イシダ マサヒロ
Ishida Masahiro
石田 政弘 所属 東邦大学 医学部 医学科(大橋病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 増殖性硝子体網膜症を伴う黄斑円孔網膜剥離の手術成績 |
掲載誌名 | 正式名:日本眼科学会雑誌 ISSNコード:00290203 |
巻・号・頁 | 102(9),583-586頁 |
著者・共著者 | 鶴岡 三恵子,三田村 佳典,中原 正彰,石田 政弘,塚原 逸朗,葛西 浩,山本 修一,竹内 忍 |
発行年月 | 1998/09 |
概要 | 増殖性硝子体網膜症(PVR)を伴う黄斑円孔網膜剥離の硝子体手術成績を検討した.対象は,1991年9月〜1997年2月迄に硝子体手術を施行したgrade C以上のPVRを伴う黄斑円孔網膜剥離13例13眼である.初回手術では復位が6眼と不良であった.最終的に12眼で復位を得た.初回手術による復位率は,後部ぶどう腫のある症例では不良な傾向がみられた.また,初回手術において黄斑円孔に対して赤道部輪状締結術や黄斑バックル等の積極的な処置を行わなかった症例や,医原性裂孔を生じた症例の復位成績は不良であった.初回手術の復位率を向上させるには,可及的な硝子体切除,増殖組織の完全な除去と医原性裂孔の回避だけでなく,黄斑円孔に対する適切なバックルの設置が必要であり,医原性裂孔を生じた場合は裂孔に対する徹底したバックル処置が必要と考える |