村 裕 |
発行年月 | 2019/05 |
概要 | <文献概要>目的:軽度の脈絡膜肥厚と漿液性網膜剥離から肺腺癌脈絡膜転移の診断に至った1例を報告する。対象と方法:63歳,男性。肺腺癌で治療中。受診2日前からの左眼視力低下を主訴に初診した。視力右(1.2),左(0.9),OCTでは左眼に脈絡膜肥厚および黄斑部漿液性網膜剥離を認めた。MRI検査では眼転移を示す所見はなかったが,フルオレセイン蛍光眼底造影で左眼乳頭周囲に顆粒状の過蛍光,インドシアニングリーン(ICG)蛍光眼底検査で低蛍光領域を認めた。4ヵ月後の時点でICG低蛍光領域の増大を認め,転移性脈絡膜腫瘍と診断した。結論:転移性脈絡膜腫瘍の所見として,脈絡膜肥厚も念頭に置く必要がある。 |