ウスイ マサミ
Usui Masami
臼井 雅美 所属 東邦大学 健康科学部 看護学科 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | テキストマイニングからみえる「親」研究の特徴 医学中央雑誌医学用語シソーラスを用いた過去10年間の分析 |
掲載誌名 | 正式名:北里大学看護学誌 略 称:北里看誌 ISSNコード:0918-8398 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 北里大学看護学部 |
巻・号・頁 | 19(1),22-31頁 |
著者・共著者 | 臼井 雅美, 島袋 香子 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2017/03 |
概要 | 医学中央雑誌医学用語シソーラスについて2006年から2015年の分析を行い、テキストマイニングから見える親研究の研究動向やシソーラス体系の構造化という特徴を明らかにした。医学中央雑誌への文献アクセスは2016年7月に行った。検索語を「親」とし、ヒトに限定した原著論文を検索し、「子」のみ焦点を当てた調査研究などを除外し、4048件を基礎データとした。分析の結果、親研究の動向においては「母」の「育児」に関する「質問紙法」による調査が圧倒的に多く、研究方法では「半構成的面接」が増加傾向にあったが、介入研究などは抽出されなかった。ことばの共起関係においては、10年間を二分すると前半期は母親を中心とした育児における不安や心理的ストレスなど母子関係に関するものが共起しており、後半期は父親や両親とその対象が広がっていることが明らかになった。今後、父親を含めた両親に対する介入研究や育児期以降の親研究などの必要性が示唆された。 |
文献番号 | R725060003 |