シブカワ ケンイチ
Shibukawa Kenichi
澁川 賢一 所属 東邦大学 理学部 教養科 職種 准教授 |
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論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 「サッカー選手の反転能力についての測定の試み‐1対1 におけるディフェンダーの反転動作について‐」 |
掲載誌名 | 正式名:サッカー医・科学研究 |
巻・号・頁 | 22,78-80頁 |
著者・共著者 | 澁川賢一, 山本利春, 小粥智浩, 湯田一弘 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2002/12 |
概要 | サッカーにおける1対1の状況に頻発する後方への反転動作に着目し、反転動作を評するためのパフォーマンステストを開発し、大学サッカー選手31 名を対象に測定を行い、その検証を行った。被験者は、正対した光刺激ランプに対して45 度に構えた姿勢から、45 度後方、5m の距離に設置されたマットスイッチまでを全力で走り、その移動時間を計測した。右後方、左後方それぞれ右回りと左回りの4方向をそれぞれ3 回ずつ測定し、その平均値を反転能力値とした。また、直線疾走速度(5m、30m走)、利き足、ポジションとの関連性も検討した。反転能力値の最小と最大を距離に換算すると、75 ㎝の差があることが明らかとなった。また反転動作の個人内差異を距離に換算すると、最大で50 ㎝の差がみられた。ポジション間比較ではMF がFW に比べて反転能力値が有意に優れていた。直線疾走速度と利き脚は、反転能力値との有意な相関関係はみられなかった。 |