イシダ マサヒロ
Ishida Masahiro
石田 政弘 所属 東邦大学 医学部 医学科(大橋病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 駆逐性出血眼に対する硝子体手術成績 |
掲載誌名 | 正式名:日本眼科学会雑誌 ISSNコード:00290203 |
巻・号・頁 | 104(4),237-241頁 |
著者・共著者 | 石田 政弘,竹内 忍 |
発行年月 | 2000/04 |
概要 | 対象は,駆逐性出血眼12例12眼で,駆逐性出血の原因となった術式は,水晶体嚢外摘出術が4眼,水晶体超音波乳化吸引術が2眼,線維柱帯切除術が4眼,硝子体手術が2眼であった.術後観察期間は6〜37ヵ月(平均21.0ヵ月)であった.初回手術で12眼中6眼,最終的に9眼に復位を得た.復位できなかった3眼は眼球癆となり,光覚を失った.復位した例の術後最終視力は,0.1以上(0.1〜0.3)が4眼,0.01〜0.09が4眼,光覚(-)が1眼であった.12眼中東邦大学佐倉病院眼科で駆逐性出血が発生したのは3眼で,手術件数に対する割合は,白内障手術が0%,線維柱帯切除術が0.57%,硝子体手術が0.09%であった.駆逐性出血眼に対する硝子体手術は比較的良好な結果を得ることができ,積極的に行うべきと考えられた |